巨頭星団クラブ

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2004年06月12日
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季節はずれの台風が次々に日本を襲い、なにやら不吉な前兆を感じたりする今日この頃です。

前回の金星太陽面通過は1882年のことでしたから、122年ぶりということになります。
私などはそんな話を聞いて、初めて金星と地球の公転面がそれだけ角度がずれているのだと気付いたりするのですから間抜けな話ですが、折悪しく日本は梅雨の真っ只中。
ほとんどの地域では太陽の顔を拝むことができなかったようです。晴れていれば太陽面突入から通過し終わる(あるいは通過し終わる時点は無理だったかも?)までの6時間はたっぷり観測できたのですが。

金星は月などに比べるとはるかに遠い天体ですので地域差は殆どなく、世界中でこの現象を見ることができました。特にヨーロッパやアフリカでは初めから終わりまで、アメリカでは最初の部分は見れなかったようですが。
この天文現象に関しては過去には1631年を最初として、6回の歴史的記述が残っているようです。1761年には金星に大気が存在するのではないかという推測がなされています。

News Scientistのページ にこの金星太陽面通過の際に撮影された写真が掲載されています。中段の拡大写真を見ると、金星の周りにかすかな光の帯が見られますが、これは金星の大気が光を分散させるためにこのように写ります。
現在の観測技術ですと、遥か離れた恒星を通過する惑星のスペクトル分析からおおまかな組成を求めることができるくらいですから金星の上空の大気組成分析にも、大きな成果をあげています。


おっと、それよりその頃まで生きているかどうかも問題ですが。いや、私のことです。

それにしても先日米国でG8の会議が開かれて、なにやらイラク問題だの中東民主化などが話し合われたようですが、グローバルな視点で話をするのであれば、現在の地球の最大かつ緊急の問題である地球温暖化の防止に関して何か話し合いが持たれても当然だと思うのですが、全くといっていいほど話題に上らなかったようです。
いやしくも先進国が集まり、世界共通の課題を話し合うのであれば避けては通れない、いや真っ先に考えなければならないことなのに、いったいどうしたことでしょう?
富める国の代表として世界をリードするべき立場の人たちがこの程度では、世界の未来は限りなく暗いと言わざるを得ません。





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最終更新日  2004年06月12日 18時35分27秒
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