「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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ハナちゃんといっしょ
カナダ旅行記・その1
エア・カナダ
●友を訪ねてバンクーバー●
2003年11月1日、ロサンゼルスの空港で、共にアメリカに滞在した友人のノリコさんと別れ、ノリコさんは日本へ、私はカナダのバンクーバーに向かいました。バンクーバーに着くと、空港では友人の
ミシェル
と彼女のご両親が迎えに来てくれていました。私の今回の旅の目的は、このミシェルに会うためでした。3ヶ月前に日本で涙のお別れをした私たち、今度はバンクーバーで涙の再会でした。ミシェルのお母さん、ブリジッタと会うのは2回目でした。お父さんとは初対面でした。
空港を離れ、私たちはリッチモンドの川沿いにある素敵なレストランでお昼ご飯をいただきました。なんだか、大雑把なアメリカの食事に比べて、普通の食事なのに品を感じてしまいました。何でだろう…。それにしても、10月なのに猛暑だったロサンゼルスとは違い、バンクーバーはもうすっかり秋でした。ミシェルファミリーはもうセーターなんて着ていて、私は薄着。
ミシェルの家はダウンタウンのど真ん中の高層ビルにありました。窓から繁華街のロブソンストリートが見えるのです。ミシェルが日本に来て、いきなりど田舎で生活を始めて寂しかったのがよくわかりました。ミシェルは私の滞在中は部屋を提供してくれ、彼女はリビングで寝ることに。なんだか申し訳なかったです。
ここでしばらく昼寝をし、夜はミシェルと街に出かけました。ミシェルの昔のボーフレンドのブラッドに会い、私のリクエストでベトナム料理を食べに行きました。ブラッドお父さんが日系人、お母さんがフィリピン人の日系3世のカナダ人でした。日本に3年住んでいたので日本語も流暢らしかったのですが、どうもシャイな性格らしく、英語でしか話してくれませんでした。でも、すごくおもしろい人でした。
バンクーバーの滞在は、大好きな友だち、優しいご両親と過ごした素敵な時間となりました。
秋のバンクーバー。どこを歩いてもきれいでした。
●アメリカへとんぼ返り●
11月2日。前日にロサンゼルスからバンクーバーに着いたばかりなのに、この日はシアトルへ行くこととなりました。アメリカを出国した翌日に再びアメリカです。それは、ミシェルと私の共通のイギリス人の友人、
ジェシカ
をピックアップするためでした。ジェシカはオレゴン州ポートランドで友人の結婚式に出席、それからシアトルで私たちと合流して一緒にバンクーバーで休暇を過ごすことになっていました。
私たちの心配事はひとつ。それは前日にカナダに入国したばかりの私が、あっさりと国境を通してくれるかということでした。そして国境が見えてきます。ミシェルからカナダとアメリカの国境付近はすごくきれいだと聞かされていたけど、ドキドキで景色を楽しむ場合ではありませんでした。並んだ車の列には、車から降りるように指示されてオフィスに入っていく人もいました。
さて、ミシェルは身分証明書を私はパスポートを提示しました。ミシェルが私が前日にアメリカからカナダに入国したばかりだと告げると、入国管理官は私のパスポートを見て何の問題もないと言い、車から降りることもなくあっさりと再入国できました。ほっとすると今度は映画のように美しい国境の景色に目を奪われました。
アメリカに入国して私たちはガソリンスタンドとトイレ探し。しかし、走れども走れどもガソリンスタンドは見つかりません。あせるミシェルとはうらはらに、私は景色の美しさにうっとりするばかり。とても写真を撮りたいと言える状況じゃなかったですけど。やっとスタンドが見つかり、ガソリンを入れて用も足してすっきり。この辺りに来ると、ネイティブ・アメリカンの住人が目立ちました。
そしてバンクーバーから3時間程でシアトルに到着。宿泊するホテルでチェックインを済ませ、待ち合わせまで2時間ほどあったので、ミシェルと町や海辺を散歩しました。バンクーバーよりも南にあるのだけど、風が強く寒い!でも、坂と港の町シアトルはバンクーバー同様美しかったです。1週間前にいたロサンゼルスとラスベガスと大違いでした。とても上品な感じでした。同じアメリカなのに、不思議な感じ。
美しいシアトルの町並み。
シアトルのランドマーク、スペースニードル。
ここでミシェルに、ジェシカと一緒にポートランドで結婚式に出席したドイツ人の
カーステン
もシアトルに私たちに会いに来ることを知らされます。私はつい、「ゲーッ」と言ってしまいましたが、彼も一緒に日本で過ごした仲間の一人でした。
そして待ち合わせ時間が近づき、ミシェルと私は待ち合わせの場所、スペースニードルへと戻りました。2人で歩いていると、向こう側に見慣れた男女が見えます。ジェシカとカーステンでした。思わず走りよる女性3人。3人で抱き合って、またまた涙の再会でした。
●シアトルで同窓会●
シアトルで再会を果たした私たち4人、お互いの近況報告をしながらダウンタウンに向かいました。まず向かった先は、シアトルで有名な観光名所のパイクプレイス・マーケットでした。
これは夜のマーケットの風景です。
ここでは食べ物だけではなく、衣類、雑貨、土産物が買えるし、レストランやカフェもたくさんありました。私の好きな映画のひとつ、メグ・ライアンとトム・ハンクスの「めぐり逢えたら」のロケ地にもなったカフェがあり、そこで食事をしたかったのだけどその日は残念ながら閉まっていました。他のカフェで食事をしましたが、海に沈む夕日を見ながら食べることができました。
ここで、カーステンがジェシカのデジカメを壊すというハプニング発生。落ち込むジェシカに機嫌の悪くなるカーステン(普通逆でしょ?)、両方をかばい合うミシェルにあえてその話題に触れない私。久しぶりの再会がこれですから…。
買い物をする人々。
名物の魚屋さん。
やっぱり私たちは観光客に見えたのでしょう、寄る店ごとに
「どこから来たの?」
と聞かれました。
ジェシカ:「イギリス」
ミシェル:「カナダ」
カーステン:「ドイツ」
私:「日本」
とそれぞれ答えても、何で知り合ったんだなんて野暮なことは聞かない、さすが多人種国家のアメリカです。国籍の違う友人たちが、自分の国ではない場所で同窓会なんて、なんだか楽しかったです。
チャーリーズ・エンジェルのつもり…。似ても似つかない?
パイクプレイス・マーケットにある世界初のスターバッスクコーヒー。
看板が緑ではなくて茶色なんです。
●チャーリーズエンジェルとスネオ●
パイクプレイス・マーケットを去った私たちは、夜のシカゴを散策しながらホテルに戻りました。カフェの多い町で、コーヒーの大好きなカーステンにスターバックスの好きなジェシカなので、途中で再びスタバにストップしました。
カフェに来るまでに海辺を歩いてたのですが、ここでカーステンの機嫌がみるみる間に悪くなるのがわかりました。その理由は、寒いからです(笑)。寒いのに、写真好きの私が珍しいものを見つけたら写真を撮りたがり、ミシェルもジェシカもいいよって待ってくれたのですが、カーステンは
「何やってんだ!寒いよ、早く行こう」
とガタガタ震えていました。あんたがいちばん太ってるじゃんって思ったりもしたのですが…。
そうなんです、カーステンは「スネオ」くんなんです。自分が話題の中心からそれたり、私たちが男性の話をしているときは特に機嫌が悪くなるのです。私はそういう人があまり得意のではないけど、ミシェルもジェシカもかなりいい人で、決して悪いようには言いません。
しかし、ここでカーステンの男性としての信頼を失わせるようなハプニングが発生しました。私たち4人は横断歩道で信号が変わるのを待っていました。すると、向こう側では2,3人のガラの悪そうな酔っ払いが立っていました。私もちょっと怖いなって思いましたが、ここでおどおどしてはもっといけません。この10日ほど前にロサンゼルスで
セルフディフェンス
を学んだばかりです。だから、信号が変わってもミシェルとジェシカと普通どおりに歩いたし、難なく酔っ払いとすれ違うだけでした。
しかし、私たち3人は見てしまったのです。この酔っ払いを見るや否や、カーステンが私たち女性3人を置き去りにし、早足で酔っ払いのいるとこを避けて横断歩道を歩いて行く姿を…。残された3人はあきれて彼の後姿を眺めていました。
でも大丈夫、私たちはチャーリーズ・エンジェルですから!(またかい?)
私たち3人は同じ空手道場で稽古に励んでいました。しかも、ジェシカは黒帯、ミシェルはキックボクシングもやっていました。だから過信しているというわけではありません。たとえ相手に腕力でかなわなくても、自信を持つということを3人ともが知っています。だから、私たちは冷静でいられたのですね。
その後、タトゥーに興味のあるジェシカがその店に入りたがったので、私たちは付き合いました。しかし、カーステンは中には入りたくないと、寒いのに外でガタガタ震えて待っていました。そして、ちょっと大人向けのランジェリーショップを見つけた女性3人。付き合いきれないと思ったのか、カーステンはホテルに先に帰ると去っていきました。
店にはいるや否や、ミシェルとジェシカがカーステンのことをボロクソ言い始めました。もう、びっくり。今までこの2人がこんなことを言うのを聞いたことがなかったので。確かに、女性3人を置いて自分だけ逃げたのは彼にとってマイナスでしたね。
ホテルに帰ると、カーステンはシカゴの友人と電話で話していました。カーステンは日本を去った後、シカゴの大学院で博士号を取得するために勉強していたのです。すごく頭がいい人なのです。友人が彼の愛猫キキちゃんを預かっているらしく、電話口で
「キキちゃ~ん」
と甘い声を出す彼を、ミシェルとジェシカはぽかーんと眺めていました。その後、一応気を遣って私とミシェルの部屋で映画を見ないかと誘いましたが、カーステンの機嫌はまだよろしくなくて、もう寝ると言いました。
女性3人はベッドの中で映画を見て、それからおしゃべりに花が咲いた夜となりました。
●カフェと芸術の町●
11月3日、シアトル(アメリカ)2日目。ホテルで朝食を取り、カーステンはシアトルのアンダーグランドツアーというアトラクションに行き、ミシェル、ジェシカ、私はシアトルの町を散策しました。
ダウンタウンや海辺をのんびりと歩き回るのですが、シアトルは危険すぎます。かわいい雑貨屋さんや洋服の店が多いのです。ジェシカはイギリスの国旗のデザインのジーンズを買って超ご機嫌。購入したと同時にもうはいていました。私は荷物が増えるのが嫌なので、お土産だけを買いました。私はあまり目的のないショッピングは好きではないのですが、1日の大半をウィンドウショッピングに費やしたような気がします。
それにしても、シアトルは本当に素敵な町です。この旅行と昨年のアメリカ旅行でいくつかのアメリカの町へ行きましたが、私はシアトルがいちばん好きです。ちょうど紅葉の季節で町並みが美しいこともあるし、他の町ほどゴミも散っていません(アメリカへ行って驚いたのは、道端にゴミが普通に捨てられていること)。
シアトルはスターバックスコーヒーの発祥の地だけあって、町にはいろんなカフェがたくさんあります。この日もあるカフェに立ち寄って、コーヒーと甘いお菓子でのんびりティータイムを過ごしました。ニュージーランドのウェリントン(カフェ密度世界一!)もそうだけど、カフェの多い町って大好きです。
夕暮れも素敵です。
同時にシアトルは芸術の町でもあります。町のいたるところでいろんなオブジェが楽しめます。
シカゴ
ほどビッグネームの作品はないにしても、町の中に彫刻があるのはとても素敵です。
ハーバーにあるコロンブス像。
9.11テロ事件後にできた消防士の像。
シアトル出身の友人
にこの写真を見せたら、その年から日本に住んでいた彼はこの像ができていることを知りませんでした。
カフェでのんびりした後は、カーステンとパイクプレイス・マーケットの元祖スタバで待ち合わせをするのですが、なかなか現れません。携帯に電話をしたら、まだバスで移動中でした。そこで、先に夕食の場所に選んだ1st アベニューのバーベキューレストランで待つことになりました。しかし、その店は店休日。
近くのタイレストランと日本レストランをチェックしているときにカーステンがやってきました。遅れてきたのにのんびり歩いているし。走れ~!
結局、バーベキューレストランの隣のOHANAという日本レストランへ入りました。ちょうどみんな日本食が恋しい時期でした。これが大正解!店の中は、え?ハワイ?って感じなのですが、味がいいのです。寿司も、てんぷらも、カツも、餃子も、外国で食べた日本食の中でいちばんおいしいと感じました。
食事の後はお別れの時間。翌日シカゴに帰るカーステンはシアトルにもう1泊し、私たち女性3人はバンクーバーのミシェルの家に向かうのでした。
シアトルでカーステンに別れを告げ、私たち3人はバンクーバーに向かいました。これら約1週間、私とジェシカはミシェルの家にお世話になることとなります。
●超簡単!カナダに再入国●
シアトルを離れたのは夜の7時過ぎくらいでした。11月なのでもう真っ暗です。ただ、渋滞の時間は避けられたので車はスイスイ進みました。ジェシカは助手席が大好きなので、私はバックシートに座りました。ちょっと眠かったけど、今度は緊張のカナダ再入国です。2日前にカナダ入りしたばかりなのに、再びアメリカに戻り、今度はまたカナダ。こんなに短期間に出入りして大丈夫なんだろうかと、帰りもやっぱり不安になりました。
そして国境到着。ジェシカも私もパスポートを握り締めて待機。車が入国管理官に停められ、ミシェルが
「この2人は日本とイギリスからの私の友人で、アメリカで出会ってバンクーバーにつれて帰るところだ」
と説明しました。すると入管のおじさん、
「ああ、そうなの、行ってもいいよ」
って、おい!これでいいのか、カナダの入国管理局。パスポートも見ずにすんなり通してくれて。私たちがテロリストだったらどうするんだ?(←どう見てもテロリストには見えない…)。本当に、行きも帰りも簡単でした。
過去に、イギリスからアイルランドに入国したときも、クリスマスの翌日で入管のおじさんたちは上機嫌で何もチェックせずに通してくれたし、去年メキシコからアメリカに入ったときもパスポートを見せただけでした。日本人であることって、ある意味すごいかもしれないって思ったりもします。だって、日本人ってだけで簡単に外国に出入りできるのですから。ちょっとした驚きでした。
無事に国境を越えると、私たちはハイパーモード。話も弾みますが、私は疲れて眠ってしまいました。
バンクーバーに着いて、もう早く休みたかったのですが、ミシェルが自分の彼氏に私たちを紹介したいと、彼氏が飲んでいたカフェバーのようなところに連れて行きました。彼氏は翌日にミネアポリスに出張なので、会うチャンスがこの日しかなかったようです。
白人なのに白人男性に魅力を感じないミシェルのその彼は、肌が浅黒くて背の高いフィリピン系でした。腕にはものすごいタトゥーが。強面なのですが、笑うとすごくかわいくて、おまけにとてもいい人でした。自分の飲んでいたサングリアを追加注文してくれて乾杯。いつもは初対面の人とは警戒してあまり口をきかない私も、お酒が入って饒舌になっていました。そんな様子を見て、ミシェルもうれしそうでした。
そしてミシェルのマンションに到着。ご両親はもう休んでいました。私に彼女の部屋を提供してくれて、ミシェルとジェシカは居間に寝ました。2人は夜中の2時まで募る話をしていたそうです。そして翌日から本物のカナダ滞在が始まるのでした。
●バンクーバーの大きな吊橋●
2003年11月4日。私にはミシェルのほかにバンクーバーに友だちがいました。セーラとジュリアンのカップルです。この2人は同じ年に来日し、近くで仕事をし、いつのまにかカップルになっていました。ニュージーランド人のジュリアンがセーラの国カナダに一緒に住み、
ニュージーランドで結婚式
、カナダで生活をし1児のママとパパになっていたのです。去年の秋、セーラは第2子を出産しました。
そのセーラにこの日会うことになったのです。セーラがミシェルの家まで迎えに来てくれることになっていたのですが、見当たりませんでした。すると、向かいの車の中から手を振る人物が。セーラでした。なんと、赤ちゃんに授乳中。初めて会うセーラの赤ちゃん、トリスタンはとてもかわいかったです。起きているときの顔はセーラに似ているのですが、笑顔がジュリアンにそっくり。
そして、セーラはジェシカと私を連れて、ノースバンクーバーへ連れて行ってくれました。最初に向かった先はキャピラノキャニオンです。10年前もここへ来たのですが、周りの様子が少しだけ変わっていた気がしました。セーラは駐車場に着くと、私の日本からのお土産のチーズケーキに早速ぱくついていました。彼女は日本のお菓子が大好きなのです。
入場して、要所要所でスタンプを集めながら回りました。ジェシカは暖かいからと、ずっとトリスタンを抱いていまいした。セーラも楽そうでした。ここにある展示物の一つを見ると、ノースバンクーバーは第2次世界大戦前までは大きな日本人のコミュニティがあったそうです。戦争で収容所行きとなり、戦後は各地にばらばらに移転したのだそう。
そして、この渓谷のいちばんの見所の吊橋へ。私は吊橋が大好きです。10年前の若かりし日は吊橋を走って渡ったけど、私もいい大人、それに赤ちゃんも一緒なので普通に歩きました。
けっこう高い吊橋です。
それから橋の向こうの森を散策しました。このあたりに住む動物、鳥、虫などの写真や絵の展示もありました。この日はすごく寒かったけど、空気が住んでいて森もすごくきれいでした。
ジェシカと私が土産物屋を見ている間はトリスタンの授乳タイム。ジェシカはスウィーツを買っていました。なんか、砂糖菓子のような…、でも砂糖のような。いろんな味がありました。
土産物屋の前のクマは10年前もありました。
キャピラノキャニオンの散策を終え、私たちはセーラの実家のある場所へ移動しました。
●セーラの家庭の事情●
キャピラノ・キャニオンを去った私たちは、セーラの実家に程近い海辺を散歩しました。そこはノースバンクーバーの小さなハーバーの近くで、通りにはかわいい雑貨屋さんやカフェが並んでいました。
紅葉もきれいです。
11月なのに、もうクリスマス・プレゼントのことを考えていたセーラ、雑貨屋さんのひとつに入りました。欧米の雑貨って、本当にかわいいです。買わなくても見ていてあきないし、お店の雰囲気も素敵でした。ジェシカは毎日日記をつける人で、気に入ったノートを見つけて購入。確か、シアトルの雑貨屋さんでも買っていたけど、ノートも厚めでデザインがかわいいのです。
それから、ドーナツがおいしいと有名なカフェに入りました。ドーナツがおいしいと言われれば、やっぱりそれを食べなければと注文。北米のものにしては甘さがちょうどよく、とてもおいしかったです。私は10年前にバンクーバーを旅行したときの旧10ドル紙幣をとっていたのですが、このカフェで遣ってみました。もちろん遣えたし、おつりもちゃんといただけました。
それからセーラの実家に向かいました。この通りのすぐ近くでした。キッチンから海が見える素敵なところでした。セーラのお母さんは犬の散歩に出かけていて留守でしたが、うちに入って家の中を案内してくれました。世界中の人形が並ぶリビング、セーラやお兄さんが使っていた部屋、ゲストルームにバスルーム、そしてセーラのお母さんの部屋。え?お父さんの部屋は?彼女には確か、お髭の立派なお父さんがいたはずなのに…って、ちょっと不思議に思いました。
それから、お母さんが帰ってきました。
ニュージーランド
でのセーラの結婚式で一度しか会ったことがないのに、覚えていてくれました。私たちに手作りのクッキーを振舞ってくれて、私が日本で子どもたちに英語を教えていると告げると、子ども向けの英語の絵本やアルファベットのパズルを持ってきて、日本で使ってとお土産にくれました。セーラもだけど、お母さんも学校の先生をしていたのです。初孫のトリスタンを抱いては、うれしそうにあやしていました。
そして帰り際、お母さんはセーラに言いました。
「明日はあなたのお父さんが来るから、こっちに来てね」
ここで初めて、セーラのご両親が離婚していることがわかったのです。ほんの1年前の結婚式のときはまだ夫婦だったのに、優しいご両親だったのに、幸せそうな家族だったのに、ちょっと驚いてしまいました。
それでも、素敵な家族。
セーラの実家を去った後、ダウンタウンまで車で送ってくれました。もう外は暗くなっていて、セーラは夜になると治安の悪くなる一帯を運転して、その様子を私たちに見せようとしました。昼間は治安もよくて美しいバンクーバーの裏の姿を。その通りには、ホームレスやドラッグの売人が立っていました。痩せこけた女性にドラッグを売っている姿も目の当たりにしました。私の好きなきれいなカナダの裏の顔、ちょっとブルーな気分になってしまいました。
セーラと別れてから、、ジェシカとミシェルのバイト先の洋服店へ行ったり、町をぶらぶら歩きました。帰ると、ミシェルのお母さんがブルーベリーパイを焼いて待っていてくれました。長い1日に感じました。
●初冬のウィスラー●
11月5日。私とジェシカがバンクーバーに来て以来、ミシェルは何回かアルバイトを休んでくれました。この日も、私たちを連れてウィスラーまでドライブでした。ウィスラーはミシェルがカナダの中でも大好きな場所です。
少しでもバンクーバーを離れると、窓の外には美しい景色が広がります。小さな小島の浮いたフィヨルドの入り江の美しいことといったら。写真を撮りたいなぁ~なんて思ったのですが、おしゃべりに夢中の彼女たちに声はかけられませんでした。でも、しっかり景色を目に焼き付けました。
途中、給油とトイレ休憩にガソリンスタンドに立ち寄りました。ここまで来るともう空気も冷たくて寒くなりました。
こんな山が見えました。
この美しい山のふもとに、ミシェルのおばあさんのお墓があるのだそうです。ミシェルの一家は、彼女が5歳のときに旧チェコスロバキアから移民してきました(お父さんはチェコ人、お母さんはスロバキア人です)。彼女のおばあさんはこの山が大好きで、死んだらこの山に灰を撒いて欲しいと遺言を残したのだと言っていました。
そしてウィスラーに到着。駐車場の近くには2010年のバンクーバーオリンピックの旗がたくさん立っていました。ウィスラーも会場の一つのようです。
ウィスラービレッジ。
しかし、寒い!あまりにも寒いのです。雪こそない快晴だったものの、氷点下の世界でした。ブリジッタ(ミシェルのお母さん)に毛糸の帽子と手袋を借りてきてよかった~。
近くをハイキングをしようと山のほうへ行ったのですが、ゴンドラはまだ動いていませんでした。だから、ずっとウィンドウ・ショッピング三昧でした。ただ、あまりにも寒かったので、毛糸の手袋と帽子を購入しました。それからGAPでフリースを買いました。私はキッズサイズでも十分だったので安い買い物で済みました。
11月上旬なのに、もうクリスマスの装い。
それから、食いしん坊の私たちが3人で一緒に買ったもの…
そう、このリンゴ飴です。飴というよりも、リンゴにチョコレートがコーティングされ、ナッツやマーブルチョコが飾られているのです。このお店はバンクーバーにも何件かありました。ここでミシェルとジェシカの議論が始まります。
ジェ:「こんなの食べたら太るし、体に悪いわ」
ミ:「でも3人で食べるし、中はリンゴだからヘルシーよ」
私:(心の声「何でもいいから、はよ食わせ~」)
結局ミシェルの言い分が通り、彼女の好きな味が選ばれました。写真の右上の物です。たっぷりのチョコレートにナッツ、それにキャラメルソースがかかっていました。お店で小さく切ってもらい、3人で寒空の下で食べました。
余談ですが、私の知人に大学時代の2年間をバンクーバーで暮した人がいます。その人は、このリンゴ飴を10個くらいこっそりと日本へ持ち帰ったのだそうです。ご周知の通り、果物類の持込は禁止ですから!
寒かったけど、ショッピングも楽しみおいしいリンゴ飴も食べて、帰りはバックシートでガーガー寝てしまいました。バンクーバーに戻ってからミシェルの友だちのバイトをしているインド料理レストランへ行きましたが、起きぬけのカレーの味なんて覚えていません。
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