吟遊映人 【創作室 Y】

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2009.05.11
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(わずかに揺れる)
「今みたいな?」
「そのとおり。・・・取り囲むマグマがここをオーブン状態に(してしまうんだ)」
「それが真相?」

この作品を観ることで、遅ればせながら「センター・オブ・ジ・アース」が東京ディズニーシーのアトラクションとして有名なのだということを知った。
ジュール・ヴェルヌ原作の「地底探検」がモチーフになっているのだそうだ。
吟遊映人はこれまでディズニーランドにもディズニーシーにも行ったことがない。
きっと童心にかえらせてくれるような、ファンタジックでメルヘン溢れる遊園地なのだろう。

「センター・オブ・ジ・アース」はそんな吟遊映人を、まるで太古の昔へといざなうように楽しませてくれるファンタジー映画だった。

地質構造学を研究しているトレバーは、進展の見られない状況から研究室の閉鎖を宣告されてしまう。
そんな折、10年前に行方不明になった兄マックスの忘れ形見である13歳のショーンをしばらく預かることになった。
ショーンはろくに愛想もなく、ゲームに夢中の今どきの少年で、トレバーは必死に歩み寄ろうと努力するもののそれも叶わない。
義姉から渡されたマックスの遺品を確認していると、その中にジュール・ヴェルヌの著作「地底探検」がある。
ページを開いてみると、10年前にマックスが書き込んだ、何やら暗号のようなメモが残されていたのだ。

今年の大型連休は、車で遠方に出掛けられた方々も多いだろうが、渋滞に巻き込まれるのには閉口だという方々は家でのんびりすごされたかもしれない。
シングル世帯はともかく、家族がテレビを囲んでDVDを楽しむなら持って来いの作品・・・そう、それがこの「センター・オブ・ジ・アース」であろう。
アイスランドのスネフェルス山という地理の授業にも出て来ないような土地を舞台に、主人公らが古い廃坑に迷い込んでしまい、トロッコによる脱出を試みる。
冒険作品にはありがちなストーリー展開かもしれないが、それもまた一興。
太古の動植物に夢を馳せながら、つかの間のエンターテイメントを堪能させてくれる作品であった。


【監督】エリック・ブレヴィグ
【出演】ブレンダン・フレイザー

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2009.05.11 08:37:37 コメントを書く
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