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久しぶりに小説を更新しました。やっとシミュレーション編の終了で、次からはまた戦場を描く事になると思います。実力的にぱっとしない主人公ですが、フェリス達の参戦でこの先さらにぱっとしなくなるかも・・・。2080-08
2005.09.24
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伊倉「…影司、灰皿ある?」 影司「あるよ。ほら」 伊倉「サンクス」 伊倉「(カチッカチッ…)オイル切れてるや。ライターも貸して」 影司「あ、ライターは持ってない」 伊倉「そうか、残念。…何で灰皿持ってるのにライターは無いんだ」 影司「だって俺、煙草吸わねぇもん」 伊倉「灰皿だけ持ってる意味がわからん」 影司「崇高な灰皿道のためだ。その真髄は…」 伊倉「知りたく無い」 影司「そうか?面白いのに」 伊倉「仕方ない、アトリエの誰かに借りてくるか」 影司「サイコ・エフェクトで点火してやろうか?」 伊倉「やめれ、俺一般人だから喰らったら死ねる」 影司「つまらん奴だなぁ」 伊倉「影司はふざけすぎだ」
2005.09.23
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ZombieVital久しぶりにオンラインソフトの紹介をしてみようかと。今回御紹介するのは、迷宮管理シミュレーションゲーム「ZombieVital」(シェアウェア)です。プレイヤーはダンジョンの管理者となって、レアアイテムをエサに冒険者を誘き寄せ、トラップやゾンビの餌食にしてしまうのです。面白いのは、ただ複雑で難しいダンジョンでは冒険者が近寄らなくなってしまう事。適度に満足させた冒険者をあえて帰還させたり、アイテムを奪わせる事によってダンジョンの知名度が上がっていくのです。タイトルから想像つきにくいですが、「御客様は神様です」みたいなプレイを心がける必要があったりするわけです。正式版は2000円のシェアウェアですが、掘り進められる階層に制限のある無料版をダウンロード可能なので、面白いゲームを探している方は試してみてはどうでしょうか。
2005.09.21
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影司「……猫萌同盟?」伊倉「……」影司「何で教えてくれなかったんだ」伊倉「お前は単に猫耳好きであって、犬か猫かなら犬派って言ってただろ」影司「動物全般好きなんだよ。悪いか」伊倉「いや、悪いとは言ってないが」影司「じゃあ、行って来る」伊倉「おい、店番は」影司「伊倉頼む!じゃあな!」伊倉「……俺、一応客なんだが」絵・伊倉 文・影司……そんなわけで、猫萌同盟に加盟してみました。猫を語らせたら夜が明けるまで止まらない、そんな猫大好きなあなたは是非加盟を検討してみては?
2005.09.13
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こんにちは、昨日の記事がちょうど666バイトで少し寒気を感じた伊倉です。今日は投票日ですね。こんな時期になると、しばらく会ってない知人から電話がかかってきたり、押しかけて来たり、・・・なんてことが各地で見られますが。まあ、僕はそういうのに縁が無い状況なので、気になる候補の話でも。借金してまで何度も選挙に出続けている又吉イエス氏、一度でいいから国会議員となった姿を見てみたいものです。・・・僕は投票しませんが。あの人が目指す「世界経済共同体党」って、キリスト教の千年王国の事らしいです。もし議員になれたとしても、先が物凄く長そうな目標ですね。
2005.09.11
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汚いモノを見ながら、生きてきた。汚いモノは社会を、誰かを、――そして僕を殺そうとした。僕は、僕を傷つけようとする誰かすら殴れない、「優しい」男だった。頑なに規律に縛られて、悪に対する善――昔の人なら「汝の敵を愛せよ」と言っただろう――を貫いていた。そして死線の先に許しがたい「モノ」を見た時、それは壊れた。いつか、理性を失って人を殴った事がある。しかし、今味わっている感覚はそれとは違っていた。――今の僕は、冷静なのだ。(こいつは、今消さなければならない)殴らなければいけない場所は、はっきりと見えていた。灰色の天秤が揺れると、何かが一つ消えた。少なくないモノが天秤を壊そうとしたが、天秤は何事も無かったかのように揺れ続けている。
2005.09.10
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のまネコ問題1昨日は概要と抗議側のまとめサイトの紹介だけでしたので、本日は中立的な立場でのまとめと個人的な見解を記事にしたいと思います。まとめ何が問題となっているか?問題→avexの回答・AAキャラを勝手に使ったのが問題なのではなく、オリジナルキャラとしているのが問題→対応がバラバラであり、未だに主張が定まらない・フラッシュを商品に組み込むにあたって、徹底的に「2ちゃんねる」の名前がはずされている事→上に同じ・モナーからパクった上、商標登録(現状では出願されていない)されたら、モナーが使えなくなる? →使用の制限はしない、との回答法律的にはどうか?・作者不明の著作物無断使用に当たる可能性がある(非親告罪)・商標登録に於いては、モナーの登録が無いため訴えられない……と、このような状況になっています。モナーの名前にしなかったのは、「モナーの使用を制限しないため」「他社がマイアヒ関連の商品を作れないようにするため」などの推測がありますが、これについては公式な発表を待つしか無いでしょう。僕としては、avexがAAキャラクターを商業に持ち込む際の対応が不十分だったのがそもそもの問題だと認識しています。タカラの前例もある事ですし、avexはもっと慎重に行動すべきだったでしょう。今後の動きは、週末に行われるというavexの発表しだいでしょうね。これで事態が双方納得の行く形で収束するといいのですが。
2005.09.09
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多くの人にこの問題を知ってもらうために、本日の記事にしてみます。「のまネコ」問題とは、 avexの「のまネコ」というキャラクターが「ギコ」「モナー」「モララー」「しぃ」などのAAキャラクターに酷似しており、 AAキャラクターが企業や個人によって権利を独占的に利用されてしまうのではないか、という問題のことです。(「のまネコ」のまとめより引用)オリジナルではないものをオリジナルと主張してしまうのが問題ですね。あの歌とフラッシュが面白かっただけに残念です。 【抗議の手段】 ・avex本社に電話 (広報課:03-5413-8508 発売元:03-5413-8500 ) ・avex販売元にメール (ask@ec.avexnet.or.jp) ・2ch内外問わずネット全体にこの反対運動を広める ・本社で抗議 (最終手段) ・各マスコミにタレこむ(メール・電話等、だがマスコミ側が糞の味方につく可能性ある) http://homepage2.nifty.com/nippon-kaigi/seifulink.html ・フラッシュボムに参加して、わたに直接抗議 http://flashbomb.jp/fb05/guide02.html (「のまネコ」のまとめより引用)
2005.09.08
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もしかして流行るかもしれないこのクイズゲーム、今夜も開催中です。昨日の問題は雀煉さんによる以下の問題でした。【問題】ある日、1人の妻子持ちの男から5人の人間宛に「すんごい発明をした!今度見に来てくれ!!」という1本の電話が入った。しかしその翌日、その男は原因不明の死を遂げた・・・発明を見せてもらう事の出来なかった5人の人間は、男の妻から「この暗号文が示す場所に発明があるそうです。」と、1枚の暗号の書かれた紙を渡された。5人はその日から暗号の解読に精を出した。しかし数週間後、5人は次々と発明を探すことを諦めた。中には怒りだす者・どっと疲れてる者もいた。5人は何故諦めたのか?な~ぜ~?(某推理番組風)回答の様子、問題の解説は枯山水BBS・ウミガメのスープスレッドにて。ウミガメのスープ・BNS版開催地
2005.09.01
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枯山水BBSにて始めたこの企画、それなりに好評のようです。今日は、これまでの2問を掲載しておきます。【問題】 ある科学者に一本の電話がかかってきた。「お前の子供は預かった。無事に返してほしければ、 お前が発明したと言うロボットの設計図と交換だ」 その内容に狼狽したように返事をした科学者だったが、実際にはその誘拐は科学者が望んでいたものだった。 状況を説明せよ。 【問題】高層マンションの15階から男が墜落死した現場にその刑事はかけつけた。現場には脳漿が飛び散り、全身が醜く歪んだ死体が血の海の真ん中に横たわっている。男は生前、苦悩しているようだったとの情報を得たその刑事はしかしみんなの前で高らかに宣言した。「それでもこれは絶対に自殺ではないよ」と。何故? 回答の様子、問題の解説は枯山水BBS・ウミガメのスープスレッドにて。本日は21:00より、雀煉さんによる出題があります。これを見て気になった方、お気軽に参加してみてください。ウミガメのスープ・BNS版開催地
2005.08.31
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昨日第一問目を出題したところ、見事に正解が出ました。本日も枯山水BBSにて第二問を出題させて頂こうと思います。私も毎日出題するのは大変なので、いい問題を思いついたら是非出題者に挑戦してみてください。↓BBSを使わせてくれているヌルのサイトはこちら枯山水ウミガメのスープ・BNS版開催地
2005.08.30
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【問題】 ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。 しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。 「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」 「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」 男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。 何故でしょう?・・・このような問題に対し、YES,NOで答えられる質問をして段階的にヒントを得ていき、最終的に答えを導き出すゲームです。やってみたくて出題者側で始めたんですが、興味のある方はいっしょにやってみませんか?http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/15898/1125326847/
2005.08.29
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更新が止まってる2080の新作をそろそろアップしたいと思います。現時点でメインキャラはだいたい出揃いましたので、物語はいよいよ核心に迫って行く事になります。シリーズ全体を通してやりたい事の一つに、「ハードSFとしてのロボット物」として書く事、があります。現代物理学に反さない形で、人型機動兵器が存在する世界を書ければと思います。いつも物理考証、軍事考証の手伝いをしてくれる影司、ヌルに感謝します。
2005.08.25
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cgiを駆使したオンラインTRPGサイトが作れないかと思案中です。キャラクターシートをサーバー側で管理できたり、参加希望者を自動でチャットに割り当てられたりしたら理想ですね。サークルには一人プログラマが居るのですが、web系じゃないんですよね。。。web系プログラマの方、一緒にこれ作ってみません?
2005.08.24
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押入れを覗いていたら初代ファミコンが出てきたので、久しぶりにやってみました。昔のゲームでも、娯楽としては今のものに全然劣りませんね。・・・で、ドクターマリオをやっていた時に気づいたんですよ。BGMの「Fever」って曲、どこかで聞いた事あるなあって。しばらくして、思い出したのが「以心伝心」。サビの部分がそっくりです。偶然発見したんですが、こういうのを見つけるとなんか得した気分になりませんか?(得して無いですが。。。)
2005.08.19
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しかし、彼はずっとここにいるわけにはいかないとも思う。 「そろそろ、帰るよ」 跳ねるように椅子から降りる。 「もう帰るのかい?」 「ここにずっといる理由は無いからな」 「でも、帰る場所は無いんだろう?」 そう言われて彼は足を止めた。 確かに、その通りだ。 「ああ。でも、ここにとどまる理由はないって……」 「理由かあ」 青年は少し考えてから、笑って口を開いた。 「絵のモデルになってくれないかな?」 「は?」 その提案は、彼を少しの間呆然とさせた。 「オレなんて描いたって、しょうがないだろ?」 「しょうがなくはないさ。僕が描きたいと思ったんだからね」 それは、彼を留まらせたく思っての発言なのだろう。 普通なら、売れる見込みもないヒューマノイドの絵など、どこの絵描きが描きたがるだろうか。 しかし、青年の笑顔は少しの曇りも無く、言った事がそのまま本心であるようにしか思えないくらいだった。 「……そこまで言うなら、ここに居てもいいかな」 少しの沈黙の後、彼は言い辛そうに顔を伏せながらもそう言った。 「決まりだね。しばらくの間、よろしく。ええと……ああ、名前を聞き忘れていたね」 「名前は、無いんだ」 「そうなんだ。それじゃ不便だから、そのうち考えてあげるよ」 「オレは困らないけど、勝手に決めてくれていいよ」 「わかった」 「よろしくな」
2005.08.16
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僕のパパはインターネットの幹部だから、僕を怒らせない方がいいよ
2005.08.15
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東京に行ってきました。・・・日曜日にも行って来ます。
2005.08.12
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「研究所から脱走を?それは、大変だったね」 あれから数時間後、二人は青年のアパートに移動していた。 青年が一緒であるとはいえ、ヒューマノイドを入れてくれるような店はニューヨークには一つもない。 街角で立ち話をするわけにもいかず、青年は自分の部屋に案内してくれたというわけだ。 「でも、乗り越えた。あれがあったから、オレはいままで生きてこれたのかもな」 「強いんだね」 青年はそう言いながら優しく笑う。 「お前は、絵描きなのか?」 部屋中に置かれた絵と、机に散らばった筆を見ながら訊いた。 「そうだよ。昔から、プロの絵描きを目指してた。この街には絵の勉強をしに来たんだ」 「プロになれたのか?」 「……残念ながら、ね」 青年は、あちこちが痛んだ部屋を見回しながら、本当に残念そうに答えた。 「戦争が始まってね。絵の勉強をする事も、国に帰る事も出来なくなった」 「そうか、お前も大変なんだな」 「誰だって、今はそうさ」 ゆっくりとした時間が過ぎていく。 彼にとっては、なんだか落ち着かないような空気だったが、居心地の良さも同時に感じていた。
2005.08.06
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その言葉は、日本語だった。 「君は僕と同郷の出身だろうと思ってね」 振り向いた先に居たその男は、確かに故郷の人――日本人の成年のようだった。 「……そうだよ」 ここに日本人が居るのは珍しい。 ただ、それだけだった。 彼は無関心そうに返事をすると、そのまま何事も無かったかのように去ろうとした。 「急ぎの用でもあるのかい?」 ……しかし、男は話しを止めようとしない。 (うるさい) 人と関わりを持つと、ろくな事が無い。 この男も、石を投げてくる連中となんら変わる事は無いんだ。 ……だが、本当に? 気がつくと、彼は足を止めて青年の方に振り向いていた。 「日本語を聞くなんて久しぶりなんだ。せっかくだから、ゆっくり話したいと思ってね」 「そうか」 久しぶり、か。それは、彼にとっても同じ事だった。 しかし、何故足を止めてしまったのだろう? 彼は自分の無意識の行動に戸惑った。 答えはすぐに出た。 こんな風に優しく話しかけられたのは久しぶりどころではなく、彼にとって初めての経験だったのだ。
2005.08.05
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神野真人の反乱が始まってから2年が経過していた。 クリーチャーと核の炎から逃れた人々は地下に巨大なシェルターを築き、新たな居住区とした。 戦争の混乱で失われた物も多かったが、それでも、この地下都市はかつての地上と同じ生活感を持っていた。 そう、こんな時勢でもN.Yジオフロントの中央街は週末の賑わいを見せていた。 行き交う人々には笑顔があり、ほんの少しの時間でも地上で起こっている悲劇を忘れようとしているようだ。 そんな人々の中で、ただ一人町に溶け込まない少年が居た。 年の頃は10才になるかならないかと見える彼は、黒髪に茶色の眼で、東洋風の顔立ちをしていた。 それだけでもこの都市においては珍しいが、少年をさらに他と区別しているのはその耳と尻尾だった。 彼はフェリスに区分されるヒューマノイドである。地上の惨劇をもたらしたと考えられているA.L.Tに対する風当たりは厳しく、こうして歩いている今も彼は罵声を浴びせられ、石を投げられていた。 彼は顔に向け投げられた石を、軽く首を傾げて避けると、何事も無かったかのように歩き続けた。 ――こんなことはもう、慣れっこになってしまった。 いつかの傷で途中から折れ曲がってしまった尻尾を見て思う。 彼には家族は居ない。唯一血の繋がっている人間も、父、母とは決して呼べないただの遺伝子提供者だった。 もちろん、その人の顔など見たことも無い。 この街に来る前のことなど殆ど忘れてしまったが、別に思い出そうとは思わない。 何より、彼自身がこの孤独な生活を望んでいたのだから。 だから――堂々としていればいい。 他人が何を言おうが、それは関係ない。誰かのために気を使うなんてことより、よほどいい…… 「今晩は、おチビさん」 「え――?」
2005.08.04
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http://www4.atwiki.jp/teambns/P.E2122RPGwikiの更新を進めています。まだ未完成で見づらい部分もありますが、皆さんの意見を頂ければと思います。現在、キャラクターメイキングの記事を作成中。
2005.07.31
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P.Eの登場人物、由衣(8才)です。物語上では、影司↑こいつの娘という事になってます。……見た目通り、血は繋がってないです。さて、小説書かないと……
2005.07.28
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今日は影司に宣伝を頼まれたので、募集を一つ。TRPGサークル「B.N.S」では、オリジナルTRPGシステムの構築を手伝ってくれる方を募集しています。・ゲームの製作に興味のある方。・シェアードワールドに参加したい方。・新システムのテストプレイをしてみたい方。お問い合わせはコメント欄かBBS、私書箱へ。
2005.07.27
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P.E 2122RPG ルールブックhttp://www4.atwiki.jp/teambns/製作中のTRPG、P.E 2122RPGのwikiを作ってみました。まだ殆ど手を付けていませんが、これから充実させていきます。B.N.Sメンバーの皆さん、IDとパス送るので宜しく。
2005.07.26
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かなり大きい台風が来てるらしいじゃないですか。交通機関が止まったら困りますね。。。
2005.07.25
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斎さんから、2080の主役メカ・デュラハンのデザイン案が届きましたので紹介しようかと。画像は、武装未装備状態のデュラハンです。これで大体全高4メートルくらいです。良かったら感想を頂きたいです。
2005.07.23
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赤い大地に砂煙が舞い上がる。 草一つ無い荒廃したその地は、かつての豊かな田園地帯の面影を少しばかりも残して居ない。 リベルタリア共和国西部、緑の庭と名づけられたこの地は、隣国カイゼル王国によって行われた数年前の侵略のため、その名に似つかわしくない醜い荒野へと姿を変えてしまった。 今ではどちらの陣営も常駐する事の無いこの寂しい場所に、久方ぶりの人影があった。 黒いローブを身に纏った男の姿。 風に吹かれて時折フードから覗かせる顔には、白い顎鬚があった。 かなりの老齢であろうその男は、この荒れ果てた大地を越えるには似つかわしくない。 その老人は、前方に上がる砂煙を見てふと足を止めた。 少しばかり後に聞こえて来る、地を揺らすような蹄の音。 砂煙は次第に大きくなり、その中から地平線を埋め尽くすかのような騎乗した軍勢が現れた。 掲げられた軍旗には、カイゼル王国の紋章。 それは、悪名高いカイゼル騎兵隊の数万に及ぶ大軍であった。 軍の先頭を走る、指揮官と思われる男は、荒野を一人歩く老人の姿を見とめたようだ。 「退け、老人よ!轢き飛ばされたくなければな!」 荒野に響き渡る大声は、老人にも届いたであろう。 しかし、老人は何事も無かったかのように歩みを続けた。 「耳が聞こえぬのか」 今度は聞こえないような小さな声で呟く。 独り言のような言葉を短く言い終えると、再び彼は大声で叫んだ。 「速度を落とすな!かまわず進軍せよ!」 大軍が老人に迫る。 飲み込まれれば無事では済むまい。 老人に兵士の顔が確認出来るほどに近づいた時、ようやく老人は歩みを止めた。 その時、指揮官は見た。 老人がローブの内側から杖を取り出すのを。 指揮官は聞いた。 早口言葉のような、それでいて神秘的な響きを持つ言葉が老人の口から漏れるのを。 「いかん、引け!」 咄嗟に馬を反したものの、先頭集団が全て止まれるはずも無く。 彼は、突如現れた火球に焼かれる100近い騎兵の姿を見る事になった。続く
2005.07.20
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2080-07第7話完成しました。未だにシミュレーション戦闘が続いていて進展がありませんが、それは次回以降に。。。
2005.07.18
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2095年。 生命工学の研究者「神野真一」の世界規模のテロ行為により、人工生物「A.L.T」――特に、獣をベースにした「クリーチャー」と呼ばれるもの――が世界中に放たれ、人類は大きな被害を受けた。 首謀者の神野真一は倒されたものの、地上に蔓延ったクリーチャーのために生き残った人類は地下都市での生活を余儀なくされた。 この戦争のために多くの戦力や技術が失われたため、地下都市の人々は地表に出られず、また地下に移住できなかった都市はクリーチャーの襲撃を受け続けた。 しかし、そんな状況でも人類の争いの火種尽きはしなかった。 2120年代になると、国力を回復したいくつかの国は地表への進出を始めた。 しかし、ここにきて人型A.L.T「ヒューマノイド」の人権問題で揉めていたW.O.Lと北大西洋連合の対立が表面化し、一触即発の状態となっていた――(P.Eプロジェクトサイトより)「今日は影司の依頼で、P.Eの紹介記事を書く事になったので宜しく」「そもそもP.Eは、TRPGサークル「B.N.S」が製作しているオリジナルTRPGの背景世界だ」「そのため、TRPGのシナリオを作るのにに向いた状況になっている」「世界観としては、サークルメンバーの趣味を反映してかバイオ・メカ等が混ざったハードSFだ」「キーワードは、ヒューマノイドの最大勢力『フェリス』、攻略戦の新たな切り札『強化外骨格』、カオス理論を応用した擬似超能力『サイコ・エフェクト』……」「ちなみに、この俺『伊倉修二』もP.Eに登場するフェリスだったりする。」「今日は背景世界の説明をしたので、次回はシステムの説明が出来ればいいんだが」「実はシステムの方は未完成の部分が多い。TRPG経験者がいたら、是非製作を手伝って欲しかったりする」「では、また次回。今回はこれまで」
2005.07.18
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2080-06お待たせしました、第六話公開です。第七話も早いうちに公開できればと思います。
2005.07.13
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「あああああ」「どうした」「いや、ね。・・・俺が獣耳キャラ好きなのは知ってるだろ」「ああ」「で、その原因を探ろうと記憶を遡ってみたのよ」「原因がありそうなのは幼児期あたりか?」「ああ。・・・で、初めて見た獣耳キャラが思い出されたわけだが」「どうした」「・・・マ○オだった」「・・・それは衝撃的だな」
2005.07.13
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何か久しぶりにソードワールドTRPGをやりたくなりました。サーバーはこちらで用意するんで、誰かやりませんか?B.N.Sメンバーを誘うと既に3人くらいは集まりそうです。
2005.07.11
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犬は夜行性の動物という事ですが、夜も結構寝ています。
2005.07.10
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天気が悪くて星が見えませんねえ・・・。。。七夕飾りに短冊を付けると願いが叶うという言い伝えがあるので、僕も書いてみました。blessed +2 gray dragon scale mail「……これで終盤の魔法対策も万全だ」「無理です」参考:Jnethack
2005.07.07
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B.N.Sの小説が更新されたようです。僕も早く仕上げないと……
2005.07.06
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2080-06を執筆中です。新キャラのPEGTH-F-02~06の戦闘シーンが入ると思います。完成したらまた更新します。
2005.07.03
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Musical batonが回ってきた理由がそうであるように、 僕は新作CDを買うよりネット上で個人が公開しているオリジナルのFlash・歌を聞く事が多いです。 今日はそんな中から一曲、替え歌ネタですが紹介して見たいと思います。 ニートで暇すぎて頭にきたより、おおニート 後半のテンションが最高。 これ歌ってる人、平日夜11:00からネットラジオ放送してるんですが、非常に面白いです。 時間があったら是非一度聞いてみる事をお奨めします。実はFlash版もあります。http://flalog.chbox.com/home/hebofla/archives/blog/home/2005/06/19_183021.html
2005.07.01
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aco11さんからMusical Batonが回って来ましたので、今日はこれをネタに書かせて頂こうと思います。 音楽に関する四つの質問に答えて、新たな五人にバトンを渡すという、今流行りの企画ですね。 音楽にあまり詳しくない僕ですが、とりあえず書いてみます。1.コンピューターに入っている音楽の容量は? ・1GBくらいです。2.今聞いている曲は? ・Snake Eater(和田アキ子)MGS3予約特典CDに収録 メディアプレーヤーの自動再生リストで。3.最近買ったCDは? ・Jupiter(BUMP OF CHICKEN) 友人に薦められて買ったのですが、素晴らしかったです。 BUMP OF CHICKENは歌詞がいいですよね。4.よく聴く、思い入れのある5曲は? ・Way To Fall(STARSAILOR ) 某ゲームのエンディングに使われていました。 歌詞がゲームのキャラのあまりにも悲痛な想いと重なって、 なんだか泣きそうになります。 ああ、私の喉に何かが―― ・ダンデライオン(BUMP OF CHICKEN) ・K(BUMP OF CHICKEN) 初めてこれらを聞いたのはネット上に出回っているFlashで、 そのストーリー性に感動してCDを買っちゃいました。 ・Komm susser Tod おだやかな曲ですが、歌詞はものすごいネガティブです。 これもFlashに使われていますね。 ・月光(TUBE) 朝のニュース番組のテーマソングになっていて気に入りました。5.次にバトンを渡す5人は? ・nobody ・nobody ・nobody ・nobody ・nobody 以上です。 しかし、面白い企画ですね。 これで渡したバトンが世界中に広がって…… ……?世界中に? ちょっと気になったので計算してみました。世代数 = 0 合計人数 = 1世代数 = 1 合計人数 = 6世代数 = 2 合計人数 = 31世代数 = 3 合計人数 = 156世代数 = 4 合計人数 = 781世代数 = 5 合計人数 = 3906世代数 = 6 合計人数 = 19531世代数 = 7 合計人数 = 97656世代数 = 8 合計人数 = 488281世代数 = 9 合計人数 = 2441406世代数 = 10 合計人数 = 12207031世代数 = 11 合計人数 = 61035156世代数 = 12 合計人数 = 305175781世代数 = 13 合計人数 = 1525878906 ……! 一日に一世代進むとしたら、二週間で世界の総人口を超えてしまう!! マルチ商法とかチェーンメールという言葉が脳に浮かんできましたが、これは好意的な企画ですから、そんなのは何かの間違いに違いありません。 しかし、このバトンが負担に……それも、世代が進む毎に重くなってしまう可能性があるのも事実です。 上の人数を見ればわかる通り、参加者は爆発的な勢いで増えて行きます。 つまり、後に参加する人ほどバトンを渡す相手がいなくなってしまうのです。 みんながやっているから自分がやらない訳には行かない……と考える人だって少なく無いでしょう。 これが潜在的な強制になってしまう事で、最終的にチェーンメール等と同じ、迷惑なモノになるのです。 ……要するに、『五人に回す』というのは大きすぎるんですね。 一人に回して行くくらいがちょうどいいんじゃないかと思います。 そういう理由により、僕はバトンを止めさせていただきます。 aco11さん、せっかく回して頂いたのに非常に申し訳ありません。 素直にお祭りを楽しめない男みたいになっちゃいましたが、また何か面白そうな企画があったら宜しくお願いしますね。
2005.06.30
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最近暑いですね。あまりの暑さになんだか頭痛まで感じるんですが、風邪かもしれないです。なんだか外食したい気分なので、煙草吸わないのに灰皿持ち歩いてる男でも誘ってお好み焼き屋に行って来ようと思います。
2005.06.29
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煙草が切れて力が出ない(アンパンマン的に)
2005.06.27
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ちょっと間が空いてしまいましたが、小説紹介企画の3回目です。今回は、身元不明人さんの作品、After crisisです。ジャンルは超能力バトル物で、荒廃した世界で主人公のブランドンが戦っていきます。強化外骨格を素手で破壊する男が見られますので、是非一読を。
2005.06.26
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B.N.Sの木乃花咲耶のリファイン版です。全キャラの絵柄を統一したいんですが、なかなかメンバーの都合が合わずに苦労しています。
2005.06.25
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ファミコンウォーズがでーるぞっ♪……懐かしいですね。あのFMJのパロディCMがDSで復活していました。昨日ファミコンウォーズDSを買ったんですが、これは面白いです。一通り終わったらレビューみたいなものでも書きますかね。
2005.06.24
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三島のうなよしに食事に行ってきました。せっかくなので、よくテレビで紹介されている特上うなぎ丼を頼んでみたんですが、この量の多い事。。。一人では絶対食べ切れません。味は非常に良かったです。是非また行きたいと思います。
2005.06.22
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マルイのプロライトを買いました。フラッシュライト兼電動ハンドガンのバッテリーというナイスな物です。これで5000発連続発射できるらしいので、電動ハンドガンが実戦レベルになります。
2005.06.20
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企画二日目の今日は、B.N.Sのプログラマ影司の小説を紹介します。自殺志願の男シリーズ suicide black珍しく完結している短編ですが、黒いです。彼は他にもP.Eのメインストーリーを連載しています。あ、そうだ。もし気に入って頂ければ、B.N.Sメンバーの作品の感想を書いて上げてください。
2005.06.18
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常連さんは御存知かもしれませんが、僕はB.N.Sというサークルで活動しています。TRPG作成や小説執筆、絵を描くなどの活動をしていますが、他の皆さんは僕よりずっと面白い作品が多いです。そこで、他のB.N.Sメンバーが書いた作品を紹介して行きたいと思います。一日目の今日は、斎さんの作品、「閃光の悲踏曲」です。僕の2080と同じ、P.Eの世界観を使っていますが、未来の都市の生活感が良く出ています。これから戦闘シーンも入るようなので、期待大です。
2005.06.16
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l^丶 | '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう ミ ´ ∀ ` ,:' (丶 (丶 ミ いあ いあ (( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ ;: ミ ';´∀`'; ';´∀`';, , `:; ,:' c c.ミ' c c.ミ U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J /^l ,―-y'"'~"゙´ | それ るるいえ うがふなぐる ふたぐん ヽ ´ ∀ ` ゙': ミ .,/) 、/) いあ いあ ゙, "' ´''ミ ハ,_,ハ ハ,_,ハ (( ミ ;:' ,:' ´∀`'; ,:' ´∀`'; '; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ (/~"゙''´~"U ι''"゙''u ι''"゙''u 「……何してるんですか、伊倉さん」「布教」「ああ、影司さんに続いて伊倉さんまでアレなヒトに……」「ダゴン教団、いいよ」
2005.06.15
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久しぶりにフラッシュ紹介です。以前紹介したnightmare cityを見てからこれを見るのをお奨めします。http://fdempa.com/kagi/naname.html
2005.06.14
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