人生やだとはいえない by やだもん

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8. 学校の名前は重要か



キャリアフォーラムに参加する学生は天下のハーバード、オックスブリッジから、じぇんじぇん耳にしたこともない大学(それでもすごくいいプログラムかもしれない)まで、いろんな学校のひとがいます。どこから来てても、とりあえずブースには訪れる権利はもちろんあります。

ちなみに私の大学は「カナダのハーバード」らしいです、わはは。言ってて自分が恥ずかしいわ。でも、ハーバードの友達は「アメリカの(私の学校の名前)」というTシャツをきてました。どうもどうも、光栄ですわ。ハーバードが無条件にいい、というより、あきらかに、施設や教授や、そもそも払ってるお金も大違いだから、同じレベルを求めるのは無理です。なにもこの学校の学生が劣ってる、というわけではないですがね、いちがいには。

そういうわけで、まあ、自分ではたいした学校じゃないと思う学校にいってます。自分で選んできたわけだけど、白状すると、受けるまで聞いたこともありませんでした。だから、面接官が「えー、ちょっとやだもんさん、この学校はどこにあるんでうか」といっても、「えへへ、モントリオールにあるんですよ、カナダです」っていうのに抵抗はありません。カナダでは一応知られているし、アメリカでも知ってる人もたくさんいるので、留学生を面接するひとにはちょっと知っといてほしいですが。今後、よろしく。

そんなこんなで、学校の名前は私の場合、強くないです。もちろん、有名な大学の人はアドバンテージがあると思います。入るまでにいろいろ努力や能力があったから、入れていると思うし、回りの人のレベルもやっぱり高いと思うし、その中で切磋琢磨して、ある程度の成績があるのなら、それだけで、そこまでのレベルの証明になるし。

学歴社会はだめだ!という傾向があるかもしれないけど、ある程度のアドバンテージは当たり前だと思いました。やっぱり、いろいろな人に会ってみて、「おー、やっぱり、さすがですね」と素直に思える人が多かったです。

かといって!もちろん、あまり名前の知られてない学校にいってるからって悲観的になる必要はありません。もし、自分がその学校でしっかりこれこれ、こういうこと、をしてきた、としっかり言えれば、自分の立ってる場所をいくらかあげられます。要は、自分にかかってる、っていうことですね。

あとは、どうしてこの学校にしたのですか、という理由がやっぱりないとだめな様子。実は他に難しい大学を受けて落ちた(汗)経験があるやだもんなので、たいした理由はほんとはないけど、しっかり用意しときました。留学はなぜ、この大学はなぜ、なぜなぜばっかりで面接は本当にうっとうしい、と思っちゃいますね、日本の大学生は、どうして日本の大学なの、どうしてこの大学にいったの、って聞かれるのかな。不公平だ!

世の中、学歴社会じゃなくなってきた、というけど、やっぱり会社によってはものすごい学歴社会なところもたくさん残ってると思います。それなら、そうじゃないところを選んで気楽に、というか、自分に公平なように、やっていくほうが賢いのかも、なんて思いますが、どうでしょうか。学校の名前の価値をいまいち否定しきれない、ちょっと弱い立場のやだもんです。(特にカナダ以外では・・・)

2004.1.25


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