衝撃的な事件に巻き込まれたり、事故の被害などを経験した後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)
を発症する人がいます。
事件や事故、親しい友人や、かけがえのない家族を失った場合にも起こります。
最近の米国では、戦場から帰還した兵士のPTSDの問題が注目されてきました。
ところが
実は、大きな病気、たとえば脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、がんなどを経験した者さんも、
病後に深刻なPTSDを経験する場合があることが明らかになってきました。
コロンビア大学のDr.DonaldEdmondson助教授等の研究によれば、脳出血や
脳梗塞を経験した患者さんの4人に1人は病後1年以内に、不安発作、悪夢や不眠、
フラッシュバックなどのPTSDの症状を経験するのだそうです。
またこのPTSD、病気の重症度はあまり関係なく、軽い発作のケースでも深刻な
PTSD症状を呈することがあるとのこと。
病気をした後、眠れない、不安だ、怖い夢を見るなどの症状を経験したときは、
医療機関を受診して相談をした方がいいかもしれません
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