北欧デザインを尋ねた旅

◇◆◇　 その５７ 　◇◆◇



ヘルシンキで宿泊した KlausK

いつか北欧デザインを尋ねてみたい！と思い始めて数年経つけれど

今回の旅を決定付けてくれたことのひとつ

時々チェックしている HP で見かけて

ここに泊まってみたい！と思ったのでした～








room no.516の窓辺





到着したのは15時頃

お部屋に荷物を置いたあと、最初に目についたのがこちらの窓辺

むか～し読んだ オルフェウスの窓 を思い出したのです。

なぜでしょう～？



ストックホルムは、王様の居るヨーロッパの北の国、

まさに「北欧」と言ったイメージだったけれど

ヘルシンキの建物・町並みはどこかロシアを思わせる・・・

ロシアから独立して

やっと今年で90年余だものね








窓辺のmini　BAR




KlausK は2005年11月に

designhotels グループがopenさせたホテル

元々はフィンランド国内でチェーン展開しているソコス・グループの老舗

SOKOS KLAUS KURKI が前身。








SOKOSのとあるお部屋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　klausKのとあるお部屋




以前、netで調べていた時に見つけた写真

これって同じお部屋じゃないかなぁ？

デザイナーのセンスでイメージががらっと変わっています

リニュアルで新しくスイートになったみたい













アクセントウォールになっている壁に大きめのLCDテレビ

お部屋がフラットに見えるのはこの効果だね

ベッドの正面に

この壁＋テレビがあるので快適！

LCDテレビは PHILIPS社 製・・・へぇ、テレビも作ってるんだ～












電源onでwelcome表示されたのは妹の名前でした

いつもは予約した私の名前が先なのに？

あ

妹はフィンランドにもある名前だから（男性名だそうですが）

もしや親しみやすかったのかな？

妹、ちょっとゴキゲン＊（で、記念撮影）













高い天井のライト・・・

付けるとどうなるの？













こうなります

天井にきれいな模様ができました

こちらはバスルーム以外の全てが間接照明です








窓辺のライトとカーテン





ベージュ基調のカーテンも、よく見ると白いお花刺繍が・・・

とっても好きな色合い



こちらのホテルをデザインしたのは

スウェーデンの Stylt Trampoli 氏

アクセントウォールといい、ベッドリネンの 柄物コーディネート といい

すっごく納得～

中世風に凝った模様が大好きな人なようですね

exciting interior design！・・・ってHPにも書いてあったなぁ

でもこのホテルのテーマが

フィンランド抒情詩「カレワラ」だと言うのは？？・・・ちょっとナゾ








iittala，Ultima Thule ：Tapio Wirkkala





お部屋のグラスに感激

ホテルで タピオ・ヴィルカラ の Ultima Thule が使えるなんて！

ふぅ～　なんて美しいグラスなのでしょう

それにこの脚付き（？）のウルティマツーレは初めて見ました・・・

帰国後にこれが ワイングラス だと判明






Tapio Wirkkala (1915-1985)




デザイナーのタピオ・ヴィルカラ氏・・・素敵すぎます

ウルティマツーレでウイスキーを大きめの氷で飲む姿

（できれば暖炉のお部屋で）

想像しちゃうなぁ～


私たちはこの素敵なUltima Thuleで

フィンランドの飲み物を飲みました



続きは次回の日記で









つづく







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