BLUE ODYSSEY

BLUE ODYSSEY

用語説明や設定・解説など。その1


これらの設定や解説は今後更新される可能性があります。


■ 『アンドロイド』……
この物語の舞台となっている世界は近未来であり、この時代では人間そっくりなアンドロイドが市販されている。
このアンドロイドは会話ができ、家事などの仕事をこなせる。
また美しい女性の姿をした物も多い。
しかし、新品でのアンドロイドの購入価格はとても高く、特にどこから見ても人間そっくりに出来ている仕様の物は高い。
アンドロイドは新品での購入の場合1体500万円ぐらいから販売されている。また『高級アンドロイド』と呼ばれる物は1000万以上もする。


■ 『高級アンドロイド』……
アンドロイドの中でも価格が安い物は外観がロボット的なデザインになったり、人間そっくりとはいかず、それほどリアルでは無く、動きもぎこちない場合がある。
しかし俗に『高級アンドロイド』と呼ばれる物はお金をかけて製作された物も多く、それらはだいたいが動きがスムーズで自然であり、外観は人間と見分けがほとんどつかない。動きや動作も人間とまったく同じである。
話し方も最初こそぎこちなく、「学習」が必要だが、時間が経てば人間の話し方に近くなる。ただしそれは主に「自分が置かれた環境」において学習するので、その場に適応はするが、他の環境に置かれた場合はややぎこちなくなる場合もある。ただアンドロイドにテレビやインターネットを見せると標準語を話し、標準的な話し方をするようになる。


■ 『ジャンクアンドロイド』……
この物語の”主人公”はけっしてお金持ちではない。家こそ自分の持ち家に住んではいるが、資金面では学生と同じような感じである。だが、それでも持っているアンドロイドは現在5体もあり、そのどれもが『高級アンドロイド』である。
主人公はこれらをジャンクで購入したり、ゴミ捨て場でひろったりした。
高級アンドロイドは高級車並の価格がするので1体1000万円から2000万円ぐらいもする。本当なら5体も持っていれば最低でも購入価格は5000万円程度かかるため、主人公のように複数所持している人はこの時代でも珍しい。

元はジャンクとはいえ、主人公によって修理・調整されているので今では普通のアンドロイドと変わらない。
なお普通の人はなかなかジャンクアンドロイドの購入には手が出せない。主人公はもともとジャンクパソコンの再生が趣味であり、これまでにジャンクパソコンを多数再生させて来た。ジャンクアンドロイドの再生にはその経験が生かされたのである。


■ アンドロイドの仕様について……、

高級アンドロイドは『人工皮膚』と言う物で身体を覆っている場合がある。人工皮膚は人間そっくりの質感を持つ皮膚である。これは人工的に作られた「皮膚に極めて近い素材」の物である。
この人工皮膚を維持するためアンドロイドは栄養分と水分を定期的に補給する必要がある。そのためアンドロイドは水や飲み物を口から摂ることが出来る。
アイスクリーム・プリン・ヨーグルトなどは人間とほぼ同じ物が食べられる。
ただしアンドロイドはこれらの食事から取れる栄養素を動力源としているわけでない。アンドロイドは電力を動力源として動いている。

アンドロイドには複雑なプログラムが用意されている。またいろいろなデータを入れる事で人間と同じような会話をすることが出来るようになる。ただ日常の家事に関するプログラムの基本的な物はほとんどのアンドロイドが標準で持っている。

高級アンドロイドともなると基本で入っているデータ量も膨大で、それにより人間的な仕草や会話や行動が出来る。

また、主人公の持っているアンドロイドはなぜか意思や自己のような物を持っている。
このようなアンドロイドは珍しく、この点が他の人が所有しているアンドロイドとは違う。
どうして自我を持つようになったのかは不明である。

また主人公とアンドロイドの人間関係だが、おおむね良好である。
ただアイは「元の持ち主」とはおそらく良い関係ではなかった。それが主人公に拾われてからは主人公とは良い関係を築く。

また、もともとあゆみは「なぜか主人公から逃げる傾向」があった。だが主人公を嫌っているワケではない。

レイはいつも主人公に寄り添っている。


■ ”うちの”アンドロイドの人格や性格

主人公は自分の所有しているアンドロイドたちをまとめて「うちの」と呼ぶことがある。
それらのアンドロイドの性格は概ね以下の通りである。

『レイ』……主人公に常にべったり寄り添っていることが多い。主人公に対して何かお世話することが日常での彼女の喜びのようだ。とにかくいつも主人公のそばにいることが多い。
マイさんが言うには「レイさんはとてもやさしい性格の持ち主」ということになっている。
しかし主人公に取ってはレイはいつも激しい感情を露わにすることが多いので「やさしい」かどうは主人公は今一つわかっていない。

『あゆみ』……基本的にはやさしい女の子である。
しかしなぜか主人公から逃げる時が多い。また性格は現代的な女の子風であり、会話ではたまにきつい言葉や表現を使ったり、きつい態度を取ったりもする。
それでも主人公はこのあゆみが一番のお気に入りのようだ。

『ネイ』……「うちの」の中で一番自然な感じであり、おだやかな性格の持ち主。
アンを含め、アイ、あゆみの保護者役でもある。マジメであり、母親的な感覚を持つ時もある。
他の人に無理強いしたり、強要したりすることがない。言葉遣いもきつい言葉は使わない。そしてあまり目立とうとしない。

『アン』……性格はやさしく、おだやか。少女的でマジメで誠実。可憐で清純。
絵に描いたような少女っぽい性格の持ち主。まだまだ世間知らず。
主人公はアンに対して「私の所有物」など言う事が多いが、あれは半分からかっているのである。

『アイ』……アイの過去の出来事についてはわからない。過去には人間を信用してなかったのかも知れないが、主人公に拾われてからは、主人公を信用しているようだ。
主人公のいる今の環境はとても良いと感じている。アンと同じようなやさしい性格を持っている。


■ 『リアル・バーチャルタウン』……
近未来の大型アミューズメント施設。「宿泊施設があり、そこに泊まりながら毎日遊ぶ」というようなコンセプトで作られた。基本は『マイハウス』と呼ばれる仮の一軒家に滞在する。
リアル・バーチャルタウンの施設はほぼ全てが地下にあり、信じられない程広大な敷地面積を持つ。その場所は秋葉原からかなり離れた所にあるが、秋葉原に専用の駅があり、そこから専用列車が出ている。それに乗ってその施設まで行く。

地下空間には田舎の街並みと”空”が再現されている。
そしてそこに建つ建物のデザインはファンタジー世界を再現した物である。

リアル・バーチャルタウンという所は、普通はゲーム・小説・映画・マンガなどいわゆる作品の中でしか味わえないファンタジーな世界を「本当にリアルでその世界にいるような感覚で味わってみよう」というコンセプトで作られたアミューズメント施設である。
例えば宇宙船内でエイリアンと戦ったり、中世の騎士道物語を本当のことのように再現してプレイ出来たりする。
それらはこの施設内にあるアクティビティーである『ファンタジーロールプレイングゲーム』などをプレイすることで体験することが出来る。


■ 『ファンタジーロールプレイングゲーム』……
ファンタジーロールプレイングゲームとはリアル・バーチャルタウンのメインのアトラクションの1つ。ファンタジー世界を実体験できるゲーム。

プレイヤーはそこではいろいろな役柄を演じられる。宇宙船の艦長、騎士団のリーダー、魔法使い、ヒーロー。探偵、刑事などなど……。
たいていはそれらにコスプレしてプレイする。
舞台となるのは、それらのバーチャル世界を再現したセットである。大型のセットが作られていることも多い。宇宙船の内供などもセットで再現されている。
なお、”立体映像”により舞台の一部を映像で表現することもある。

これらを『リアル・ロールプレイングゲーム』と言う。


■ 『バーチャル・ロールプレイングゲーム』……

『ファンタジーロールプレイングゲーム』には大きく分けて2種類のゲームモードがある。『リアル・ロールプレイングゲーム』のゲームモードと
『バーチャル・ロールプレイングゲーム』のゲームモード。

『リアル・ロールプレイングゲーム』のゲームモードでは実際にプレイヤーが身を持ってRPGを体験する。このゲームモードのプレイヤーは実際にコスプレをして、たとえば鎧を着て剣を持ってモンスターと戦うことが出来る。ゲームでありながら、全てをプレイヤーが実際に行う。
これに対して、『バーチャル・ロールプレイングゲーム』のゲームモードでは、「プレイヤーの脳波に直接的に働きかけ、ゲームを仮想の”現実”として疑似体験させる」ものである。このゲームモードの場合はプレイヤーは鎧を着たり、剣を手にする必要はなく、プレイヤーの脳波に直接信号を送ることにより、プレイヤーはあたかも夢の中にいるような感覚で、仮想空間の中で本当にファンタジーの世界を体験することが出来きる。

このバーチャル・ロールプレイングゲームには副作用などはない。
しかしリアル・ロールプレイングゲーム同様、ゲーム終了時は緊張で疲れていることが多い。


■ 『マイハウス』……
リアル・バーチャルタウンでは「滞在中に住む家」を借りて利用する事が出来る。
その家は内装と外観を利用者が自分でデザインすることが出来る。また家具も自由にセレクトして借りられる。
それなので、その住む家は自分の好みにデザインすることが出来る。これを『マイハウス』と呼ぶ。
一度デザインされたマイハウスは利用後すぐに取り壊されるわけではない。利用者がリアル・バーチャルタウンを去った後でも、次の利用者がそのままそのマイハウスを使えばそのデザインは残る。

マイハウスの中では当然普通に家に住むのと同じ事が出来る。食事や睡眠を取ることも出来る。ベッドやお風呂やトイレも備え付けられる。


■ 『立体映像』……
リアル・バーチャルタウンでは至る所に立体映像投影装置やカメラが備え付けれ、立体映像を投映できる。リアル・バーチャルタウン内ではほぼどこにいても3DCGで作られた立体映像の人間を投映することが可能である。
この立体映像はかなり高度な物であり、あたかも本物の人間がそこに存在しているかのような映像を投映できる。

その立体映像に”実体”はないが、いろいろな方法をもちいてあたかも実体が存在するかのように見せかけている。
例えば立体映像のコンパニオンが移動エレベーターを運転しているように見えることがあるが、実は移動エレベーターが自動運転によって自走しており、立体映像が操縦しているワケではない。立体映像は実体がないのでやはり何でも「突き抜けてしまう」。


■ 『コンパニオン』……
リアル・バーチャルタウンには至るところに「案内役」「コンパニオン」と呼ばれる係員が存在する。
その業務は人間が行っている場合もあるが、ほとんどの場合は「立体映像」か「アンドロイド」が行っている。そのため24時間対応が可能である。


■ 『レンタルアンドロイド』……
リアル・バーチャルタウンではその滞在期間中に限りアンドロイドをレンタルすることが出来る。
利用時にレンタル料はかかって来るが、リアル・バーチャルタウン滞在期間中はレンタルしたアンドロイドと自由に過ごす事ができる。

この時代、アンドロイドは市販されているが、価格が高額なので持っている人はまだ少ない。レンタルアンドロイドはそういう人たちに借りられることが多い。

なおリアル・バーチャルタウンは自分の所有するアンドロイドの持ち込みは自由である。
ただし人間と同じように「リアル・バーチャルタウン利用料金」は持ち込んだアンドロイドにもかかってくる。人間に比べてその利用料金は安めに設定されている。



 →【SF秋葉原シリーズ】 登場人物紹介

 →『リアル・バーチャルタウン 第3章』 あらすじ(VOL.887までのあらすじ)




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