また、東京のあるキー局がヒット曲の歌詞を方言に直してその地方の人が歌うなど、
「方言」の良さを訴える番組など、若い人の間で“なまり”を見直す動きがあります。
◆一方、研究領域を見ると、「東北地方南部方言話者は標準語と東北地方南部方言
という二つの言語を習得したバイリンガル」という成果が発表されました。
ば
い
が
る
(理研を中心とした共同研究)
◆これはピッチアクセント(雨と飴の違いを声の高さの上昇と下降で区別すること)を
東京方言話者と、無アクセント方言を使う東北地方方言話者を比べた研究です。
東京方言話者はピッチアクセントの違いを単語の違いとして処理しているのですが、
東北地方南部地区の方言話者は抑揚の違いとして処理しており、言語処理における
脳の左半球優位性は、自分が育った環境が大きいと結論しています。
◆現在、この研究は教育分野や医療発達分野への貢献が期待されています。
“なまり”は日本の文化 であり、それを大切に育んでいくことはとても大切なことで、
このような研究は意義のあることだと思います。
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