2004.11.27 024号 - 依存関係を変える(2)



 吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾

                   道先案内人 こじえん

          2004/11/27 024号

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「吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾」

 略して「とけコミュ塾」へようこそ。
 道先案内人のこじえんです。



 すっかり秋ですね。


 毎日通っている会社の通り道が、完全に紅葉してきました。

 その通りは、テレビの撮影によく使われる通りで、芸能人をよ
 く見かけるほどの有名な通りなのです。

 テレビとかでその道が放映されるときれいだなと思うのですが
 毎日通っていると、きれいな通りだという感覚はあまりなくな
 くなってくるものです。

 自分の身近なことや習慣的にしていることをあらためて別の視
 点で見直すと、実はすごくいいものだったんだと実感するのか
 もしれませんね。


 さて、今週もいきますよ。


 このメールマガジンは、職場で気持ちよく仕事をするための人
 間関係を築き、望む成果をもたらすコミュニケーションの道を
 探る内容をお届けします。

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 依存関係を変える(2)

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 先週は、男女の関係を例えにとって、こんな話をしました。


 男性は、その女性でなければならなく、嫌われることが許され
 ていない。一方女性は、男性に嫌われることが許されている。

 こういう関係下では、コミュニケーション技法をあれこれ駆使
 してもうまくいかない可能性が高いから、片方だけが嫌われる
 ことを許されない、その一方的な依存関係を改めてみてはいか
 がでしょうか、という話をしました。


 先週のメルマガはこちらで

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 さて、これは男女間の話だけではありません。


 例えば、部下と上司。



 部下は、その上司から、嫌われることが許されていない。
 一方上司は、部下に嫌われることが許されている。

 こういう場合は、先ほどの男女間と全く同じく、コミュニケー
 ション技法をあれこれ駆使してもうまくいかない可能性が高い
 です。


 こういった場合、一方的な依存関係が改められるかどうか考え
 る必要があるでしょう。


 例えば、

 別の部署や、別の会社に行ってもいいような状況を作り上げて
 おく。

 そうしておけば、別にその上司に認められなくてもいいわけで
 す。

 そういう状況にしておくことで、万一、コミュニケーションが
 うまくいかなかったとしても大丈夫な状態でいられます。


 別の部署や、別の会社に行けるほどの年齢でもないし、能力も
 ないし、、、という人もいるかもしれませんね。


 そしたら、今、はやりの週末起業という手もありますよ。


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「別に、上司に好かれようが嫌われようが、どうでもいい」


 という気持ちが、社内でのコミュニケーションに自分を無理し
 てあわせる必要がなくなり、心に余裕が生まれるのです。


 そんな余裕が必要な場合もあるでしょう。


 どうしてもその上司に認めてもらいたいけど認めてもらえない
 というときは


 「どうして私を認めてくれないんですか!!!!」



 という気持ちを持ちながら上司と接してしまうので、どうして
 もいらいらしたり、怒りをぶつけるような話し方になりやすい
 のです。


 上司はその怒りの感情を察知して、

「こいつとは一緒にやりたくないな」

 という気持ちを増させてしまいます。



 上司と部下の関係も、男女関係と同様に、一方的な依存関係に
 なっているようであれば、自ずとストレスのあるコミュニケー
 ションになりやすいです。


 現在、そういう関係下にいらっしゃる方は、


「別に上司に嫌われてもいいし、全く認めてもらわなくても全然
 問題ないですよ」


 という関係になるよう、根本的なところでの考え方を変えたり、
 その状況を変えるための方法を考えてみてはいかがでしょうか。


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 ありがとう!!。感謝の気持ちでいっぱいです。

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 編集後記

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「別に上司に嫌われてもいいし、全く認めてもらわなくても全然
 問題ないですよ」


 って状態になるのは、実際は難しいですかね?


 私は、そのようになるために、会社に頼らず生きていくだけの
 力をつけるべく、学んだり、行動したりしています。


 投資関連のことを学んでいるのもその一つです。


 案外、社内での出世に全く固執しなくなるというだけでもいい
 のかもしれませんけどね。



 今週も、ご意見・ご感想をお待ちしてます。



  → cozient@yahoo.co.jp



 では、また来週。



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    吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾

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