Beautiful Box

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February 24, 2005
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今日は母親の誕生日。
授業を終え、花束を買い、電車で帰宅。

花束は母親の好きなフリージア14本。
本当は40本買ってあげたかった。(母は今回で40才になる)
でも予算的に無理なので14本。
フォーティーン。
カタカナで書いたら同じでしょ?^^


花束を母はとても喜んでくれた。
でも、それ以上にあたしの帰宅に喜んでいた。


「明日あたし帰るわぁ」
って言ったときの母親のやり過ぎだろって思うくらいの嬉しそうな声。

意外にも、父親までもあたしの帰宅を喜んでくれた。
「今日何時に帰ってくるの?」
と電話したとき、
「帰ってきてらんだが?」
って嬉しそうに言うんだ。
「じゃあ今から帰る」なんて珍しいこと言っちゃって。
いつも仕事で10時前に帰ってくることなんてほとんどないのに。

親の大切さは離れて初めて分かるなんてよくいうけれど、
本当にそうだと思う。

子供がいなくなって、気付くこともあるんじゃないかな?
いずれにしてもある程度の距離はどんな関係においても必要だとあたしは思う。


母親の誕生日は家で祝った。
帰りが遅かったため適当に寿司とホルモンとつまみを買い、ビールで乾杯した。
父親が白ワインを買ってきたが、ほとんど自分であけていた。





やっぱりあたしにとっての20才が特別であるように、母親にとっての40才も何か特別な意味を持つのだと思う。

友達からは「お母さん若くていいね」と言われる。
その度に少し嬉しいのは事実だった。
ただ、若い分だけ、お母さんらしさはなかった。
幼稚園の頃は他のお母さんがうらやましかった。

でも今は、あの母親で良かったと思う。
いや、あの母親が良い。

本人にも言ったが、
決して『良い母親』ではない。
感情的になりすぎるし、お金の管理も苦手だ。

でも『いい女』であるとあたしは思う。
女であることを自覚し、ファッションや料理を楽しむ。
明るく口は達者だが、よく気が利く。


「良いところは真似しなさい。でも嫌なところは直しなさい。お母さんは完璧じゃないから全部真似しなくていいの。
あたしの嫌なところは真似しないで。」

そう言われて育ってきた。

はい。
思う存分あなたから学ばさせて頂きます。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

そうそう、すっごい大事なこと書き忘れた!!!

母親の誕生日で帰ったあたしは、あろう事か逆に母親から思いがけないプレゼントを貰った。

『すみすと』

聞いたことがあるだろうか?
たぶんたいていの人はないと思う。


炭のオブジェクト(壺や川のようなもの)から青や赤の光と共に、白い霧が滝のように流れてくるのである。


昔母親と一緒にそれを見に行ったことがあった。
世間は本当に狭い物で、それを作っている人は同じクラスの友達のお父さんだった。

初めて見たあたしと母親は本当に感激した。
ずっと見ていても飽きなかった。
幻想的で、神秘的なその流れる霧は静かにあたしを圧倒した。

実際、値段も張った。
本当に小さいものでも7000円はした。
だから仕事について給料をもらったら買おうと決めた。
店の人にも母親にも宣言した。

それを母親は覚えていた。

去年の誕生日、あたしの誕生日プレゼントは本だった。
それからスクーターを春に買って貰う予定だった。
あたしはそれで十分だった。

でも母親は満足できなかったらしい。
あたしが帰ってくると聞いたその日、突然思いつき「娘の誕生日プレゼントに1万円ですみすとを用意して欲しい」と工房に電話した。

母親にそれを教えられたとき、あたしは本当に嬉しかった。
予想外の出来事は、嬉しさを何倍にもする。

母親もあたしも小さなものを想像していた。
母親も直接見て注文したわけではなかったから、どんな物が来るのかドキドキしていた。


その工房の奥さんと娘さんが経営する喫茶店で待ち合わせをした。
もちろんそこにはすみすとがたくさんあった。
これと同じ物が手にはいると思うと自然と顔がほころんだ。

ふと手にしたチラシにすみすとの価格が明記されていた。
ネット価格84,000円。当店価格40,000円。
中には十数万するものも多々あった。
どうしてネットと当店とでこんなに違うんだろうなんて思いながら、でも高いんだなぁとしみじみ思った。

だからあたしと母親が想像していたのは、手のリサイズの小さなものだった。


が。



届けられたそれは、大きな段ボールに入っていた。
時間もなかったのでお礼をいい、中を見ずに家に帰った。

家に帰ってあけて見て、二人で思わず叫んだ。
「えぇ!こんなに大きいよXX!!」
「絶対こんな立派なの一万円じゃ買えないって!」

そこにあったのは、大きなお皿に壺のような形をしたオブジェクトで、それはあたしがチラシで84,000円で見た物とよく似ていた。

本当に嬉しかった。
そのプレゼント自体にも、値段の以上のものが届いたことにも、そして友達のお父さんの気持ちも、すべて嬉しかった。
まず、喫茶店に電話した。
工房にも電話した。
最後に家に電話して、直接お礼を伝えた。
伝えたかった。


プレゼントは嬉しい。
物が手にはいることじゃなく、その人の気持ちが嬉しい。

今それはあたしの部屋に飾ってある。
今度このページに写真を載せるね。
本当にキレイなんだ。
今度部屋に見においでよ♪
きっとみんな気に入ると思うよ。


誕生日を祝いに行ったのに、逆にあたしが祝われてしまった。


いつか、大きな滝のすみすとを母親に贈ろうと思う。









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Last updated  February 27, 2005 11:56:28 AM
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ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
jam0129 @ Re:マジで!?。。。。。泣(03/31) tommy1231さん >>jamさん > >そん…
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