LEVI`S 501 ディディール年表<1937~1966>

1966spatchs.jpg
ウエスト調節機能
リベット
その他
        翌年
サス
尾錠
ベルト
股リベ
後ポケ
ミミ
パッチ
赤タブ

1937年
『501XX』
×
隠し
リベット
赤耳

(ギャラ
入り)
片面
LEVI‘S

無地
1. 隠しリベット を採用
 →自動車の普及や牧場観光(デュードランチ)の影響で発生した、
   車のシートや馬の鞍を傷つけてしまうというクレームに対応した
2.
サスペンダーボタンの廃止
→ジーンズが農夫や鉄道員等の『労働者が穿く作業着』からカウボーイが颯爽と
  穿きこなす憧れの『ファッションアイテム』に変化していった。
 →希望者にはサスペンダーボタンを付けてあげるという親切な処置
3.
紙製フラッシャー の採用
 →隠れてしまったリベットを矢印で「ここにちゃんとありますよ」示した
        5年後
サス
尾錠
ベルト
股リベ
後ポケ
ミミ
パッチ
赤タブ




1942年
『S501XX』
×
×
×
隠し
リベット
赤耳

(ギャラ
入り
)
片面
LEVI‘S

無地
ブルーデニムの作業着が軍用作業着として採用され多くの規制を受けた
1.
シンチベルトの廃止(40年頃~)
 →馬の鞍に引っかかったりして危険であったし、機能的にも必要なくなった
 →デニム・バックル・リベットを使い、多くの工程を要する為、W・P・B
   (戦時製品監督局)からも不必要と判断された
 →パッチのロットナンバー『501XXC』はこの移行期間中、シンチベルト付きの
  古いモノと廃止後の新しいモノを区別する為に、CINTURE(帯)付きのモノにのみ
  付けられた。

2. 股リベットの廃止
 →「股リベットが熱くなった」とういう苦情が寄せられていた中で、当時の社長の
  ウォルター・ハース・ジュニアが趣味のフライ・フィッシングに出かけた。
  そこで焚き火を囲んでいる時にホントに股リベットが加熱して○ンポを
  火傷した為、即座に廃止が決まった。(らしい)
3. 銅製から銅メッキの 鉄製リベット に変更

 →銅製よりもコストがかからなかったため
 →錆びるので隠しリベットが錆びていたら"本物"のWW2モデルという事になる

4. ウォッチポケットのリベット省略
 →W・P・Bにコインや時計を入れるのに強度は必要ないと判断された

5. アーキュエイト・ステッチの省略
 →W・P・Bに「糸の無駄」とされた
同じファティーグ(軍用作業着)に指定されていたLeeのステッチは
禁止されなかったのは何故か?
→高級な作業服として1番認知度の高いリーバイスのアーキュエイトステッチを
 規制することで「あのリーバイスも節約するほどなんだ」と国民の倹約意識を
 高めるために、業界トップのリーバイスの象徴的なアーキュエイト・ステッチ
 のみが既製対象になった。
→リーバイス社はブランドアイデンティティを守るため、オレンジのペンキで
  アーキュエイトステッチを描いた
 →洗濯する落ちてしまう為、ア-キュエイトステッチが無い事が
  "本物"のWW2モデルという事になる
6.
トップ・フロント・ボタンの変更
→リーバイス社のロゴ入りのボタンからドーナッツ型の月桂樹をあしらった
  量産型の既製ボタンに変更された
7.
ロットナンバーの変更
 →Simplified(簡素化)されたモノである為、大戦中のモノは
  『S501XX』と表記されている

8.デニムを12.5オンスから 13.5オンスに引き上げ
  →単純に節約するなら生地を薄くした方がいいわけだが、
   「すぐに破れて新しいモノが必要になるより、
    丈夫なモノをずっと使い続ける方が経済的だ」
   とリーバイス社の買い付け担当オスカー・グローブルがW.P.Bを説得した
        5年後
サス
尾錠
ベルト
股リベ
後ポケ
ミミ
パッチ
赤タブ
1947年
『501XX』
×
×
×
隠し
リベット
赤耳

(ギャラ
入り)
片面
LEVI‘S

無地
1. 銅製リベットの復活
→股リベットは機能的にも必要なかったので廃止されたが、デザイン的に必要
  だったウォッチポケットのリベット、そして全てのリベットが胴メッキの鉄製から
  銅製に戻された

2. アーキュエイト・ステッチの復活
 →ミシンが発達し(銃火器発達の結果?)、縫い付け方が1本針ミシンから
  2本針ミシンになり
 ・カーブが浅くなった
 ・切り替えし部分に
  『ダイヤモンドポイント』と呼ば
  れる三角のステッチが入った
2本針は中央の切り返しの時、下の
糸を止めて上の糸のみ縫い続け
ながらポケットごと回転させて
切り返すので三角のステッチが入る
3 . シルエットがタイトになる
→これまでの501はシルエットが太く『動きやすい作業着』という感じで西部の人
  には支持されていたものの、ファッション性に乏しく都会的な東部の人には
  受け入れられなかった為、東部進出を図るため細いシルエットにしていった。
 <個人的想像>
 大戦で軍用作業着に指定されたばっかりに数々の屈辱を受けたから、
 もう作業着として扱われるのに嫌気が差してたのでは?w
        8年後
サス
尾錠
ベルト
股リベ
後ポケ
ミミ
パッチ
赤タブ
1955年
『501XX』
×
×

バック
センター
ズレ
×
隠し
リベット
赤耳

(ギャラ
入り)
両面
LEVI‘S

R+○
1. パッチを 紙(圧縮紙) に変更
 →革だと洗うと縮んでしまい、ベルトで擦れると破れたり取れたりしてしまうため、
  水や熱に強い合成紙パッチが開発された。
2.バックセンターの
ベルトループを左にズラして 縫製
 →縫いにくいセンターの縫い合わせ部分からズラしてベルトループを縫い付ける
  事で縫いやすくして生産効率を上げた。
 →生産量がピークになった60年代半ばにはセンターに戻している→
失敗?
3.赤タブの『LEVI`S』の文字が
両面刺繍 になり、 レジスターマーク(R+○) が入る
        5年後
サス
尾錠
ベルト
股リベ
後ポケ
ミミ
パッチ
赤タブ
1960年
『501XX』
×
×

バック
センター
ズレ
×
隠し
リベット
赤耳
両面
LEVI‘S

R+○
・パッチに印刷された Every Garment Guaranteed(全ての品質を保証)
 の文字が
無くなった
        6年後
サス
尾錠
ベルト
股リベ
後ポケ
ミミ
パッチ
赤タブ
1966年
『501XX』
×
×
×
バー
タック
赤耳
両面
LEVI‘S

R+○
1. 隠しリベットが廃止 され、黒糸での バータック(かんぬき留め) 採用(65年~)
 →縫製技術の進歩により、リベットで補強しなくても十分な強度が得られる
  ようになった為
2.ベルトループが元の位置(センターシーム)に縫われる
 →やっぱりカッコ悪かったから?w
3.リベットの裏の押さえ金具が
シルバーのニッケル合成金属 に変更
 (表は銅製のまま)
4.パッチのトゥーホースマークの下に赤インクで『
Made in U.S.A 』の表記が入る
 (無いものもある)


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