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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2006.12.27
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カテゴリ: 番外編
ミルキーはうれしくなってクリスマスツリーの周りを踊りながら回りました。

ミルキー 「ランランラン~~~♪わーーい!わーーい!”ぷれすてスリー”!!」

実に楽しそうに腰をフリフリ踊ります。

ウサギ 「……………………。 ( ̄□ ̄;) 」

それからニセアリスは、

「クリスマスツリーに願いをかけるといい。」

と、言いました。

ミルキー 「願いを?どうやって?」

ニセアリス「大きな紙にプレゼントの名前を書いて貼っとくんだ。


アリス 「……。」




ニセアリスは大きな紙をミルキーに渡しました。
それはお習字の半紙ぐらいの大きさがありました。
ミルキーはそこに筆ペンで大きく、








ぷれすてスリーがほしいですぅ!








と書きました。

ウサギ 「…………………。 ( ̄□ ̄;) 」

ニセアリス「これを[子供だましの木]に貼り付けるんだ。」

ミルキー「へっ?[子供だましの木]って何?」

ニセアリス「”クリスマスツリー”の事さ。別名そう呼ばれている。」



ニセアリス「それはだなあ。これを家の中に置くと、まるでサンタのヤロウを呼ぶような感じになるだろ?」

ミルキー 「?」

ニセアリス「クリスマスツリーを置くと、サンタのヤロウが本当に来てプレゼントを置いて行ってくれるような気になる。そういう”ごまかし”を演出するためにツリーを使うんだ。これを置くと世間知らずの子供達はーーーー」

それを横でミシンをかけながら聞いていたアリスが言いました。

アリス 「んん!ニセアリスさん!ミルキーさんに嘘を教えないでください!!」








そして、まるで神社で手を合わせるようにその紙に向かって手を合わせてたたきました。

パン!パン!パン!

ミルキー「サンタタン。どうかミルキータンに”ぷれすてスリー”をくださいね。」

アリス 「…………………………………………。 (;-_-) 」

するとニセアリスが、

「1枚じゃきっとサンタのヤロウに届かないよ。もっといっぱい貼るんだ。無視できないようにな。」

こうしてミルキーは5枚ほど大きな紙をクリスマスツリーに貼りました。

ニセアリス「貼れば貼るほどいいんだ!もっといっぱい貼るんだ!
よその家の子がここよりももっといっぱい貼っていると、そっちの家のプレゼントが優先されてこっちまで”ぷれすてスリー”は回って来ないぞ。」

ミルキー 「えーーーーーーーー!!!それは大変!」

言われてミルキーは貼りまくりました。






ペタッ!!ペタッ!!ペタッ!!ペタッ!!ペタッ!!ペタッ!!






ツリーはたちまち紙に隠れて見えなくなりました。もうクリスマスツリーというより、”紙のはりぼて”という感じです。

アリス 「ミルキーさん!ツリーをそんなにしてはいけません!」

アリスははがそうとしましたが、

ミルキー 「いや~~~~~!!!これをはがすとサンタタンが”ぷれすてスリー”をもって来てくれなくなるから!」

アリス 「……………………。」

ニセアリス「(くくくく!)
これで、サンタのヤロウにきっと想いは通じた筈だ!絶対”ぷれすてスリー”を手に入れなくちゃならなくなる!」

ミルキー 「わーーーーーい!わーーーーーい!”ぷれすてスリー”!!”ぷれすてスリー”!!」

アリス 「……………………。 (;-_-) 」












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Last updated  2007.03.11 07:09:30
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