2004.09.02 012号 - あなたのタイプは？
吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾
道先案内人 こじえん
2004/09/02 012号
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「吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾」
略して「とけコミュ塾」へようこそ。
道先案内人のこじえんです。
もう９月ですね。
今年も残すところ、あと４ヶ月です。
このメルマガを発行してからというもの、月日が流れるのが妙
に早くなった気がします。
やっとメルマガを書いて送信したぞと思ったらすぐに次の号の
メルマガの準備をしなければならない。
最近、このメルマガの送信作業が１週間の区切りをつけている
ような感じになりつつあります。
さぁ、今週もいきますよ。
このメールマガジンは、職場で気持ちよく仕事をするための人
間関係を築き、望む成果をもたらすコミュニケーションの道を
探る内容をお届けします。
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使用上のご注意
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例えば、来週末、テニスをするとでもしましょう。
そこで書店に行って、テニスのルールや、やりかたが書いてあ
る本を買って読んだとします。１週間かけて読みました。
そうすれば、テニスをする当日、あなたは、劇的にテニスがう
まくなっていることでしょう。
「 ん な バ カ な こ と は あ り ま せ ん ！」
うまくなるわけないです。
うまくテニスをするためには、公園に行って、実際にボールと
ラケットを使って練習するなどして、身体を動かして体得する
必要があります。
コミュニケーションも同じです。
このメルマガを読んだからといって、いきなりうまくなるはず
がありません。
練習が必要です。
日々、日常のコミュニケーションを通して（実践を通して）、
お互い、練習し、学んでいきましょう。
そのためのヒントをたくさん用意してお待ちしております。
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視覚・聴覚・感覚のどれで考える？
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先週は、目の動きから視覚・聴覚・感覚で考えているというの
がわかるんですよという説明をしました。
先週のメルマガはこちら
⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/cozient/2012
今週は、視覚・聴覚・感覚の話をもう少し詳しく説明します。
視覚、聴覚、感覚で考えるとき、人それぞれ、どれで考えるの
が得意とか、どれかで考えるのが不得意とかあるんです。
そして、得意なものがあると、ついついその感覚だけに頼って
コミュニケーションをとろうとするのです。
イメージで考えるのが得意な人
（視覚的アクセスの上手な人）
音や言葉で考えるのが得意な人
（聴覚的アクセスの上手な人）
好き・嫌い、心地良い、心地悪いなど、視覚・聴覚以外の感覚
で考えるのが得意な人
（感覚的アクセスの上手な人）
相手がどれが得意でどれが不得意かがわかると、相手が得意な
感覚に合わせてコミュニケーションしてあげることができます。
すると相手は得意なところでコミュニケーションができるので、
話がしやすくなるのです。
・
・
・
抽象的でよくわかりませんね。この説明では。
簡単に説明しましょう
→ だったら最初からそうしろ！って突っ込まないでね（^_^;
例えば、会社で部下に依頼の仕事の説明をするとしましょう。
まず、部下がどういうアクセスが得意かを把握します。
考えるときは、ほとんど目が上に行く
＝ 視覚的アクセスに頼っている
考えるときは、ほとんど目が横に行く
＝ 聴覚的アクセスに頼っている
考えるときは、ほとんど目が下に行く
＝ 感覚的アクセスに頼っている
これを把握した上で、タイプ別に説明方法を変えるのです。
・視覚的アクセスに頼っている部下には
→イメージしやすいように、絵やイラストを使って説明し
てあげる。
・聴覚的アクセスに頼っている部下には
→例えば
「ここで「カチッ」って音がなったら、今度はこうする
んですよ」
みたいに、音を中心にして説明をしてあげる。
・感覚的アクセスに頼っている部下には
→相手にくどくどイラストや言葉で説明してみせてもダメ。
実際に仕事をしてもらい、触れてもらったり、感じても
らったりしながら説明します。
ということなのです。
相手の得意なアクセスモードに自分が合わせてあげるんです。
視覚・聴覚・感覚
この３つのタイプがあって、それぞれで違うんだということを
知るだけでもいいと思います。
コミュニケーションがうまくいかないとき
「今自分は相手と違うアクセスモードで話しているかも」
と自覚できるようになるからです。
私は過去、こんな失敗談があります。
あるセミナーに出ていたときに、どうしても課題がうまくで
きない人に、私がアドバイスをする立場になったことがあり
ます。
そこで私は、
「できたときの姿をイメージして！
イメージすればうまくいくよ」
と説明したのです。
それでもうまくいかないのに
「できたときの姿をイメージして！
できたときの姿をイメージして！
できたときの姿をイメージして！」
と連発（苦笑）。
結果、その人は私のアドバイスでは課題をうまくできることは
ありませんでした。
今思い出すに、その人は完全に感覚タイプの人でした。
（そのセミナーに出た当時の私は、この話を知りませんでした）
そういえば、私が「イメージして！」とアドバイスをすると、そ
の人の目は必ず下に向いていましたね（汗）
視覚的アクセスをするのが苦手な人に「できたときの姿をイメー
ジしろ」といっても難しいんですよね。
「なんだこいつ、こんなことすらわからんのか？」
と部下のことを思ったことありませんか？
（別に部下でなくてもいいですが）
それって単に、自分と部下で、脳にアクセスするときの得意な
分野が違っていて、あなたの説明がうまく部下に伝わっていな
いだけかもしれませんよ。
そこに気がつくか気がつかないか。
これは小さな気づきでしかありませんが、そこに気がつくか気
がつかないかによって、自分の態度は大きな違いとなって現れ
るでしょう。
皆さんも、会話がうまくいっていないと気がついたときに、こ
の話を思い出してくださいね。
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ありがとう！！。感謝の気持ちでいっぱいです。
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●まぐまぐさんのおかげで、このメルマガが発行できます。
ありがとうございます！
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アイディール大和さん ありがとうございます！
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来週の予告
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さて、問題です。
「イメージして！」とアドバイスをし続けたという私のタイプは
視覚、聴覚、感覚のどれになるでしょうか？
って、考えるまでもありませんよね。
そうです、私は、完全に視覚タイプの人間なのです。
自分が考えるときは、ほとんどイメージのみの世界でしか考え
ていませんので、つい使う言葉も視覚的な言葉となって表れて
しまうんですよ。
これってつまり、目の動きからではなく、使っている言葉から
でも相手がどのタイプなのかは判別できるってことです。
相手がこの３タイプのどれにあたるかがわかり、その、それぞ
れのタイプにあわせて会話することができるようになるという
このスキルはものすごく有益かつパワフルなものです。
ですので、来週も引き続き、視覚・聴覚・感覚３つタイプの話
をしていきたいと思ってます。
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編集後記
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このメルマガって、視覚タイプ以外の人にはわかりにくいメル
マガになっちゃっているかもしれません。
いや。。なっちゃっているかもしれないではなくて、たぶん、
そうなんでしょうね。
だって書いている私が、バリバリ視覚タイプの人だからです。
文章を書くときに、３つのタイプどのタイプにでもわかるよう
書くというスキルがあるのですが、うまく使いこなせていない
自分がいます。
それでもうまくいかないのに
「できたときの姿をイメージして！
できたときの姿をイメージして！
できたときの姿をイメージして！」
と連発（苦笑）。
という文章をキーボードで打ち込みながら、その時を思い出し
てつつ、ふと、このメルマガも視覚タイプの癖がでたメルマガ
になっているのではないかと、そんなふうに思いました。
そうだ、そうだ！ わかりにくいぞ～。
みたいな感想、ご意見、ご要望があればこちらまでどうぞ。
→ cozient@yahoo.co.jp
もちろん、わかりやすい！みたいな激励のメールもお待ちして
いますよ～。
１００％返事が返せるかどうか保証できませんが、がんばって
返事書かせていただきます！
では、来週。
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吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾
発行 こじえん cozient@yahoo.co.jp
まぐまぐマガジンID 0000133188
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