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1回目の心カテ



12月28日の午前8時からのカテーテル検査が決まった。

転院してから2週間、数回しか面会に行けなかった。
搾った母乳を少量届けて(ほとんど出なかった)、沐浴をして抱っこしてだいたい3時間くらいの面会。
手や足に点滴がついていても元気なゆうな。
行くたびに写真をいっぱい撮って幸せな時間を過ごした。

12月25日にカテーテル検査の説明を受けて、怖い検査だなぁ大丈夫かなぁと不安になった。
検査の同意書にサインする。
手術するために必要な検査だからしょうがないよね。

検査当日の朝7時半頃、病院に行き処置の終わったゆうなを抱っこして検査室まで行った。
検査室で看護師さんにゆうなを渡すと、まだ麻酔が効いてないから泣く。私も泣きそう。
後はひたすら病棟前の面会スペースで待った。
午前11時半、検査が終わって病棟に戻ってくる。

まもなく見た事ない医師から検査結果の説明を受けた。
後で看護師さんに聞いたらすごくエライ大学教授で、普段は病棟には来ないで外来だけ見てる先生だった。

・ 現在は動脈管を拡張する薬を使っている。動脈管で大動脈から肺動脈に血流が保たれている
・ 動脈管に依存しない状態にするために人工血管を入れる手術をする
・ 右心室が小さく圧力も高いので解剖学的根治術は難しい
・ 最終的には機能的根治術を目指す→フォンタンの手術を行う

正常な心臓の状態にはできないって聞いてすごく胸が苦しくなった
2~3回の手術が必要で、全員がフォンタンまで進めるとは限らない
それまでは手術をすれば良くなる、普通の生活が出来るって聞いてたから、ショックだった。
手術できないかもしれないんだ。
体の中の血管の育ち具合とか圧とか誰にもわからないこと
でもうまく育つのを信じて、暮らしていくしかない
人工血管(シャント)を入れる手術よりも、初めて聞いた「フォンタン」の手術が気になってしまった

午後になってゆうなと面会
手や足をひもで固定されて寝てる。薬が効いてボーっとしているのか目がうつろ。
もちろん抱っこも出来ないし、ただ頭をなでていた。

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