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2021.07.22
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カテゴリ: 新規購入宝石
今日は久しぶりのミネラル補給~

仙台ミネラルマルシェ以来の補給ですかね
SHOPさんが関西におられるので
実家帰省に合わせて受け取ろうとかも思ってたのですが
横浜ショーやらの皆さまの戦利品報告を見てたら居ても立っても居られなくなって
つい郵送で送っていただきました

まずは

ビスマスナトリウムタングステン酸
(人工石)
4.35ct
ロシア製
NaBi(WO4)2

ビスマスと言うと人工結晶の
あの金属光沢の黒地に浮かぶ階段状構造も楽しい虹色が思い浮かびますが
こちらはまさかの透明石。
ちょっと地色は黄色くありますが
ビスマス独特の虹色感はすさまじく
超ギッラギラです。

光学研究用に使われるらしく
ビスマスタングステン酸などナトリウムが入っていない物などもあり
熱膨張の低さを生かしてタングステンはかなり利用されているらしい
ビスマス自体もタングステン同様触媒材料にされるほか
融点の低さを利用して
鉛の代替品として使われるほか
塗料にもなってるらしい

まだ一般的ではない為かカットルースは初めて見たが
超ギラギラ感は凄まじく
チタニア(合成ルチル)や
チタン酸ストロンチウムなどが好きな人には
好みにぶっささると思うので
今後少しずつ出てくるかもしれませんね

お次は







ブラック・オパール
未処理品
4.96ct
ラフ未計測
South Wello,Amhara Region,Ethiopia産

ブラックオパールと言えばオーストラリア・ライトニングリッジ産が有名ですが
ここ最近はライトニングリッジのブラックオパールは枯渇気味な為
エチオピアのオパールに黒化処理(砂糖漬けにして塩酸で焼く処理)を
施したものが最近出てきているのですが、
ごく少量ながらエチオピアでも未処理で黒いオパールも
採れるらしいとは聞いてはいました。

これはその貴重な未処理のエチオピア産ブラックオパール
裏側に母岩の砂岩が少し残してあり、
これが白いままという事は黒化処理はされていない、
充填処理されていたら砂岩の穴も埋めてるはず
という天然未処理の証になってます。
原石もオマケでいただいたのですが、
さすがに小ささもあって
黒さは薄れてグレーな色となりましたけど、
カット前の写真ではしっかり黒かったです
(カンが多くカットに向かない)

これはエチオピア産が流通し始めのころ
経過観察のためにごく少量だけ手元においていたものを(執筆時点で5年ほど前)
譲っていただいたもので
世間にはほとんど流通してません
エチオピア産は他の産のオパールでも多少は同じ性質があるのですが
他の産のオパールと比べるとカン(ひび割れ)が起きやすいと言われていて
実際にその土地で経過観察しないとどうなるか分からないという
コレクター泣かせの石でもあります
実際見せてもらえた他の石には明らかなカンがはいっていたり
この写真の子も微量ながらカンは入ってます。
ちなみに他の子にはいわゆるモザイクパターンと言われる
幅広の游色の物もあったのですが
個人的にピンファイア(細かいラメのような游色)が好きで
こちらを選びました
最近ちらほらツイッターなどで
フィギュアに載せるを見てちょっと真似っこ

白飛びがひでぇ・・・
白色LEDだと光が強すぎたかもしれないなー


最後に



チョコレートオパール(未処理)
カット石、0.68ct
原石 37.40ct
Yita ridge,Mezezo Opal Amhara Region,Ethiopia産

こちらも同じくエチオピア産の
いわゆるチョコレート・オパールと言われる物の
未処理品です。
これもブラック同様母岩の砂岩をカットルースの裏に残してもらい
未処理の証があるようになっています。

チョコレートオパールのカットルースって見ないなーと思っていたのですが
実はこのチョコちゃんは原石だけを持っておられていて
カットしてもらえたのです。

経過を見ましょう
(カッターさんの許可を得て掲載しております。カッターさんありがとうー)

左端の原石からオパール層のみを取り出し

この時点ですでにポロっと欠けが発生

なんとか形になってきたなーという状態で
ひび割れ発生!

指だけで簡単にパキっと割れてしまい

内部に砂岩が多かったためか
簡単に粉々に・・・・(悲しい

そして残ったこの状態から
最初のルースへ!




さらに聞けた情報によると
砂岩由来のオパールな為か他の産のオパールと比べると
何もかも吸収しようとする力が凄まじく
通常オパールの研磨方法では綺麗にならないらしく
研磨方法が分からないとそのまま原石ノジュール割っただけのままの方が
ガラス光沢もあり綺麗だということで
カボッションも含めカットルースがほとんどないということのようだ。

そんなこの子もさっきの最終ラフからでは生地の少なさもあり
やや強引なカットになったのと
脆さのためにガードルを厚めにとらざるを得なかったという事だったが・・・
ほぼすべての色の游色も持っていてすんげーーー綺麗ーーーー
何枚写真を撮っても飽きないです。

濃い茶色のまさにチョコレート色に煌めく游色が映えて
すごい綺麗・・・





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最終更新日  2021.07.22 19:03:45
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