チェリーままの バレリーナ弁当

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あなたはぜんぜん!こまってない


表題「あなたはぜんぜん!こまってない」について

スーティーへ

そういえば、突然ブログの表題を
「あなたはぜんぜん!こまってない」に変更してから、
まだ一度もこのお話をしていませんでしたね。
今日は、私のブログのタイトルについて、ちょっとお話したいと思います。

ほんの数年前まで、私は何かにつけ、「わぁ~!困ったワァ~。」
「ちょっと面倒な問題が起こってね、困っているのよ~。」
「スポ少でまた大変なことが起こってね~、困った、困った。」
って、とにかく「困った!」が私の口癖になっていました。

「困った!」って言わない日は ないくらい。
まさに「困った事」が山積みの毎日でした。

ところが、斎藤ひとりさんの「困った事は起こらない」
というお話を聞いて、目からウロコがポロリと落ちました。

私が「困った」って騒いでいる事は、本当に自分自身が困っている問題なの?
他人の困りごとまで引き受けて、「困った、困った!」ってつぶやいていない?

それからは、「困った」って言う前に、
「これは本当に私自身が困っている事かしら?」って自問してみました。
すると、どれもこれも、直接自分が困ってないことばかり
だったことがわかりました。

それは、友達が困っている事。
同じスポ少で起こった問題だけど、当事者同士が解決すればすむこと。
子供がゲームばかりする・・・本当に困るのは子供?
でも子供はそんなに困っていない。

3番札所 6

人は何度も何度も生まれ変わっているそうです。
それは、魂を磨くため。
魂の周りのにごりを「我」と呼びます。
その「我」という汚れを取り除き、魂は輝きたいんです。
人は魂を磨くことが好きで好きでたまらないんだそうです。

そのため、人は生まれてくるとき、最低でもひとつは
自分で試練を設定して生まれてきます。
「命」という字は「人は一度は叩かれる」と書きます。
受験に失敗したり、大病を患ったり・・・
一見、試練と思える出来事は、実はそれを乗り越える事によって
成長したい!と願って、自らが設定したもの。
自分で設定したのですから、もちろん、
今回の自分にちょうどいい問題なのです。

そのように見方を変えると、どんな「困った事」も、
実は困った事ではないことがわかります。
困った事は自分を成長させてくれる、ありがたい事。
そう考えると次はどんな試練がやってくるのか、ワクワクしてきませんか?

キャラメルサンドクッキー


たとえば、お子さんが不登校で悩んでいる場合・・・
我が子が苦しんでいるのですから、親にとっても苦しい事に違いありません。
でも、お子さんはお子さん自身の学びのために、
あえてその試練にチャレンジしている、と考えてみませんか?
親身になって自分のことを気遣ってくれる家族、友人、先生の
やさしさを学んでいる・・・
許せない人を許すことを学んでいる・・・
学校に行きたいのに、行けないという気持ちを学んでいる・・・
学校に行かないと、どうなるかを学んでいる・・・
いわゆるエリートコースからはずれた人生が
どういうものかを学んでいる・・・
コースからはずれたからこそ、掴めるものがあることを学んでいる・・・
志の強い魂なので、人よりちょっと過酷な試練を
選んできているのかもしれませんね。

私には困った事は起こらない!
と決めたとたん、困った事はひとつも起こらなくなりました。
「困った、困った」という言葉が、
「困った事」をどんどん引き寄せていたのですね。

そして自分がなんとかしなきゃ!って、
「自分が、自分が!」って言っていた時は
本当にトラブルだらけでした。
魂の周りが濁っていたのでしょうね。
おなじように濁っている人ばかりが、私の前に現われました。

ついてるマグ

そして、自分の都合ばかり優先する事をやめ、
流れに逆らわず生きてみました。
たとえば、娘のバレエのレッスン日。
友人には、「うちは他にもお稽古事をやっていて、
どうしてもこの日しか来れないんです。」
と、無理やり定員オーバーの日にねじり込む人もありました。
私は先生に、「うちの子にはどの曜日が一番あっていますか?」
とアドバイスをいただき、先生の言われるとおりの曜日に
レッスンを入れています。
流れに逆らわない生き方をすると、何もかもがスムーズに変更できました。
かえって、こうなった方が良かったな!って結果になりました。
以前だったら、「困ったわ。この日はピアノの日だし、
お姉ちゃんのサッカーもあるし・・・」
って言っていただろうな。

ベリーショート

困る事はないんです。
「あなたにはこれが一番いいですよ」と
善意で言ってくださる言葉を素直に受け入れるだけで、
すべてが上手くいくようにできているんです。
「あなたはぜんぜん!こまってない」っていうお話、
いかがでしたでしょうか?


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