◆愛するには短すぎる・ネオ・ダンディズム
宝塚大劇場 2006/09/16(sat)
行ってきました星組公演、千秋楽2日前に最初で最後の観劇です(^^)
だから奮発してSS席。ま、5列目センターだったのでよしとします(^^)
一応昨日の千秋楽の抽選にも行ったんですが、それはハズレてしまいまして、入りだけ見て帰ってきました(^^;)当日抽選は1000人越えてたそうです。さすがだ(><)
←台車で楽屋入りのわたるさん♪
わたるさんの入りは10時。
白いロングのチャイナ服に身を包んだわたるさん。さながらショーのOPのようでした(^^)
最初は楽屋口前で車を降りられて颯爽と手を振っていったんキャトルの方へと歩いていかれました。
そのあと立樹さん、涼さんとあとひとり遠くて分からなかった(><)に引かれたきらびやかな台車に乗って楽屋入りです(^^)
入り口では星組生が運動会のおそろいのTシャツとスコートを着てお出迎えです(^^)みなさん可愛かった~~♪
上級生の男役さんはパンツ姿で。入り口脇に設置された太鼓。
鳴らすのは安蘭さん。
太鼓の音にあわせてわたるさんのために歌を大合唱してくれました(^^)面白かった~~♪
入りはこんな感じで笑顔満開ですごく楽しそうに入っていかれました。
とりあえず観劇された友人の感想メールによりますと、
お芝居は遊びなしで、二人はテンポよくいつもの息のあった芝居を展開。
白羽さんとの最後の別れのシーンでは白羽さんが声を震わせ涙を溜めて情感たっぷりだったのがすごくよかったそうです。
ま、となみちゃんもこれで星組最後の公演ですからね(^^)
ショーでは「ダンディズムとは」のシーンで最後に英真さんが
「湖月わたるもお忘れなく♪」
とアドリブを入れられて会場大受け!!
サヨナラショーでは「大漁ソーラン節」でセリあがったわたるさん。
最初からテンション高く盛り上がったそうです(^^)
下手セリから上がったアイーダこと安蘭さん。
久しぶりのお姿、とてもキレイで可愛かった(^^)
「14番目の月」を台詞つきで再現し、すごい迫力だったそうです。
青い光の星型ペンライトがきれいだったみたいですね(^^)
ご挨拶はわたるさん、黒燕尾服登場です。
明るく 「今の星組は最高です!!」
と挨拶されたそうです。
最後は9回もアンコールあったそうで、退団者も多かったのでけっこう時間かかったようですね。
詳しい記事は 産経新聞ENAK
さんが一番だと思いますのでこちらで特集読んでみてください。
写真もたくさん載ってますよ♪
さて、とりあえずざくっと舞台の感想などを。
『愛するには短すぎる』
フレッド(わたるさん)は英国留学を終えNYへ向かう豪華客船の中にいた。
そこで再会したのは幼馴染のクラウディア(白羽さん)。彼女と結婚の約束をしていたが、それは幼い頃の約束で・・・・。今は婚約者もいるフレッド。
彼女との恋の再発。
そして船内で起こる盗難事件。
親友アンソニー(安蘭さん)との友情。
燃え上がる恋はこの航海の終わるそのときまでの短い時間だけの夢なのか・・・・・。
まぁ、今回の公演は「さよなら公演」らしからぬコミカルな芝居でした(^^)
もちろん最後の別れのシーンとかはうるっとさせられて感動させられますけど。
全体的に暗いイメージのところはなかった気がします。
わたるさんととうこちゃん(安蘭さん)はとても自然体の演技でした。
余裕があるというか、芝居が上手くないと出来ない 『芝居』
をしてくれました。
分かるかなぁ?この感覚。
役が自分のものになってるからこそできるアドリブとか、台詞の言い方とか。
特に今回はイントネーションひとつで台詞が違った意味に聞こえるという体験をたくさんしました。
面白いのね、お二人のやりとりと、あと専課の 未沙のえるさんが!!(笑)
やはりさすが専課の方ですよ。
わたるさんもすごく未沙さんの影響受けてるなぁと感じましたし。
とても間のとりかたがお上手なのと、存在感がすごいから、
出てくるたびに 「何かやってくれるんじゃないか!!?」
と期待させられてしまう。
もちろん未沙さんはその期待に十分答えてくださいました(^^)
フラッドの家の執事、ブランドン。すごい面白い役でした。
他の下級生の方もすごくがんばってて、特に成長めざましいのは柚木さんですね。
今回わたるさんと対等にやりあう芝居のシーンとかあってびっくりしました。
一瞬ソロもあったし、これからも頑張ってほしいです(^^)
航海が終わるときが二人の別れのとき。
最後のシーンでとなみちゃん(白羽さん)が銀橋を走って去っていくという演出も私は気に入ったかな。
袖にすぐに入るよりすごく印象に残るし、せつなさ倍増な気がしました。
となみちゃんもとても可愛らしいというか美人さんな娘役さんになりましたね。
台詞を言うときの声のトーンが以外に低いのがすごくびっくりしました。
そしてラストシーン。
テーマソングを熱唱するわたるさん。
これで幕が下りたらすごくキレイにまとまるのになぁ・・・・と思いつつ見てたらちゃんと下りた(笑)
や~「1974~愛」とかではまだ続きがあったじゃないですか。
だからちょっと心配だったんですよね。
やっぱり最後は『キレイ』に幕引きしてほしかったから、今回は私的にすごく満足な終わり方でした(^^)
わたるさんの後姿もすごくかっこよかったし♪
それにしてもソフト帽が本当によく似合う(^^)
『ネオ・ダンディズム』
幕開きからチャイナ服の男役さんがわたるさんを中心として大階段で登場です。
はっきり言って 萌えです
!!(笑)
かっこよすぎ~~~っ!!(>▽<)
とうこちゃんの歌はすばらしいのひと言ですし、
今回なんと言ってもわたるさんの 『男役の美学』
がこれでもか~~ってくらい発揮されたショーでした(^^)
ありがとう岡田先生(^^)
ありがとうロマンチックレビュー♪
ガウチョのわたるさんもかっこいいし、
キャリオカの燕尾もかっこいいし、
何より今回のショーの一番シーンは
『惜別~オマージュ~』
ですね(^^)
謝先生の振り付けと聞いていたので、かなり期待していたのですが、最初からとうこちゃんととなみちゃんが左右でセリあがってきた段階でぞくぞくものでした。
舞台でひとり踊るわたるさん。
バックに写るスターダストの映像がとてもキレイで効果的でした。
群舞が美しい!!
そしてキレイ!!
響き渡るとうこちゃんのすばらしい歌声に鳥肌立てて、そのあまりにすばらしいオマージュに酔いしれました(^^)
最高のシーンでした。
あれだけ踊ったあとでも息を乱さず浪々と歌うとうこちゃんはさすがですし、ピアノの旋律と合掌。
衣装もひらひらとキラキラで不思議な感じでしたし、
何よりわたるさんのソロダンス。
心に染みる歌詞。
ブラヴォーでした♪
『バビロン』の「鳩」のシーン以来の感動でしたね。
今回ロケットに陽月華ちゃんがセンターで踊ってました。
やっぱ彼女は華がありますね~♪
可愛い(^^)目がついいっちゃうんだ。
そして 「All by myself」
とうこちゃんの歌のうまさがあますところなく出てました。
デュエットダンスでは長いリフトもやっていただけて、さすがわたるさんだなと。
聞いた話では最初の方ではリフト2回やってたそうな??←それは疲れるだろうに(><)
フィナーレは今回は赤と白のモチーフでそろえてきました。
エトワール 音花ゆりちゃん。上手かったです。ちょっとチェックだな(^^)
ショーではわたるさんととうこちゃんと一緒に踊ってたれおん(柚木さん)。
扱い的にはもう3番手って感じでしたけど、やっぱりそうなのかなぁ・・・・?
最後はしーちゃん(立樹さん)より先には下りてきましたけどね。あれはどう見ても扱い違ったぞ~(^^)
今回すばらしいショーだったと思います。
これだけ見に通っても惜しくはないですね。
東京では大階段の燕尾が増えるそうなので、またそれも見たいなぁと思いつつ・・・・。
わたるさん。
本当に今までお疲れ様でした。
そしてあとディナーショーと東京公演がんばってください!!
すごく思い出に残る公演になりました(^^)