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Books Tonton @ Re:懐かしい(02/19) みるくうさぎさん コメントどうもあり…
みるくうさぎ@ 懐かしい 録画しておいた「迷子」を見て、とても良…
2011.01.22
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いまや気鋭の若手というより、グローバルに仕事の依頼を受ける日本を代表する建築家である。

『負ける建築』とも共通する、独自の建築に対する考えがつづられる。

具体的建築作品をあげながら語る本文は、もちろん読みごたえがあるのだが、

個人的には、建築家自ら記した解説の文章にグッときた。

日本の時代変遷とあわせて、自分自身のことを幼少時から語り始める。

いかに建築家となったか、そしてバブル以降の建築不遇の時代をいかに生き抜いてきたか、など実にリアルに語られる。

そして、存在感のある構築物としての建築に対し、「建築を溶かし、砕く」反オブジェクトを提唱する。

極限まで装飾を排したコンクリ打ちっぱなしの安藤忠雄や、さらに透過性を高めた伊東豊雄らの試みでも「まだなまぬるい」と感じる。

そういう隈氏も、昔は、環八沿いの「M2」のように威容を誇るオブジェクトをいくつも手がけていたじゃないかとツッこみたくなったが、今となっては懐かしい。








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Last updated  2011.01.22 14:30:06
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