バナナの小屋

バナナの小屋

07/11/29 らぐたいむA2

Love in City~札幌/鈴木トオル・A2





まちに待ってた、アルバムが出た後のライヴです。

「らぐたいむ」でのライヴは5回目ですが、季節が冬ってのは はじめてで、

ここは札幌、北国の11月末は冬です。

この店はビルの地下で、はじまるまで待ってる階段が とても寒そうな所なので、

今回は、あまり早くから行かないで・・・と思っていたのだけど、

それでも1時間ちょっと前に行ってまってました。


中から聴こえてくるリハの音に この曲も演るのね嬉しい^^、

なんぞと思いながら会場の時間を待ってました。


ドアには 小さな丸いまどがあるのですが、時々覗いたりして・・・

ごめんなさいトオルさん、今回も誘惑に負けて 覗き見をしてしまいました。

お行儀の悪いね、エレガントじゃない行動でしたね。

でも、どうしても見たいんだもん。。。


そうこうしているうちに 時間になって お店の中へ

待っている間 ちょっと寒かったので、ホットコーヒーを注文しました。


お店の中には、いつもと違って トオルさんも 江口さんもいまして

江口さんのブログにも書いてましたが、江口さんは腰をいたそうにしてました。




一部


時間になって、お二人がステージへ

チューニングしてから、「よろしくお付き合いください」と

はじめの曲は、

空中庭園

ウフフ、この曲 大好き。

トオルさんの楽しそうに歌う姿をみて 私もご機嫌。

曲が終わり、

ありがとう。

今日はですね、ゆる~~い感じで やって行こうと思ってます。

実はね、昨日たいへんな事があったんですよ。

昨日は旭川でのライヴで 雪が沢山ふって、

ツルツル路面の横断歩道で江口が転びました。


と、江口さんが 

さっきまで 大丈夫だったのだけど、

クシャミをした途端に、ビチーツ!っとききてね。

でもね、トオル君は 本当 優しいですわ。

荷物は持ってくれるしね・・・女だったら こういう人と・・・


と言ってましたが、江口さん 今日はいらしてないけど 相手が違うのでは?

車が横すべりするほどのツルツル路面だったらしいのですが、

あるんですよ、そういう路面状況の時が。


そういう時には、体重を前の方にかけて 小さい歩幅のすり足で ヨチヨチ歩くといいのですが、

男の人はそんな事しないよね。

でも冬道は底が皮の靴は危険です、スニーカーとかゴム底の靴がいいですよ。

トオルさんは、底のみぞの深い靴を履いてたと思う。


曲はすすんでゆきます。

22年前の奇跡的な曲を




シャイニン・オン~君が哀しい

トオルさん、ゆる~い感じで・・・と言ってましたが、

昨日の「おんどこ」の時にもまさる迫力で、心にガンガンきました。


それにしても、一番前の席に座った私なのですが、

いつも思うけど、トオルさんまでの距離が近い!でも一番前がいいのだけど、

近すぎて 顔を見ることが出来ない。

なので、ギターを弾く手とかを見てました、手相まで見えちゃった。 

見るつもりじゃなくても、虫歯の治療のあとまでも。。。


曲が終って

 ありがとうございます 

と、ニコニコ 私もニコニコだわん。

この曲は色んな意味で奇跡的な曲でして、

まず、この曲は当時リーダーだった千沢が 生まれて初めて作って曲で、

生まれてはじめて作った曲が ヒット曲になり、

しかも、歌い手ではなかったギターリスト鈴木トオルが はじめて歌った歌でして、

22年間 歌ってこれたのも、この曲があったおかげだとおもいます。


それと、奇跡的なギタリストが ここにいまして

なかなか、21年間もずっと 一緒に演ってる人は いないですよ

これから江口のことを 奇跡的なギタリストと呼ぼうかな?


と、江口さんが

 ありがとうございます

といったものの、腰の痛みで 普段よりいい姿勢で背筋をのばしたの江口さん。

腰が痛くて同じ姿勢のまま動かない・・というより動けない。

で、トオルさんが

固まってるね~ 

と言ったのだけど、

江口さんは、いつもより 音が良く聞こえると言ってました。

何故だろうね?って話から、江口さんが

 いつも、酒飲んで、夜更かしして、いい加減な生活して・・・

当たり前の事が ありがたい。

トオルさんの声がありがたい。


と、江口さん。

トオルさんは、「酒飲んで、夜更かしして、いい加減な生活をしてても

江口は奇跡的なギターリストですよ」って。


で、次の曲はカバーの曲をと 2曲続けて

ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド

落ち葉のコンチェルト


今日ね、また路面電車にのりましたよ。

路面電車に乗ると30分もかかるんだけど、好きなので乗りました。 


あれ?路面電車って終点まで行っても40~50分くらいだと思うのですが、

随分と乗ってたのね。。。


丁度、ホテルを出たのが4時位で、少ししたら、あたりが暗くなってきました。

やっぱり札幌は、東京より ちょっと早いね。

前にも言ったけど 僕は夕暮れ時が大好きで 外の景色を見ていて

この曲を思い出し、自分の中で ホロッとなってしまったのね。


昨日なんかも、札幌から旭川に電車で行ったのだけど

砂川を越えたあたりから 雪が降ってきて

LOOKの頃に、旭川に行く予定が 雪のせいで飛行機が札幌に降り

札幌から旭川に電車に乗って移動中、その頃流行っていたワムを聴いてたのね。

知ってる?ジョージ・マイケル・トミオカって、トミオカはいらないけどね


丁度 砂川あたりの雪景色の時に、ラストクリスマスがになり

泣いてしまったんだよね 


と、江口さんが ラストクリスマスを弾きだして・・・

その曲 演ろうか? 

という事になり、一曲 増えちゃったの嬉しい(^_^)


ラストクリスマス


この曲は 色んなアレンジが出来て面白い曲だけど

1年中は出来ないとこが みそなんだよね。


季節は秋から冬へという事で

今度は 冬の曲をやりたいと思います


北へ

イントロを聴いただけで、涙が出てしまいそう。

景色が見えてくる曲だよね。

歌を聴きながら、もっと耳や感覚でこの曲を聴きたい・・・と目をつぶってしまったけど、

やっぱり、トオルさんの顔も見たい!と、目を開けたり閉じたりしてました。


悲しい歌、涙を流してばかりじゃなく 前向きだったりすると 余計に悲しいと感じる、、、

そう思うのは、私だけじゃないよね。

ホロホロホロ・・・


二部の最後の曲ですと、

夜を泳いで

この曲を、私は何故か夏の歌だと思ってたけど、

そんな歌詞 出てこないのね、

都会の夜って事は想像できるけど。


泳ぐ=夏 って、何とも想像力のない私かもしれない。

力のはいった歌い方、のってました~♪

トオルさん楽しそうで、私もニコニコの伝染病だよ~ん。



これで休憩に、、、二部でと続くが 江口さん腰痛そうでした。



Love in City~札幌/鈴木トオル・A2 NO2

休憩に入るとき、江口さんは腰を押さえ 立ち上がるのがいたそうでしたが

何とか立ち上がり しばし休憩に。

江口さん特製ステージドリンクは、今日はひかえめらしく2杯だそうです。

客席の後ろを見ると 男性が多い。それにキレイどころも・・・

今日はいつもとは違う お客さんが多いのかな? な~んて 勝手に思ってました

二部

休憩が終わり お二人はステージへ、、、

細心の注意をはらい 椅子に腰掛ける江口さん。

チューニングを終えて 

二部もよろしくお付き合いください  と、トオルさんが

グローリー

のイントロが 軽快にはじまりました。

聴いていて あれ? 江口さんのハモリ 昨日よりかなりいい感じ!? 

などと失礼な事を感じたのだけど、

確実に今日は、ギターもハモリも かなりいい感じだったと思った私でした。

トオルさんも ノリノリで こぶしを振り上げて・・・ と、メモしていたのだが、

振り上げてはないが 最後のコーラスの部分、

声のこぶしと手のこぶしが いい感じだった 

この曲は、前回に来た時もやっていて 

耳なじんでいる人もいると思いますが、

「組曲icon」の中では 開いてる感じの曲です。

前回の「ゆびきり」は、ストイックな世界のアルバムで

CDジャケットの写真も白黒だったり、

三人衆の写真もストイックな感じで撮ったんだけど、、、

そうか、あの写真はストイックな感じで撮ったんだ。。。

普段と違う顔つきの写真(特に江口さんと誠さん)、緊張し過ぎてるのかと思っちゃって 

ニタ~ッとなってしまった私は失礼だったかも。

今回のiconは、前回よりも 開いてる感じにしようと

作ったアルバムです。

二部は、そのアルバムの中から少しやっていこうとおもいます。

次は、スローな曲の代表的な曲を、

乾いた手

アルバムを買ってから、何度も聴いたのだけど

終わった恋を 思い出している歌。

男の手は ぬれていて  女の手は乾いてるんだね。

緊張したりすると 手に汗をかく

そして、女の手は乾いてるのね。

男の人の方が 悲しみを多く知ってるかもしれないね。

曲が終って、「乾いた手」とか他の曲の説明 松下誠さんが天才だ!

みたいなお話、凝ってる曲が多い事などをしてました。

 開いてる曲とか ストイックとかって言葉

私にはよく理解出来なかったのだけど

icon の方が 難しそうな曲が多く 聴きなれないようなコード進行のものもあるなぁ

そんな風に思ってました。

特に次の曲

次は、江口にとって試練の曲

と、江口さんが

さっきのもそうだよ  と、ポソリ。

そうか、前回にライヴの時に  icon を演奏する予定の次回のライヴの前には、

ギタリスト 養成ギブス が必要だと言ってたのは、こういう事だったのね。

次は、ちょっとクラシカルな曲です

Party
CDで聴いていて、何とも悲しすぎるうた。

詩の内容が、自分の思いとも重なったりもする。

自分が 諦めた夢なんかも 出てきて 切なすぎる

でも、生で聴けばちょっと違う?と 思ったのだけど、

生でも 切なく悲しすぎる曲でした。

トオルさんの言う 開いてる曲っていうのは、心の中からはき出してるっていう意味なのかな?

最近、徳永君が カヴァー曲を出していて

僕が前に出した (ちなみに1994年) カヴァーアルバムに入ってる曲と

かぶってる曲も 多いのね

ファンの人にすれば、色々と意見もあるみたいですが、

日本は、あまり楽曲を大事にしないというか、

いわゆるスタンダートな名曲が少ないと思うので どうしてもダブちゃう事があるよね。

だから、徳永君の事は 音楽をやってる今の若い人たちにも 

いい影響があるのじゃないのかな?と、思い「アッパレ」と思ってるんだけどね。

みたいなことを言ってました。

ここで、LOOK時代の話やら、

一人でやってる良さ、二人でやってる良さ のお話、

その場で、または、ほんのちょっとした打ち合わせで 

昨日とは違う音楽にできるって 江口さんの事を褒め殺しです。

それから、10月20日広島のライヴの時、トオルさんは誕生日でしたね。

ライヴの後に写真を撮ったりしていたら、

ファンの人に「トオルさんエステにいってるでしょ?」と言われたとか

「その髪の毛は地毛ですか?」と言われたって事などを話してました。

江口さん  実際ね、地毛じゃない人も沢山いますからね。

僕がここで名前を公表する事は出来ませんけどね

江口さんが、そういうと、妙にリアルだわん~と思ったのは私だけ?

「でもね、髪の毛があるって事は素晴らしい事ですよ、

白髪でもあれば、染めればいい。 でも無いとね何も出来ない」と

と、話は続いてたのですが

江口さんは、話してる方が腰が痛いと言ってました。

「さっきのコーラスの時は 脂汗もんで ・・・」

え?そうだったんだ、今まで聴いた中で 一番良かった と私は思いましたが

体調が万全の時よりいい結果が出る事、スポーツでもあるよね、

と、腰の話に話はうつり「明日、絶対に医者に行きますわ」って

やっぱりかなり痛かったんですね。

そして、またまた転んだ時に話になり、

トオルさんは転んだ江口さんを起こそうと思ったけど、自分も転びそうなので・・・

(無理だと思うよ、江口さん大きいもん)

横断歩道の真ん中で、しばし痛みに耐えていたらしいのですが

「よく車にひかれなかったよね」と言ってましたが、

ツルツル路面の時は、車も滑るので 徐行してるし 冬の道ではよくある事です。

話が長くなりましたが、カヴァー曲



For you
この前、NHKで ご本人が歌う For you を聞きましたが、

トオルさんは、サビの部分が情熱的で「ご本人よりいいかも」とメモしてあったわん。

For youは、シャンソンのような曲だよねって話から、

ここで、事務所の先輩 高橋真梨子さんのお話やらなにやらを

人生というのは、選ぶ道もあるけど 与えられる道っていうのもあって

その与えられた道も 考え方しだいで 色んな風に変わってゆく。。。

そんな事も、考えながら聴いてもらえればと、

パラレル

今日は、リハの後いつもの控え室(居酒屋さん)に 行かず

ずっと二人でお店の中にいたのですが、

今日は、そのお店のかたが お客さんとして来てたようです。

このライブハウスのマスターの話やら、

人と人とのつながりを大切にしながら 歌っていきたいってお話をして

最後の曲に

小説家になりたかった


最後の曲が終わったのですが、江口さん立ち上がれず

トオルさんだけ はけて 

アンコールの拍手がなりやまず(笑)トオルさんの登場です。

アンコール

色んなハプニングがあって、、、の話から、

LOOKの時のはじめてのツアーの最後の日、

忘れもしません「ぬまずくわずの沼津で」上につるしてあった

LOOKの文字が、落ちてきて トオルさんを直撃!

救急車で運ばれた話をしてました。

今も、手に 骨折のあとが残ってるそうです。

話が長くなりましたが、と言いながら

どこのライヴでも 最近話してるという、ユニセフのお話をしてから、

childhood 

生で聴くと 風景が浮んでくるね。

この歌、クリスマスといいう歌詞が入ってるけど 

季節に関係なく歌って欲しい歌だなって思いました。

色んな意味で、同じ地球に住んでる友たちを忘れないために。

次の曲は、ちょっとスローなテンポで

冬のステーション

見上げてごらん夜の星を

最後に

「ありがとうございました」

と大きな声で、今日はこれでおしまい。

江口さんはきっと 辛かったのだと思うけれど、

この日の江口さんもトオルさんも とてもステキでした。

こちらこそ、ありがとうです。

ライブレポ、一日分だけで何日もかかってしまった。

トオルさんの話しの内容は、私のメモに 薄れゆく記憶をプラスしたので

正確な内容ではないと思いますが、ご勘弁を!



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