毎年、スペイン・バルセロナで行われている次世代ミュージックとマルチメディア・アートの国際フェスティバル<sonar(ソナー)>をご存知だろうか。新しい音楽の予感にあふれた「前進的なイベント」と評されるこの祭典が、今年、日本に初上陸。<sonarsound tokyo 2004>として10月9~10日の2日間、東京・恵比寿のガーデンプレイスで開催された。なかでも目玉は元YMOの3人による「Human Audio Sponge」のライブだろう。そのステージの詳細とともに、イベントの様子をお伝えしよう。
なおも、その直後に飛び出たのは「Riot in Lagos」! イントロが流れただけで敏感に反応したオーディエンスの身体が、小刻みに揺れ始める。アレンジはまさに“現在”のものだが、その旋律には普遍的な“記憶”が宿されているようだ。ここからYMOセット……という期待もよぎるが、残り2曲はスケッチショウの楽曲に戻って本編終了。お三方、小さくお辞儀を交わしながら、何事もなかったかのように袖にはけていく。