乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2022.08.12
XML
カテゴリ: 文芸
李奈 の隣に 莉子
清原紘さん 自らが描いたものではないのは残念ですが、それでも嬉しい。
 しかも、本編を読むと、莉子は二人の子供の母親になっています。
 永遠の28歳の 岬美由紀 とは違い、莉子の周りでは年月が流れていました。

 また、お話の中では 『万能鑑定士Qの事件簿Ⅳ』
 名前だけですが、 紗崎玲奈 がp.137に、 浅倉絢奈 がp.246に登場したりしています。
『高校事変』に玲奈が登場 したように、『écriture 新人作家・杉浦李奈の推論』でも、
 莉子の再登場や、玲奈、絢奈の登場があるかもしれませんね。

   ***

日本小説家協会の懇親会が開かれていたホテルで大規模火災が発生し、
宴会ホールにいた参加者たちのほとんどが死亡。
救出されたのはベテラン小説家で車いす使用者の藤森と女性従業員・有希恵の二人だけでした。
そして、この火災には放火殺人の痕跡が残っていたのです。


警察や世間から疑惑の目が向けられるようになり、李奈も同様でした。
そして、人気作家・櫻木沙友理から放火犯人の特定に力を貸して欲しいと頼まれると、
藤森と有希恵に会うべく、入院中の病院を訪れるのです。

ここからは、本著副題の「信頼できない語り手」によって、李奈は翻弄され続けます。
懇親会に出席していた部外者、破られたサイン本、沙友理宅への侵入者等々。

そして、韓国映画化オファーや出版再契約、KDPなどに目を向けていくと……

   ***

p.288から始まる、サイン本トリックの説明については、
私は一度読んだだけでは全く分からず、何度も読み返すことになりました。
動画による解説であれば、瞬時に理解できたかもしれませんね。
文章で表現することの難しさを、改めて感じさせられました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.08.12 13:09:29 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: