今日までそして明日から~明日に向かって走れ

2024.09.03
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カテゴリ: パソコン・PC




​なぜ新しいOutlookなのか ​​

Windows10メールが2025年10月のWindows10サポート終了に伴い廃止されます。



    • メールの認証方式がOAuthからOAuth 2.0という「認可プロトコル」に変わります(2022年10月から移行されています)、これに伴い先進認証に対応していないOutlook2019以前の「Outlook classic」はまもなく使えなくなります。



よってほとんどのOutlookユーザーは


    • 新しいOutlookへの移行

    • Mozilla Thunderbirdなど他のメールアプリ


への移行を余儀なくされます
※Outlook2021、Outlook for Microsoft365(サブスクリクション)は当分のあいだ(現在のリリースでは2029年)ま移行は不要です


新しいOutlookへの移行 ​​


現在アプリの右上に「新しいOutlookを試す」のトグルスイッチが出ていると思います。



ただしこれをオンにしてスムーズに移行できるのはドメインが@outlook.com(hotmailアドレス)等Microsoftが発行したExchange形式に対応したアカウントのみです。Gmailはアプリ移行後に受信トレイをクリックするとGoogle側での認証画面が出るのでGoogleの認証をするだけです。

しかし他のアカウントは基本的に自動移行されないのでアカウント設定をし直す必要があります。
※契約されているプロバイダのHPで新しいOutlookへの対応を確認してください。
※HPで確認できなければ、プロバイダのサポートに問い合わせてください。Microsoft側では数多あるプロバイダ(特に日本のCATV事業者、地方公共団体が運営しているサービスなど)の情報までの補足は不可能です。

そこで、日本の最大CATV事業者であろう「JCOM」でPOPアカウントの設定をしてみました。

アプリを起動して右上の歯車(設定)をクリックします。




​アカウントの追加をクリックします ​​


メールアドレスを入力して「続行」右の画面になったら「おすすめの設定をを使用する」をオフにしてから「プロバイダーを選択」をクリック。
​​ ※これはプロバイダアドレスを入れると自動的にIMAPになってしまうのでPOP設定に必要な作業です。 ​​


「POP」をクリックして、右画面に遷移したら「POPになっているのを確認しておすすめの設定を利用するをオン
「パスワードはプロバイダとの契約パスワード」入力して「続行」
​※パスワードの問題はあなたとプロバイダの契約上の問題​

そして最後に成功の画面がでたら完了をクリックして終了。



​これで終了です。​

今回の事は今後の「電子メールのあり方」をビジネス利用者は別にして大きく見直す機会になると思います。
今までPCを購入すると「Microsoft Office」が プレインストール されておりそこにOutlookが付いている→ ​これが大きな勘違いですプレインストールはタダでなく、PC本体にOffice製品の価格が上乗せされているだけです。ExcelやWordを使わない人にはプレインストールはおせっかいな製品です。​

またOutlookという名前に惑わされがちですが、Outlookはメールアプリではなく個人情報管理(Personal Information Manager)ソフトです。多くの人は必要もないのにOutlookを使っているのです。
​Windows95や98のころプレインストールされていたOutlook ExpressとOutlookは別物です。​

メールだけに使っている方はこれを機に見直しませんか?


    1. 加入しているプロバイダメールであれば「プロバイダWebメール」を使う→会社によってはスマホ用のアプリも提供しており(So-netなど)同じメールが同期できます(POPメールは同期ができないのが一番の特徴)

    1. Thunderbirdなどのメール機能に特化したアプリを探す。

    1. Microsoftに愛着がある方のみ「新しいOutlook」に移行する。




Excel(表計算)Word(文書作成)のアプリは家計簿管理・お知らせ文書作成であれば無料で使えるWeb版があるし、なんちゃってOfficeもいっぱいあります。
ExcelやWordは他人とデータ共有したりしない限りほとんどの方は「いらないアプリ」です。
年賀状も専用アプリがたくさんあります(年賀状しまいの人、出さない人も多いでしょう)

Officeを積極的に使ってほしい方は「学生さん」です。これからのビジネスシーンでもまだまだOffice製品の重要度は高いままでしょう。
​また、 大学であればMicrosoft 365 Education を在学中付与するところがほとんどですので プレインストールPCを購入する意味はありません (進学時にしっかり確かめる)公立高校は無理ですが私立であれば同じように提供されていることがあります。​
​小・中学生でタブレット貸与や支給がされている学校はMobile版OfficeやGoogle Workspace for Education(AndroidやChromeBook
の場合)が導入されています。​​​​





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最終更新日  2024.09.03 19:13:12
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