クリームな日々

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読売



 共産党の塩川鉄也議員は20日の衆院内閣委員会で、麻生前政権下での官房機密費(内閣官房報償費)の支払いに関する資料を提示した。

 それによると、河村建夫官房長官(当時)が今年4月以降、毎月1億円を内閣府会計課長あてに機密費として請求していたが、8月の衆院選の2日後の9月1日には、2億5000万円と突出して多い金額を請求していた。

 資料によると、麻生前政権下では4月以降、計8億5000万円が支払われた。機密費の請求は、5000万円を単位として行われていた。支出を決めた「決議書」には、使途についての記述は一切なかった。

 塩川氏は内閣委で、9月の多額請求について、衆院選で苦戦が伝えられていた与党候補の選挙活動費の「後払い」だった可能性があると指摘した。

 機密費は、官房長官の判断で国益に直結する情報収集などに使われ、「非公開」扱いとなっている。2009年度は、14億6165万円が計上されている。
(2009年11月20日13時38分 読売新聞)

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