confuoco Dalnara

白いごみ箱


部屋でごみ箱が目立つのはあまり好きでなく、
先月ごみ箱の展覧会でさまざまなデザインの白いのを見て
白がいいかな...と思っていた。

WITHOUT THOUGHTという展覧会では
工業デザイナーが考える室内用ごみ箱、
すべて白色。
いろいろなアイディアでおもしろかった。
ファスナーで上部を閉じるもの、モザイクがかっていて真横から見たら中のごみがわからないもの、
フェルトでできたものなどがあった。

先日新聞の記事で目にとまったものがあった。
地球温暖化防止のための京都議定書の発効を視野に入れて
先進国が途上国の二酸化炭素などの温室効果ガス排出権を
間接的に取得しはじめているというもの。
温室効果ガス削減義務を負う先進国は
途上国で例えばフロン(HFC23)削減事業を手がけると
CO2換算で排出権を取得することができる。
議定書発効後は、
生産活動に伴って発生するCO2排出量については
企業毎に排出枠が決められ、超過した分については排出権がない限り罰金を課せられる。
CO2排出権の国際取引は京都議定書発効を前にすでに始まっており、
1トンあたり5~6ドル台で今後は値上がりが予想されている。

排出権を売っている国は排出をgrossで減らしているようだけれど、
排出権を買っている国はしばらくは現状維持で
減らすにはほど遠いのかなぁ。


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