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私が住んでいるところは、全国で一番、人口当たりの蔵書数、貸出冊数、購入額等、図書館の環境が整っています。 なので、読みたい本はほとんど借りることができ、新刊でも1か月ぐらいで読むことができたりします。 そんな恵まれた環境のため、気になる本があるとすぐに借りてしまうので、いつも手元には未読の本が山積みになっています。 そして、返却日間近になると慌ててパラパラ読みをして終わらせてしまうことも多く、もっと熟読して内容を身につけたいなと反省するばかりです。 そこで、多くの本を熟読する仕組みを作ることにしました。 1日100ページを読み進むと、だいたい2~3日で1冊の本が読めます。しかし、同じ本を100ページ読むのは、飽きて集中力を欠き、継続が難しいです。 飽きる前に読み終わるのは、私の場合せいぜい20~25ページ程度なので、5冊の本をそれぞれ20ページずつ併読していくことにしました。 この方法だと、図書館の貸借期間である2週間で5~7冊の本が読め、借りた本をほぼ読破することができます。 また、20ページを読み切るのはだいたい10~15分程度でできるので、隙間時間に1冊ずつ読んでいくと、気が付くとその日のノルマが終わっています。 さらに、次に読むときのために、今日読んだところのキーワードを付箋にメモをして記憶を補強します。 こうして、1日100ページ読破の仕組みができました。 まとめると、(1)5冊の本を選んで、日にちごとに〇ページ~〇ページとスケジュールを立て、読了日を決める。(2)5冊の本それぞれに、その日の読み始めと読み終わりのページに付箋などで目印をつけ、読む量を明確化しておく。(3)隙間時間に1冊ずつ読み、単語等を付箋にメモし、次の日の読み始めのページに貼っておく。(4)読み終わったら、読んだページの分だけスケジュールをマーカーなどで消す。次の日に読む箇所の読み始めと読み終わりのページに付箋などで目印をつける。(5)(3)と(4)を繰り返す。 あと、初めの20ページを読んだところで、この本の内容は読み進む必要はないなと思ったら、違う本に差し替えるなどの工夫をすれば、継続的に多読ができると思います。 さあ、今年もたくさん本を読むぞ!
2014.01.16
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高校のときに、この本のような講義を受けていたら、もっと英語ができていたかもしれない・・・英文法がビジネス書のように楽しみながら読めています。【送料無料】英文法try again! [ 山口俊治 ] 子どもに「英単語を辞書で引いたら、自動詞、他動詞、形容詞・・・という品詞もきちんと確認しなさいよ!」と言ったものの、どうして品詞が重要なのか理由が説明できずにいたけれど、第2回を読んで納得しました。
2013.06.06
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TOEICでも受けてみようかと、英語の勉強を始めました。次の文法書を写経することで完璧にマスターします。【送料無料】 英文法TRY AGAIN! 英会話からTOEICまで / 山口俊治 【単行本】 次の英文の正しい和訳はどれでしょう。This is all the scientist can do.(1)これはすべての科学者ができる。(2)こんなことはすべての科学者にできることだ。(3)科学者にはせいぜいこのくらいしかできない。 正解は、(3)です。理由はぜひ本文を読んでください。第1回を読むだけでも、英文を読む能力が1段上がります。
2013.06.05
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私的な読書メモです。【送料無料】東大家庭教師が教える頭が良くなる読書法 [ 吉永賢一 ]【著者の人生が変わるほどの影響力があった本】 『信念をつらぬく』『自己を生かす』どちらもベン・スイートランド 『人を動かす』ベンジャミン・フランクリン なべつぐ先生の数学の本(渡辺次男)・・・現在は絶版のため入手困難【原則の実行方法】 メンタル・リハーサル・・・一人ロールプレイ アイデアシート【読む本の優先順位】 (1)繰り返し起こる問題へ対応するため (2)望みを実現するための (3)オールジャンル 上記の基準(1)と(2)で7割、(3)で3割の本をチョイス。【頭が良くなる本の読み方】 (1)突っ込み・・・他者の視線を忘れない (2)複数の読み方・・・集中・継続して読めるように工夫 (3)パラ読み・・・知識の下地作り (4)1日1段・・・スモールステップで継続 (5)ザッピング・・・同じテーマの違う本を並列読み (6)飛ばし読み・・・興味ある部分をつまみ食い (7)濃淡・・・読書時間にメリハリ (8)面白い本を一気に読まない・・・ピークエンドで読書に好印象 (9)背表紙のみ・・・アイデア発想トレーニング (10)本を解体・・・問題集のように (11)直に書き込む (12)集中と適当・・・隙間時間の割り振り (13)付箋・・・貼る位置で意味づけ (14)指ガイド【新しい分野を習得するための読み方】 (1)読むための本をあらかじめ選んでおく (2)入門書…2~3冊、短時間で (3)専門書…1冊。目次や索引を通読。1日1段。音読も活用。 (4)用語集…通読。見たことないのは飛ばす。【アイデア捻出読書術】 (1)目的の明確化 (2)関連知識の大量インプット・・・ザッピングが最適 (3)雑多な感覚刺激・・・関連分野以外の知識や五感刺激 (4)熟成・・・寝る (5)アウトプット・・・書き出す時間を決め、質より量を目指す (6)整理【読んだことを実施するための事前検証】 (1)自分の経験からチェック (2)他人の経験からチェック (3)統計数値からチェック (4)試験運用・・・1週間とか期限を切ってスモールステップで (5)評価 (6)本格運用 or 中止【本の活かし方いろいろ】 (1)アイデアシートを繰り返し読む・・・1日3回で1年で1000回 (2)1000回音読 (3)エア講演会 (4)「わかる」「覚える」「慣れる」ノート (5)目次などのキーワードで発想→実行 (6)演繹法(一般論から経験)・帰納法(経験談から一般化) (7)定期的にto doチェック (8)効果を評価(所蔵:中央市立図書館、評価:4 著者の違う本を読んでみたい)【予約中の関連本】 『東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法』(中央市) 『東大家庭教師の子供の頭が良くなる教え方』(他館) 『信念をつらぬく』(中央市) 『自己を生かす』(他館)
2013.06.03
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工学系に進んだ息子に、ロボット開発のため医学の知識を身につけて欲しいと購入した本。【送料無料】神経細胞の科学 [ 倉橋隆 ] 前半の神経細胞の概要部分は雑学的で楽しめたが、後半の物理的・化学的な説明は、専門的で眠くなる。 息子のために手元に残しておくか思案中。(所蔵:自宅、評価:2)
2013.05.24
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【送料無料】伝え方が9割 [ 佐々木圭一 ] この本で書かれている【伝え方】は2つ。「イエスをノーに変える技術」と「強いコトバを作る技術」です。 「イエスをノーに変える技術」には7つの切り口があり、(1)相手の好きなこと(2)嫌いなことの回避(3)選択の自由(4)認められたい欲求(5)あなた限定(6)チームワーク化(7)感謝となっています。この中で私がなるほどと思ったのは、チームワーク化。勉強をしない息子に、私はあまり「勉強をしなさい」とは言いませんでした。その代わり、「お母さんが勉強計画、教材の準備、採点を行うから、用意された教材に取り組みなさい」と伝え、二人三脚で勉強に取り組みました。 「強いコトバを作る技術」は5つあります。(1)サプライズ法(例:そうだ、京都、行こう。)(2)ギャップ法(例:これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。オバマ大統領)(3)赤裸々法(五感・行動+感情)(4)リピート法(例:さくら、さくら、さくらが咲いた)(5)クライマックス法(例:内緒の話だけど…) 総評としては、読めばなるほど~とは思うのですが、日常的に文章をよく考えていれば身についている技術ばかりで、わざわざ買って読む必要はないです。この本には「本が売れる要因は、内容表現とマーケティングという、伝え方が9割です」という趣旨が隠されているのではないかと私は思いました。 それでも2つ便利だった内容があります。 一つ目は、ふせんマジック。具体的には、提出書類などに何気なくつけるふせんのメモを工夫することで、相手に感謝を伝えやすくするという内容です。これを読んでから、見るだけで癒される動物の写真を印刷したオリジナルのメモパットを、エクセルで作りました。 二つ目は、切り取って手帳にはさめるよう、本書の内容をコンパクトにまとめたページです。文章作りに行き詰った際にカンニングするのに役立ちます。(所蔵:自宅→売却、評価:1)
2013.05.24
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【送料無料】 ストレングスリーダーシップ さあ、リーダーの才能に目覚めよう / トム・ラス 【単行本】 数年前、『さあ、才能に目覚めよう』で紹介された、ストレングス・ファインダーを活用し、強みを活かしたリーダーシップを発揮する方法について書かれています。 まず最初に、本の一番後ろについているアクセスコードを確認して、ストレングス・ファインダーを実施しました。 問題が100問以上(確か117問)あり、回答には30分程度かかるので、リラックスして集中できる環境を整えることが大切です。 私が本を読み進める前に、ストレングス・ファインダーを実施したのには理由があります。自分がどんなタイプか知ることで、本の内容を【自分ごと】として捉える気持ちが強くなり、内容の理解度が高まるためです。 ストレングス・ファインダーの結果、私の資質の上位5位は次のようになりました。・着想・学習欲・収集心・内省・戦略性 これらの資質をリーダーシップの4つの領域に分類すると、すべて【戦略的思考の資質】となります。ちなみに他の3つのリーダーシップの領域は、【実行力の資質】【影響力の資質】【人間関係構築力の資質】となっています。 これらの結果は、私自身、とても納得感が高いです。調査・分析がしっかりされた質の高い心理テストだからこそ、納得できる結果になっているのだと思います。 これらの資質をリーダーシップに活かすためには、まずリーダーがフォロワーに求められているものを知る必要があります。本書では、【信頼】【思いやり】【安定】【希望】の4つがフォロワーが求めているものと定義されています。 そしてリーダーシップの実践編の項には、資質ごとに、どうやって(1)信頼を築く、(2)思いやりを示す、(3)安定をもたらす、(4)希望を生み出すのか具体的な手法が明示されています。そして、その資質をもつ人を率いる方法も記載されています。 目から鱗だったのは、実践方法を知ることで、いま私が抱えている問題点が、資質を活かす対策を怠っているのが原因であることが明確になりました。そして、どうしたら問題解決ができ、強みを活かす方向に進んでいけるかという解決策がわかりました。 このように、職場や家庭といった社会的にリーダーの立場でなくても、自分自身のリーダーになり、自分の強みを活かして目標を実現するために活用できる内容となっています。(所蔵:自宅、評価:5)
2013.05.23
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やっぱり診断しか税理士として活動したいと決意を新たにした本。【送料無料】なぜ税理士は経営者の期待に応えられないのか [ 前田和人 ](所蔵:自宅、評価:4)
2013.05.04
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【送料無料】教育研修ファシリテーター [ 堀公俊 ] 大学生の教育にファシリテーターが活用できないか考えた時に出会った本です。 研修効果を最大限に発揮させるため、ファシリテーションを活用する手法について、準備から、研修中のトラブルシューティング、そして事後処理まで、事細かに紹介されています。 それも、著者の経験による具体例が盛りだくさんなので、紙上の空論ではなく、実践に移せる内容となっています。 研修講師を依頼される、勉強会を計画する、授業や講義を改善したい、そんなときにおススメです。
2012.11.01
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安達元一氏の別の本を読みたくて、近所の図書館の蔵書をネットで検索したら、目的のものは見つからなかったものの、心惹かれる書籍を発見しました。【送料無料選択可!】脳のリミッターを外せ! (単行本・ムック) / 苫米地英人/著 安達元一/原案 苫米地氏の著書は以前読んだことがありますが、カタカナが多く、生理的に受け付けられないように感じました。 今回の『脳のリミッターを外せ!』は、そんなカタカナを毛嫌いする私にもすんなり読破できる、物語形式で自己啓発に必要な脳の機能について説明されていきます。 ただ、知識もストーリーも中途半端で薄っぺらな感じと、自己啓発本にありがちな読後に起こるモチベーションの異様な高揚とその反動による無気力感が残りました。 でも、ひとつだけ心に響き、子ども達にも聞かせたい名言があったので、ここに引用します。 「過去の解釈など未来の結果によっていくらでも変えることができる。いつまでもダメな過去にこだわるのではなく、未来をいい結果にするために働きかけながら今の自分にできることをとことんやる」 ナイーブなとき、過去にとらわれてしまうことはよくあることですが、上記の言葉を思い出せば、早く前向きに戻れる気がします。
2011.05.19
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去年、県の委員会に参加した際にお世話になった県庁の方から、今年度の新たな委員会への参加を打診されました。 自分の知識や経験はほとんどない観光に関する分野だったので躊躇しましたが、「学識経験者や業界人とは違った視点が必要だから声がかかったのでは?」というアドバイスに背中を押され引き受けることにしました。 引き受けるからには、ベストをつくそうと思った私は、特技である【本から知識を得ること】を用い、依頼された内容とほぼ同じタイトルの書籍を発見し、早速購入して読みました。【送料無料】県庁おもてなし課 実在する高知県庁おもてなし課を題材に、淡い恋模様を織り交ぜつつ、高知県の観光振興を行うにあたり公務員気質の県庁職員が民間感覚を体得し、変わっていく姿を描いています。 読後は「よし、私も診断士の勉強で体得した民間感覚を発揮しよう!」と気合が入りました。 そうして迎えた第1回目の検討委員会。学識経験者の豪華な顔ぶれに、思わずたじたじ…突然指名されて意見を求められてもしどろもどろ…も~ぼろぼろでした。 反面、学識経験者や業界人の発言は考えさせられたり、即活用できる情報が盛りだくさんでした。けれども、そんないい意見をうまく生かしきれない会議の運営方法には、(自分のできは棚に上げてもらえば)不満だらけです。 そこで以前読んだファシリテーションの本を引っ張り出し、会議運営の基本を確認しました。【送料無料】ファシリテーター養成講座 会議のゴールを明確化する、事前準備を徹底的にする、課題を細分化する…など、改善点が明確になったので、委員会の世話役である職員の方にメールで提言しました。 職員の方はすばやく対応してくださり、2回目の打ち合わせの時には改善が見られました。 さて、1回目と2回目の委員会の間に、書評のメルマガで紹介されて興味を持ち、読んだ本がありました。【送料無料】腹八分の資本主義 この本は、日経ビジネスオンラインで掲載されていた「この国のゆくえ」というコラムの記事を加筆されたものです。 地方の小さな自治体や中小企業等が、自助努力で課題に取り組み解決していく事例が紹介されており、私は得に長野県下條村の行財改革において、「必要な道路の材料は村が用意するが作るのは村民」という話に感銘を受けました。 小さな行政を目指そうと言われて久しいですが、小さくするには民衆が行政に積極的にかかわっていかなければならなず、また、自分の問題の解決を行政に頼るのではなく自力で取り組む気持ちが大切ということに気がつきました。 【民衆が主役】…このコンセプトは委員会で使える!とひらめきましたが、いまいちまだ説得力に欠けるな~と感じました。 そうやって悩みながら読んだのは、またまた書評のメルマガで紹介されていた本です。【送料無料】アイデアを形にして伝える技術 この本はまだ読破しておりませんが、最初のほうに使えるネタが書かれていました。 それは中村尚司氏が提唱している【民際学】というものです。民際とは、民衆が際立つことの意味で、民衆を主役にした外交を行っていくことと私は理解しました。(原著にあたっていないのと、ネットでの解説は難しため、正確には理解できませんでした) さらに中村尚司氏は、豊かな暮らしを形成する重要ポイントとして、<循環性の永続><多様性の展開><関係性の創出>を挙げられています。 これらの中村尚司氏の提唱から、私は考えをまとめることができました。 【県民が主役となり、おもてなしの循環が永続し、多様なおもてなしを展開し、観光客と県民、県民と県民、県民と観光事業者の関係性を創出する。】 このような考えを元に、提言を煮詰めていきたいと思います。
2011.05.17
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私は人に教えてもらうのが大の苦手です。 また、人と接するとき身構えてしまいます。 でも、成長していくためには、人に教えを請い、人とは心を開いて接する必要性を感じています。 そんな私が出合った本は、こちらです。自分の小さな「箱」から脱出する方法 メンターとの会話形式で、「箱」から脱出する方法が説明されており、読みやすい構成です。 とくに、「箱」にはいる瞬間や、「箱」の中から他人を攻撃する具体的な事例には、自分も思い当たるところが多く、苦笑いをしてしまいました。 この本の内容を簡潔にまとめたものが、最後に掲載されているので、下記に転載します。P264-265知っておくべきこと ◇自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく。 ◇箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる。 ◇自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否 かにかかっている。 ◇他の人々に抵抗するのを止めたとき、箱の外に出ることができる。知ったことに即して生きること ◇完璧であろうと思うな。よりよくなろうと思え。 ◇すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則 を活かせ。 ◇他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ。 ◇箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の外に留まるようにしろ。 ◇自分が箱の中にいることがわかっても、あきらめるな。努力を続けろ。 ◇自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。謝ったうえで、さらに前に進 め。これから先、もっと他の人の役に立つよう努力をしろ。 ◇他の人が間違ったことをしているという点に注目するのではなく、どのような正しいことをすれ ばその人に手を貸せるかを、よく考えろ。 ◇他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せている かどうかに気をつけろ。 この本を読んで、私自身が持っているいろいろな「箱」から、脱出する勇気が得られました。 そして、脱出することの快適さを、少しずつ味わっているところです。
2010.09.16
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最近、ぼちぼちと消費税法の勉強を始めました。 数年前に税理士試験の受験を視野に入れて勉強していたので、かなり理解が早い!そうなると、勉強が楽しい♪ でも、勉強自体が楽しいって、自己満足で終わってしまい。習得した知識を活用する、ましてや誰かに教えることは困難です。 最近は、勉強はアウトプットを目的に行いたいと考えています。 そこで読んだ本は、こちら↓〈わかりやすさ〉の勉強法 池上さんの勉強法が書かれていて、その勤勉さに驚きました。 いつでも、どこでも、どんな状況でも、勉強の題材にしてしまう。そんな池上さんの姿勢はすばらしく、学ぶべきものが多いです。 そして、その学ぶ時には、常にアウトプットを意識していることも見習いたいと思いました。 そんな池上さんの勉強方法の「キモ」は、とにかく良く「考える」こと。 テレビを見てはプレゼンのヒントになることを考え、新聞を読んでは記事の背景を考え、プレゼンを構成するときには「そもそもなぜ~なのか?」といった基本から考え…とにかく良く考え抜いています。 消費税法の勉強は、どちらかといえば、考えずに覚えることが多く、それが私には、「楽」で「楽しく」感じられるのです。 でも、診断士2次試験の勉強は違いました。とにかく考え、考え、考えました。 考えるのは疲れます。しかし、考えることになれると、知識を受動的に勉強するよりも考えることのほうが大きな楽しみを味わえます。 そんな、「考え方」と、「考えることの楽しみ」を教えてくれた本は、こちら↓地頭力を鍛える ティアラさんも数日前のブログ記事でご紹介している本ですが、脳の筋トレであるフェルミ推量を理解するにはとてもいい本です。 ただ、いきなりフェルミ推量といわれても、言葉だけで難しそうと感じられる人も多いかと思います。 では、実際、私がフェルミ推量でどういったことを考えているかというと、「この店舗の棚卸資産はどれくらいで、回転率は?」とか、「24時間営業のお店が営業時間を短縮したメリット、デメリットは?」といったレベルです。 そんな私の考えのレベルに合ったトレーニングがたくさん載っている本は↓金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック 100本ノックと書いてありますが、トレーニングは57個です。 一例を挙げると、 ・あなたのお客様の「不都合」を3つあげ、「価値あるサービス」への転化を考えよう。 ・100円ショップに出かけて、組み合わせによる新しい商品開発を考えよう。 ・直感で「売れない」と思った商品を、「売れる」という前提に置き換えて、売れる理由を考えよう。など、隙間時間にちょこっと考えられるような出題ばかりです。 これらのトレーニングにより、最終的には自分でも出題できるようなレベルになれば、考える力がかなり鍛えられます。 これらの本から、考えることの楽しさを再発見できたので、消費税法の勉強ももっと考えながら取り組んでいきたいと思います。
2010.09.15
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社員の見える化 上記の本を読んで、エゴグラムに興味を持ち、ネットで検索したところ、無料で50の質問に答えると性格診断をしてくれるサイトを発見しました。→エゴグラムによる性格診断 私はいたって平凡な性格だということが判明。予想通りというか、狙い通りでした。 私がこのエゴグラムのいいと思ったところは、質問事項がそのまま、自分の望む姿の目標となるところです。 1番目の質問は「人の言葉をさえぎって、自分の考えを述べることがありますか。」なのですが、自分が望む姿は「いいえ(さえぎらない)」です。しかし現実は「はい(さえぎる)」と答えなければいけない態度をとっています。 今回のエゴグラムで、自分の理想に反した答えをしなければならなかった質問をリストアップし、気をつけながら生活し、定期的にエゴグラムで自分の成長をチェックしていこうと思います。
2010.09.10
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3月上旬から読書ノートをつけています。 この半年間で読んだ本は約190冊、1日1冊ペースです。 そのほとんどが図書館から貸していただいており、とてもありがたく感じています。 しかし、こんな多読状態を反省する一文に出会いました。マイナス思考法講座 上記の本のP134に「学習しないことで読書をエンジョイし続ける」という一文がありました。 ずばり、私は新たな本を読むために、読んだ本の内容を体得し実践するという学習をストップしている状態に陥っていたのです! 私は同じ本を2度読むことはめったにありません。だから同じような自己啓発や成功原則の本を借りてきては読み漁っています。 そして、ほぼ同じような内容が書かれているのに、内容を消化しきらずに次々と読むので、飽きずに新しい本を読み続けます。 でも、気がついているんです。 原則や原理は、古典といわれるような昔からある良書を読み、そこから学習し、実践することが学習の王道であることを! でも、王道って、険しいんです。めんどくさいんです。できれば避けて通って、楽してゴールしたいんです。 そんな怠け心の私の逃げ道として、ビジネス書を多読することで、時間を浪費することを選択していたのです。 このような気づきを得た私に追い討ちをかけるように、1冊の本を熟読し、そこに書かれた原則を完全に理解し、実践することが何よりも大切だということを、矢沢栄吉さんに思い知らされました。 矢沢さんはD.カーネギーの『人を動かす』を愛読書としています。何かで読んだインタビュー記事で彼はこの本を10回以上読んでいると言っていました。 また、今朝読んだ下記の本では、『人を動かす』に書かれた原則を実践している様子が、箭内道彦さんのパートに記述されています。考える力をつくるノート これらの本から、そろそろ多読の生活から学習の生活に、そして実践へと進むべき時期が来たと感じています。 けど、やっぱり読書って楽しい!それにまだ読みたい本が何十冊とリストアップされてるので、今後は読書=学習=実践のバランスが取れた生活をします。
2010.09.09
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成功法則本大好きな私。書名にひかれて、読んでみたのはこちら↓非常識な成功法則 非常識と謳っているものの、内容は今までの成功法則とほとんど変わりません。いろんな成功法則が、ステップごとに網羅されている感じです。 けれど、せっかく読んだので、第1の習慣として取り上げられている「やりたくないことを見つける」に取り組んでみました。 私が行った具体的な方法は、日常的に「いやだな~」と感じるものをリストアップすることです。 リストアップしながら、どうしていやなのかといった理由や、どうすればいやじゃないのかといった改善案を書き加えていきます。 すると不思議なことに、自分のやりたいことや、価値観が明確になってくるのです。 たとえば、【お金の心配をする】ことはしたくありません。じゃぁ、どんなときにお金の心配をするのかをリストアップすると、子供の進学、転職、自己研鑽、家、車、生活費などと挙げられます。その中で重要と思えるものを選ぶと、それが自分のやりたいことや価値観となります。 ほかには、私は【文章を書くこと】に苦手意識があるのですが、理由を考えていくと、ロジカルな文章構成ができないためと、ボキャブラリーが乏しいためという理由が挙げられました。苦手意識をなくすためには、ロジカルに文章が書ける方法を学び、語彙を増やせばいいと気がつきました。だから、やりたいことにロジカルライティングの習得と、語彙を増加することが挙げられます。 これらのことから、やりたいことが漠然としていて思いつかないという場合には、まず「やりたくないこと」をリストアップするという手法がとてもいいことに気がつきました。 このような発想の転換ができたことが、上記の本を読んで得られた一番の収穫です。
2010.09.08
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先日、『社長のノート2』を読んだところ、「やってみて、言ってきかせて、させてみる」というのは上杉鷹山が最初に発した言葉だと書いてありました。 その後、山本五十六が「ほめてやらねば」の部分を加筆したとのことです。 そんなことを知り、上杉鷹山について調べると、中興の祖ということを知りました。 上杉鷹山の本を読むことで、歴史の勉強をしつつ、経営に関するヒントが得られるかもしれないと考えた私は、図書館に借りに行くことにしました。 すると同じ棚に、『龍馬「海援隊」と岩崎弥太郎「三菱商会」』(童門冬二)という本を発見し、一緒に借りてきました。 たまに見る龍馬伝で、私は岩崎弥太郎に一番興味を持っています。役者さんのすばらしさもさることながら、企業家としての岩崎弥太郎がどのように育っていくのかにとても興味があるのです。 そして、本を読み出したら、やっぱり岩崎弥太郎は面白い!と感じました。もちろん、弥太郎自身も面白いのですが、童門冬二氏の解釈がすばらしく、弥太郎を上手に人間的に成長させていきます。また、童門冬二氏の文章自体が、とても読みやすいのです。 読みやすいがために、昼休みに夢中になって読んでいると、歴史好きの上司と歴史談義になりました。 上司は吉田松陰の大ファン!松蔭のことならほって置けばいつまでも話続けそう・・・そんな熱演を聴いていたら、私まで松蔭のことをもっと知りたくなってきました。 そこで、図書館の蔵書を検索すると、童門冬二氏が書かれた吉田松陰に関する書籍がありました! これは、岩崎弥太郎を読み終わったら、次に読まなければと決心しました。 なお、この日記に関連する書籍は次の通りです。社長のノート(2)【新品バーゲンブック】メール便送料無料/上杉鷹山「奇跡」の経営 鈴村進龍馬「海援隊」と岩崎弥太郎「三菱商会」吉田松陰(上巻)吉田松陰(下巻)
2010.06.03
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人生初めての執筆活動は、思った以上に悪戦苦闘しております。 書く内容は決まっているので、さほど悩まないのですが、書く技術については自分の力不足を痛感しています。 お金を払って読んでくださる読者の方々に、支払った金額と読書に割いた時間以上の物を提供したいと思っています。 そのためには、読みやすさはもちろん、勉強しながら何度でも読み返して活用してもらえるような、そんな内容や構成にしたいと考えています。 そんな自分の想いを実現できるように、執筆を進めながらも、文章の書き方を読書により学んでいます。 参考にした書籍は、こちらです↓「自分ごと」だと人は動く科学者が見つけた「人を惹きつける」文章方程式「読む・考える・書く」技術 知的生産力を鍛える早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣目のつけどころ 時間が制限されるので、斜め読みがほとんどですが、かなり書く技術は向上したと感じています。(独りよがりかもしれないという不安はありますが…) インプットしながらアウトプットする、自転車操業的執筆もあと2週間で締め切り。頑張っていきます!
2010.04.23
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カテゴリーごとに文章方程式を見つけていく文章読本です。カテゴリーには、「恋」「青春」「食」「笑い」「元気」「美」「逃避」「人生」「知性」「静寂」「旅」があります。 それぞれで取り上げる例文がすばらしく、文学を堪能した気分が味わえ、心が潤されました。また、本腰を入れて読みたいと思える著者や著書を発見することも出来ました。 文章を書くことが、これほど計算づくで行われているのかという驚きとともに、自分が書く文章をよりよくするためにも、緻密な計算の元に構成していかなければと思いつつ、いつもどおりの駄文で読書感想文を書いています。
2010.03.12
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たった3秒のパソコン術 キーボードでパソコンを操作することで、仕事の効率がよくなりますが、そんなワザを紹介した書籍です。1つのワザにつき見開き・図解入りで93技法を紹介しています。 知っているのも多いのですが、半分ぐらいは初見のものがあり、とっても重宝するワザです。 たとえば、ウェブページを最新画面に更新するには[F5]キーを押すだけでいいとか、複数のウィンドウを切り替えるには[Alt]+[Tab]とか、ちょっとしたワザですが、このワザを使いこなすことでストレスが軽減されることが大きなメリットだと感じました。 同じシリーズで『たった3秒のパソコン仕事術』というのが2月19日に発刊されたばかりです。巻末にはショートカットキーの一覧表が掲載されているそうなので、これから購入を考えている方は『仕事術』をお薦めします。たった3秒のパソコン仕事術
2010.03.12
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〈貧乏〉のススメ 自分のバイタリティがどこからくるのか常々不思議に思っていましたが、貧乏だったとは!そんなことに気がつかせてくれた、私にとってすばらしい1冊です。 そして、鳩山さんにぜひ読んでもらいたいと切実に思います。 子ども手当て、高校の無料化、農家個別補償・・・努力に比例しない収入を国民に与えようとしていますが、果たしてそれで自活能力は向上していくのでしょうか? 制約条件の中で打開策を見出す、制約条件下を楽しむ、そんな能力を身につけさせる政策が必要なんじゃないでしょうか? 生活保護受給者が180万人超、国民全体の1.5%になってしまったわが国の危機を抜本的に改善する政策を、私は望んでいます。
2010.03.04
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『思考の整理学』でおなじみの著者によるものです。 得られた知識を忘却することにより、創造的思考ができるということを述べています。 記憶というものを、忘却という面から論じていることは、有意義でとても興味深いです。 ただ、意識に上らない記憶をすべて忘却と一括りしてしまうような、脳科学的な記憶のメカニズムを踏まえていない論理展開には、疑問を感じるところがあります。 1篇ごとの読みきりで文体も読みやすいので、電車での時間つぶしにはいいと思います。
2010.03.03
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理系アタマのつくり方 内容構成は次の通りです。第1章 なぜなぜ坊やになろう!~「なぜ」を考えることで、理由が分かる第2章 風が吹いても桶屋は儲からない~確立の掛け算がつながりを決める第3章 自分法則を発見しよう~共通点を見つけて、ルールを考える第4章 パターン分けしてみよう~分類すると、分かりやすくなる第5章 難しい暗算はやめよう~正確な計算をせずに、すばやく判断する第6章 目安を知ろう~わかるデータからおおよその範囲をつかむ第7章 早食いは儲かる?~売上げは掛け算。観察から情報を分析し、比較する第8章 とにかくやってみる~仮説・検証の繰り返しが成功に導く第9章 同じ失敗を繰り返さない~計画を立てて、原因を突き止めよう第10章 終わりのない楽しさを味わう~PDCAサイクルはいつまでも回せ 1つのプロジェクトの進行が物語風に話が展開するあたりは、『ザ・ゴール』と似ています。笑いあり、涙ありで読み物として楽しめます。 しかし、物語に重点を置いているわけではなく、各章末に解説を織り込むことで、理論を実践に活用しやすくなる工夫がなされています。 『ロジカルシンキング』の【論理力】、『地頭力』の【推定力】、『ドラゴン桜』の【計算力】、診断士の勉強で得た知識の【実験力】を、この1冊で学べます。 たくさんの本を個別に読むことで、【〇〇力】のピースはたくさん増えたけれど、そのピースを使って形あるものを作ろうとすると、どこにどういった順番でピースをはめ込んでいけばいいのか、私は分かりませんでした。『理系アタマのつくり方』のカチッとすべてのピースがはまった感じです。 診断実習を行う上でも、この本の内容は大いに役立つのではないかと感じています。 来週、著者の四ツ柳茂樹氏の講演を聴く機会があります。お話が分かりやすいことで有名な方なので、有意義な2時間になることを期待しています。
2010.01.22
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『情報は1冊のノートにまとめなさい』を実践する上で、検索機能の弱さが気になっていました。 それを補完してくれるのが、『100円ノート「超」メモ術』です。100円ノート「超」メモ術情報は1冊のノートにまとめなさい 内容は、ノートを切って加工する、インデックスをつけることなどの実践方法と、タクシー運転手や営業職、レシピについてなど実例が載っているくらいで、軽く読めてしまいます。 本を読まなくても、『100円ノートで「超」メモ術』の公式サイトに行っていただければ、検索機能をどうやって持たせるかが分かります。
2010.01.20
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新聞を読めば、下部の本の広告を必ずチェックし、ブックランキングも毎週確認するほど、ビジネス書を読むのが大好きです。けれど、時間や金銭的な制限があるため、気になった本を片っ端から読むことは出来ません。 そこで、コンスタントにぶれない書評を発信している信頼できる人の感想を聞くのが一番ということで、『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』というメルマガを、私は購読しています。 毎日1冊ずつ紹介される本は、ランキングに登場しているものがあったり、発刊間もないものだったり、自分が興味ある本が目白押しです。 さらに、紹介された本の筆者の前作や関連本の紹介などもあり、ビジネス書に関する情報収集力が、このメルマガのおかげで格段に高まりました。 市内の図書館では、ビジネス書の最新本の蔵書が良くそろっているので、メルマガと図書館を活用し、今年もたくさんの本を読んでいこうと思います。
2010.01.04
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図解マンダラチャート 内容構成は次の通りです。 第1部 「マンダラチャート」で思い通りに生きられる 人生を豊かにする9マスの秘密 たった9マスが、こんな場面で無限大の効果を発揮! マンダラチャートの原点、「仏教」の教えを活かす この世の真理を解き明かした「3つの智慧」 心と行動が変わる!マンダラチャートのメカニズム マンダラチャートを使ってみよう 第2部 どんな問題も解決できる「マンダラチャート」実践術 日常生活の中でマンダラチャートを使う ビジネスにマンダラチャートを活かす 人生をマンダラチャートでプロデュースする マインドマップのように思いついたことをどんどん書き出すのですが、9マスのマトリックスに集約していきます。 上手に使えば、ロジカルシンキングにも活用できたり、アイデアを集約していくことにも使えそうです。 筆者の監修でマンダラ手帳というものも発売されています。2010年マンダラ手帳ゴールド
2009.11.27
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4行日記成功ノート 内容構成は次の通りです。 第1章 あなたにとって『成功』とは 第2章 4行日記は成功の素材集め 第3章 成功の鍵50boxとは 第4章 成功への第一歩は、強みを正しく知ることから 第5章 あなたの目的・目標を考えてみましょう 第6章 成功する4行日記との付き合い方 ブルさんの「Buzz Memo(中小企業診断士)」ブログで紹介されていた4行日記が気になり、原著を読んでみました。 4行日記とは、1行目事実、2行目発見、3行教訓、4行目宣言という文章構成の日記で、言葉遣いを『簡潔にする』や『能動的や現在進行形の表現にする』注意が必要です。 手帳の空スペースにかける手軽さがいいですね。50日間続けると効果があるそうなのですが、まずそこまで続けることが難関なのです。^^;
2009.11.27
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億万長者専門学校 内容構成は次の通りです。 RULE1 億万長者の定義 RULE2 人間のしくみ RULE3 感情のコントロール RULE4 8つの成功タイプ RULE5 億万長者脳 RULE6 金のガチョウ資産 RULE7 ネゴシエーション力 とにかく元気のいい本です。 この本を読んで前向きな気持ちになれる人も多いでしょう。しかしあまりにも強力なポジティブさは、落ち込んでいる人には逆効果になりそうです。 私は、一歩引いてしまいました。苫米地氏と同じ感じを受けたせいかもしれません。 やっぱり私は億万長者には程遠い人間なのかな…(^-^;
2009.11.23
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排出権商人 内容構成は次の通りです。 プロローグ 第一章 空からふる月餅 第二章 忍草 第三章 炭鉱メタン回収 第四章 地中貯留 第五章 エンマンジュエジュエバ 第六章 CDM理事会申請 第七章 連結外し 第八章 インサイダー 第九章 リーマン・ショック エピローグ 日経新聞の広告で気になっていた本が、図書館の新刊コーナーに並んでいたので、早速借りてきました。 実体のないものが商取引材料として扱われる怖さ、経済は心理学だという確信、数字を操つることで論理性を演出できる可能性などなど…薄ら寒さを感じた小説でした。
2009.11.22
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もう、不満は言わない 内容構成は次の通りです。 Part I 自分が不平を口にしているのに気づかない段階 第一章 われ不平を言う、ゆえにわれあり 第二章 不平不満をやめれば健康になる Part II 自分が不平を口にしていることに気づく段階 第三章 不平不満を言わないと人間関係がよくなる 第四章 すべてはあなたの中にある Part III 意識すれば不平を口にしないですむ段階 第五章 不平不満よりも沈黙を選ぶ 第六章 非難する人と評価する人 Part IV 無意識に不平を口にしない段階 第七章 二十一日間不平を口にしない 第八章 二十一日間をやり通した達成者たち この本は、ゆふゆふ2727さんのブログで紹介されていて、2次試験前から気になっていたのを、やっと読みました。 21日間不平不満を言わないでいるといい変化が起きるというもので、それを達成するには4~8ヶ月かかるとのこと…気短な私には達成できないと思います。(^-^; 確かに、人に対する不平不満は言わないほうがいいと思います。けれど、物や事象に関しては、不平不満はどんどん感じたほうがいい。なぜなら、そこの改善点があるからです。 かつて私は、仕事に関して不平不満を感じることに、罪悪感を持っていました。 しかし今は、不平不満は改善する機会だと捉え、どうしたら不平不満をなくすことができるだろうと、積極的に考えるようにしています。
2009.11.22
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内容構成は次の通りです。 序 章 「1分間勉強法」のしくみ 第1章 勉強ができないから「1分間勉強法」が生み出せた 第2章 「1分間勉強法」の4つのメリット 第3章 「1分間勉強法」の4つの特長 第4章 「1冊1分」を可能にする能力とは? 第5章 1冊1分で勉強する「タイム・マジック」 第6章 60冊分を1分で復習する「カラー・マジック」 1冊1分で勉強する「タイム・マジック」と、60冊分を1分で復習する「カラー・マジック」がメインノウハウです。 タイム・マジックは、フォトリーディングと似ています。 カラー・マジックは、記憶の定着を主眼に置いた復習方法となっており、診断士の1次試験の勉強に活用できると思いました。
2009.11.18
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仕事は楽しいかね? 内容構成は次の通りです 第1章 仕事は楽しいかね? 第2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。 一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。 第3章 試してみることに失敗はない 第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ。 第5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。 「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。 第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。 第7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、 じーっと待っていたりしないということだよ。 第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。 試すこと自体が欠落してたんだ。 第9章 あの実験で学ぶべきことはね、 「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。 第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。 第11章 もし宇宙が信じられないような 素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね? 第12章 覚えておいてくれ。 「試すことは簡単だが、変えることは難しい」ということを。 第13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。 第14章 きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといいな。 成功するために、あるべき姿を想像し、目標を設定し、目標に向かって計画を立て、日々計画を実行していく…それが私が読んできた多くの成功本の手法でした。 この本は、まったく違います。 成功は失敗の中に、解答は問題の中に…その考えを実生活でどんな方法で活用するのかが、よくわかります。 そしてこの方法は、成功や改善のためのアイデアが欲しいときには、とても有意義な手法なので、「試す」価値があります。
2009.11.18
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プロフェッショナルの条件 内容構成は次の通りです。 Part1 いま世界に何が起こっているのか 1章 ポスト資本主義社会への転換 2章 新しい社会の主役は誰か Part2 働くことの意味が変わった 1章 生産性をいかにして高めるか 2章 なぜ成果が上がらないのか 3章 貢献を重視する Part3 自らをマネジメントする 1章 私の人生を変えた七つの経験 2章 自らの強みを知る 3章 時間を管理する 4章 最も重要なことに集中せよ Part4 意思決定のための基礎知識 1章 意思決定の秘訣 2章 優れたコミュニケーションとは何か 3章 情報と組織 4章 仕事としてのリーダーシップ 5章 人の強みを生かす 6章 イノベーションの原理と方法 Part5 自己実現への挑戦 1章 人生をマネジメントする 2章 “教育ある人間”が社会をつくる 3章 何によって憶えられたいか 個人から組織に関する問題点を投げかけ、解決策を提案している。 強みや知識労働者など、気になるキーワードも随所にちりばめられている。 手元において、何度も読み返したい本です。
2009.11.17
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ジャック・ウェルチわが経営(上)ジャック・ウェルチわが経営(下) 内容構成は次の通りです。 【上巻】 第一部 GEトップへの道 第一章 自信をつける 第二章 群れから抜け出す 第三章 工場爆破 第四章 レーダーをかいくぐって飛ぶ 第五章 頂上に近づく 第六章 大海で泳ぐ 第二部 哲学の確立 第七章 現実との戦い、「面従腹背」との戦い 第八章 ビジョンとは 第九章 「ニュートロン」時代 第一○章 RCA買収 第一一章 人材工場 第一二章 クロトンビルを変える、GEを変える 第一三章 境界のないこと―アイデアを利益に結びつける 第一四章 徹底介入 【下巻】 第三部 試練の波 第一五章 慢心 第一六章 GEキャピタル―成長の原動力 第一七章 NBCと電球の融合 第一八章 戦うべきとき、引くべきとき 第四部 流れを変えるイニシアチブ 第一九章 グローバル化 第二○章 サービスの拡大 第二一章 シックスシグマ 第二二章 Eビジネス 第五部 過去を振り返る、未来を見つめる 第二三章 「お引とりを、ミスター・ウェルチ」 第二四章 CEOという仕事とは 第二五章 ゴルフについてひと言 第二六章 「ニュー・ガイ」 代理ライターが書いた文章なので、読みやすかったです。 司馬遼太郎氏の歴史物のように長く、しかしながらストーリー性は乏しく、小さなアリのような私には、大きすぎる経営者の功績は消化不良でした。
2009.11.17
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さあ、才能に目覚めよう 内容構成は次の通りです。 第I部 強みを解剖する 第1章 強固な人生を築く 第2章 強みを築く 第II部 強みの源泉を探る 第3章 強みを見つける 第4章 34の強み 第III章 強みをビジネスに活かす 第5章 疑問を解く 第6章 強みを活用する 第7章 強みを土台にした企業を築く この本は、ゆふゆふ2727さんやCotaさんのブログで、続けざまに目にし、気になっていた1冊です。 図書館で借りた本なので、ストレングス・ファインダを行うことはできず、自分の強みは分かりません。 ただ、自分の性格をポジティブに捉え強みとし、それを引き出す環境を用意することが大切だということは分かりました。 そして、このルールは中小企業にも当てはまることですね。
2009.11.17
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プロフェッショナルマネジャー 内容構成は次の通りです。 第一章 経営に関するセオリーG 第二章 経営の秘訣 第三章 経験と金銭的報酬 第四章 二つの組織 第五章 経営者の条件 第六章 リーダーシップ 第七章 エグゼクティブの机 第八章 最悪の病―エゴチスム― 第九章 数字が意味するもの 第十章 買収と成長 第十一章 企業家精神 第十二章 取締役会 第十三章 気になること―結びとして― 第十四章 やろう! 自身の経験に基づいた、経営に関する考えやアドバイスが載っています。 そして、柳井さんの解説がすばらしく、最後の付録は、読んだ内容を総括して記憶するためにはとても良かったです。
2009.11.15
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世界を不幸にしたグローバリズムの正体 内容構成は次の通りです。 序 最も不透明な機関IMFとアメリカ財務省の偽善 第1章 国際機関が約束したグローバリズムの恩恵 第2章 破られた約束 第3章 民営化・自由化の罠 第4章 東アジアの危機―大国の利益のための「構造改革」 第5章 誰がロシアを捨てたのか? 第6章 アメリカを守る不公正な「公正」取引法 第7章 「中国の成功」と「ロシアの失敗」 第8章 収奪者たちの論理 第9章 世界を幸せにするグローバリズムの道 IMFの戦略の結果を分析した内容となっています。 この本の一番最初のページに「注意深く理性的に行動することを教えてくれた父と母に。」との一文が記載されていますが、そのことを深く胸に刻む内容となっています。 今後、新聞を読んでいく際には、この施策の裏側の思惑は?この施策の影響および結果は?と、注意深くなろうと思います。
2009.11.15
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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 内容構成は次の通りです。 第一部 クワドラントの右側か左側か 第一章 私があえてホームレスになったわけ 第二章 クワドラントが違えば人間も違う 第三章 人はなぜ自由よりも安全を求めるか 第四章 ビジネスシステムを手に入れる 第五章 まずはレベル4の投資家になる 第六章 お金は目に見えない 第二部 最高のあなたを引き出す 第七章 なりたい自分になる 第八章 どうしたら金持ちになれるか 第九章 銀行そのものになれ 第三部 クワドラントの右側で成功するために 第十章 まずはヨチヨチ歩きから 第十一章 ラットレースから抜け出すための七つのステップ おわりに 道はかならず見つかる 「金持ち父さん貧乏父さん」までは、なんとなく分かった気がしてたのですが、このレベルは、私には難しいです。 実際、この本に書いてあったことを実践して、大金と自由を手にした方はいらっしゃるのでしょうか? この本の内容で、ひとつだけ共感できるのは、考え方やポジショニングを変えるためにホームレスになるとこです。 私も1週間ばかりホームレスしたことがありますが、自分で物事を成し遂げなければいけない切迫した状況が常となり、かなり感覚が研ぎ澄まされました。 今は、ぬくぬくしているので、また惰性で生きている感じです…^^;
2009.11.12
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金持ち父さんの予言 内容構成は次の通りです。 第一部 おとぎ話はもう通用しない? 第一章 法律が変われば未来も変わる 第二章 世界を変えた法律 第三章 現実の世界に立ち向かう準備ができているか? 第四章 悪夢のはじまり 第五章 お金に関するあなたの仮定と思い込み 第六章 投資をしているだけでは投資家とは言えない 第七章 誰もが投資家になる必要がある 第八章 問題の原因 第九章 パーフェクト・ストーム 第二部 方舟を造る 第十章 方舟をどうやって造るか? 第十一章 方舟を自分でコントロールする 第十二章 コントロールその1 自分自身をコントロールする 第十三章 コントロールその2 自分の感情をコントロールする 第十四章 私はどうやって方舟を造ったか? 第十五章 コントロールその3 言い訳をコントロールする 第十六章 コントロールその4 先を見通す力をコントロールする 第十七章 コントロールその5 規則をコントロールする 第十八章 コントロールその6 アドバイザーをコントロールする 第十九章 コントロールその7 時間をコントロールする 第二十章 コントロールその8 運命をコントロールする この本になると、かなり精神面が強調されて、ますます体得は難しい気がします。 この本を読んで気がついたのは、今までの自分はあまりにも「将来」に目が行き過ぎて、「今」を大切にしていなかったな~ということ。 つまり、この手の本を読んで、明るい将来を手にするために頑張ることも必要だけれど、今、身近にある幸せに気がつくことはもっと大切だと思いました。
2009.11.12
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考具 内容構成は次の通りです。 序 章 広告会社でも最初は「ただの人」。今からでもまったく遅くない! 第1章 「アイデア」「企画」を考えるとは、何をすることなんだろうか? 第2章 どうしたら“必要な情報”が入ってくるのか? カラーバス、聞き耳を立てる、ちょいメモ、「七色いんこ」、 フォトリーディング、臨時新聞記者 第3書 展開・展開・展開! アイデアスケッチ(手書き)、ポストイット、マンダラート、 マインドマップ、アイデアスケッチ(PC)、連想ゲーム、 オズボーンのチェックリスト、ブレーンストーミング 第4章 企画=アイデアの四則演算! 5W1Hフォーマット、タイトル、ビジュアライズ、マンダラート、 企画書 第5章 時にはスパイスを効かす! アイデアマラソン、問いかけの展開 第6章 あなただけの『考具』を見つけよう! 情報メディア、プロダクト、リアルな環境、オリジナルアイテム 終 章 頭の働きがシステム化することこそ、本当の『考具』かもしれない ふぞろいな合格答案 執筆者のつぶやきブログにてホリケンさんが紹介されていた本です。 文章は口語調で読みやすく、ひとつひとつの考具についての説明は、とても簡潔で分かりやすかったです。 手法自体は知っているものも多かったのですが、マンダラートや、問いかけの展開(転用、応用、変更、拡大、縮小、代用、置換、逆転、結合)は目新しく、すぐに活用できそうです。 この本を読んだせいか、今日の昼食時、上司との会話でアイデアが浮かびました! その会話はこんな感じですすみました。 エクセルやパワポは横に長い画面で、ワードは縦長の画面で見られると、作業がしやすい。 もちろん大画面にすればいいんだけど、携帯性を重視するノートPCではあまり大きくできない。 じゃぁ、ケータイ電話みたいに、くるって90度向きが変われば良いんじゃない?! そうだ~画面が回るPCって便利じゃん♪ という感じのアイデアですが・・・あれ、画面が回転するPCってもしかしてあるのかな?? で、ネットで調べてみたら、外部モニターで回転するものがありました! でも、まだまだマイナー?! ぜひぜひ、メジャーデビューをして、ノートPCには標準装備してほしいものです。
2009.11.11
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商品の画像を入手できませんでした。 また、内容構成は次の通りですって、紹介しようと思いましたが、70ほどのタイトルを書き出すことになるので断念します。 ソニーの社内向けホームページに掲載された出井氏のメッセージがまとめられた本です。 プライベートから経営戦略まで多岐にわたっています。 私が勤めている会社の前社長も、従業員に対し、定期的に情報発信するのが習慣でしたが、現社長は黙り込んでいて存在感がまったくありません。 この本を読んで、改めて経営者からの情報発信や、経営者と従業員の対話の重要性に気がつきました。
2009.11.08
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あの会社が元気なのには、理由がある! 内容構成は次の通りです。 第I部 なんたって「商品」がいい!―「つくる」ノウハウ 1章 定番を見直した「八木研」のリニューアル発想! 2章 “あれば便利!”をかなえた「ナビット」の等身大発想! 3章 商品の価値を変えた「フルタイムシステム」のサービス発想! 4章 無駄から新商品を生み出す「北星鉛筆」の加工発想! 5章 お客様が喜ぶ商品を生んだ「ミナミ産業」の感動発想! 第II部 商品の力を引き出す「販売」が上手!―「売る」ノウハウ 6章 営業マンの交渉力を高めた「昭和電機」のIT活用! 7章 隠れたニーズを掘り起こした「セックコーポレーション」の自販機活用! 8章 全国区を可能にした「大力納豆」のクチコミ活用! 9章 販路を無理に広げなかった「フェスティバロ社」のブランド活用! 10章 ファンをつくる「亀山堂」のネット活用! 第III部 先を見据えた「企業戦略」をもっている!―「見通す」ノウハウ 11章 求められる商品をつくり続ける「ストラパック」の顧客第一戦略! 12章 卸問屋の未来をつくる「フジコー」の事業転換戦略 13章 いいとこ取りを可能にした「マスターマインド」の精鋭部隊戦略! 14章 世界にも通用する「埼玉種畜牧場」の地元密着戦略! 15章 生き残りをかけた「イートップ」の企業再生への道! 『企業未来!チャレンジ21』の中小企業15社について書かれたものです。 いろいろな問題に直面した経営者が、あと1歩を粘り、困難を乗り越えていく姿に、私自身も励まされました。 この本に出てくるような経営者の情熱を、2次試験で解答を書くときに自分ももてたら、合格に近づけたかもしれません。
2009.11.08
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中小企業は進化する 内容構成は次の通りです。 序 章 ポジティブな中小企業 第一章 地域経済を担う 第二章 中小企業の海外展開と東アジアとの交流 第三章 絶えざる技術革新と研究開発による進化 第四章 中小企業の質の実態と政策論の転換 試験前に中沢孝夫氏の『中小企業新時代』を読みましたが、文体が堅苦しく難解に感じ、投げ出してしまいました。 今回の本は、とても読みやすかったです。 内容は、白書に掲載されているような事例を、もっと詳細に解説してあります。
2009.11.08
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内容構成は次の通りです。 第1章 ファシリテーターは何をするのか 第2章 ファシリテーター基本スキル 第3章 士業ファシリテーターの仕事 第4章 ファシリテーター・サービスを紹介する ファシリテーターについては、表面的な説明です。 第3章の「士業ファシリテーターの仕事」では、士業の業務内容と、ファシリテーターの技術が、上手に組み合わさっていないように感じました。 この本の帯には『高度な人格と専門性を有する士業は~』と書いてあり、首を傾げてしまいました。 だって自分は絶対『高度な人格』にはなれないと思っているので、上のうたい文句の通りだと、士業にもなれないということになってしまうのです・・・(>_
2009.11.07
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ヤバい経済学 内容構成は次の通りです。 序 章 あらゆるものの裏側 第1章 学校の先生と相撲の力士、どこがおんなじ? 第2章 ク・クラックス・クランと不動産屋さん、どこがおんなじ? 第3章 ヤクの売人はどうしてママと住んでるの? 第4章 犯罪者はみんなどこへ消えた? 第5章 完璧な子育てとは? 第6章 完璧な子育て、その2 ―あるいは、ロシャンダは他の名前でもやっぱり甘い香り? 終 章 ハーヴァードへ続く道二つ 最近、「美人すぎる○○」という見出しをよく目にするが、この本が最近発刊されたのなら、まさに『ヤバすぎる経済学』となったと思うぐらいのヤバさです。 身近にある現象を、インセンティブ、情報の非対称性、統計手法などを用い解析するのですが、軽快な語り口で進んでいくため読みやすく、ハリー・ポッター一冊並の300ページという分厚い本ながらも一気に読み進んでしまいました。 先に読んだ『~黄金の羽根の拾い方』とは、全然違う内容ですが、ひとつだけ共通点を見つけました。それは、 『制度(統計)的な歪みを見つけ、歪みを活用するべく頭を使うことが、金儲けや新発見に繋がる』ということです。 簡単に言えば、日常感じる疑問を放置せず、とことん考え抜くと、そこには思わぬ発見があるかもしれませんよ~ということです。 考えることの大切さを気がつかされた1冊でした。 ってか、この本、マジで刺激的で、ヤバい!(^m^)
2009.11.07
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内容構成は次の通りです。 PART1 人生を設計するための知識 PART2 人生の大きな買い物 PART3 惜しみなく奪われる人々 PART4 黄金の羽根の拾い方 PART5 税金について知りたい本当のこと PART6 もうひとつの人生 概要は、余計な支出を抑えるための手法について、最適な収入額、保険、税金、投資などの面から書かれています。 主としては、自営業者の節税対策といった感じです。 父が、自営業をしていた時に読めば、もっとうちは裕福だったかもしれないな~と思いました。 蛇足ですが、私はなぜか、あまりお金の話だけに偏った本を読むと、すさんだような感覚になり、気持ちが落ち込んでしまいます・・・だからこの本の読後感は、すっきりしませんでした。
2009.11.07
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内容構成は次の通りです。 1 聞き上手は話さない 2 真剣に聞けるのは、一時間以内 3 相づちを打つ 4 相づちの種類は豊かに 5 相づちはタイミング 6 避雷針になる 7 昔の主婦は聞き上手 8 自分のことは話さない 9 他人のことはできない 10 聞かれたことしか話さない 11 質問には二種類ある 12 情報以外の助言は無効 13 相手の話に興味を持つ 14 教えるより教えてもらう態度で 15 素直に聞くのが極意 16 聞き上手には上下関係なし 17 寡黙と「いま・ここ」の感覚 18 嘘はつかない、飾らない(オープンということ) 19 相手の話は相手のこと(分かるが勝ち) 20 評論家にならない 21 共感とは芝居上手 22 LISTENせよ、ASKするな 23 話しての波に乗る 24 言い訳しない 26 話には小道具がいる 27 お茶室は最高の場 28 したくない話ほど前置きが長い 29 聞きだそうとしない 30 秘密の話には羽がある 31 沈黙と間の効用 昨日、挨拶程度の会話で、つい「でも」と言ってしまい、話の流れを止めてしまいました。 その日の夕方には、知人との立ち話で、仕事の愚痴を長々と聞かされる羽目に…。 どうも自分は聞き方が悪いな~と思っていた点を、タイムリーにずばずばと言い当てられた1冊でした。
2009.11.06
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内容構成は次の通りです。 第1章 日本に新たな階級社会が作られる 第2章 年収300万円時代がやってきた 第3章 年収300万円時代の本当に「豊かな」生き方 第4章 年収300万円時代を幸福に暮らす「知恵と工夫」 第5章 本当の幸せとは?私自身の「年収300万円時代」 私の現在の年収が、300万円台なので、実感を持ってこの本を読みました。 第4章の知恵と工夫は、もう既に実行済み・・・なぜかと考えた時、そういえば、10年位前に、森永氏の保険に関する本(書名は忘れました)を読んでいたためでした。 けれど、第1,2章の、政治経済の現状分析は、痛快で面白く、こんな見方もあるんだな~と感心しました。 かなり小泉政権を批判していた森永氏ですが、友愛を掲げる鳩山政権のことはどんな風に捉えているのでしょう?新しい著書を探してみたいと思います。
2009.11.06
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構成は次の通りです。 第I部 会議革命を起こす十の法則 法則一 とにかくアイデアを出す 法則二 「結果の出やすい」テーマ設定をする 法則三 三色に色分けして、聞く・話す 法則四 インスパイア・アイテムを用意する 法則五 身体のモードを切り替える 法則六 他人の脳ミソを使う 法則七 ホワイトボードに書き込む 法則八 スポーツ感覚で臨む 法則九 全員の顔がみえる位置に座る 法則十 何かを決めてから会議を終える 第II部 会議革命 第一の革命 ポジショニング 第二の革命 キーワードシート 第三の革命 マッピング・コミュニケーション 齋藤先生の文章は非常に読みやすく、すぐに読み終えることができました。 記載されている技術的な内容も、とても簡単で容易に実践できるものばかりで、非常に参考になります。 ファシリテーターや、マインドマップについての本を読んだあとであれば、さらに理解が深まります。 逆に、ファシリテーターやマインドマップについて、ちょっと難しいな~と感じているのであれば、それらの導入本としても効果的だと思います。
2009.11.04
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おひとりさまの老後 構成は次の通りです。 第1章 ようこそ、シングルライフへ 第2章 どこでどう暮らすか 第3章 だれとどうつきあうか 第4章 おカネはどうするか 第5章 どんな介護を受けるか 第6章 どんなふうに「終わる」か 上野千鶴子先生は、とっても小気味の良い文章を書く、小またの切れ上がった女性です。 「男」で疲れた時、女性学・ジェンダーを専攻されている上野先生の本を読むと、すっきりします。(^m^)
2009.11.03
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