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「背、高いねぇ、何センチ?」ってよく聞かれます。「はい、174センチあります」「ご両親も大きいの?」が次に多い質問です。「両親は特に大きくはありませんでも弟は190センチの大男です」キャンプ生活の夜は早い。明るいうちにテント設営、風呂、夕飯の支度を終わらせる。夕飯が済んでしまえば、あとは日記を書いて寝るだけ。暗くなってしまうと何もできないのだ。7時半とか8時には、もう寝袋の中にいる。温泉や銭湯のドレッサーが好きではない。床に落ちているたくさんの髪の毛が…気持ち悪いだからドライヤーをかけずに、自然乾燥させている。そうすると、寝る時間が早いので濡れた髪のまま、寝てしまうことになる。朝、起きてトイレに行くため、テントを出る。“おや?なんだか視線を感じるなあ、気のせいか?”トイレのドアをくぐったとき、頭に何かが触れる感じが…“おやや?なんだ?”鏡を見て、びっくり!髪が、見事な寝ぐせで、上に、立っている…!そうか、これじゃあ、みんなびっくりして見るよなぁド近眼のメガネをかけた寝起きのボーっとした&むくんだ顔の髪の立った女身長174+寝ぐせ=190強…これ、キャンプ生活での朝の公式何回繰り返しても、特に対策はとらない。ちょっと水で濡らしてヘルメットをかぶれば身長は174センチに戻るから。子供の身長を伸ばす方法を教えます。朝、起き抜けに布団の中で思いっきり『伸び』よく食ってよく寝る褒めちぎって育てる …以上うちの親も特別なことを私たちにさせてないはずだし。あ、褒めちぎって育てると、性格こんなになるかも。責任は負いかねますのであしからず。
2008.03.13
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今朝は久しぶりの雨この時期は例年ならまだ雪なんだけど…今年は春が早いみたい北海道のチャリンコ乗りにはうれしいことです雨上がりに自転車に乗ると道路にいつもと違うお客さんが現れる。無数の、カタツムリ君とミミズさん。道路脇が草、のところに限ってだけど。はじめは彼らを踏まないように、潰さないように、気をつけながらノロノロと進む。「うひゃぁっ」「おわぁっ」「ひえ~」と、一匹踏み潰してしまうたびに、大騒ぎ。まあ、でも、騒ぐのも最初だけ。道路は濡れてるし、車は気になるし、つっぱねも…そのうち、平気になる。『バリバリッ』『ボキッ、バリッ』カタツムリが潰れる音を聴きながらペダルを踏むことに、没頭していくのだ自転車にこびりついた干乾びたミミズとカタツムリの残骸を、“成仏してください”といいながら掃除する今度生まれ変わったら、アスファルトの上には出てくるなよ!そういえば、カタツムリが雨上がりに道路に出てくるのは雨が好きだからだと、ずっと思っていたけどそうではないらしい。雨が嫌いで、濡れるのが嫌いなんだって。草露に濡れるのがイヤで、体を乾かしたいから草むらから出てくるらしい。へえ~学校で習ってないなあ。この歳になるまで知らなかった。大人になってから“知る”って楽しいよね。
2008.03.11
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野生動物ではない動物のお話。子供の頃から、どうにも苦手な動物がいる。ペットとしては最もポピュラーな動物…犬小さい頃に吠えながら追いかけられ泣き叫びながら逃げ回った記憶がある。どうもそれがトラウマになっているみたい。今でも、どんなに小さくても、鎖に繋がれていても犬とすれ違うときはビビッて体が硬くなる。吠えられたら、平静ではいられない…阿寒湖畔から3つの峠を経由して一周、ハードだけど毎年楽しみに、必ず走っているコースがある。阿寒横断道、美幌峠、釧北峠。2つの峠を越えて、最後の釧北峠に入る手前で必ず出てくるのだ。2匹の、繋がれていない、犬が…彼らはたぶん、飼われている家族以外の人間をあまり見たことがないのだと思う。周りは畑ばかりで、なにもない。道路はいつも車が通るだけで私だって歩く人を見たことがないような気がする。そこへ、生の人間が、程よいスピードで現れたら…うれしくて、追いかけてしまうんでしょうね、たぶん。私は、犬が喜んでいる…なんて考えてるヒマはない。逃げる、とにかく逃げる叫びながら、逃げる2つの峠を越えて、疲れている。最後の峠を目の前に、少し脚を休めておきたいところだ。なのに…全力疾走。毎年…全力疾走。わかっているのに…全力疾走。まだこんなに力が残っていたのかと思うほどペダルをまわす。犬が追いかけるのをやめる頃には、くったくただかわいいと思う犬だっているんだけど小さい頃の苦手って、根本的にダメなのかしら。身体はこんなに大きく成長したのになぁ~
2008.03.09
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北海道の野生動物といえば!エゾシカ、ヒグマ、キタキツネ。自転車でけっこう出遭う、この御三方。トマムから金山湖へ向かう金山峠の登り坂、道端に2つの黒いぬいぐるみを発見!“ヌイグルミ?黒パンダの?”と思った瞬間、ぬいぐるみが動いた!そう、ヒグマの子供だったのだ、しかもツイン。かなり、かわいい、小さくて、かわいい…写真を撮りたい衝動に駆られたけど、我慢した。親熊が絶対近くにいるはず、と思ったから。でっかい熊には遭いたくないたぶん足がすくんで逃げられないし、戦っても…勝てるわけないそういえば稚内に行ったときキャンプ場に熊が出て、閉鎖されていたっけなぁキタキツネにはそこここで、よく遭う。くりくりおめめとふわふわしっぽが、かわいい。人間に危害を加えない、おとなしいやつ…と思ってたらそうでもないときもある。静内のキャンプ場でテントを張ったときのこと。朝起きたら、テントの入り口に置いてあったゴミがない。隣のテントのそばにキツネがいた。テントの外に置いてあったカバンに首を突っ込んでいる…そう、えさをあさっていたのだ。かわいいくせに、カラスみたいじゃないか!以来、荷物は必ずすべて、テント内に入れるようにしている。自転車に乗っていて1番怖いのはシカ。とくに道東、多すぎる峠を下りながら、何が怖いって出過ぎるスピードでも、車でも、急なカーブでもない。突然目の前に飛び出してくるかもしれない、シカ、なのだ。時速60キロで下るとして…ぶつかったら…勝てない勝てない、死ぬのはこっちだそれにしても、ウトロあたりではまるで犬のように街中にシカがいる。ま、でも街にいる分には私にはかわいい動物に見えるけどね。野生動物って、遠くで見るから素敵なのであって、決して近くで見ちゃあいかんね。もしかしたら動物の居場所に人間が道路や街を造ってしまったのかもしれないけど。
2008.03.07
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テント泊大好き。天気の良い日にのんびりとテントを設営して荷物を整理し、風呂に行って、晩ご飯の準備をする。なんともいえない楽しいひとときなんだなぁ~北海道はキャンプ場が多い。しかもけっこう温泉が隣接している。ライダーハウスというものも多く、低料金で宿泊できる。泊まるところに困ったことはない。東北地方へ行ったとき、キャンプ場の少なさと暑さ(8月)と疲労で参ってしまい健康ランドを数回利用した。寝床とお風呂が確保できて、しかも涼しい!…でもなあ、旅をしてるっていう、アジがないんだよなぁ…外にポツンと置かれている自転車も心配だし道の駅にテントを張る人も結構多いみたいだけどそれだと営業時間が終了するまで待たなければならないし。その辺の公園にテントを張るっていうのもねえ……一応、女の子だし、怒られちゃうこともあるって聞くしね。誰か、自転車旅用のキャンプ場ガイド、作ってくれないかしら「これ1冊で、日本自転車キャンプ旅!」…みたいなところで、フェリーで新潟に降りるか舞鶴に降りるかまだ迷っているんだけど4月中旬の気温ってどんな感じなのかなあキャンプ、出来るくらい暖かいのかな~北海道じゃ絶対絶対、無理だけど。今まで8月以外にキャンプしたことないんだ、そういえば。テントはコンパクトさと扱いやすさを重視してモンベルの2人用のテントを利用しているけどそのテントを見た母が、「よくそんな狭いところにいて気が変にならないね」と言う。―わかってないなぁその“日常からの脱出”感、が、たまらないわけよ。
2008.03.01
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日本で旅するなら避けては通れないトンネル。慣れたとはいえ、やっぱり怖い。暗い、狭い、汚い。車が多いと最悪。だいたい、自転車が走行するけとなんて考えて作られてないんだよね。暗闇で後ろから車のくる音がする。“この車は前方に自転車がいることに気が付いているだろうか…”恐怖感で体に力が入る。そして体の右側スレスレに車が過ぎていく…トンネルが続くと肩が凝ってしまってしょうがない。ああ、目立つように全身電飾で走りたい…でもそういうわけにもいかないし歩道があれば利用するとしても、でも実際は歩道ってないほうが多い。あとはドライバーさん達を信じるしかない。とりあえず自分で出来ることはやっておかねば。トンネル用に自転車に赤ランプを取り付けているけどそれだけでは心もとないので去年からメットにも取り付けてみた。取り付けカンタン、マジックテープのみ。でもズレたり外れたりしないし、走りながらON/OFF出来ちゃう優れもの。オススメです。ドライバーさん、トンネルで自転車がいたら大きく膨らんで抜いていって下さいね~よそ見はダメですよ~お願いしま~す。
2008.02.24
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過去に2度、ロードレーサーで車と接触事故を起こしている。1度目は交差点で対向車線から右折してきた乗用車と。ボンネットに上がり、地面に落ちた。初めて救急車に乗った。相手は50~60代の女性ドライバーだった。2度目は見通しの良い広い道路で、後ろから突然、RV車に引っかけられた。相手は84歳の爺さんだった。2度ともヘルメットがキズだらけになったけど、頭は無事だった。本当に、ヘルメットをかぶっていて良かったと思った。ロードレーサーじゃなくてもヘルメットって必要だろうか?あんまり格好、よくないんだよね。以前に、素敵な女の子に出会ったことがある。やせて真っ黒に日焼けした彼女は、ポッキーを連想させた。ポッキーさんはマウンテンバイクに大きな荷物をしょわせて、そして麦わら帽子をかぶっていた。北海道から屋久島まで行くのだと言っていた。彼女がとても素敵で、わたしも麦わら帽子で旅がしたくなった。でも…過去2回、ヘルメットに助けられていることを考えると…どんなに気をつけていたって、事故はどこからやってくるかわからない。親より早く死ぬわけにはいかない。旅から帰ったら友達に旅話をいっぱい聞かせてあげたい。仕事をして、おいしいごはんを食べて…そんなことを考えると、やっぱり頭にはヘルメット。麦わら帽子で自転車に乗る自分の姿を想像して、その姿に少し後ろ髪を引かれるような思いで、前へ進む。タオルを巻いて自転車に乗ってる男の子たちも素敵だよね。でも自分のためにも、自分の周りにいる大切な人たちのためにもやっぱりヘルメット、かぶったほうがいいよ。
2008.02.18
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自分で言うのもなんだけど、わたしってかなりのド根性さん。途中であきらめないし、くじけない。そんなわたしが前にも後ろにも動けなくなり立ち尽くしたところ、三陸海岸。つらかったなあ~今までに経験したことのないアップダウンだった。岩手県に入ってから気仙沼あたりまでの海岸線は完全にドライブ向き。自転車で行っちゃ~いかん!自転車を降りて、押して登る。急坂すぎてペダルが踏めないのだ。1日100kmは進む予定で日程を組んでいた汗が…暑さの汗か、焦燥感か、気持ちの悪い汗がだくだく…“無理!100kmは絶対無理!戻るか?日程を組みなおすか?”でもやっぱりわたしはド根性さん。予定通り106kmを走りぬいた(押して歩きぬいた?)朝6時半に出発、南気仙沼到着19時。長い1日だった…つらかったことって、時間が経つと忘れられない楽しい思い出になる。だから人って、マラソンをしたり、登山したりするんじゃないかな。二度と行きたくないと思っていた三陸海岸。もう一度行ってもいいかなと、ちょっと思っている。でも次は時間がたっぷりあるから、1日40~50kmくらいでのんびりと。また泣きたくないしね
2008.02.15
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自転車旅も3日目くらいになると、普段とは違う身体の変化が出てくる。一番目立つのは朝の顔のむくみ。でもこれは1時間もすれば良くなってくる。朝ごはんを食べてテントをたたんで荷物をまとめて… 出発するころには元の顔。ところが、東北地方を旅していたとき(平成18年8月)、今までにない変化が起きた。朝起きたら異常に下くちびるが腫れている…“なに?なんだ?なんで?これってむくみ?…じゃないよねえ”1時間たっても3時間たっても半日たっても腫れがひかない。“やっぱりむくみじゃない。元に戻らなかったらどうしよう”翌日、下くちびるの内側の粘膜が硬くなってきた。翌々朝、硬くなってきたところがこげ茶色に変化していた。ここまできてようやくわかった。下くちびるの内側の粘膜が日焼けしたのだ。でも、なんで表面ではなくて中のほうが焼けちゃったんだろう?答えはひとつ。自転車に乗っているとき口をあけているのだ。顔に日焼け止めを塗っても口の中に塗ることはしないわけだし。それにしても太陽の力ってすごい。こんな隙間も逃さず入り込んできちゃうんだから。いまのところ対策はなく、昨年も見事にくちびるを腫らしたのでした。きっと今年もくちびるを腫らしながら自転車に乗っていると思います。
2008.02.12
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