歴史が古いものは、蒸し羊羹。
吟味された上質の小豆の旨味に、竹皮の香りがさらに深い味わいを作ります。
丁稚羊羹には使われない上質の葛が、羊羹に雑味のない透き通ったお味とでもいうものと独特の食感を与えていて、これがやはりこの羊羹を格段に美味しいものにしています。
練羊羹に慣れ親しんだ現代においても~
‣…かえって新鮮な美味しさを感じる「太閤秀吉献上羊羹」でした。
練り羊羹と水羊羹が寒天を使って固められるのに対し、蒸し羊羹は小麦粉や葛粉、片栗粉、上新粉などを使い、蒸すことで固めるもので、見た目は練り羊羹と同じく棹物菓子ですが、
食感は柔らかく、モッチリとしたものが多い。糖分も低いため、あまり日持ちがしない。
(賞味期限は早いもので 3
日~)
噛むとモッチリしていて、栗はふっくらやわらか。舌の上でほこほこっと崩れる繊細な口どけは、まるで小豆を結晶化してまた寄せ集めたかのよう?
そして、何とも上品で洗練された味わい。食べるとすぐ甘いのではなく、噛めば噛むほどあふれ出る小豆の素朴な甘さと、新栗のほっくりとした甘さが口の中に秋を呼び込みます。
なぜ?蒸し羊羹といえば‣… 栗
蒸し羊羹??
米分 (千葉県成田山) : 1919 年(大正 8 年)に、米分の初代である諸岡常吉により、米屋本店から独立して創業された。常吉が他の店にないものを作ろうと、成田山の精進料理の一つであった蒸し羊羹に栗を入れた、栗蒸し羊羹を考案した。成田山参道では、米分が最初に栗蒸し羊羹を作り始めた。皇室の御用、成田山御用達として使われるようになった。成田山新勝寺の精進料理「栗羹」は、栗蒸し羊羹の原型とも言われている?
米屋本店 (なごみの米屋) : 1899 年(明治 32 年)創業。成田山の門前町で米穀を扱う米屋だったが、創業者諸岡長蔵が成田山参詣土産として、地元でとれる芝栗を練り込んだ「栗羊羹」を日本で一番初めに創製し、販売したことが始まりである。成田山新勝寺の精進料理の甘味であった栗蒸し羊羹の原型と言われる「栗羹」にヒントを得ている
…羊羹には○○の種類がある?ネチネチの普通の羊羹、ポクポクした芋羊羹、そして口のなかでスーッと溶ける水羊羹。蒸し羊羹は‣…
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