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2008.07.16
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「それは後で考えよう。まず脱出するんだ!」
「謎解きみたいに言うな! 謎は終わりだ! 皆死ぬ・・・それとも私だけ(が死ぬのか)? 私が発見した!」
「頑張れ!」

ポストインディ・ジョーンズシリーズの異名を持つ(←勝手に当管理人がそう呼んでいるだけなのであしからず)この作品はディズニーが総力を挙げて社会に発信している「家族ドラマ」なのだ。
もちろん、冒険とファンタジーに彩られてワクワクドキドキの連続である。
だが、テーマはもっとシンプル。
「夫婦の絆」「親子愛」「友情」・・・そういうごくごく正統派の内容なのだ。
前作に引き続き主演はニコラス・ケイジ。

作中ではヒーローであるにもかかわらず、ハンサム然とせず、何か弱みを見せる人間くさいキャラクターを作り上げてしまうのだから不思議だ。
本作でウィルキンソン役(悪役)として出演するのは、エド・ハリス。
彼は完全にこのカラーの似合う役者として確立された。
冷酷非情、それでいて言い知れぬ孤独を抱えた男、というキャラクターを演じさせたら天下一品。
この作品でも真の悪役としては終わらず、自己犠牲によって汚名を返上するのである。

ベンはゲイツ家の先祖が言い伝えたリンカーン暗殺事件の真相を、学会で発表していた。

ところが聴衆の中に、暗殺者ジョン・ウィルクス・ブースの日記から失われた1ページを持つ男が現れた。
そのページには、ゲイツの先祖が暗殺者の属する秘密結社、ゴールデン・サークル騎士団の一員として名前が明記されているのだった。
ベンは、何者かによって故意に汚名を着せられた先祖の名誉を守るために、自由の女神からパリ、ロンドン、そして聖地ブルック・ヒルズ・ラシュモア山まで究極の真実を求めて飛び回るのだった。

家族と共有する映画の楽しさ。
ディズニーが発信しているのは、そういうシンプルなものらしい。

この夏は、原点に返ってエンターテイメント追求の映画を、家族で観るのも悪くないだろう。

2007年公開 【監督】ジョン・タートルトーブ
【出演】ニコラス・ケイジ、エド・ハリス

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2008.07.16 06:48:08 コメントを書く
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