ヨガ＆瞑想リトリート
２０世紀までは、日常のさまざまな問題でストレスに悩まされる人々が最初にやることは週末のレジャーやゴルフだったでしょう。あるいは短期の海外旅行で心と頭を休めることだったかもしれません。ところが普段の生活に戻るが否や、また同じルーティーンを繰り返してしまうのです。
２１世紀に生きる私たちはもっと賢く自分の時間を使う術を見いだしていくべきでしょう。たとえば７日間の休暇を取ろうとすれば、仕事先の人事の問題、収入の減少、家族の理解と協力などさまざまな代償を必要とするでしょう。けれども、問題やストレスを抱え込んだまま何とか自分をだましつつ、からだにむち打って不安な生活を送っていくことによる代償はもっと大きなものではないでしょうか？
そして、そのことにはっきりと気づいているのはあなたのからだです。痛みや不快感、だるさや眠気などといった症状で、あなたのからだがあなたに信号を出しているのです。
からだの言語に耳を傾けることは私たちの無意識層に働きかけることです。そして、もっともすばらしことは、いったんその技法を身につけると、日々の生活にはっきりとした変化が現れるので、今までよりもずっと自分の行動に敏感になって、からだとともだちになれるということです。
この７日間は「あなたのからだとマインドに語りかける」というガイド瞑想の他、ヨガやヴィパサナ瞑想をしながら、からだに気付きを向けるというプロセスを通っていきます。このことによって私たちは自分の無意識な習慣性に気付くようになります。そして、その中で起こってくる変化に価値を見いだすがゆえにコースのあとにもこれらの瞑想やエクササイズを無理なく自然に続けていけるのです。
慢性化した痛み、過食症、肥満などのあらゆる身体的な問題だけではなく、アルコール中毒や薬物依存症、鬱病などの心理的な問題にも作用を及ぼします。
ただし、このコースは病気治癒を目的にしたものではありません。これは基本的に瞑想のプロセスであり、あなたがあなた自身の力でこのプロセスを通っていくのだという認識を持っていただく必要があります。
治療とは外部から与えられる薬やセラピーによって起こるものですが、瞑想はあなた自身の力によるものです。それがあなたの内部からやってくるものであるからこそ、あなたは起こってくることを全面的に信頼できるのです。
７日間のスケジュール
午前８～９時（１時間のガイド瞑想）
忘れられた言語――あなたのからだとマインドに語りかける
ゆったりとした環境の中で横になるか座るかしてガイドの声にゆだねます。
９時半～１１時（ヨガ）
ヨガのエクササイズはからだと同じくらいマインドをほぐしてくれます。瞑想の後なので深く入っていけます。
１１時～１２時半（昼食）
特別に用意された手作りの菜食です。味わって食事をするというエクササイズが含まれています。
１時～４時（ワークショップ）
からだとマインドを見つめるためのワークショップです。
４時～５時
ティータイム（軽食付き）
５時～６時
クンダリーニ瞑想
６時～７時半（温泉）
温泉に行ってからだをほぐします。
７時半～９時（夕食）
特別に用意された手作りの菜食です。味わって食事をするというエクササイズが含まれています。
９時半～１０時半（瞑想）
夜にふさわしい静かで心地良い瞑想の時間です。
集合：10月16日（月）午後２時現地集合
解散：10月22日（日）正午
（初日と最終日はスケジュールが異なります）
定員：２０名
準備するもの：ヨガマットと動きやすい服装を準備してください。
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