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こぶたのベイブウ映画日記

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April 22, 2006

★★★★「リバティーン」ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ

(10)

テーマ：映画館で観た映画(8752)

カテゴリ：実話・伝記・歴史・戦争

１７世紀イギリスの退廃的で独特な雰囲気、
蝋燭の灯の下で繰り広げられる様々な出来事。

主人公が魅力的だし、全体的な暗さもリアル。
詩人と女優の魂の共鳴、別れ。そして、宗教。

見どころの多い重厚なドラマにやられました！

「自腹を切らねば人生は学べない」

「人に嫌われる理由は無知か嫉妬だ」

「これでも私を好きか？」

愛人も女優も去ったのに、死の床まで共にいる

役者陣も素晴らしい！見応えのある内容で、
初めてジョニーっていい役者だと思いました。

西欧の歴史や文化に興味のある方にお薦め、
ベイブウ的には退廃的な物悲しさがツボでした。

(2005年/イギリス)

* * * * * お友だちの映画満足度 * * * * *

はなまるさん・・★★★

◇はなまるさん
「ジョニー・デップは、こういう
役の方が似合っていると思う」

◇ ジョニー・デップ
「パイレーツ・オブ・カリビアンデッドマンズ・チェスト」
「チャーリーとチョコレート工場」「コープスブライド」
「シークレット・ウインドウ」「ネバーランド」
「パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊たち」
「レジェンド・オブ・メキシコデスペラード」「リバティーン」
「ブロウ」「ロスト・イン・ラ・マンチャ」「フロム・ヘル」
「耳に残るは君の歌声」「夜になるまえに」「ショコラ」
「スリーピー・ホロウ」
「ビートニク」「GO!GO!L.A.」「ラスベガスをやっつけろ」
「フェイク」「ブレイブ」「ザ・カンヌ・プレイヤー」
「デッドマン」「ドンファン」「ニック・オブ・タイム」
「エド・ウッド」「妹の恋人」「ギルバート・グレイプ」
「アリゾナ・ドリーム」「クライ・ベイビー」「シザー・ハンズ」

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最終更新日 April 27, 2006 05:02:33 PM
コメント(10) | コメントを書く

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■コメント

Re:★★★★「リバティーン」ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ(04/22)

romy♪ さん

この作品、ずっと楽しみにしていました。
だけど公開してから、いろんなレビューを読んで、あまりにも異口同音の辛口レビューばかりで、観る気が削がれてしまい、未だに観てません。
でも今日こうしてベイブウさんのポジティブなレビューを読ませて頂いて、又ムクムクと観たい気が蘇って来ました。
ただ一点心配事が。
これ舞台劇の映画化なんですよね？
難解なせりふが続くので、字幕を追い理解するのが大変だとの事で、ベイブウさんその辺りどうでしたか？ (April 27, 2006 09:04:37 AM)

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Re:★★★★「リバティーン」ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ(04/22)

なご99 さん

　観ましたね～！良かったでしょう？！ウォンカさんやスパロウ船長だけが、デップじゃないんですよー！元々デップは美形なんだーということを、再確認した映画でしたね！
　デップだからこそ、あれだけ暗く猥雑な内容を、心に染み入るものにできたんだと思います。観終わってしばらくは、あの余韻に浸ってましたから…（どよ～んとしてた…） (April 27, 2006 10:25:14 AM)

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romy♪さん、こんにちは！

こぶたのベイブウさん

他の方の感想をまだ読んでいないのですが、
辛口の方が多いのですか？意外でした。

あの頃の退廃的な文化を楽しめる大人向きの作品で、
確かに好き嫌いがありそうな内容なのですが・・。

役者のレベル、脚本の面白さ、当時のイギリスの雰囲気を
再現した映像といい、完成度はかなり高いと思います。

セリフですが、特に難解だとは感じませんでした。
ボーッと観ても普通に追える範疇だと思いますよ。

もし難解だと思う方がいるのなら、ウォンカさんやスパロウ船長に
比べて・・だと思うのですが、どうなんでしょう。

ベイブウ的には、★５に近い★４で、かなり良かったです。 (April 27, 2006 05:13:27 PM)

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なご99さん、観ましたよ～！

こぶたのベイブウさん

想像以上に好きな映画でした！
間口は狭いけど、はまる人にはたまらない映画ですね！
ジョニー・デップも、初めて彼の良さが分りました。
この役の彼はすごいですね。全身全霊、詩人でした。

あと、この映画に登場する女性たちも良かった。
邦画だと、例えば「いつか読書する日」の美奈子のように、
現代劇でも男性の想像の産物のような女性が登場するのに、
17世紀の物語で、女優リジーも、あの妻も、腹が座って自分の人生、
真正面に受けとめて生きていましたね。魅力的でした！
(April 27, 2006 05:41:36 PM)

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こんばんは！　（*＾　＾*） ♪

ＢＬＵＥ　ＲＯＳＥさん

お久しぶりです。不安定なお天気が続きますが、お元気ですか？
次々と話題作が公開されて、「リバティーン」も予告編を観て気になってました。
ジョニデさんとマルコヴィッチは結構好きなので、期待してます。
時代背景とか文学的なことがわからなくても大丈夫でしょうか？
ＧＷの間にできれば観に行こうと思っているのですが・・・。　（=＾＾=）ゞ　　 (April 27, 2006 11:10:00 PM)

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ＢＬＵＥ　ＲＯＳＥさん、こんにちは！

こぶたのベイブウさん

この映画、私は好きな部類でツボを突かれたのですが、
イマイチと判断される人がいるのもわかります。

確か、スタンリー・キューブリック監督が (記憶違いだったらごめんなさい)、
「なぜ万人に理解されなければならないのだ」とかなんとか言ってましたが、
この作品も観る人を選ぶけど、間口が狭い分、濃厚な面白さがありました。

映像が暗かったりするのですが、あの暗さは、西欧の古い建物に
入り込んだときの気持ちを思い出してワクワクしたし、
この映画の蝋燭の灯の中の撮影には作り手のこだわりを感じました。

もしこの作品が、ハリウッド的間口の広さで作られていたら
あまり魅力を感じなかったと思います。

>時代背景とか文学的なことがわからなくても大丈夫でしょうか？

私もかなり昔、本でちょっと読んだぐらいなので詳しく知らない門外漢ですが、
17世紀イギリスの世界観、文化、宗教などに関心があれば大丈夫だと思います。

ただ、ウォンカさんやスパロウ船長のような物語を求めて観てしまうと
内容が内容なのでトホホなんじゃないかと思います。
(April 29, 2006 03:03:35 AM)

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Re:★★★★「リバティーン」ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ(04/22)

哲０７０１さん

まるで１７世紀そのもののような暗い画面、
これはスタンリー・キューブリックの
「バリー・リンドン」がさきがけだったようです。

トラックバックをさせていただきます。 (April 29, 2006 09:08:55 AM)

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こんにちは～♪

mypink85 さん

こんにちは～　

ベイブウさんの評価が高くホッとしました～
私はジョニー・デップ自身のファンなので　どうしても冷静に観られない所があって・・・
でもファンでなかったとしても　この映画は素晴しい・・・ときっというのでは？と思いながら
あれこれ考えてました。

意図的に　手持ちカメラで、自然光で、撮影というのが非常にいいと思いました～
時々すごーくカメラがぶれるのですが　それが又感情の起伏を表していて　いいんですよね。

台詞が多いのは舞台劇だし仕方ないですよね。
私は台詞の中に隠された「想い」を汲み取るのが、難しかったです。

もうじき終わってしまう・・・あと１回は観たいのですが（哀）
(April 30, 2006 12:24:28 PM)

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哲０７０１さん、こんにちは！

こぶたのベイブウさん

＞まるで１７世紀そのもののような暗い画面、
＞これはスタンリー・キューブリックの
＞「バリー・リンドン」がさきがけだったようです。

そうなんですか！参考になりました。
私は映画好きだけど、あまり良く知らないので、
また何かあったら教えてください。
哲０７０１さん、いつもありがとうございます！
(May 15, 2006 02:08:47 PM)

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mypink85さん、こんにちは！

こぶたのベイブウさん

私はジョニーのファンでないけど、とても面白かったです。
もともと芸術家肌の人が好きというのもあるのですが、
詩人のセリフがいちいちツボで見応えがありました！
mypink85さんのおっしゃるように感情の起伏が
画面からにじみ出ていて、いやぁ面白い！ツボすぎる！
この映画、押さえ気味に作ってるけど、セリフの裏に
隠された情熱はかなりのものと思いました！
できたらもう一度、映画館で観たいです！
(May 15, 2006 02:51:43 PM)

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