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2009.06.10
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カテゴリ: 映画/コメディ

「彼の時間もな」
「ベネディクトの話はよせ。聞かれたらすべて話せ。話は聞き逃すな。それに忘れるな」

「何を?」
「聞くことを」

うん、やっぱり「オーシャンズ」シリーズは傑作だ。
誰が何と言おうとこの作品からかもし出す登場人物のエキサイティングな行動は、もはや痛快としか表現しようがない。
「オーシャンズ12」は前回と比べると、ストーリーにかなり気を使った作品に仕上げられているような気がする。
単純な泥棒稼業のプロセスを披露したものではなく、登場人物も入り組んでいるし、今回の窃盗では否が応でもやらなければならない理由などもあるし、ラスティと女性捜査官との色恋沙汰、親子の対面シーンなど、相当な背景が隠されている。

設定としては、前回のカジノ強盗によりアメリカ国内では仕事がしにくいことからヨーロッパを舞台に繰り広げられるというわけだ。
今回のターゲットは、ローマの美術館で展示される「ファベルジェの卵」を盗むというものだ。(泥棒のプロとしてのプライドをかけ、様々な監視カメラや警備の網の目を掻い潜り成し遂げる。)
そんな中、作品では2世泥棒という泥棒のサラブレット(?)役として登場するマット・デイモン(38歳)が、実にユニークなのだ。
何と言うか、仲間内では専ら三枚目で、いつも親の七光り(?)に苦悩する青年という役柄なのだが、この天然ぶりがおかしいのなんのって。
だがこのマット・デイモンという人、実は秀才でハーバード大学を中退している。
下積み時代はずい分と苦労も多かったようだが、2007年にはフォーブス誌によると、映画出演料においてトム・ハンクス、トム・クルーズを抑えてトップに輝いた。
また、人権問題にも詳しい人で、慈善活動家としても名高いのだ。
そんなマット・デイモンだからこそ、どんな端役でも体当たりの演技で視聴者を釘付けにする魅力を持ち合わせているに違いない。

2004年(米)、2005年(日)公開
【監督】スティーブン・ソダーバーグ
【出演】ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット


See you next time !(^^)





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最終更新日  2009.06.14 06:23:37 コメントを書く
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