大崎善生『ドナウよ、静かに流れよ』

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

411197

HOME | DIARY | PROFILE

【フォローする】【ログイン】

Profile

BooksTonton

フォローする

ノンフィクション。

しかも19歳の少女がドナウ川に身を投げて亡くなったというダークでヘビーな話らしく、読むのをためらっていたもの。

思いきって読んでみたら、やはり重苦しい読後感とはなったものの、なにか小さく大切なものに触れた気がします。
あるいは、親子のコミュニケーションの難しさという部分に共鳴した人もいるかもしれません。

儚く消え去ろうとするものをそっとすくいあげた力作。

この後に読み始めた村上春樹『アフターダーク』の文章が、まるで映画のシナリオのようで、いかにもフィクションなのにとまどいます。
もう少したってから気分を変えて読んだ方がいいかも。

→「別れの後の静かな午後」
→「孤独か、それに等しいもの」
→「ロックンロール」
→「九月の四分の一」
→「パイロットフィッシュ」

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう