塩を
一つまみ
加える
だけ
超簡単!
「経口補水液」
味も
美味しい!
2002年に、経口補水液の組成をWHOが発表しました
☆
湯冷まし 1リットル
に以下の成分をよく溶かします。
砂糖(上白糖)40g…大さじ4.5杯
食塩3g…小さじ0.5杯
☆
かき混ぜて、飲みやすい温度にする
☆
レモンなどの果汁を加えると飲みやすくなります。
※但し、脱水症状を起こすと、“カリウム”も失われます。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
上記、
WHOの作り方では、果汁から若干のカリウムの補給
が 期待されますが、お茶をベースに作ると、確実にカリウム
も補給でき、味も飲みやすくなります。
お茶は、麦茶、玄米茶、紅茶などがお奨めです。
※理由があります。
【カリウム】は熱中症の際、失われてしまうミネラルの一つです。
水分補給には、塩分(ナトリウム)の他に、カリウムを摂取する
ことも大切なのです。
但し、透析患者さんなど、カリウムが体内に溜まりやすい方は
高カリウム血症にならない程度の摂取量にとどめておく必要が
あります。
「日本茶」は、浸出液に含まれるカリウムが比較的多く、「玉露」
の湯飲み茶碗1杯(200ml)の浸出液にいたっては、680mg
ものカリウムを含みます。
「日本茶」の中では、「玄米茶」が一番カリウム含有量が少ないようです。
(湯飲み茶碗1杯(200ml)の浸出液でカリウム14mg) 尚、「麦茶」は
「玄米茶」よりもわずかに少な目です。
「紅茶」の場合は、同じ分量でカリウムは16mgとぐっと低くなります。
午後の紅茶で「経口補水液」を作ってみましょう
既に、WHOが推奨する濃度に近い糖分も含まれています。
カリウムの量も適切だと思います。
後は塩分(塩)だけ
WHOの推奨量は1.5gなのですが、正確に計量するのは
大変です。
色々試してみると、アイスクリームに付いてくるスプーンが
量も適当で手軽です。
今回500mlの量を選択したのには、理由があります。
スポーツドリンクと違い、経口補水液はゴクンゴクンと飲む
ものではありません。
体重50kgの高齢者の場合、500mlの経口補水液を1日
かけて飲むというのが目安です。
また、ひどい下痢や嘔吐を起こした乳幼児には、スプーン
(5cc:ティースプーン1杯)などで、60~240mlを症状に
合わせて、1~5分おきに飲ませてあげると、吐かずに
補給することができます。
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