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kamikotori

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2005.01.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
情熱大陸、中国。

今や日本を抜いて第三位の輸出入を誇る国際経済国家になってしまった。信じられないが、日本のものが手に入るだけでなく、いろいろな国に輸出されているものは、ほとんどすべて中国製としてリメイクされている。
だから、結構いいものが安く手に入る。
電子製品にしても、コンピュータ製品にしても、医薬品でも輸出されているものは、安くリメイクされた中国製を買えば事足りる。

つい3年前、こっちに来る前まで中国なんか眼中になかった。テレビでもあまりニュースに流れることもなかったと思う。個人的に興味もなかった。発展途上国に何がある?という感覚だったからだ。
友人もいるが、アジア人の友人の家をたずねる気持ちになれなかった。ニシニカブレテイタノダロウ。
簡単に言えば、アジア全体に向けて見下げた感覚はあった。日本だけが先進国であり、日本以外に世界に通用するものなんかないと思っていた。

高級車がたくさん走る道路、そして渋滞。
この噎せかえるような人、人、ヒト。

情熱という勢いもある。
露天で行われている商売。彼らは警察がくれば、走って逃げるのが当たり前。

全体の勢いなのだろうか。
開放された勢いといったほうが正しいのだろう。
抑圧されたものが、一気に開放されたら後には戻れない。
なんでもありという感の人治国家。
ルールはあってないようなもの。

シルクロードを築いた民が、商売したくて我慢していたのである。影から光に変換された迸る情熱は、まさに少年時代に取り付かれたように遊んだ時間といっしょだ。

つまらないルールなんか要らないし、存在してもそれは破られるためにある。大人のつくったルールに適応できる子供とできない子供がいるように。

偏見を捨てて、長い歴史をみるべきだ。
この隣国であり、大国であり、源流である地を日本人は見直すべきだろう。



明治以降、西洋中心社会に習ってきた。
おかげで日本は取り残されずに済んだ。

同じように、これからはアジアの中で立場を確立し、一つアジアユニオンという共通の枠組みを新たに構築すべきだ。

閉ざされた単一民族から、開かれた単一民族国家を目指してみてはどうだろう。
日本人になりたいという人間には、もっと帰化できる手順を確立できないものだろうか。

偏見が多すぎる。
負の過去に捉われすぎている。謝り過ぎても、問題解決の焦点がずれるだけだ。感情論で終わってしまう。

大人の面子のために、負の遺跡として犠牲になるのは次の世代しかわからない。先見のあるリーダー、あこがれるぐらいの。日本にいるのだろうか。
なぜ、若者が冷めているのか。
わかっているのだろうか。

自由がない。

表現の自由がない。(表向きはアメリカ以下、中国以上)
商売の自由がない。(表も裏もアメリカ以下、中国以下)
遊びの自由がない。(表向きはアメリカ以下、中国以上)

今の日本は、すべての利権が決められていて、隙間もない。
問題は、これから台頭してくるであろう中進国に勢いで負けない構造が国として確立できるかどうかだ。
アメリカでも、中国でも、わかっているのは、この外国人の若造にチャンスを与えてくれる。チャンスを作れる。なんで、日本でやれないんだ。やれないという意味は、日本でやるほうが成功の可能性が低いという意味だ。

海外で同じことをすれば、リスクも高く、負担も多い。

でも。
チャンスが違う。
チャンスの質が違う。

日本では、見向きもされない立場であっても、海外であれば直接みて判断してくれる。つまらないしがらみがないからだ。ストレートに、心をみて実力をみてチャンスをくれる。一つひとつのチャンスを証明していくだけだ。

もっと、スマートじゃない、がむしゃらな生き方が評価されてもいいと思う。
これはエリートが必要じゃないという意味ではない。
評価のバランスが整わないと、アメリカンドリームやチャイニーズドリームのような爆発的なアイドルを排出できない。

戦後の世代が、おじいちゃんやおばあちゃんになり、この世からいなくなって、日本の高度成長期を支えた何かが、語られなくなった。

日本でベンチャーする利点はあるのだろうか。
アングラなビジネスじゃなく、正統派のビジネスを展開できる環境はないじゃないか。虐げられているのが、わからないのだろうか。きれいな競争社会ではないという意味だ。談合なんて当たり前。2世なんて当たり前。

誰のための規制なんだろうか。
アホラシクテ話す気にもなれない。

少なくとも今のところ、アメリカと中国から学んだことは、今の日本が井の中の蛙、自己満足マスターベーション国家だということだ。そんな奴は相手にしない。勝手にやってろ。

昭和の偉人に負けないように、何ができるか。
情熱だけでも、負けないようにしたいものである。


この負の遺跡である官僚システムを誰が正に還元できるのだろうか。それはいつ来るのだろうか。
国家のエリートが官僚であってはならない。
歴史をみれば、誰だってわかることのはずだが。

世界で唯一社会主義が成功した日本。

本当の資本主義ができるのは、いつかな。
誰のための法規制ですか。
誰のための国家予算ですか。

民主主義は、多数決という意味じゃないですよ。
政治家も官僚も多すぎませんか。

もう本当のことを話してください。
表向きの表現は、何でもいいです。
本質だけを見失ったら、後は抜け殻のように何もないですよ。

大陸、やっぱりでかい。
スケールがでかい。

何もひとまとまりに説明できない。
人間の本質だけがある。
この部分だけは磨きをかけたいものである。

日本人として誇りを持って生きていきたい。
この情熱大陸で埋もれてしまうわけにはいかない。
せっかくだ。
彼らの情熱だけは、日本に持って帰らなくては。





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最終更新日  2005.01.24 22:00:13
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