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2005/09/09
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カテゴリ: 劇団四季(観劇)
☆本日のキャスト

アイーダ 井上智恵    アムネリス シルビア・グラブ
ラダメス 阿久津陽一郎  メレブ   有賀光一
ゾーザー 川原洋一郎   アモナスロ 石原義文
ファラオ 勅使瓦武志

男性アンサンブル
 大塚俊 脇坂真人 秋山光二 川東優希 
 朱涛 沼沢勉 影山徹 萩原隆匡

女性アンサンブル 

 井上麻美 クリスティン・ゼンダー 大石眞由 村井まり子 
 田邉杏奈 上延綾 久下紘子




---☆☆☆

お約束のようだけど、やっぱり書かせて下さい。
初お目見えの智恵アイーダ!!
何かねー、とても“意志”のある女性だという感じがしました。
濱田アイーダの時は、強い気持ちが抑えられなくなって運命に巻き込まれていくような、その中で強く生きていこうとする、そういう女性がアイーダなのだと。
智恵さんからは、ラダメスを愛することも祖国のために生きることも、自分が選び取っているという意志の力を強く感じました。
そして歌!
私は智恵さんはキャッツでしか拝見したことがなく、アイーダの曲のイメージが全くわかなかったのだけど…全然違和感なくてびっくりでした。
高音で美しく歌われるイメージしかなかったのに、声に張りがあって力強くて。


それからシルビア・アムネリス。大好きです!!
歌の迫力と、気持ちの出し方がすごく好きでした。
それにこれはやっぱりアムネリスには重要だと思うんですけど、本当に美人さんだしスタイルも…。
王女らしく育ちがよくて気品のある感じ、嫌味じゃない程度の気位の高さ、それと王女という立場に時折つぶされそうになるプレッシャーのバランスが絶妙だと思いました。


♪愛の物語~勝利ほほえむ


歌っているときの口の開け方とか全然不自然じゃないのにビックリ。でもホントお上手としか言いようがありません。
いつもなら後ろに兵士が登場するとついそちらを見てしまうのですが、今回はアムネリスから目が離せませんでした。
舞台からはけていく時の「あ~あぁ~」も圧巻。

♪あの日は遠くに

智恵アイーダのこの歌、美しい祖国を思い描き愛しく思うことによって、エジプト人への憎しみを表しているのかな、と。
二重の気持ちが伝わってきました…。

♪ピラミッドを建てよう

ど、泥臭いゾーザー…。いや、いいと思います。歌にもすごい重量感がありましたね。
クレバーで野心家というよりは、何としてもどんな手を使っても這い上がってやる!という野望が渦巻いている感じがしました。
エジプトを手に入れて、誰か見返した人でもいるのかな。

♪お洒落は私の切り札

ここのアムネリス、むっちゃ好きでしたー。
単にキャピキャピした我儘お嬢さんってだけじゃなくて、それなりの気位が感じられて。
やっぱり王家の人間だから、ただ軽いだけじゃなくそれなりのしつけや教育は受けていると思うんですよね。
でも誰かを好きになる気持ちはみんな一緒、みたいな。
周りにいる侍女たちですが、自分が見たいと気にしていたせいもあるけど…ゼンダーさんが目を引きました。
最初は上手側の寝台の向かって左に座っていらっしゃって、ファッションショーではピンクのヘビがぐるぐる巻きになったドレスの方。身のこなしが素晴らしかったです!
あとこのファッションショーの場面、何回みても石倉さんの動きは可愛いですよね。いつも楽しみにしているのです。
もし私が真似したら、一瞬で手が攣りそうだな…。

♪儚い喜び

ここの智恵アイーダ、むっちゃ好きでしたー!(笑)
ラダメスとヌビアのことを歌いながら、「心は許していないのよ」というか…本心をさらしてはいけないという自制がきいてる感じ。
だからよけいにラダメスが一人残ってからの「どうなったのだ~」という苛立ちのような気持ちが伝わるんですねー。いや、よかったです。
歌のあと、ラダメスとのセリフの応酬でアイーダが泣きまねをして見せる所。
「あ~あぁ…」ってやってみせたあと一瞬真顔にもどって、チラリとラダメスの顔を確認してからまた「おぉ…おぉ…」とやるんですが。
この馬鹿にしくさった感じが、たまらなくよかったです。
はけていく時の、濱田アイーダのビシッと拒絶する感じもすごく好きでしたが…智恵アイーダの「お話にならないわ~」って手をヒラヒラさせて去っていくのもまたツボでした

♪お洒落は私の切り札(リプライズ)

ここのシルビアアムネリスは何の強がりもなく、素の部分をアイーダにさらしている気がします。
「お前にはわからないでしょうけど」っていう台詞もわざと平気ぶって言ってるんじゃなくて、「お前には」が本当は「誰にも」なんだっていうのがすぐに分かってしまう。
他の方のアムネリスは、淋しいオーラを出しながらもまだ強がってる感があったと私は思っているのですけど。
でもここで素になっているから、後の「友達として」の一言がすごく生きてきたのでした。

♪ローブのダンス

メレブに収容所に連れて行かれるところ。
「これは自業自得なの!!」というセリフがありますが、智恵アイーダを見ているとここへきてついに本心が出てしまった、という印象を受けました。
たとえ王女でも、気持ちを強く持とうとしても、敵国に捕虜として連れてこられた自分のこの先が、本当は本当に不安だったんだね…。
自分だけでもいっぱいいっぱいなのにリーダーになんてなれない!という心の叫びだと思いました。
けれど結局、祖国のために立ち上がる決意をする…。直前に初めて弱さが見えたからこそ、アイーダの“意志”を感じた場面でした。

♪洗濯の場面

「私の心が欲しいとおっしゃるのですか、将軍?」という台詞の挑発的なこと!
こんなに色っぽく挑発しておいて、このあとどう持っていくんやろ…と思ったのですが。
「わかりません」と答える時も濱田アイーダのようにとまどいを見せるのではなくて、ちょっとムキになったような表情で「わかりません!」と。
でもこれが逆に女っぽく見えてしまったりするのですな~(私がオヤジっぽい?)。

♪迷いつつ

アイーダがラダメスにハモっていく所、今となっては何でそう感じたのかもよくわからないのだけど、ここでもすごくアイーダに“意志”がある気がしました。
気持ちが止められなくなった…とかそんな感じじゃなくて、ラダメスを愛することに決めました!みたいな。それはもうすごくかっこよかったですけど。
そして…智恵アイーダ、なかなか積極的やん…。いや、それはもうすごくかっこよかったですけど。
ラダメスのメロディラインに合わせて低音でハモるのが、とてもきれいに響いて…あらためて「この曲ほんま好き!」と思いました。

♪この父親にしてこの息子あり

ごめんなさいー。個人的にはこの曲のゾーザーはちょっときつかったです。
ピラミッドでは特に違和感なかったんだけどなぁ。
歌に重量感があるのはいいのだけど、ちょっとまったりしすぎている気がして。
「もうちょっとキレ!キレを!」と思いながら見てました。
周りの大臣たちがいつも以上にキレキレに見えました…。

♪星のさだめ

終始書いている気がしますが、アイーダの強さが際立ってます…。
強いっていうのは誤解しないでほしいのですが、決して「きつい」というのではありません。
思い悩んで揺れ動くというよりも、揺れ動くことを許したくないという気持ちが感じられます。
ラダメスの愛は「アイーダの別れの決意を貫かせてあげよう」というものに思えました。

♪真実をみた

この曲のためだけに、もう一度シルビアアムネリスで見たいと。心から。

♪儚い喜び(リプライズ)

ここでやっとすべてから解放されたように…アイーダが一人の女の子になっていたのが、余計に泣けました。
悲しい結末(共に死を迎えることが出来ても、生まれ変われるとしてもやっぱり私は悲しい結末だと思う)なのに、ちょっとだけ「よかったね…」と思ってしまって、さらに自分で切なくなってしまったのでした。

---☆☆☆

カーテンコールではスタンディングオベーションも起こって、平日マチネとは思えない盛り上がったと思います。
メインキャストのお三方も手を振ってくれたり寄り添って見せたり、すごく可愛かった!
よく聞こえなかったけど「ブラボー!」みたいな声も上がって(ブラッヴォー!ではありませんでしたよ)、アンサンブルさんもすごい笑顔でした。
今回のキャスト、とってもよかったので…またもう1回観たい!ってなってしまってます。
アイーダは照明が綺麗だから2階がオススメと言う人が多いなか、私は実は「アイーダは前で!」というのが持論なのですが(ヌビア人の迫力はやっぱり前でないとつたわらないので)…
最近、前の方で見続けたので、あと1回くらいは2階席から観たいかな。
やっぱ照明が綺麗なのは事実だし、それは上からじゃないと堪能出来ませんものね。





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最終更新日  2005/09/11 03:17:14 PM
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