吟遊映人 【創作室 Y】

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2009.03.25
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カテゴリ: 映画/ラブ
「奇跡のシンフォニー」は、言わずと知れた“愛”の物語である。
そこにはもちろん、男女の恋愛シーンも絡んで来る。 だがそれだけに止まるものではない。
男女の恋愛は、やがて誕生するエヴァンという主人公の生き様を、より感動的で魅力的なものへと高めるための、前フリのようなものだ。
この作品は、観客を意識したラブシーンや、ドロドロした恋愛模様などに囚われず、ただひたすらエヴァンの愛の行方に迫ったストーリー展開になっていることで、真実の愛の形を表現しているように思える。
 
全篇、音楽がたゆたゆと流れ、決してオーバーにならず、完成されたヒューマン・ラブドラマとして崇高なイメージに定着させている。
言うまでもなく、このメロディの美しさと親しみ易いオーケストラサウンドは、この作品にとって非常に効果的な作用をもたらし、愛を奏でる音楽の素晴らしさを表現している。
 
忘れてはならないのが、ハリウッド映画を始めとする欧米諸国の作品の根底には、必ずと言って良いほど宗教とモラルが内包されている。
愛という観念もさることながら、唯一絶対的な存在である神を無視して、親子の絆はあり得ないし、男女の恋愛など成立しない。
この神という超自然的存在と向き合い、感謝と尊崇の念を抱くことで、幸せが訪れるというわけなのだ。
吟遊映人が辿り着いたこの作品のテーマである“愛”とは、ひとえに、万物の創造主である神が施し給うた、奇跡に他ならない。





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最終更新日  2009.03.25 06:27:56
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