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差別を無くそうとするとき、採るべき道は「公平」の追及です。が、しかし、異常に「○○積極登用」や「○○アクション」を推奨する人には気をつけてください。それらは、あくまで特殊な事例にのみ一時期に使う不公平的取り扱いです。良い薬ではないです。毒ギリギリの劇薬です。特に「反差別」をうたいながら「公平」を語らない人びとは危険です。彼らが希求しているのは「公平」ではなく「優遇」です。彼らの口から公平やフェアという単語が出てこないのは理由があります。公平は差別の反対ですが、優遇は差別の双子です。つまり、その人たちはネオ差別主義者なのです。一般的な定義では、差別とは、特定のカテゴリに当てはまることを理由に不当に扱われること。たとえば女性だから昇進しないなど。一般的な定義では、優遇とは、特定のカテゴリに当てはまることを理由に有利な扱いを受けること。たとえば女性だから管理職に取り立てられるなど。この通り、差別と優遇は双子です。皆、このトリックに気づかないから、純粋に差別を無くしたいのに、ネオ差別主義者に騙され、形を変えた差別社会を作ることに加担してしまうのです。欧米の差別問題に関するポリコレはまさにこの通りで、かなり手遅れです。もともと、キリスト教やユダヤ教の文化背景に公平概念は難しいところがあるのかもしれません。皆さん、どうぞ「ネオ差別主義者」にはお気をつけてください。彼らは公平を語りません。絶対に。
2021/03/15
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女優の秋元才加さんがネットの記事に出ていた。秋元才加 日本とフィリピンのルーツを誇りにhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201019-00002718-fujinjp-entタイトルは見たが、まだ記事は読んでいない。秋元才加さんはもちろん知っているが、あまり興味のない女優さんだし、なにより記事の内容に関心が持てなかったからだ。暇だったら読むかもしれない。しかし「記事の内容に関心がない」とSNSで書くと、ピクリと反応する方々がいるだろう。そのうち、何人かは「無関心が~」「差別が~」と騒ぎ始めるだろう。では、「差別が~」と騒ぐ人にとって、とてもとても難しいことを聞こう。私が知る限り、差別を研究する大学の先生も、差別問題に取り組むNPO団体の代表も、この問いにはまともに答えているのを見たことがないという超難問だ。あなたが考える【差別のない社会】とはどんなものですか?とても不思議なことに、差別と戦うと決心している彼らは、差別のない社会についてのビジョンを語らない。換言すれば、彼らは差別と戦うことを目指しているのであって、差別のない社会を目指しているわけではないということになる。しかし、ほとんどの方は、たぶん最初に差別問題を教わる小学生か中学生の時に、この「難問」への答えを見いだしているのではないなと思う。それは、子供の思考だからこそたどり着けるシンプルで純粋な答え。覚えていますか?学校の先生が「差別について考えよう」と言い出し、まだ子供で純粋だった貴方は「なるほど、これは問題だぞ」「差別のない社会を目指さなきゃ」とマジメにマジメに考えて、導き出した答え差別のない社会 それは「誰もがお互いの違いに無頓着な社会」です。あれ?また騒ぎたさそうな方がいるようですね。なにかお気に障りましたか?では、コメント欄にでもどうぞ。ご高説を期待いたします。あなたが考える【差別のない社会】とはどんなものですか?
2020/10/20
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1.外出自粛をどんなに続けてもコロナは終息しない 新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が出て、本日(2020年5月3日)でおよそ一か月になる。 この間、東京都をはじめとした患者数は増減の波はあっても、おおむね減少し、緊急事態宣言とそれに伴う「接触8割減」などの活動が成功している証拠・・・とみなす声が多い。 これを、明るいニュースと見るかは意見が分かれるだろう。 接触が減れば、感染者が減るのは当たり前である。 すると、また、接触をするようになれば、感染者が増えるのも当然である。 ほとんどの人が誤解しているが、緊急事態宣言の目的は、新型コロナウイルスを終息させるため・・・ではない。 医療崩壊を防ぐために行われているものである。 嘘だと思うのであれば、新型コロナウイルス感染症専門家会議の提言を読むとよい。 接触を減らすことによって、個人レベルの感染は防ぐことができるが、それは集団からウイルスを排除することとは別の話である。 新型コロナウイルスは、従来のコロナウイルスと比べてもしぶとく、通常のウイルスが生存しにくい銅板の上でも3日程度生存する。 唾液や皮脂のような有機物と一緒に存在し、ある程度の湿度があり、紫外線がそれほど当たらなければ、1~2週間は生存するだろう。 例え、日本からコロナ患者が居なくなっても、海外から感染者が入れば、また、新たな感染がおこる。そうしたら、今度は何週間外出自粛をするのか?また、自粛を解除すれば感染が起こるのに? 緊急事態宣言は、当座の医療崩壊を防ぎ、感染スピードを抑え、時間を稼ぎながら、医療体制や隔離設備(ホテルなど)を整えるためのものである。繰り返す。外出自粛を何年続けても、コロナの脅威は変わらない。出口戦略とは、治療薬、消毒、そして免疫といった、もっと根本的な「コロナウイルス撲滅戦略」でなければならない。 2.誰も出口戦略を語らない理由 一方で、緊急事態宣言により、経済活動は、止まった。 都市の街並みは静まり返り、背後には明日の生活の不安に押しつぶされそうになっている人々がいる。 筆者は直接的なウイルスの専門家ではないが、その専門柄、仕事でやり取りをする人や知人から、コロナについて質問を受けることが多い。 皆、不安で一杯なのが分かる。 この不安の本質は、先が見えないことにあり、その原因は、国や自治体のトップが出口戦略を示していないことにある。 首相や首長が出口戦略を示さない、いや、示せない理由はおそらく2つである。 専門家が専門家としての役割を果たさないこと そして メディアが公器としての役割を果たしていないことである。 特に前者・・・専門家の罪は大きい。 為政者はしょせん人気商売なのだから、世論や世論を煽るメディアの前では、慎重にならざるを得ない。 医師や元厚生労働省官僚といった例外を除いて、為政者が医学に専門知識はないのだから、猶更である。 為政者は、各分野の専門家の意見を聞いて、それを材料としてリーダーとして方向性を決めるものである。 だから、私は為政者をあまり厳しく責める気にはなれない。 しかし、専門家と呼ばれる人々については別である。 今回のコロナでは、専門家が機能していないため、為政者が判断をできない状況がある。 国の為政者がコロナ対策の拠り所とする「新型コロナウイルス感染症専門家会議」の分析・提言を読むとそれが分かる。 経済活動をはじめとする出口戦略については、一切といっていいほど言及していない。人権への配慮や、経済活動への影響といった、専門外のことについては言及しているのに、肝心の出口戦略について(少なくとも現時点では)具体的な言及がないのだ。 なぜか? 専門家会議に選ばれるレベルの高名な専門家は、すでにその地位が確立しているので、ミスを非常に恐れるかだだろう。 そのため、提言書は「クラスターが起きた」「感染者数が減っている」「効率的な対策が必要」といった、多少の知識があれば数字を見れば分かりきったこと、もっともらしいが空虚な言葉にあふれている。 しかし、為政者が、というより、国民が専門家に期待することは何か? それは「これまでの知見により、こういう事態が予想される」という予見である。 現状分析ではない。 「専門家」として招集された、だれもが、未来を語ろうとしない。 未来を語ることは、リスクを取ることだからだ。 しかし、医学に限らず、「専門家」と呼ばれる人々が尊敬され、尊重され、必要とされるのは、過去をよく知っているからではない。 未来を語ることができることにこそ、専門家の本領があるはずだ。 専門家は、その知見と分析力を総動員し、未来を語らなければ、存在意義がない。 それが、例え無理解な世論の非難を浴びることになっても、だ。 3.出口戦略を考える上で重要な新型コロナウイルス感染症の特徴 (1) 2つの特徴 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2あるいは武漢ウイルス)については、情報が溢れかえり、誰もが一家言持ちの小専門家のようである。 テレビや週刊誌、ネットメディアで「専門家」が語る情報を、分析力を欠く人々が語り、さらにそれによって恐怖が語られ、拡散している様相に見える。 しかし、私の目から見ると、公衆衛生の観点から新型コロナウイルスが語られることは、驚くほど少ない。 テレビで目にする専門家の方々は、医療や感染症の専門家がほとんどで、公衆衛生の専門家と呼べる人を(私が見た範囲では)見かけない。 彼らは、治療方法やウイルスの専門家かもしれないが、公衆衛生の専門家ではないので、対策は語ることができても、展開は語ることができない。 では、公衆衛生の専門家はどうしているのか? 語っていないのである。 なぜか? 公衆衛生の専門家の立場で言えば、こんな変なウイルスについては語りたくないからだろう。 情報が少ないこともあるが、このウイルスは、今のところ、インフルエンザウイルスはもとより、SARS、MARSといった既知のコロナウイルスの知見を、そのまま当てはめることができない。 新型コロナウイルスの性質は、両者の間にあるようだ。 つまり、従来のコロナより感染力が強いが、インフルエンザほどではない。 SARSより致死的ではないが、インフルエンザよりは致死率が高い。 SARSは発症すると重症化する確率が高く、インフルエンザ程の感染力もなかったので、封じ込めは比較的簡単だった。感染者がウイルスを拡散する前に力尽きたからである。 武漢以降の日本の当初の対応は、明らかにSARS向けの対応で、これは一定の成果を上げた。 しかし、新型コロナウイルスは、SARSよりも感染力が強く、そのくせ、多くが自覚症状なしで自然治癒してしまうため、防疫の網にかからない例が多く、市中感染の拡大を許してしまった。 SARSコロナウイルスとインフルエンザウイルスの中間。これが新型コロナウイルスの特徴の第一。 (2) 致死率 次の特徴は、発症から死亡までの展開が異様に早いことである。 2020年3月に亡くなった志村けんさんは17日に倦怠感を訴えてから、29日に死亡するまで2週間足らずであった。 当代随一のコメディアンを失ったこととともに、このことが広く報道され、国民の恐怖がぐっと増大したように見える。 つまり、新型コロナウイルスが非常に殺傷力の強いウイルスと受け取られたのである。 しかし、これは2つの理由から明らかに間違っている。 まず、第一の理由。統計上、新型コロナウイルスの殺傷力は強いとは言えない。 2020年4月28日の報道によると、感染が拡大しているアメリカ・ニューヨーク州の大規模調査で、新型コロナウイルスの交代保有者は14.9%であったとされている。 ニューヨーク州の人口は1945万人なので、290万人が新型コロナウイルスに感染したことがあるということになる。 同28日時点で、新型コロナウイルスによるNY州の死者は1万7303人だから、死亡率はざっと0.5%ということになる。 NY州は統計に出ていない死亡者も多いので、5割増しに考えても0.9%といったところであろう。 少なくはない確率であるが、発症したが最後、ほぼ確実に多数が死ぬエボラ出血熱や狂犬病のような真に致死的な感染症でないのも事実である。 新型コロナウイルス感染症は致死率は、実は意外に低い。これが第二の特徴。そして、第二の理由。新型コロナウイルスで死亡する例があるのは、進行が早いからではなく、発見が遅いからである。 (3) 無症状肺炎 なぜ、新型コロナウイルスは発症から死亡までの期間が他の呼吸器系ウイルス感染症と比較して異様に短いのか? これは、武漢で奮闘した医師たちの報告にヒントがあり、実は早い段階から臨床医たちの間で推定はされていたようである。 武漢ではPCR検査で陽性になった発熱も倦怠感もない「無症状」の人々のCT検査では、その多くにすでに肺炎が見つかっていた。 つまり、自覚症状が出たあたりでは、かなり肺炎が進行しているため、見かけ上進行が早いように見えるのだ。 肺炎というと、息苦しくなるイメージがあるが、息苦しさの原因は血液中のCO2濃度にある。 極端に言えば、肺が酸素を十分に取り込んでいなくても、CO2を排出していれば息苦しくない。 新型コロナウイルスによる肺炎では、肺の伸縮性がある程度維持されるので、CO2を吐き出すことができ、肺炎がかなり進行するまで症状を自覚しにくいようである。 静かなる暗殺者、サイレントキラー。これが新型コロナウイルス第3の特徴。 (4) 爆発的に感染拡大後、急速に終息する 5月2日時点で、既に中国、韓国では新規感染者数が激減し、ゼロに近くなっている。 情報が統制されている中国であるが、国民の大半を罹患させれば経済が立ち行かなくなるので、感染者数を鵜呑みにすることはできないものの、経済活動を再開していることから、かなり減っているのは事実であろう。 韓国は、当初、PCRを乱発して病院を軽症者で埋め尽くし、重症者を死に至らしめるというミスを犯したが、現在もPCRを大規模に実施しており、社会活動が再開される中、感染が頭打ちになっていることが分かる。 インフルエンザほどではないとはいえ、既知のコロナウイルスよりは感染力の強い新型コロナウイルスで、なぜ第2波が来ないのか? 京都大学の山中教授(公衆衛生は専門ではない)が指摘するように、ワクチン、治療薬がない状況では、集団免疫が確立するまで、感染は止まらない。 公衆衛生の常識では、集団免疫は常識的には全体の5割以上が免疫を獲得することが必要である。 例えば、インフルエンザでは全体の8割以上の集団免疫が必要になる。 しかし、世界一のホットスポットであるNY州でも15%しか抗体を保有していない。 現時点で韓国は大規模な抗体検査に着手していないが、データを信用できない中国はともかく、死亡者が300人を割る韓国で、50%以上が抗体を保有している(感染歴がある)とは考えにくい。 これらから導かれる結論は「新型コロナウイルスは実は意外なほど弱い」ということである。 「集団免疫」というときの免疫とは、通常、「抗体」という意味で使われるが、免疫は抗体を中心とする細胞免疫と、マクロファージやNK細胞を中心とする液性免疫に分けられる。 新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスとは異なり、液性免疫でかなり制御できる「実はさほど強くない」ウイルスなのではないかと見られる。 ちなみに、ウイルスが免疫に強いことと、細胞に入った時に病原性が強いことは、まったく別の概念である。 免疫には叩かれやすいが、不健康な人に大量に侵入して、ひとたび病気を起こすと、それが致死的になる「日和見感染」を起こすウイルスや細菌は珍しくない。 仮に、新型コロナウイルスの制御に必要な集団免疫の水準を70%としよう。 集団の中で健康状態がよく液性免疫が万全で、かつ、マスク手洗いでウイルスを一度に大量に取り込まない人が全体の60%がいたとする。 しかし、70%にあと10%足りないので、感染は拡大する。 やがて、感染から回復した人々が抗体(細胞免疫)を獲得し始め、それが全体の10%になると、細胞免疫群10%+液性免疫群60%=70%の集団免疫状態となり、感染が終息に向かい始める。さらに抗体を持つ人が15%、20%と増えれば、ウイルスは行き場を無くす。 これが、韓国や中国で起きている現象と考えられる。 集団免疫は、非常事態宣言やロックダウンと違い、根本的対策・・・真にウイルスを撲滅する対策である。 インフルエンザウイルスのように変異が激しいウイルスの例外を除き、効果も持続する。 液性免疫で抑制が可能なウイルスであれば、マスク手洗いといった社会行動を持続すれば、抗体が得られるまでの制御もできる。多数の死者を出しつつも、ロックダウンを採らなかったスウェーデンと、他のヨーロッパ諸国の感染増加カーブがほとんど形が変わらないのは、その証左といえる。 ・ロックダウンを採った欧州主要国とスウェーデン+日本、豪州の新型コロナウイルス感染症死亡者数の推移by.札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所 ゲノム医科学部門液性免疫による集団免疫で抑え込める。これが第4の特徴。 4.新型コロナウイルス感染症の出口戦略 これまでのことを踏まえると、新型コロナウイルス感染症を終息させ、ウイルスを撲滅し、日常を取り戻す「出口戦略」は次のようになる。なお、ゴールとしては、すべての経済活動、社会活動がマスク、手洗い、健康管理で実施できるレベルを考えている。 (1) 出口戦略1 とにかくリスク分類を急ぐ!!! 新型コロナウイルスの感染者は2020年5月2日時点で全世界300万人を超えており、十分なサンプル数が揃っている。 性別、年代、人種、既往歴はもとより、職業、居住地や勤務地の人口密度など、多角的な分析により、リスク分類を急ぐ。 このリスク分類こそが出口戦略の最大のカギなので、最初は暫定でもよい。国立感染症研究所など、中枢機関に任せっきりにするのではなく、全国の地方衛生研究所が、大学が、病院が、分析、研究、意見交換する。ここが出口戦略最大のカギである。専門家の総力戦で挑むべきだ。専門家たちよ、プロフェッショナルたちよ、今活躍しなくて、いつ活躍するのだ。 (2) 出口戦略2 低リスクグループの社会・経済活動を再開 分析の結果、低リスクグループ(例えば、若く健康な人、抗体を獲得している人)の社会活動、経済活動を再開する。いうまでもなく、ほどほどに感染し、抗体を獲得してもらい、集団免疫の成立を急ぐためである。新型コロナウイルス感染症の死亡率をかなり過大に見積もって全体でNY並以上の0.5%とする。これまでの統計から感染者の7割が60歳以下、死亡者の9割が60歳以上と分かっているので、60歳以下の死亡率は0.07%と推定できる。 同時に、抗体検査を大規模に実施し、抗体保有率をモニターする。低リスクグループといえど、大量にウイルスを取り込めば、抑え込めなくなるので、陽性者の隔離と、マスク手洗い距離は引き続き必要。興行や集会は、体温計やパルオキシメーターで健康状態をクリアした参加者であれば、ある程度制限を加えつつ良いのではないか。 (3) 出口戦略3 高リスクグループの保護と生活支援 高リスクグループ(例えば、高齢者、持病あり)が社会活動を再開するためには、低リスクグループが集団免疫を成立させ、社会からウイルスが居なくなるのを待たなければならない。 早急に集団免疫の成立を進める必要があるが、同時に、市中にウイルスが飛び交う状況になるので、高リスクグループの隔離と生活支援を盤石にする必要がある。 後述するホテル等の隔離設備の拡充と、現在、休業状態の飲食業によるケータリングが組み合わされると、経済政策としても良いのではないか。 (4) 出口戦略4 新たな自己診断基準 新型コロナウイルスは無症状で肺炎が進行する「サイレントキラー」の特徴を持つ。 国民全員に検査を受けさせることができない以上、国民に発熱以外の自己診断基準を示す必要がある。 例えば「安静時に呼吸が1分〇回」「いつもよりも呼吸が深い」「息を吐ききれない」といった肺機能に比重を置いた自己診断基準は設定できないか。 同時に、肺炎の徴候を数字で把握するため、医療機関以外(例えば、保健センターや市町村庁舎)でパルスオキシメーター(血液中の酸素を図る装置。指を入れるだけ。)で酸素分圧を測定できる仕組みが作れないか。 パルスオキシメーター また、パルスオキシメーターは楽天市場など、通信販売で誰でも入手できる。価格も1万円以下と高くはない。今後、ほぼ確実にパルスオキシメーターの品薄が予想されるので、国と自治体で台数を確保するべきである。 (5) 出口戦略5 隔離施設の確保 低リスクグループの社会活動を再開するにあたって、最も懸念されるのは医療崩壊である。 新型コロナウイルス感染症は指定感染症なので、症状の有無に関わらず隔離が必要になる。これには、現在も推進しているホテル・旅館の隔離設備化を推進する。 ホテル業界の経済規模は3兆円程度なので、500億円もあれば費用的には可能だろう。 現在、観光業は全国的にストップしており、非常に苦境に立っている。ひとたびホテルが倒れると、レジャー、飲食、小売りなど周辺産業への影響も甚大で、ホテル活用は経済政策としての意義も大きい。 コロナウイルスは有機物存在下では2週間程度生きるのではないかと述べたが、逆に言うと、隔離施設への供用を終えて、2週間閉鎖すればそのホテルにはウイルスはいないことになる。 このあたり、国民への丁寧な説明も必要。 (6) 出口戦略6 法改正 新型コロナウイルスはSARSコロナウイルスと季節性インフルエンザウイルスの中間という性質があり、「微妙に強い感染力と微妙に強い病原性」ゆえにやっかいである。 現行の感染症法や新型インフル特措法の構造で扱うと、どうしてもウイルス制御と社会ダメージのバランスが取れない印象がある。法改正が必要ではないか。 (7) 出口戦略7 専門家は語り、為政者は決める これまでも述べたように、新型コロナウイルスは殺傷力や感染力が強いことが問題なのではない。 よく誤解があるが、厳密には「感染」とは、ウイルスが体内に入って「増える」ことを言う。すぐにマクロファージに食べられて、排除された状態は医学的には感染とは言わない。(日常用語としては、体内に入る=感染でもよいが。) その意味で、新型コロナウイルスの"感染"力はさほど強くなく、ほとんどの人が感染せずに(ウイルスが増えずに)抗体を獲得していると見られる。 こうした特徴を正しく国民に伝えるためには、私のような門外漢ではなく、真の「専門家」が感染力について語り、免疫について語り、致死率について語る必要がある。 語る、とは、データを読み上げることではない。データを分析し、知見を組み合わせ、合理的に考え、意見として語ることである。 そして、伝えるのは為政者・・・首相や首長の仕事である。 専門家の意見は、どこまで行っても意見であり、政策ではない。 政策は為政者のものであり、決断が要る。為政者の仕事は決めることである。 (8)出口戦略9 メディアを飽きさせる 言うまでもなく、メディアは公器である。 しかし、現在のメディアのやることといえばコロナウイルスの恐怖を煽り、その中でストーリーを作ることである。 しかし、メディアの立場にも立てば、これは彼らなりの合理性がある。 インフルエンザで日本で5千人が死亡した時のメディアの取り上げ方は、現在のようであったか。違う。死者の数は相対的な問題であり、メディアにとっては他のネタと重いか、軽いかでしかない。 経済活動、社会活動が止まり、お金の動きがなく、エンターテイメントがなく、事件がなく、人間模様が見えにくい状況で、彼らとしてコロナウイルス以外にネタがあるだろうか? そのような状況で、どうすれば2時間のワイドショーを持たせられるだろうか? 為政者の決断を鈍らせるのは、世論というよりは、世論を作っているメディアである。 メディアがコロナ怖いとばかり言っていれば、世論はコロナ怖いと言い、専門家は黙り、為政者は果敢な決断ができなくなる。 そのためにも経済活動、社会活動を再開させ、メディアにコロナ以外のネタを提供する必要がある。以上、乱文ながらコロナと出口戦略について私見を述べさせていただいた。反対の立場の方も含め、誰かの役に立てれば幸いである。
2020/05/03
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ドイツの名将、ゼークトは「有能な怠け者は司令官にせよ。無能は働き者は銃殺せよ。」と言った。経営の神、ドラッカーは「部下たちは上司の悪いところのほとんどのことは許す。しかし、真摯さの欠如だけは許さない。 」と言った。不真摯で無能な野心家・・・小池百合子という人は結局そういう人なのだ。一番トップにしてはいけないタイプなのだ。そんなの、国政でも目立っていた彼女のこと。政治家としての手腕が粗末にすぎる事は分かりきったほど分かっていたことではないか。小池百合子は強欲で権力を切望するがゆえ、都知事になった。だけど都政をやりたかったわけではないし、政治を行う能力もない。今にして思うと、2017年の夏が彼女のピークだった。都議会自民党との抗争、築地と豊洲、オリンピック、都民ファースト・・・トピックスがあるうちはいいが、しばらくして冷めてくると「おや?」となってしまう。結局、小池百合子がしてきたのは風呂敷を広げるだけ広げて「んー、どっしよっかなー?」と首をかしげてることだけだったではないか。小池百合子の「何かやってくれそう!」という期待を高める能力はずば抜けている。しかし、何かをやりとげる能力はない。そんなんことは彼女については小沢チルドレンのころから1ミリも変わっていない、あたりまえの日常ではないか。小池百合子の無能が悪いのか?不誠実が悪いのか?いや、小池百合子はなにも悪くない。そうした無能な野心家であっても30歳以上の日本国民という要件さえ満たしていれば、被選挙権があり、都知事選に立候補する権利がある。小池百合子は悪行をおこなったわけではない。真摯に都政をやるつもりがなかったことを説明せずに立候補したとして、それは不誠実ではあっても犯罪では決してない。悪いのは小池百合子という人がどういう政治家かということを知っているはずなのに、またも「なんとなく」で投票したB層の都民だ。少し古い話だが、よく思い出して欲しい。猪瀬都知事の献金スキャンダルからの舛添都知事の公私混同スキャンダル、その後の小池都知事だったのだ。ひどい3連コンボである。あなた方は、猪瀬後はともかく、せめて舛添後に「これは選んだ側も悪かった。」「ちゃんと候補を見て投票しよう。」と思わなかったのか?今度こそ、今度こそは都民は刮目して候補者を見るべきだし、小池批判の前に自らの投票行動を思い起こして猛省すべきだ。この災禍を呼び込んだのは小池百合子ではなく、あなた方なのだから。
2017/07/03
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痴漢を疑われた人物が線路に入って逃走する事例が増えている。身元の分かるものを残した事例を除き、いずれも逮捕にいたっておらず、逃走は「成功」している。しかし、線路内に立ち入ることは事故、損害賠償などのリスクを負うことが指摘されている。それでも、痴漢冤罪を防ぐためには、これが唯一の方法である以上、線路内逃走は防げないだろう。痴漢冤罪の問題は「現行犯逮捕」の運用にある。逮捕とは、憲法で保証された人の自由を制限する「人権侵害行為」なので、きわめて厳格に行われなければならない。具体的には、裁判所に逮捕令状をもらった警察にしかできない。しかし、いま目の前で泥棒しているとか、他人を殴ったとか、(1)犯罪をしていることが明らかで、(2)絶対に犯人を間違いようがなく、かつ(3)今すぐに取り押さえなければ逃走されたり証拠を隠滅されるかもしれないという条件が揃った時に限り「私人(普通の人)による逮捕」が認められる。これがいわゆる現行犯逮捕だ。しかし、痴漢を疑った場合の現行犯逮捕とは(1)(2)については満員では確認しようもなく、(3)に至っては繊維鑑定(手に付着した布の繊維を調べること)を行う以外は痴漢の裁判は証言だけで審理されるので身元さえ分かればまったく緊急性がない。つまり、現行犯逮捕をしては「絶対にいけない」状況なのに、なぜか私人(駅員含む)による逮捕という人権侵害がまかりとおり、司法もそれを黙認している有り様である。これは司法が怠慢なわけではなく、現行犯逮捕以外では、ほぼ逮捕不可能な痴漢という犯罪の難しさが原因といえる。しかし現行犯逮捕を成立させてしまうと、厄介な問題が警察、検察、司法に起こる。それは「犯人だったことにしなければならない」という問題である。なぜなら現行犯逮捕は犯人に間違いがないことが前提になので、犯人だったか明らかでないのに逮捕したとなれば、それは「不当逮捕」となってしまうからだ。そのため、なにがなんでも痴漢にしたてあげようという方向で取り調べが行われ、98%ぐらいが起訴され、99%以上が有罪になるという。典型的な例は「痴漢するのは不可能に近いが、できなくはない。」という謎の理論で有罪判決となった三鷹バス痴漢冤罪事件だ。この裁判では、東京地裁立川支部の倉澤千巌裁判官はとにかく有罪ありきで、被害者女子高生の証言は「信用できる」、被告人中学校教師の証言は「信用できない」の一点張り。防犯カメラに犯行が写っていないことは「一瞬でやったのだろう」。被告人の手から繊維鑑定で女子高生の衣服の繊維が出ていないことについては「そういうこともありえる。」といった具合で、時代劇の悪徳奉行さながらの暗黒っぷりで有罪が言い渡された。日本司法の信頼を地におとしめた希代の恐怖裁判である。中立公正であるべき裁判所までが、痴漢の現行犯逮捕となれば有罪にする方向では、痴漢事件には相当数の無実の人々が含まれているはずだ。現行犯逮捕は人権侵害行為なのだから、満員電車の痴漢事件のように、間違いが起こりうる条件では本来認められない。しかし、現行犯逮捕を成立させなければ、ほとんどの痴漢は立件できず、満員電車は痴漢天国になる。これが痴漢逮捕のジレンマである。痴漢事件はいろいろと難しい。痴漢の被害者はほぼ全て女性であり、未成年者も少なくない。一方、加害者はほぼ成人男性である。痴漢の現行犯逮捕は「弱者(女性、子供)のために強者(成人男性)がコストを払う」という考え方・・・・つまるところ差別思想のもと、黙認されている側面がある。このことはメディアでは伏せられ、法曹界でもタブー視されているため、一般人が知ることはないが、多くの警察、法曹関係者が認めるところだ。裁判とは裁判所が検察の言い分を裁く手続きである(注:被告人ではない。)。そのため「すべての被告人は無罪と推定されることから、 刑事裁判では、検察官が被告人の犯罪を証明しなければ、有罪とすることができません。(日弁連HP)」というのが近代司法の原理原則なのだが、あらゆる刑事裁判の中で差別思想と密接に絡み合った痴漢事件だけが「疑われたらその人が無罪を証明しなければならない。」のである。このような理不尽な人権侵害が司法においてすら厳然とまかり通っている以上、無実の人はリスクをおかしてでも逃げるしかない。痴漢事件の裁判は有罪ありきで悪魔の証明を要求する暗黒裁判だからだ。このことは複数の弁護士も指摘している。テレビで弁護士が「私なら逃げる。」「その場に留まる理由はない。」「立ち去っても違法でない。」などとコメントしたこともある。いわれなき嫌疑をかけられ、理不尽な不利益を受けさせられようとする無実の人が、自分の家族を、生活を、尊厳を守るために走るのだとしたら、私はその背中に「ご無事で、どうか逃げ切って!」と願うに違いない。ただ、路線内は危険なので、別のルートで逃げて欲しいが、事情を知らない人に妨害されることもあるだろうし難しい。国民がこの「痴漢逮捕のジレンマ」について知り、議論することでしか、問題は解決しない。逮捕や裁判が適正であれば、痴漢を疑われても堂々と応じることができ、路線逃走はなくなる。線路逃走で電車が遅延すれば社会が不利益を受けるが、それは痴漢事件の不当としかいいようのない現行犯逮捕や暗黒裁判を他人事として黙認している社会が支払うしかない対価なのだと思う。
2017/04/29
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相対的貧困とは、所得が全世帯の中央値の半分より少ない世帯をいう。 日本では1/6の世帯がこれにあたり、OECD加盟国の中でもメキシコ、トルコ、米国についで4位で、日本は世界有数の貧困大国だ。 ・・・・という見出しで始まる記事に「なるほど、それは酷い!政府はなにをしている!」と怒り出す人は少ないだろう。 まず「なにかおかしい?」と違和感を感じるはずだ。 第一に「相対的貧困」は、実際に生活に困る水準という意味ではない。 平均所得が1000万円だったら、500万円以下は貧困というようなもので、「他人よりも所得が少ない」というラインでしかない。 第二に相対的貧困上位にアフリカやアジアの国が入っていないことからも分かるように、国民が貧困にあえぐことを示す指標でもない。 どころか、日本は真に困っている人々・・絶対的貧困率では世界最下位・・つまり低所得者が世界で最も豊かな国である。 The new World mapperによると Japan is the region with the richest poor people in the world. The average income of the poorest fifth of the population in Japan is at least 7 times more than that of the equivalent group in 8 other regions. 日本は最も豊かな貧者の国で、他の貧困国の少なくとも7倍の所得があるそうだ。 ちなみにこの分類では、最貧国としてアフリカがあがっていて、より貧困という言葉になじむ。 このように相対的貧困という言葉は、かなりあやしげな言葉で、少なくとも日本のように「相対的貧困層が世界からみれば超リッチな国」では、貧困のモノサシとしても使えない。 普通に考えれば分かることだ。 私達が生活に困るのは、他人よりも所得が低いからではまったくない。 自分にとって必要なモノを買うのに所得が満たないから困るのだ。 生活に必要なモノはなにか? それはいくらで買えるのか? そこから導かれる必要な所得を下回っていれば貧困、という絶対的貧困の考え方こそが日本のような国にはなじむ。
2016/12/07
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要するに差別を解消するために、逆に相手を差別をしようという発想だから、差別解消どころか、差別推進の方向に進んでいること。
2016/10/31
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クアラルーン(コーラン)第9章فإذا انسلخ الأشهر الحرم فاقتلوا المشركين حيث وجدتموهم وخذوهم واحصروهم واقعدوا لهم كل مرصد فإن تابوا وأقاموا الصلاة وآتوا الزكاة فخلوا سبيلهم إن الله غفور رحيم神聖な月が過ぎたならば、多神教徒を見付け次第殺し、またはこれを捕虜にし、拘禁し、また凡ての計略でこれを待ち伏せよ。だがかれらが梅悟して、礼拝の務めを守り、定めの喜捨をするならば、かれらのために道を開け。本当にアッラーは寛容にして慈悲深い方であられる。この一説は、預言者ムハンマドが迫害されたときにアッラーが授けたので、他教徒への積極的な加害を示すものではない(?)というよくわからない弁明もあるが、ISIL(いわゆるイスラム国)がテロの際に引用するなど、言葉のまま理解している派閥もあり、イスラム系テロリストの行動原理でもあるのは事実だ。仮にムハンマドが迫害されたのが事実にしても、他教徒への強い拒絶がみてとれる一節である。全てのイスラム教徒は多少の解釈の差はあれど、このコーランを唯一の経典としているし、この「多神教徒(仏教や神道も含まれる)を見つけしだい殺せ」の一節を否定しているイスラム教徒はいないことを肝に銘じておくべきだろう。最近はよく日本でも「イスラム教徒を差別してはいけない」「イスラム教徒が暮らしやすい社会を」などといわれ、それは悪くないのだが、日本人がイスラム教圏の国に行けば、まず徹底的な差別を受ける。それは、なにもイスラム教徒の性格に問題があるわけではない。イスラム教は他教徒(というかイスラム教徒でなければ全ての人を)を徹底的に攻撃するしくみになっているからだ。実際、コーランの中には「(悪いことを)他人にしてはいけない。ただし他教徒にはしていい。」というような教義が多い。これは主に仏教や儒教がベースにある日本人には分かりにくいが、イスラム教にせよ、キリスト教にせよ、一神教は基本的に他宗教を認めない。そして、イスラム教はその傾向が他の宗教にくらべ非常にに強い。同じ一神教でも、イスラム教はコーランに忠実であることを徹底的に求める特徴があり、例えばろくに教会通いをしない人や1年に1度も聖書を開かない人がほとんどのキリスト教のようなゆるさはない。イスラム教は原理主義的で徹底的に排他的で差別的な宗教であるといえる。イスラム教国では、他宗教は弾圧されるのが、逆にイスラム教徒が少数の国でイスラム教徒が迫害されると、他国に移住するが、けっしてその国の神を尊重することはない。日本にも埼玉県や群馬県にイスラム教徒が集団移住している街があるが、たとえばイスラム教徒の子どもがいる自治会や保育園のイベントで「クリスマス会」や「ハロウィーン」をやろうとしたら、イスラム教徒の親が猛烈に抗議してきて子どもを参加させない・・・のであればともかく、会の中止を求めるのである。なぜ、イスラム教の子どもを参加させないだけでなく、会の中止を求めるのか?別にイスラム教徒がわがままなわけではない。彼らはほとんど善人である。教義的にそうするしかないのだ。イスラム教は他教徒を廃絶する・・・尊重してはいけない教義になっているためで、イスラム教徒の人が意地悪なわけではない。彼らは彼らが唯一のよりどころとしているコーランにしたがっているに過ぎない。これらは、イスラム教徒が他国の文化を尊重することを許されておらず、けっして真の意味では他国と調和しないことを意味する。イスラム教は好戦的、攻撃的な宗教だ、という見方は間違っているとまでは言えないが、さほど正確でもない。イスラム教はきわめて排他的な宗教で、他宗教や異文化を認めず、廃絶するように信徒に要求するため、宿命的に争いを起こしやすいというのがより正しいだろう。イスラム教徒のほとんどは善良で、争いを好まず、親切だ。しかし、彼らのが唯一の拠り所とするコーランは彼らに我々異教徒との共生を許してはくれない。日本人は無宗教というより一種の多神教のような宗教観を持つ人が多い。「そうですか、あなた様の神様はすばらしいですねぇ。」という感じで、キリスト教も、イスラム教も、仏教も「いろんな立派な神様がいるのですね。」と受け入れてしまう。ハロウィン、クリスマス、神社に初詣、仏式の葬儀・・・これらを同じ人がすべてやってしまう。だから、一神教の、イスラム教の排他性が実感できない。イスラム教徒は我々日本人が他者の信仰を「内心の自由だから」と尊重するような態度を、彼らはコーランに許されていないのだ。我々がイスラム教徒と共生できないにしても、平和的に共存するには、文化の境界線(国境)をしっかり引き、その境界を越えない限りは互いに攻撃しないという政治的な約束を守るしかない。平和は異なる文化が存在することを認める態度の上にしか存在し得ないのは、歴史が証明している。移民問題の本質 ~なぜ、移民政策は不幸な結果に終わるのか~つまり、イスラム教そのものが危険であるという以上に、イスラム教の本質的排他性を理解せずに関わるのが危険なのである。イスラム教徒を尊重する態度とは、その教義の本質的な部分を理解し、彼らの文化を認め、彼らには我々の文化を認めてもらい、互いに侵害しないという約束をするという、ごく当然のシンプルなものだ。大事なことなので繰り返す。イスラム教は、コーランは、無宗教、仏教、神道、儒教、キリスト教、ユダヤ教、いずれのイスラム教以外の宗教もその教徒も認めない。あなたが親切で善人だからといって、あなたがイスラム教徒でないことを許さない。そのことをしっかり認めたうえで、彼らと仲良くする方法を考えるべきだ。
2016/10/30
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健康保険料や厚生年金などの社会保険料が決まる4〜6月の給与。等級が1つでも違えば月額で2,000〜3,000円、年額で2〜4万円の違いが出るので「3〜5月はなるべく残業するな」と先輩から言われた会社員も少なくないだろう。さらに、今年度からは公務員の大半も標準月額報酬制に移行したため、等級ギリギリで収まるように残業を付けていた人も多いはずだ。しかし、6月は児童手当が振り込まれる時期。児童手当は4ヶ月分がまとめて振り込まれるため、1才と3才の子供がいる会社員は12万円が一気に振り込まれる。標準月額報酬では通勤手当でも資格手当でも「手当」と名の付くものはすべて報酬に含まれる・・と一般に理解されているが「児童手当」も報酬に含まれることになるのだろうか?もし含まれるとしたら、標準月額報酬の等級が跳ね上がってしまうのでは!?答えはNO。報酬に含まれる手当とは"労働に関連して"支払われる手当のこと。児童手当は国の児童養護施策として国民に支払われる手当なので、報酬には含まれない。極端に言えば両親が無職でも児童手当は支払われることからも、それが分かるだろう。敬老の日 父の日 名入れ ギフト クッション オリジナル 子ども 思い出 写真入り メッセージ入り 旦那 夫 プレゼント 父 義父価格:4980円(税込、送料別) (2016/7/20時点)
2016/06/18
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○たとえば、こんなあなたたとえば「ちびくろサンボ」が廃刊になったことが納得いかないあなた。「女性専用○○」があって「男性専用○○」がないことに疑問を感じるあなた。セクハラなど「○○ハラスメント」が受け手の被害意識だけで成立する・・という定義に、あやうさを感じるあなた。性的少数者(LGBT)の一部の主張に首をかしげるあなた。なにかというと「○○差別だ!」「○○蔑視だ!」などと差別をふりかざす人々にうんざりしているあなた。残忍な殺人犯や性犯罪者が、被害者の尊厳ををとことんまで踏みにじったのに、犯人の尊厳は手厚く扱われていることに不条理や怒りを感じるあなた。殺されて死んでしまった人は「すでに存在していないので、もう、人権はない」という法理論が理解はできても、納得してはいけないと心に誓うあなた。今の差別議論は「なにかがおかしい」と気づいているが、なにがおかしいか分からず、モヤモヤしているあなた。なぜ、世の中にはびこる「差別」という言葉に対する違和感がぬぐえないのか。○笑止千万「子どもの人権」そんなあなたに、不世出の天才、故・小室直樹の言葉を送りたい。人権と民主主義はワンセットで切っても切れない関係にある。だから、人権が理解できていなければ、民主主義も理解できていないことになる。つい先日も少年法改正をめぐる問題で、大新聞がさかんに「少年の人権を守れ」などいった論説を掲げていました。日本のマスコミは何かにつけて「人権、人権」と騒ぎ立てるのに、人権とはなにかという基礎知識すら持っていない。そもそも人権というのは、万人に平等に与えられるもの。人間でありさえすれば、誰にでも無条件で与えられるというのが人権の概念です。しかるに、「少年の人権」とは誤用もはなはだしい。子どもにだけ認められ、大人には認められない権利があるとしたら、それは子どもの「人権」とは言いません。それは、子どもの「特権」です。だから、少年法の問題にしても、「少年に特権を与えよ」という論説を書くべきなのです。(小室直樹「痛快!憲法学」p77より抜粋)○差別とは「不当な扱い」のこと男性と女性。白人と黒人。健常者と身障者。なにかが違っても同じ人間だ。だから同じ人権を持っている。強い者が困っている者を助ける姿は美しい。男性が女性の力仕事を代わり、健常者が身障者の車椅子を押す。だが、弱い者が弱さを武器にし、振りかざして、相手を威圧する光景は醜悪だ。「差別だ!」「配慮がたりない!」「人権侵害だ!」誰かが、誰かを制限したり、傷つけようとする光景は、誰がやろうと反吐が出る。なぜか?それは、あなたが正しい人権感覚を持っているからだ。人は平等であるべきと信じ、差別を憎んでいるからだ。差別の定義をざっくり言えば「特定の社会カテゴリ(性別や人種、出身地、身体特徴)であることを理由に、不当な扱いをすること」である。ポイントは「不当な」という点で、「正当な」扱いは容認される。体力仕事だから体力テストをすると、採用されたのは男性ばかり、というのは正当だ。だが、女性であるという理由だけで、応募すらさせないのは差別・・ということになる。○ちびくろサンボはインド人?絵本「ちびくろサンボ」はスウェーデン人の女性が、インド人の少年をモデルに、現地でよくある「サンボ」という名前をつけた作品だ。これがアメリカに渡り、絵の褐色のインド人が黒人になったようだ。そして、日本に輸入されて、長く愛された。この間、インド人からも黒人からも出版社に抗議はなかった。しかし、日本の堺市にある小さなローカル人権団体が90年代に突如クレームをつけ始めた。「サンボは黒人奴隷という意味がある」といった具合で。この団体は、当時のカルピスのマーク、手塚治虫のジャングル大帝など、手当たり次第クレームをつけていた団体らしい。この抗議に対し、出版社はちびくろサンボを廃刊にし、図書館は絵本を閲覧できないようにした。当時、インターネットはまだ普及していなかったが、これには全国で様々な反響や議論があったらしい。ちびくろサンボが、黒人への差別や偏見を助長するとはどうしても思えなかったからである。(助長したとすればせいぜい親近感だろう)○リトル・イエロー・エタこれに対し、ある識者が「たとえば、アメリカで『リトル・イエロー・エタ』という童話があったらどうか。日本人は拒絶反応を示すだろう」と言ったそうだ。※エタとは江戸時代の「えた、ひにん」の身分のこと。なるほど。リトル・イエロー・エタとはよく考えた。しかし、作者が「エタというのは、私の近所に住んでいる愛らしい男の子の名前から取ったのですよ。」と説明したらどうだろう。そして、その男の子が実在したら。実際、欧米でETA(イータとかイタ)という名前が存在する。それでも、あなたは「日本人への偏見を助長する!」と抗議するか。それとも「ああ、そういう意味でしたか」と笑うか。これは人権感覚の問題だ。作家の創造行為の産物である、絵本の廃刊を求めたり、改変を求めたりするのは相手の権利を制限する行為だ。正当な理由なく、相手の権利を制限してはいけない・・・というのが、小室直樹のいう正しい人権感覚だろう。○不幸だったら、他人を責めてもよいか不妊症で悩む女性は、公園で楽しそうに遊ぶ母子を見て、深く傷つくだろう。しかし、だからといって誰も「不妊症の女性に配慮するため、母子連れは公園で遊ぶべきではない」と言ったりしない。その母子には、公園で遊ぶ権利がある。母子連れだから来るな、と言うのは不当そのものだと理解しているから、言わない。だが、不妊症の支援団体は言うかもしれない。「母子連れは幸せだから、ある程度制限を受けてもしかたない」と。そう、「○○だから、制限を受けるべき。」・・・これは、差別だ。ふしぎなことに、○○に入るのが「女性、身障者、部落出身」などとなると、人々はこの言葉に烈火のごとく怒るのに、○○が「お金持ち、健常者、エリート」などとなると、あまり怒らない。小室直樹が言うとおり、人権の概念が分かっていないのだろう。強者も弱者も平等。強者が弱者を腕力や権力で虐げてはいけない。同じく、弱者も強者を世論誘導や印象操作で圧迫してはいけない。強者がしようと、弱者がしようと、誰かが誰かを不当な理由で制限しようとする試みは人権侵害だ。○「差別だ!」に気をつけろ私たちは、いつも他人の存在に傷ついている。優秀な人、強い人、健康な人、明るい人、誠実な人、若い人、美しい人・・・。彼らはただ生活しているだけで、私を傷つける意図はない。私は権利を主張するとともに、相手の権利に敬意を払うべきだろう。だから「頼むから、視界から消えてくれ」という悪意ある言葉を今日も飲み込む。「差別だ!」という言葉は告発というより、「制限されろ!」という悪意の呪いとして使われる。だから、誰かに「差別だ!」というとき、それは本当に不当か、悪意があるか、実害があるかを慎重に考えなければならない。「差別だ!」と主張する人に安易に同意してはいけない。もしかすると、無辜の誰かを差別する行為になりうるから。人権の概念が分かっていない人が多いから、差別は乱発され、先進国ほど差別という得体の知れない化け物を恐れ、迷走する。繰り返す。「○○だから、制限を受けてよい」という思想が差別である。【チタン タンブラー】【送料無料】【プレミアムライト】 保温 保冷 おしゃれ 二重 名入れ カップ プレゼント 金婚式 ビアカップ ビールグラス 270ml【還暦祝い 退職祝い 結婚祝い 誕生日 プレゼント 古希 喜寿 内祝い 贈り物 】【楽ギフ_包装】 【楽ギフ_のし】価格:6890円(税込、送料別) (2016/7/20時点)
2016/05/08
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共産党、民進党、日弁連、SIELDs...いわゆるサヨク的な人々の思考回路には特徴がある。「転嫁」である。罪や責任を他人になすりつけ、自己保身と権利拡大を図ることである。転嫁というと小難しければ「甘えと逃げ」と言い換えてもいい。これを理解すると、サヨクの思考回路が分かりやすい。彼らは9条改正や集団的自衛権を拒否する。戦争ができるようになるからだという。普通の感覚では抑止力を高めて、攻撃を受けないように…戦争をしなくて済むようにしていることが理解できる。だが、これだけ中国の脅威が具体的になっているのに、サヨクは「9条を改正したら日本が戦争を仕掛け、自分たちが死ぬ」と恐れる。一方で、サヨクは「どうやって、中国から攻撃されないようにするか?」については、まったく具体案がない。中国に攻められたら国際世論に訴えよとか、尖閣を放棄せよとか、とにかく対話をとか、酒を酌み交わそうとか。中国という現実から逃げ、なんとかなると甘えている。抑止力がなければ戦争になる。しかし、サヨクは「そんな想定はどうでもいい。とにかく9条改正も集団的自衛権もダメだ」と言い放つ。決して国防に関わろうとしない。国防の責任を「誰か」に転嫁し、その人が国を守ろうとすると激しく非難する。彼らは原発に反対する。安全でないから…ではない。リスクゼロでないからだ。彼らは「この基準を満たしたら原発を認める」とは考えない。「リスクゼロでない原発は、どのように厳格な基準を満たそうと決して認めない」と決心しているのだ。リスクゼロの物事が存在しないことは誰でも理解している。「リスク」という言葉は必ず「リターン(報酬)」とセットで、リスクを取るからには必ずリターンがある。原発のリターンとは何か。ひと言で言うと「雇用の安定」である。電気代が石油や為替、日照時間といった変動が激しい要素に左右されない。企業は電気代の上下に備えて、人件費を調整しなくてよくなる。すると、正規社員の比率を高めたり、賃金アップしたりできる。反原発は雇用を奪う。しかし、サヨクは「雇用のことは国や企業が考えろ。とにかく原発はダメだ」と言い放つ。決して雇用のことは省みない。雇用問題の責任を「誰か」に転嫁し、その人が雇用を守ろうと原発を動かそうすると怒り狂う。彼らはサービスという概念がとにかく大好きだ。○○無償化とか、○○福祉とか、○○補助、○○救済とか。普通の人は国や自治体がサービスを大盤振る舞いすることに、感謝よりも恐怖を覚える。「財源はどうするのだ・・・」と。お金が発生しないサービスなどない。サービスは誰かが必ず負担している。その負担者とは納税者であり、特に高額納税者だ。サービスあふれて国滅ぶ、では話にならない。しかし、サヨクは「税収のことはなんとかしろ。とにかくサービスだ」と言い放つ。決して財源のことは省みない。財源がなければサービスは維持できない。サービス維持を「誰か」に転嫁し、その人がサービスを維持しようとすると、非人道的だとデモをはじめる。サヨクが日本の平和、雇用の安定、財政健全化に立ちはだかり、社会を不安定にする方向にばかり働く姿は「日本が日本人が憎いのか?」と疑ってしまう。確かにサヨクがそういう反日勢力と結びついている側面はあるだろう。しかし、本質的にサヨクは「それはなんとかなる、誰かがなんとかしてくれる。」と甘い考えで逃げ、責任を誰かに転嫁しているだけで、さほどの対日憎悪はないのだと思う。個人的には、戦後、国防という国の最大の責任をアメリカに転嫁したことが、こういった気分を育む土壌になったのではないかと考えている。しかし、物事への甘えや逃げは子供の時は許されても、社会の一員として大人になってからは認められない。要するにサヨクとは大人になりきれない子供なのだ。これは、サヨクが未来の予見能力に乏しいことからも裏付けられる。ヒトは何年も先のことを考えて行動できるが、他の動物、霊長類で最も予見能力の高いゴリラですら2日先のことを考えるのがせいぜいという。集団的自衛権の議論の時、SIELDsの面々は「9条」「戦争」とは言ったが「中国の脅威」とは言わなかった。彼らの予見は「徴兵」という先進国が放棄した有用とはいえない制度だった。たぶん、このまま中国との事態が進行すればどうなるか、を考えても分からなかったのだろう。予見能力は脳の健全な発育とともに発達する能力・・・大人の能力だ。原発を止めたら、無秩序に社会福祉を増大させたら、どうなるかを予見できず、事の重大さに気づくことができないのも、サヨクが大人になれない子供だからだろう。サヨクは原因から未来を予想できず、長いスパンで物事を考えるのが苦手だ。目先に走り、近視的な思考に終始する。結果、未来の子供たちのため、という観点は少なく、自分たちが、自分たちは・・・という観点に落ち着く。小林よしのりのように、高齢者が左傾化しがちなのは同じ原理だ。余命が短くなる、予見能力を含む思考力が低下する。すると、思考が長期スパンに立脚しなくなり、自己中心的で意固地になる。こうして高齢者サヨクが誕生する。だから、サヨクに「現実を見ろ!」と叱責するのは意味がない。サヨクは現実逃避をしているのではなく、現実を見た上でアレなのだ。25歳のとき左翼にならない人には心がない。35歳になってもまだ左翼のままの人には頭がない。(ウィンストン・チャーチル)お名前シール&アイロンAセット★送料無料・収納に便利なミニクリアファイルプレゼント★/お名前シール/ネームシール/名前シール/耐水/入園/入学/大容量/算数セット/保育園/幼稚園/532P16Jul16価格:1000円(税込、送料無料) (2016/7/20時点)
2016/04/03
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放送法第4条1項には1.公安や善良な風俗を害してはならない2.政治的に公平に3.事実はねじ曲げない4.対立する意見は多角的にと書いてある。これに対し、28.2.12朝日新聞朝刊の「放送と人権委員会」の委員。放送法第4条1項を法規範とみると表現の自由に即抵触する。~宮川委員~こうした条文を根拠に政府が法的制裁を加えるとなると憲法違反だ。~長谷部委員~あのね、その憲法に「自由はいいけど、公共の福祉に反したらダメ」と書いているんです。第12条 【自由、権利の保持の責任とその濫用の禁止】 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、 これを保持しなければならない。 又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、 常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。ね?たとえば、暴力と偏見を垂れ流すISILのお抱えメディア「アルハヤト(後藤さんらの処刑映像を制作)」みたいな放送局でも規制しないのですか?公共の福祉に反する放送局でもやめさせるな!というのは「憲法違反」ですね。万一、放送で事実の過ちがあっても、その放送機関が自律的に改善すればよい~今井委員~今井さん、それアルハヤトに言ってみましょう!もう、正直に「好きなだけ偏向させろ!公共の福祉なんかクソくらえ!」って言えばいいじゃない?言論の自由は保証しますから。(公共の福祉の範囲で)この日の朝日新聞を精読したが「放送法を破るのは法違反だ」という方向の論説は一行もなし。つまりは、朝日新聞に多角的なモノの見方は無理ということだし、多角的なモノの見方を育みたいという人が読むような新聞ではないのだろう。敬老の日 父の日 名入れ ギフト クッション オリジナル 子ども 思い出 写真入り メッセージ入り 旦那 夫 プレゼント 父 義父価格:4980円(税込、送料別) (2016/7/20時点)
2016/02/13
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町会長のための野良猫講座というホームページがある。「のらねこ学入門」のコンテンツでかなり読まれているらしく、冊子化もされている。内容はかなり分かりやすく丁寧で、多くの人から読まれているのもなるほどだ。ただ、この方は基本的に「猫が好き」の立場から猫の保護(具体的には地域猫活動)に話を持ってゆきたいようである。そのため文章に「エサやりを否定しないでください」という意図が見え隠れする。それ自体は個人のスタンスだからいいが、まっとう至極な文章の中に謎理論がさらりと織り交ぜられている。それもかなり重要な部分にである。わざとか、ただ単に知らなかっただけであろうか?特に気になった謎理論を以下に列挙する。謎理論(1) エサやり禁止すると捨て猫が増える!?【本文】6 「エサやり禁止」で野良猫はいなくなるのか? 「エサやり禁止」看板が掲示されると、野良猫被害で悩んでいた人の怒りは少しおさまるだろう。ところがそれでエサやりがなくなることはほとんどない。エサやりは見つからないように隠れて行われるようになるだけだ。住人は期待した分だけ怒りが増すかも知れない。 エサやりを取り締まる法律がないのだから、看板の効果はあまり期待できない。逆に「野良猫が集まる場所」ということを周囲にアピールしてしまうので、捨て猫がかえって増える副作用もある。「エサやり禁止」をすると野良猫が集まる場所というアピールになり、逆に捨て猫が増える?これは本当だろうか?統計はないはずなので、私の住んでいる街の公園を管理している公益法人に聞いたところ「効果がないことはたまにあるが、逆に増えるというのは経験がない」とのこと。実はその担当者も動物愛護団体や県庁の動物部署からも「逆に野良猫が増えるかも」と言われたことがあるが「もう10年以上あちこちで鳩や猫のエサやり禁止看板を出しているので杞憂」とばっさり。「でも、看板を見た人が子猫を捨てにくるのでは?」と聞くと「猫を捨てられるのは人気の少ない公園が多い」「よくエサやりが来るような公園は、鉢合わせたくないので避けるのではないか」とのこと。エサやり禁止看板は逆効果かは現場(公園)の職員が一番よく知っているので、自治体の公園管理部署や民間委託業者に聞くとよいだろう。謎理論(2) エサやり禁止で野良猫被害が増える!?【本文】7 エサがなくなると野良猫はどうなるのか? 毎日エサを運んでくるエサやりさんが来なくなったとしても、餓死する猫はいない。強い猫は隣町のエサ場へ移動していけるだろうが、弱い猫はゴミ袋を漁り、人家へ侵入して食べ物を泥棒するようになる。 小鳥や金魚を補食するのもいるだろう。動物は生きるためにはどんなことでもやる。ただおとなしく飢え死にを待つ猫などどこにもいないのだ。エサやり禁止は野良猫被害をさらに増やすかもしれない。エサやりをやめるとゴミ捨て場が荒らされ、逆に被害が増える?これは本当だろうか?実はこれ、エサやり人の自己弁護のときの常套句である。昔、私が住んでいた地域では、道端でネットがかぶせられていただけであったので、カラスにごみが荒らされ、とても困っていた。そこで、伸縮式の箱型集積所にしたところ、ごみ集積所の被害はパタリと止んだ。伸縮式ゴミステーション ゴミダス GP-05↑このタイプのごみ置き場に変えた。ゴミ捨て場の問題は、カラスや野良猫にエサをあげることによってではなく、ゴミ捨て場の管理によって解決すべきだろう。謎理論(3) エサやりを止めるのは隣町への迷惑行為!?【本文】8 隣町へ猫を追い払えばよいのか 「エサやり禁止」の発想はどこから来るのだろうか。エサがないと猫が煙のように消えてしまうわけではない。子供でも少し想像力を働かせてみればわかる。 野生動物ならば山へ帰ればいいのだろうが、野良猫には帰る場所はない。つまり隣町へでも移動してもらうか、餓死や病死でいなくなる事を期待しているわけだ。自分の地域だけがきれいになれば、隣町は迷惑しても良いという考えはいかがなものだろう。あまりにも利己主義で反社会的な思考ではないか。子供達にいったいどう説明できるのだろうか。エサやりを止めて、猫が隣町に引っ越したら迷惑がかかる。これは利己主義、反社会的だろうか?いや、単にこの方個人の価値観で、社会通念とは言いがたい。どれぐらいこの価値観が一般的でないかは「ゴミ捨て場をしっかりしたらカラスが隣町に行くから利己主義だ!」という非難の妥当性を考えると分かる。「その町に交番を増やしたら、犯罪者が隣町に行くではないか!反社会的だ!」でも良い。謎理論(4) エサが少なくなると子猫が増える!?【本文】9 死亡率が上がると繁殖力が高まる エサが減り栄養が悪くなると猫の寿命は縮まる。抵抗力が落ちて病気になりやすくなるからだ。病死する猫も確かに増えるだろう。 しかし動物は生存の危機感が強いほど、より繁殖し子孫を残そうと努力する。発情の回数はさらに増えて、それに伴うトラブルも増える。そしてたくさん産まれてたくさん死ぬということが毎年繰り返される。住人は子猫の死体処理を常にやり続けなければならなくなるだろう。ゴミが荒らされ、衛生状態の悪い不健康な猫が増え、町の不衛生なイメージは拡大する。エサが減ると、猫がさらに繁殖する?本当にそうだろうか?そんなわけはない。・・・と、思いながら、一応同窓の動物病院長に連絡してみると「そんなこと、あるわけない!」とやっぱり笑われた。まぁ、確かに数々の動物がエサの欠乏によって絶滅してきた事実に照らせば、これはよくあるエサやり人のトンデモ主張とすぐ分かる。医学的な説明を求めると、栄養というよりカロリーが問題で、カロリー欠乏では猫やネズミほど繁殖力の強い動物でも生殖能力が落ちてしまうそうだ。猫は一度でも交尾するとほぼ100%妊娠してしまう動物(交尾排卵動物という)なのだが、ごくまれにこの100%を外してしまう例外がまさに「カロリー欠乏」でオスの精子が減るか、メスが排卵しない状態になるか、または流産が起きるという。発情がなくなることすらあるらしい。どうやら「エサが減ると、妊娠しにくくなる」の方が医学的に事実のようだ。また、獣医師の彼が指摘するには「エサやりはオスとメスが出会うのが問題」とも言っていた。つまり、猫の繁殖期にオスとメスが一緒の場所でエサを食べていれば、交尾するなというほうが無理で、必ず交尾して子猫が生まれる・・・というのがエサやりをしてはいけない理由とのこと。エサやりをする、しない。どちらが「子猫の死体処理」に頭を悩ませる結果となるのかはお近くの動物病院に聞いてみればすぐ分かるだろう。【重要な事実も指摘している】一方、町会長のための野良猫講座はある重要な事実を指摘している。それは「エサやりを止めても野良猫は移動するだけで餓死しない」という事実だ。エサやりを止めたくない人が「死んでしまう!」とよく言うが、天性のハンターである猫が座して死を待つわけがない。虫、小動物、カエル、何でも捕まえて生きてゆくのが猫だ。【地域猫がダメというわけではない】この方は「エサやりを止めさせないで」と言いたいあまり、謎理論を書いているのだろうが、それはこの方の問題にすぎず、この方がお勧めする地域猫がダメだという話ではない。地域猫を簡単に言うと「野良猫を避妊去勢をして、エサやりをしながら寿命をまっとうさせ、自然に数が減るのを待つ」という方法である。心理的に抵抗が少なく、理論上は猫が確実に減っていくことになる。では、実際に効果はあるか?一例。ある地域で野良猫の問題から、地域猫をとりいれた。効果は確かにあった。ただ、、、長続きしなかった。その地域の場合、まずエサやり人がいて、いくら注意しても止めないので、動物愛護団体に連絡を取って、エサやり人を巻き込む形で地域猫が始まった。避妊去勢は進み、なかなか仕掛け檻にかからずつかまらなかった数匹が繁殖することはあったが、以前よりはずいぶんマシになった。しかし、手術費用の捻出が自治会で難しくなり、動物愛護団体が分裂でゴタゴタし、野良猫の捕獲や避妊が滞ると、たちまち猫は増え始めた。エサやり人がコンスタントにエサをあげ続けていたからである。子猫が立て続けに生まれ、元の数に戻るまで時間はかからなかった。猫の猛烈な繁殖力の前に、焼け石に水だったのかもしれない。そもそも、全部の猫を捕まえるというのがかなり難しい。少し頭のいい猫は、ほかの猫が仕掛け檻にかかっているのを見ると近寄らなくなるそうだ。前出の獣医師によると、全体の半分を避妊去勢して増減ゼロ。8割を避妊去勢してやっと数が減るそうだ。さらに謎理論「エサやり禁止をしたら捨て猫が増える」のまったく逆で、「あの地域では野良猫の世話をしてくれるらしい」といううわさを聞きつけて、捨て猫が増えるという副作用もあるらしい。結局、エサやり人の高齢女性が施設に入居すると、野良猫はまったく見かけなくなった。地域猫活動の効果は欧米でも議論されており、効果がない、効果を維持するのはきわめて難しい(というより、どうも否定的な意見のほうが多いらしい)というお話も他HPで見ている地域猫が魔法のようにすべての自治会を救うということはなさそうだが、エサやり人がなかなか意固地で、だったら懐柔して地域猫という折衷案、という程度の選択肢の一つとしてはいいのではないだろうか。ただ、それであっても、せめてエサやりの制限は絶対に必要だろう。追記:この記事を書いた後知ったのだが「のらねこ学入門」の著者は荒川さんという獣医さんらしい。「エサやり禁止で野良猫が増える」以外は主観にすぎず医学的な話ではないにしても・・・先生それはありませんよ・・・。
2015/07/29
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過去は過ぎ去りもう無い未来きたらずまだ無い【大槻ケンヂ・パティーサワディーの歌詞】過去は過ぎ去り、未来はまだ来ない。いまを生きよ。【映画「いまを生きる」】ああ、不安と後悔に殺される人のなんと多いことよ!災厄は彼を傷つけなかったのに。【ウォルトマン・劇作家】人間を不安にするものは物事そのものではない。物事に対する見解が人間を不安にさせる。 【エピクテトス・哲学者】【送料無料】★2015年が良い年になりますように★ 上海問屋オリジナルSDカード「福」モデル♪ 高速クラス10 日本製東芝カード採用 UHS-1:SDHCカード 32GB UHS-I SDHCカード 32GB クラス10 UHS-1対応 「福」モデル 上海問屋オリジナル 日本製 東芝カード採用
2015/07/29
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ある塾講師に「まじめにやってもできない子ってどんな子ですか?」と聞くと彼は「ノートがきれいな奴」と答えた。「なぜか?」と聞くと「絵を描いているみたいなもので、頭には入らない」と言った。
2015/07/29
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たまたま見つけた木走日記というブログの「自民党の「報道圧力」に在京キー局が沈黙を守る理由(2014-12-01)」という記事が(いろんな意味で)面白い。自民党が報道各社に圧力を加える通達を出したと、ネットメディア「ノーボーダー(代表者は"あの"上杉隆氏)がスクープしたというのだ。[メディア]自民党の「報道圧力」に在京キー局が沈黙を守る理由~その本質部分の問題点を触れようとしない朝日社説 17:03Add Star ネットメディアである「ノーボーダー」が「【衝撃スクープ】安倍政権が在京キー局に報道圧力」と題してスクープしたのは26日でした。 2014年11月26日(水)【ノーボーダー編集部】 【衝撃スクープ】安倍政権が在京キー局に報道圧力 メディアは一切報じず http://no-border.co.jp/archives/29109/ 記事によればノーボーダー編集部は、自民党が萩生田光一筆頭副幹事長と報道局長の連名で在京テレビキー局各社に対して政権に不利な報道をしないよう要請する文書を入手したものであります。 そしてそこには4点について具体的な要望が箇条書きにされていたとのことです。 「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」と題し、在京テレビキー局各社の編成局長と報道局長に宛てた文書によると、2009年の民主党政権誕生時に偏向報道があったとした上で、以下の4点について要望を出している。 1.出演者の発言回数や時間を公平にする 2.ゲスト出演者の選定についても中立公平を期すこと 3.テーマについても特定の出演者への意見が集中しないよう公正を期すこと 4.街角インタビューなどの映像で偏った意見にならないよう公正を期すこと 記事にも指摘があるとおり、この文書は11月20日付けとなっており、在京キー各局自身は「このような政治的圧力を加えられていながら、少なくとも6日間一切報じてい」ないわけです、現時点でも状況は同じです。記事を読んで可笑しさと哀しさが入り混じった感覚を持ちながら「あ、この人たちとは分かり合えないんだろうなぁ・・・」と思った。自分の顔が曲がっているのに、鏡を批判しても仕方あるまい。在京キー局がまともであったというだけだ。 もし、民主党が政権にあったとき、同じ内容の通達を出していたら、感動して比例区で投票してしまったかもしれないだろう。
2015/04/19
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ドラム式洗濯機で困るのは、排水管つまりが起きやすいことだ。ドラム式洗濯機は節水をうたっているだけに、使用水量が少なく、排水管を水流で洗い流す力も弱い。従来の縦型洗濯機で排水管詰まりが起こりにくいのは使用水量が多いためだ。つまり、よく節水して、洗浄力も強いという優れたドラム式洗濯機ほど排水管詰まりが置きやすいという宿命がある。日立のビッグドラムはまさにこれで、我が家のビッグドラムも排水詰まりを示す「C-2エラー」が頻発するようになった。しかし、本体重量80キロの巨体は動かせず、排水管を洗浄することができない。排水管のつまりの主な原因は石鹸カスで、べたべたの石鹸カスに糸くずや髪の毛がくっついて絡まることによる。つまり、石鹸カスを溶かせれば、糸くずはほどけて流れるので、多少の排水管つまりはメーカー修理を頼むことなく、自力で何とかできる。使ったもの。サンポール(200円ぐらい)サンポール 500ml:大日本除虫菊液体パイプクリーナー(300円ぐらい)強粘度 パイプクリーナー 800g:旭ケミカル(1)糸くずフィルターをはずす。(2)フィルターがはまっていた穴の奥に液体パイプクリーナーを1本分流し込む ※入りきらないなら入るだけの量で可(3)1~2時間放置(4)同じ穴にホースやコップで水を1~2リットル分流し込む(C-2エラーが出なくなっていたら、洗濯物を入れないカラ洗濯を1回する)(5)同じ穴にサンポール1本分を流し込む ※入りきらないなら入るだけの量で可(6)30分~60分放置(7)水1~2リットル分流し込む。※(4)と同じ容量。(C-2エラーが出なくなっていたら、槽洗濯コースを1回するのがベスト)パイプクリーナーやサンポールの標準放置時間の2倍ほど長く置くのがポイントだが、当然、自己責任で。さて、これでたいていのつまりは解消できる。多少の排水つまりなら液体パイプクリーナー(アルカリ性)だけでも何とかなるが、特に木綿の糸くずが多いとアルカリ液に強いので、酸性のサンポールを使わないとどうしようもない。しつこい汚れなら(1)~(7)を2回繰り返す。1回500円程度のコストでできるので、なにもエラーが出なくても予防的に3ヶ月に1回ぐらいはやるとよい。ただ、2回繰り返してもエラーが出るなら、ナイロンなど酸・アルカリに強い化学繊維のつまりや、別系統のつまりも考えられるので、電気屋さんに来てもらうしかないだろう。そうなると、修理代は5千円~3万円ぐらいらしいので、ドラム式洗濯機には5年以上の長期保障は必須ということだ。そもそも、この状態に陥らないのが一番いい。【ドラム式洗濯機で排水系のつまりを予防する心得】1.スピードコース、すすぎ1回コースは極力使わない。(大事!)・・・すすぎ水が少ないと、石鹸カスがたまりやすくなる。すすぎは2回以上で。2.洗濯物は容量の8割まで。(大事!)・・・排水スピードが極端に遅くなり、石鹸カスがたまりやすくなる。糸くずも一度に大量に出る。たとえば、洗濯容量6キロの洗濯機なら4キロまでというように。洗濯物の重さを見る目安として、最近のドラム式は投入する洗剤の量が示されるが、どの社でも0.8杯を越えないのが8割の目安。3.なるべく毛布は洗わない。・・・上記2と同じ理由。糸くずの量が半端ない。乾燥までするとえらいことに。もし毛布を洗濯・乾燥したら、その後は槽洗浄コースを必ず1回やるぐらいの用心が必要。4.月1回は槽洗浄コース。・・・水量が多く、排水管のつまりを押し流せる。洗濯槽クリーナーは排水系の石鹸カスもある程度分解するので使ったほうがよい。クリーナーは市販のものでもよいが、排水エラーがよく出る洗濯機では、メーカー純正品を。アルカリ成分の濃度が段違いに高く、石鹸カスの分解力が高いため。洗濯槽クリーナー (THKA)日立 洗濯槽クリーナー SK15.3ヶ月に1回はパイプクリーナー。・・・上記4だけでは分解できなかった排水管の石鹸カスにはやはりパイプクリーナー。粉末のものは投入しにくいので液体で。6.糸くずフィルターは毎回掃除する。・・・基本中の基本。フィルターにたまった糸くずは濡れてベタベタしていて「なんだかヘドロみたい」と嫌う向きもあるが、あれは洗濯してすすいだ糸くずなので、生物学的には無菌に近い衛生的な糸くず。予防的にこれだけやっていれば、電気屋さんのお世話になる確率はグッと減るわけだが、せっかく節水で節約した分が、クリーナー代や電気代で消し飛んでしまうのでは??という疑問を、パナソニックの町の電気屋をやっている親戚にメールで投げたところ。「ドラム式のメリットはボタンを押せば乾燥まで終わってることだから(笑)」という1行メールが返ってきた。・・・・なるほど。
2015/02/11
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安倍首相の突然とも思える衆院解散宣言からしばらくたった。新聞各社は「一時的な株高を背景に、議席増を狙った安倍自民の足場固め」のための解散・選挙であると指摘している。そして、どの新聞も「安倍自民、300越え」「単独過半数も視野」などとちょうちん記事であふれている。一方、政権についたとたん「極右」安倍首相の正体があらわになり、国民の中に高まる警戒心を指摘する記事は少ない。そう、選挙は自民大敗に終わり、この解散は歴史に残る「自爆解散」になる。なぜなら、国民は安倍自民の9つの大罪をゆるさないからだ。大罪1.財政健全化も先送り!?消費税増税延期。突然の解散。安倍首相の弁は「増税を延期し、その是非を問う」ということだった。これは、1000兆円もの借金を抱える日本の財政再建のために、民主党政権下で野田元首相がこぎつけた消費税増税。それを延期するための手段だったのだ。つまり、安倍自民は野田元首相との3党合意を反故にしたわけだ。地雷のように仕込んであった「景気が悪ければ増税を先送りにする」という景気条項を悪用して。これで、民主政権の悲願だった財政健全化は遠のいたどころか、かなり不透明になった。安倍首相は「わずか数年で5%もの消費増税は世界にも例がない」と言うが、そもそも必要なパーセントだから増税を約束したはずだ。財政健全化を優先したい財務省は、この解散で先手を打たれ、食い下がってようやく景気条項撤廃の約束をとりつけて力尽きた。しかし、この景気条項撤廃もしょせんは口約束にすぎず、消費増税に否定的な安倍首相の続投となれば3党合意と同様に反故にされる可能性が高い。国民は安倍自民の財政健全化先送りを許さない!大罪2.見掛け倒しの株高。実は年金を流用して株購入!?アベノミクスといえば、日銀の円安誘導による輸出大企業の若干の業績改善と、一部の資産家のみが儲かる株高。日経平均は、確かに安倍政権発足後1万円程度上がった。株高については、リベラルすら「上がって悪くない」と容認するが(そして私もそう思っていたが)、とんでもない。私は、地元の共産党候補が街角演説で株高の正体を暴いていたのを聞き、卒倒しそうになった。なんと、この株高は国民の大切な年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による相場操作だそうだ。GPIFは世界最大の運用機関で、その運用額はなんと200兆円らしい。これが、採算度外視でとにかく株を買っているのだから日経平均もあがるはずだ。だが、損をしたら誰が責任をとってくれるのだろうか?国民は年金を流用した株高をゆるさない!大罪3.円安倒産過去最悪。中小企業いじめのアベノミクス安倍首相は盟友の日銀・黒田総裁と結託して、大幅な円安に誘導し、一部の輸出企業の業績を上げした。そして、代わりに、材料を輸入に頼らざるを得ない中小企業を痛めつけて倒産に追い込んでいる。朝日新聞「円安倒産 11月が過去最多に」によると2014年の円安倒産は過去最悪レベルだという。データによると2014年の倒産月平均786件のうち、なんと3.4%にあたる27件が円安倒産だという。これは昨年のなんと2倍。円安倒産の負債総額は125億円。これは倒産全体1579億円の約8%にものぼる。安倍自民は「倒産件数は(民主政権下の)2010年より2割減り、負債総額は1/3以下でこの5年間で最低」と胸を張るが、倒産件数が2割しか減っていないのに、負債総額が大幅に減っているのは、中小企業が倒産したからだ。国民は中小企業いじめの円安誘導をゆるさない!大罪4.フクシマふたたび・・・。原発再稼動鹿児島県川内市の原発再稼動が濃厚になった。2014年11月7日、鹿児島県知事が川内原発の再稼動に「原発再稼働を進める政府の方針を理解する」と述べて同意したためだ。これに先立って、鹿児島県議会も原発再稼動の陳情を採択している。もちろん、表向きは、再稼動を審査するのは原子力安全委員会で、川内原発は7月に委員会の審査をパスしている。しかし、鹿児島県知事がいうように、これを後押ししているのは安倍自民である。福島第一原発の教訓を生かす唯一の方法「原発ゼロ」ではなく、逆の再稼動を目指すの安倍自民はなにものだろう?県民の"一部の"代表である県議会が再稼動を支持したとして、それは県民の総意ではない。国民は原発再稼動をゆるさない!大罪5.国民の知る権利をないがしろ!?特定秘密保護法2014年12月。特定秘密保護法が施行された。表向きは、国家機密の保護のための法律だが、真実は「政府に都合が悪いことは国民から隠す」というものだ。安倍首相は答弁で「守秘義務の対象はあくまで公務員で、民間人が処罰されるようなことはない」と主張したが、きわめて疑わしい。民間人であっても公務員をそそのかして情報を入手し、それを公表した場合は処罰できるからだ。そもそも、情報は国民のものだ。それを「国民でも、たとえば自衛隊の情報を中国やロシアに渡してもいいのか?」などとあげつらう人がいるが、答えは「もちろんそうだ!」だ。情報開示の結果、他国から多少干渉があっても、それは国民が国民の責任においてやった結果だ。国民全員がそのときにはじめて対策を考え、適切に解決してゆけばよい。それが国民主権である。国民は特定秘密保護法をゆるさない!大罪6.若者が戦場に強制連行される集団的自衛権安倍自民は自由なはずの海で、日本艦船が航海するルートに機雷が設置された場合は「戦時中でなくても」これを撤去できるようにしたいようだ。機雷があるのなら、それを避けて航海すればよいだけで武力行使3要件の「明白な危険」にあたらないと識者は指摘する。百歩譲って戦時中ならともかく、憲法9条の平和国家・日本では、そのような挑発行為は許されない。「抑止力による平和」を主張する安倍首相だが、平和とは口先ばかり。よほど戦火がすきなのだろう。日本では憲法9条の壁に阻まれるが、海外でなら・・・というわけだ。当然、自衛官は死ぬだろう。死んだ自衛官は補充しなければならないが、戦争をするかもしれないのに、誰が自衛官に応募するだろう?安倍自民は「戦争をしている先進国でも、徴兵はしておらず、職業軍人でまかなっている」と主張する。外国のことは知らないが、平和国家・日本では戦争をしたい若者などはいない。そうなると、現実味を帯びてくるのは「若者の強制連行」・・・すなわち徴兵だ。集団的自衛権で、平和を愛する若者が、無理やり軍服を着せられ、銃を押し付けられ、見知らぬ地で死ぬことになるだろう。国民は徴兵制を復活させる集団的自衛権を許さない!大罪7.アジア諸国の感情を逆なでした靖国参拝。2013年12月26日アジアを揺るがす大事件が勃発した。そう、安倍首相の不意打ち靖国神社参拝だ。アジア各国はこれに戦慄。すぐに中国、韓国などの主要メディアがとりあげ批判した。安倍首相の「日本を、とりもどす」というスローガンの中の日本とは、第二次世界大戦時の日本軍のことであるという証左だ。靖国参拝の後、特に中国・韓国との関係が急速に悪化。経済面での結びつきも強い大切な隣国との関係が悪化したことで、両国民の感情だけでなく、日本人の実生活にも多大なるダメージを与えたことだろう。にもかかわらず、安倍首相は「戦没者に手を合わせるのは万国共通」などとうそぶく。そんな万国共通など、だれも聞いたことがない。せいぜい一部の好戦国家だけだろう。国民は靖国神社の参拝を許さない!大罪8.憲法改悪の野心!9条がなくなる!?日本国憲法。いわずとしれた、世界唯一の平和憲法。その核心となる9条。安倍自民・・・のみならず、維新、次世代ら極右政党の面々は、あまりにも日本国憲法の歴史をしらない。9条の原型であるケロッグ=ブリアン不戦条約は、第一次世界大戦に疲れた全ての国々の「この条約をすべての国が履行し、世界から戦争をなくそう」という純粋な、切実な思いから生まれた。ケロッグ=ブリアン不戦条約はアメリカが提案し、世界中ほとんどの国々が批准した。それだけではない。この不戦条約は世界中の国々の憲法にその精神が引き継がれ、イタリア、フィリピンなど7カ国の憲法に日本と同じく「国際紛争解決のための武力放棄」が盛り込まれている。世界の2/3の憲法がなんらかの不戦条項を有するが、ケロッグ=ブリアン不戦条約の遺伝子を明確に有する憲法は少ない。しかも、日本は幸運にも不戦条約の生みの親であるアメリカに憲法を制定してもらったため、その純度が極めて高い。つまり、当時の世界の人々の平和への願いを代弁したアメリカが作った不戦条約を、アメリカによってもっとも純粋に引き継いでいるのが日本国憲法というわけだ。戦後、GHQは憲法学者もいない不慣れなスタッフでこの憲法を作ってくれた。当時のGHQスタッフは晩年のインタビューで口をそろえて「速成だったが、いい仕事をしたつもりだ」と誇らしく振り返っている。そして、インタビュアーが「その憲法はいまでも日本でそのままの形で使われている」と教えると、大変おどろいたという。きっと、日本人が、自分たちの憲法をこんなに大切にしてくれるとは思ってもいなかったのだろう。そう、われわれ日本人は、ケロッグ=ブリアン不戦条約の魂の後継者である9条を守らなければならない。国民は憲法改悪を許さない!大罪9.自民大勝につながる「しらけムード」このように安倍自民は「負ける要素」に事欠かない。正直、この状況で強気な安倍首相の精神状態を疑う。安倍首相の唯一といっていい強気材料は、日本全体に広がるなんともいえない「しらけムード」だ。どのような選挙でも、投票率が低ければ低いほど、現多数派・・・今回は自民党が有利になる。これには、消費増税の先送りで、少しホッとしている国民の短絡的思考があるだろう。また、一年で一番いそがしく、さむい師走12月に選挙が行われることも一因だろう。しかし、逆に言えばリベラル野党は、安倍自民が、みずから自爆して議席を譲ってくれるのだから、歓喜に沸いているはずだ。・9条の守護神こと、社民党・アベノミクス経済の闇を暴く、共産党・反原発を至上主義とする、生活の党・元与党の対案攻勢が武器の民主党「安倍さんのやっていることは、国民の意思に反している!」安倍自民の数々の暴挙に、国民が怒り心頭であることは、このリベラル系4党が常に指摘してきた。しかし、そのことを証明できなかった。ただ、選挙が行われなかった。それだけの理由で・・・。リベラル4党は「選挙さえあれば・・・」と唇を噛んできたが、思わぬ僥倖に今日も寒空の下、声を張り上げている。彼らは勝つ。勝って正しい経済をし、平和憲法を守り、原発を廃絶する。有権者が「選挙の大義が見えない」などとあきらめさえしなければいい。安倍自民の9つ目の大罪は、あえて有権者のあきらめムードを誘導するために、この師走に、電撃的に解散をしたことだ。そんな作戦にはのらない。正しく国民の意思が反映されれば・・・投票率が高ければ、正義は勝つのだから。安倍自民を国民は認めない!さあ、みんな、選挙に行こう!!
2014/12/10
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Andoroidスマートフォンで新しいアプリをインストールしたとき、使えるはずのウィジェットが表示されない(ウィジェット一覧から選択できない)ことがある。私もアンドロイドのスマホにウィジェット目当てでインストールしたアプリ(対応機種確認済み、ダウンロード15万件の定番アプリ)のウィジェットが選択画面に表示されないので困っていた。それを見ていた友人が教えてくれた。「アプリがSDカードにダウンロードされているんじゃない?本体に移してみたら?」アドバイス通り「設定→アプリ→該当アプリ」で見てみると「携帯端末に移動」という文字が表示されていた。つまり、このアプリは本体ではなくSDカードに保存されているのだ。ダウンロードの際、保存先がSDカードに指定されていたらしい。 ↓設定画面から ↓ウィジェットを表示したい個別アプリを選ぶ携帯端末に移動ボタンを押す。そしてスマホを再起動・・・ウィジェット選択画面に・・・できた!!初歩的なミスだったが、意外に知らない方もいるかも?
2014/10/16
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【移民問題の本質は文化摩擦】日本への移民受け入れ政策の是非が議論を呼んでいる。移民問題に関心が高く、諸外国の例を知る人々の間では「移民で成功している国家はない」という意見が圧倒的に多い。事実、そうだ。EU諸国では、移民が社会政策上の重荷になっている。もともとの国民との間でも絶えずトラブルが起きている。移民の受け入れで出生率の回復を期待した国々のもくろみはことごとく失敗している。移民政策がこうもことごとく失敗するのはなぜだろう?たぶんシンプルな理由だ。それらの移民は、ほんとうはその国が好きでないからだろう。ドイツ人になりたかったわけでも、フランス人になりたかったわけでも、アメリカ人になりたかったわけでもない。その国で、仕事をみつけたいとか、よりよい社会保障を受けたいとか、ツールとしてその国に移民してきただけで、その国が好きなわけではない。だから、自分の文化が恋しくて、その国に異文化を持ち込む。自分たちだけのコミュニティを、ルールを持ち込み、その国になじもうとしない。私はそういった移民の心情をむげに否定できない。もちろん、受け入れ先の国民にとってはたまったものではない。だが、これは当然のことで、やむを得ないことだとも思う。移民を考えるときの基本は2つしかない。異なる文化を国に招き入れるか、招き入れないかだ。決して「異なる文化を認めるか、認めないか」ではない。異文化は存在してよいものだ。それを、国に招き入れる結果について、どう考えるかだ。【なぜ、国境はあるのか?】 よく「国境がなければ戦争は起こらないのに、なぜ国境があるのでしょう?」という疑問を見かける? この質問をする人たちは、元々この世界には国境などはなかったことを忘れている。 元々存在しない国境という概念を人類が「発明」したのには、何か理由があるはずだ、という点に気付かない。 そもそも「国境」という線引きがあるのはなぜか?それは争いを避けるためだ。国境線は文化の線引きである。人はそれぞれ文化が違う。生活習慣が、価値観が、宗教が、違う。それは、気象、風土、歴史が大きく違っているために生じる必然の違いだ。違う者同士は、争う。相手の価値観を認めがたいから、争う。文化を一方的に押し付けられたら、戦う。それが、人類の争いの歴史だ。争いに疲れた人々は「国境」という大発明をした。似た文化の者同士が集まり、国をつくり、違う文化の者と線引きをした。それが国境。そして、国境の向こうにいる人々に干渉しないことをお互いに約束した。おたがいが違うことを認め、共存する。それが平和ということである。 違うことは悪くない。同じでなくてよい。だから、違っていても、お互い争わないで済むように国境があるのだ。【価値観の違いをみとめつくすこと】「世界平和」というありふれたスローガンがある。とてもいいスローガンだ。もろ手を挙げて賛成したい。そのために必要なのは「お互いに違うことを、みとめつくす」ということに限るだろう。異なる価値観があってもいい。認めがたい風習があってもいい。対立する宗教があってもいい。そういった「違う文化」が存在することを、徹底的にみとめて、違うことを尊重すること大事だろう。肝心なのは「自分が相手の文化に染まる」ことでも「相手に自分の文化をおしつける」ことでもないということだ。文化の押し付けは、文化の摩擦を生み、争いを生じさせる。お互いが違うこと、違ってもいいことを、徹底的に認め、尊重する。自分がその文化に飛びいらなくてもよい。相手を自分の文化に巻き込まなくてもよい。ただ、違うことを認め、それ以上は干渉しない。それが、世界平和を成し遂げる、唯一の方法のように思える。【移民政策とは、異文化=争いを招き入れること】平和を希求する人々が作った文化の線引き。国境。国家というコミュニティ。その文化の線引きの内側に、異なる文化をわざわざ招き入れようという移民政策はなんだろうか?移民に「自分たちの文化は捨てて、この国の文化に染まれ」とでもいうのだろうか?それとも、国民に「移民たちの文化のために、自分たちの文化が多少損なわれても我慢しろ」とでもいうのだろうか?どちらも、文化という心の中の大切な部分をあまりにも軽視している考えだ。文化を、人の心の大切なものを、軽視しているからこそ軽率に「移民」という政策を掲げられるのだろう。文化を軽く考えるから、文化の融合が簡単にできると錯覚し、争いを招くのだろう。何度でもいう。異なる文化同士は争う。文化を失うことが不幸であるのと同時に、争いは不幸である。しかし、人は文化を失いたくないから、戦う。争いを避けるために、先祖たちは線を引いたのだ。軽率に、文化の線を越えてはならない。【捕鯨裁判にみる日本人の文化感】文化といえば捕鯨問題で、多くの日本国民が特に捕鯨する必要を感じていないのに、欧米人の反捕鯨に自然な憤りを感じるのは、それが欧米人の一方的な文化の押し付けだからだろう。このように、違う文化を押し付ける者同士は争うのだ。一方、日本はといえば、欧米人の狩猟文化上にある無計画で快楽的としかいいようのない狩猟(ゾウ、トラ、カンガルー、クジラ・・・)をはじめ、スペインの闘牛、中国や韓国の犬食を内心不快と思いながらも、「違う文化があることを尊重しなければならない」として、国際的にそれを非難したことはない。すくなくとも、これまでの日本国民の態度は、国際平和の理念にかなっている。こういった「国際常識」は、多くの日本人に普遍的に備わっているように思える。思うに、文化が異なること、存在することを尊重するからこそ、日本人は移民政策に否定的になるのだろう。日本人の異文化を尊重する精神が、国際社会で披露された一幕があった。H26年4月。豪州が日本が行う南極捕鯨の中止を求めた裁判で、国際司法裁判所は豪州の意見を認め、南極捕鯨の中止を命令した。南極捕鯨に対する国際司法裁判所の結論は、簡単に言えば「日本がやっている捕鯨は、調査というには数が多すぎる」ということであった。しかし、そうであれば、数を適正な水準に減らすように勧告するのが筋で、捕鯨中止(=禁止、再許可も認めない)は明らかに行き過ぎていた。つまるところ、多数派を構成していた国々は「捕鯨という異文化を憎む」という豪州のエゴイズムにくみしていたに過ぎない。この判決に先立つH25年7月。国際司法裁判所における冒頭陳述で、豪州による訴訟の本質が、けっきょく「捕鯨文化を認めない」という欧米人のエゴイズムにすぎないと看破していた鶴岡公二外務審議官はこう述べた。「我々は、大陸にまたがって70億人が居住する世界に生きております。そして、それらの人々が平和に共存するための唯一の方法は、我々の違いを尊重し,ある人々の特定の観念を他者に押しつけないことです。」「我々は、我々以外の国民の文化を批判することはしません。裁判所長、異なる文化の間に優劣を決めなければならないとすれば、世界は平和ではいられないであろうことを、私ははっきりと申し上げたいと思います。」外務省HPより彼らは、一見、調査として適正か、を論じる裁判から外れているが、彼らの内心の偏狭さを鋭く貫いた鶴岡の堂々たる「国際常識」に恥じ入っただろうか?この捕鯨裁判で、捕鯨中止を指示した国はイギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、ニュージーランドと提訴国であるオーストラリア。くしくもことごとく移民で国内問題を抱えている国々だ。もしかすると、これらの国は、アジア人がいう国際常識に恥じ入るセンスがないから、移民政策で失敗をしているのかもしれない。
2014/06/07
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熊本市は殺処分ゼロに取り組んでいることで有名だが、平成24年度はわずか3頭が 死亡したのみで、事実上猫の殺処分はゼロである。(犬は42頭が死亡または処分) 全国の自治体で処分される猫は、ほとんど全てが野良猫といってよく、その中で も約8割が子猫といわれている。 こういった不幸な子猫を増やしているのが、過去にも何度か書いたが無責任餌やりであることは明白。 ある自治体に問い合わせたところ、今年に入って、餌やりが増やした子猫の引取 りを全て断ることにしたところ、保健所に入ってくる猫が半減し、殺処分の数が 3分の1に減ったそうだ。 この自治体によると、全国で殺処分されている子猫の「少なく見積もっても半分以上は餌やりがらみではないだろうか。普通にしていれば野良猫は問題になるほど数は増えない」とのことで、非常に納得した。 熊本市も状況は同じであろう。熊本市が偉いところは、殺処分ゼロの称賛に浮かれていない点だ自分たちを称賛してくれる人間に「無責任餌やり(愛誤)」が多いにも関わらず、愛誤が嫌がる野良猫問題の本質をはっきり言っている点だ。 環境省も冊子の中で「餌やりで野良猫が増える」とはっきり指摘していた。 不妊手術すらしていない猫に餌やり→子猫ふえる→次々と死ぬ・・・これは少しまともな知識がある人にとっては当然のことなのに、生まれさせられる子猫はもちろん、地域猫活動をがんばっている方もいい迷惑だと思う。 以前、ある愛護活動家(読んだ限り非常にまともな方)のブログで、野良猫に餌 やりをしていた人に「不妊手術もしていないのに、なぜ餌やりをするのか?」と 問いかけたという話が載っていた。 その通り。餌やりをするなら・・・本当に猫のためを思うなら、まずは不妊手術 だろう。増える野良猫、餌やり自重を 県など呼び掛け ふん尿による悪臭や鳴き声、もう我慢できない -近年、野良猫が増え、苦情や相談が相次いでいる。県や熊本市は「公園などでの餌やりが野良猫の増加に拍車を掛けている」と みるが、餌やり行為を禁じる法令はなく、対応に苦慮している。 熊本県健康危機管理課と熊本市動物愛護センター によると、県内の2012年度の苦情相談は犬が2883件と、04年 度の3918件から3割近く減少。一方、猫は450件から1024件へと2倍以上に増えた。近年の殺処分数は犬、猫とも緩やかな減少傾向だったが、猫は年度、前年度比11%増の2431匹に上った。 野良猫の増加は天敵とされる野良犬の減少も一因だが、「かわいそう」「かわいい」との理由から、空き地や公園などでの給餌[きゅうじ]が主因とみられ る。 県や市は、餌を与えている人を特定した場合、近隣に迷惑をかけている現状を 説明。餌やりの中止や屋内飼育を呼び掛ける。しかし、「虐待しているわけではなく、なぜ餌をやって悪いのか」と、反発されることも少なくないという。 猫は繁殖力が強く、1年で20匹以上、2年で80匹以上に増えるケースも。 同センターは捨て猫の相談に対し、不妊去勢手術や、ふん尿などを地域で適正に 管理する「地域猫」化を勧める。1匹1万5千~3万円かかる不妊去勢手術につ いては、市動物愛護推進協議会による5千円の助成制度もある。 同センターは「猫好きの餌を与える行為が猫嫌いを増やし、結果として殺処分される猫を生み出している」としている。 熊本日々新聞Web版 (2014.1.24)
2014/02/01
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特定秘密保護法をめぐる議論について、本質を理解するには次のシンプルな論点を頭に入れれば良いだろう。すなわち日本に害をもたらす可能性がある外国(たとえば中国、韓国)に対し、どの情報をどれぐらいの期間非公開にすべきか? もちろん対アメリカでも対ロシアでも同じく。国民が知ることができるという事は、外国も知ることができるという事である。そう考えると、特定秘密保護法に対し「国民の知る権利」を錦の御旗に猛反対している勢力の正体や本心も分かりやすいだろう。今、日本で議論されている特定秘密保護法は「機密を漏洩した公務員の罰則強化」であるが、海外では「外国に機密を漏洩した者(一般市民、外国人含む)の処罰規定」すなわちスパイ防止法があるのが普通だ。秘密保護法が「生ぬるいスパイ防止法」だというのはこの一覧表からも分かる。罰則も秘密保護法が最高懲役10年に対し、外国のスパイ防止法は数十年~終身刑・死刑だ。例えば、尖閣周辺の海保・自衛隊のパトロール日程を、ある国民が「知る権利」を主張して得たとする。それが中国政府につたわれば、パトロールが手薄な日を狙って、不法上陸され、そのまま竹島のように実効支配されてしまうかもしれない。そうしたら、石垣の漁師は全員拿捕されてしまうだろう。それどころか、日本は海空の交通路を制圧されて、貿易も交通もストップしてしまって、国民すべてが窮地に陥る。いったい、そんなことを「日本国民」が望むだろうか?どんな「日本国民」に尖閣パトロール表が必要なのだろうか?しかし、それを必要とし、日本に野心を持つ国に有利になることに心血を注ぐ勢力は実際に存在する。分かりやすいことに、彼らは尖閣沖で中国船が日本巡視船を攻撃した映像を、国民の知る権利を踏みにじってひた隠しにし、いざその映像が海上保安庁職員によって公開されると、罰則強化・・・すなわち秘密保護法の必要性を主張していたのだから。※革マル派・・・革命的マルクス主義派。共産主義系左翼団体。内部粛正やデモが凄まじく、リンチや他派襲撃でこれまで多数を死傷させている。※民主青年同盟・・・警察・公安には「民青同(みんせいどう)」と呼ばれる。社会主義系左翼団体。動員力は全国一で大規模デモを実施。かつて、鳩山由紀夫は首相時代にニコニコ生放送で「日本列島は日本人だけのものではないんです」と言い放って、視聴者の猛烈な反発を受けた。しかし、これは実は凄い名言だと思えてくる。日本列島の中に、日本を心から憎んでいる人(単に国籍という意味でなく、真に日本人ではない人)がいることを告発しているようにも聞こえる。
2013/12/02
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冬のガサガサ肌、赤ちゃんのデリケートな皮膚、アトピー肌、傷の治療にお勧めしたいのが「白色ワセリン」。白色ワセリンの中でも、特に健栄製薬の「ワセリンソフト」を是非お勧めしたい。私は、つい先日、9月になってこのケンエー「ワセリンソフト」を5個買った。なぜなら、このワセリンソフト、冬には非常に品薄になり、私の住んでいる地域では、薬局、ベビー用品店を回っても非常に手に入りにくい。というか、9月の現時点で、すでに楽天市場で取り扱っている店は入荷待ちか、残り数個となっている。ちなみに、ケンエー「ワセリンソフト」を扱っているのは楽天市場では10店舗。その中で、送料も含め、最安値はアカチャンホンポ楽天市場店(ただし、今日時点で残り10個)、続いてケンコーコムが安い(同じく残り15個)ワセリンソフト 60g/ケンエー/ワセリン/税込\1980以上送料無料ワセリンソフト 60g[ケンエー ワセリン ケンコーコム]品薄の理由について、製造元の健栄製薬に問い合わせたところ「欠品は大変申し訳ないが、品質を落とさないためには、生産量を簡単には上げられない」という回答。いったいなぜ、ケンエー「ワセリンソフト」はこれほど売れるのか?キング・オブ・保湿剤 ~白色ワセリン~ワセリンの特徴は、他の保湿剤とは異次元の安全性と保湿力。さまざまな保湿剤があり良品も多いが、ワセリンを超える保湿剤ははっきり言って無い。【ポイント1】・・・150年の歴史が証明する安全性アトピー肌や薄い赤ちゃんの肌に使うとき、最も心配なのが安全性。石油を原材料とするワセリンは1850年代に原油労働者が保湿に使い始めた黒いワセリン(ロッドワックス)が始まり。1870年代に精製技術が確立し、現在の白いワセリンとなった。ワセリンはあかぎれや傷口に塗っても炎症を起こさない保湿クリームとして150年余の歴史がある。【ポイント2】・・・軟こうの基剤に使われる安全性ワセリンが安全性が高いゆえんは、非常に安定していて、変質しにくいこと。通常、ワセリンの使用期限はなんの添加物も加えなくても5年以上。さらに、この5年の使用期限というのも、局方(薬品)にするにあたり、国がとりあえず決めた年数(といっても5年というのは異例の長さ)で、普通に使う分には10年近く使える。ワセリンは非常に安定していて、他の薬に影響しないことから、抗生物質軟こうやステロイド軟こうを溶かす基剤として広く使われており、誕生から150年が経った今もワセリンを超える超安定基剤は開発されていない。あらゆる人に使うことを想定して作られる「軟こう」の主成分であるということは、「ワセリンが肌に合わずダメ」という人はほとんど居ないということ。【ポイント3】・・・傷口に直接ぬってもOKな安全性ボクシングの試合、目頭を切った選手が、傷口にたっぷりと塗られて止血に使われているのが白色ワセリン。(正確にはアビテンで一回血を止めて、その上から傷口を守るようにワセリンを塗る)ワセリンは傷口の細胞を痛めず、細菌も繁殖しないため傷口に直接塗ることができます。このワセリンの特性を活かして注目されているのが傷口の湿潤療法。傷口に消毒薬を塗って乾かしたりガーゼを当てたりするのではなく、ワセリンとラップだけで治すという療法。水洗いしただけの傷口にワセリンをたっぷり塗り、その上からラップを巻き、治るまで交換せず放置しておくというもの。効果は抜群で、化膿もせず、治りが早く、傷跡もきれいに無くなるので、ようやくここ10年ぐらいで普及してきた。しかし、医学会では「消毒もガーゼ交換もしないなんて・・・」と長い期間、イレギュラーな手法と認識され避けられてきた。湿潤療法の効果が確認され、広まった一つのきっかけは、農家の獣医師。針金や釘を踏んで、穴が空くほどの深い傷を負った牛の蹄を治すのに、ワセリンにキトサン(カニ甲羅の成分。傷の治りを早くする)を混ぜたものを30年ほど前から使って効果を出しており、このことを知った人間の医師が湿潤療法の効果の高さを再確認し、人間でも広まってきた。【ポイント4】・・・けた違いの保湿力ワセリンとは要するに「油」。油と言っても、融点(液状になる温度)が50℃で、人間の皮膚の上(33~37℃)で半流動体のちょうどよい固さでとどまる。つまり、ワセリンを塗ると、皮膚の上にはがれにくいバリアーが作られる。すると、肌にしっかりと水分が閉じこめられるので、肌が乾燥しない。それどころか、肌の細胞が少しずつ放出した水分(汗なども含む)がワセリンの下にたまっていくので、肌がだんだんしっとりしてくる。これに対し、一般的な保湿クリームは「肌に浸透する」「肌になじむ」ことを目的としているため、ワセリンと比べるとどうしてもバリアーが薄く、はがれやすい。また、肌に浸透する、なじむということは、(非常に低レベルだが)細胞に影響を与えることとになり、一部の人には合わないケースも出てくる。シンプルな石油精製物であるワセリンと違って、どうしても少量の添加物を入れなければならないのも、まれに合わない人が出てしまう原因。【ポイント5】・・・とっても安いワセリンの原料は石油のみ。製造工程もシンプル。古典的なクリームなので開発費もゼロ。他の保湿クリームと違っていろいろな添加剤を使ったり、複雑な製造工程を必要としないので、コストが非常に低く、日本局方白色ワセリンは1瓶300円程度。最高品質のワセリン健栄製薬 ケンエー「ワセリンソフト」最も古く、最も安全で、最も強力な保湿剤・白色ワセリン。局方ワセリンをはじめ、様々な製品があるが、その中でも健栄製薬の「ワセリンソフト」は特に優秀。ワセリンソフトが人気で品薄な理由を健栄製薬に直接聞いた。【ポイント1】・・・他社製品をはるかにしのぐ柔らかさ=伸びの良さ。したがってベタつかない保湿クリームとしてワセリンを使う人の悩みは、なんといってもベタつき。これほど優れたワセリンが、保湿クリームとしていまいち普及していないのは、ベタつきゆえといっても過言ではない。なぜベタつくのか?ワセリンは他の保湿クリームと比べて、常温では「固い」。そのままでは伸びが悪く、ベタベタになってしまう。ワセリンの塗り方は、まず手のひらの間でこすり合わせ、熱でワセリンが十分に柔らかくなってから塗るというもの。しかし、慣れなければ、厚めに塗ってしまうし、塗りむらもできる。そこで、製薬各社はソフトタイプのワセリンを開発している。私はそのほとんど(多分、市販されているのはすべて)を試してみたが、段違いに伸びがよいのがケンエー「ワセリンソフト」試しに他社のソフトタイプと比較して欲しい。(いずれも悪い品物ではないし、それに数百円だ)比べてみればケンエー「ワセリンソフト」の伸びの良さ、ベタつきの少なさが実感できるはずだ。ベタつきを嫌がる子供がいるお母さんに、私が勧めると「このワセリンは大丈夫だった」という感謝も頂いたことがある。【ポイント2】・・・秘密はワセリンのグレードと製造工程他社のソフトタイプワセリンと比べて、ケンエー「ワセリンソフト」の伸びがあまりに良いので、当初、私は「可塑剤(かそざい)を使っているのでは?」と思っていた。可塑剤とはものを柔らかくする添加物だ。そこで、健栄製薬に直接電話で問い合わせてみた。健栄製薬は、医療機関で使う消毒用アルコールのメーカーとして有名で、大坂にある。ワセリンソフトの成分について聞きたいとオペレーターに伝えると、男性担当者が丁寧に質問に答えてくれた。他社製品と比べると非常に柔らかいが、可塑剤を使っているのですか?と聞くと「いいえ、可塑剤は使っていません」 「他の添加物も入っていません」 では、ケンエーのワセリンソフトはなぜこんなに伸びがいいのか?「ワセリンのグレードの違いなんです」 高グレードのワセリンは、柔らかく伸びがよい、その代わり大量には作れないそうだ。「それと、製造工程の違いです」 製造行程が普通のワセリンより多いらしい。そのため純度が高く、柔らかいワセリンを作れるという。具体的なやりかたにも興味があったが、企業秘密もあるだろうから、詳しく突っ込んでは聞かなかった。健栄製薬の話を総合すると、要するに、ケンエー「ワセリンソフト」は稀少な高級ワセリンといったところだろう。健栄製薬のケンエー「ワセリンソフト」安全性は日本局方ワセリン以上。さらに、チューブタイプなので、雑菌やホコリが混じることがなく常に清潔。そして、他の保湿クリームと遜色ない伸びの良さで、ベタつかない。まさに、この冬最強の保湿クリーム。しかし、人気の高級ワセリンゆえ、冬の品薄は避けられない。特に小さなお子さまに使いたい方には、早めの確保をお勧めする。なお、健栄製薬の担当者によると、同社のケンエー「ベビーワセリン」も中身は全く同じとのこと。ちなみに、単価、送料とも最安値は爽快ドラッグだった。ベビーワセリン★税込1980円以上で送料無料★ベビーワセリン(60g) [爽快ドラッグ]
2013/09/17
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楽天Edy付きのクレジットカードを持っている人は、クレジットカードの有効期限切れと同時に残った楽天Edy残高の使い道に困ったことがあるだろう。もちろんコンビニ等で「Edyと現金で払います」と言えばEdyを使い切ることができる。しかし、残高が173円とか微妙な金額だと・・・そんなときは残ったEdyを募金で使い切ってみてはいかがだろうか?例えば楽天クラッチ募金を使えば震災や台風被害の被災地への義捐金が楽天Edy「1円」から寄付することができる。やり方は非常に簡単だ。楽天クラッチ以外にも楽天Edyで寄付ができる団体はいくつかある。今回は日本盲導犬協会を例にする。【日本の盲導犬不足について】日本では一種一級の視覚障害者が12万人おり、このうち5千~1万人が盲導犬を必要としているといわれている。一方、現役の盲導犬は900頭余で圧倒的な供給不足が数十年も続いている。盲導犬の育成に多大な費用がかかるのは言うまでもないが、盲導犬の引退後は多くの協会が老犬ホームとして引退犬を終生飼育する(多くの聴覚障害者は高齢犬の介護ができないため)。実は引退犬の老後のための費用も足りない。盲導犬団体も、患者団体も、厚生労働省すらも質が高い盲導犬をもっと育成し、それらの盲導犬が幸せな生涯を送らせるべきであることは十分に認識している。しかし、主に資金の問題で盲導犬の数を絞らざるをえない。↑この画像をクリックすると日本盲導犬協会のEdy寄付画面へパソリにEdy付きのクレジットカードを載せ、残額を確認しておく。Edy寄付の画面に残額を入力する。残額と振込額が同額で、支払い後残高が0円になることを確認して「OK」寄付完了。小銭が残っていたEdyはきれいに使い切った。期限切れ楽天Edyつきクレジットカードはハサミを入れて捨てよう。バスト専門医が監修したバストケアクリーム【DECOLLECE】デコルセ価格:8,800円(税込、送料別)お得な 60ml☆年齢からくる悩みに、オキシーライフのホメオパシーヒト成長ホルモン(hgh)!オ...価格:4,380円(税込、送料別)
2013/01/07
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職業柄もあって、というか学生時代からサプリメントに興味があって、これまで様々なサプリの効能を期待し、いろいろなサプリを買ってきた。時には複数のサプリをざらざらと飲んでいた時期もあった。だが、結論としてサプリというのはせいぜい1種類か多くても2,3種類しか続けられないのだということが実感できた。(経費的にも、労力的にも)サプリというのは続けないと意味がない。それこそ、この先何十年も付き合わないといけない。5~6種類のサプリを飲み続ける自信がある人はいるだろうか?ボディビルダーやリフターのようなサプリジャンキー(失礼!でも事実)でも、一線を引退したらサプリを摂らなくなる人も多いというのに?私には到底無理だ。というわけで今は「スーパーマルチサプリメント(超万能サプリメント)」1種類だけを飲むことにしている。スーパーマルチには多様なビタミン・ミネラルが十分以上に採れるほか、コエンザイムQ10、リコピン、αリポ酸、ノコギリヤシ、イチョウ葉などなど、注目の成分も含まれているのが特徴だ。いままで、スーパーマルチといえば「ライフフォースマルチプル」だったが、諸事情により日本での輸入ができなくなったようだ。いくつかの輸入代行に問い合わせたが取扱停止とか当分再入荷できる見込みがないとのこと・・・原因は説明されなかったが、成分が日本の薬事法にでもひっかかったのだろうか。そこで、他の様々なスーパーマルチを当たったが、この製品がライフフォースマルチプルと唯一比肩できる製品のようだ。他の製品は成分が不十分か高価すぎる。飲み始めて2ヶ月になった。ソフトゲルタイプはライフフォースで皆が苦労したあの独特の臭気がなく、胃からくる口臭の原因にもならない。とてもお勧めできる。■商品名:送料無料あり★【お得サイズ】アダム メンズマルチビタミン 180粒【2012_野球_sale】【2sp_121004_green】■レビュー内容日本で取扱中止になった超万能サプリ・ライフフォースマルチプルの代替品を探していましたが、これが成分的に一番近くいま入手できる「超万能サプリ」ではトップだと思います。特筆すべきはソフトゲルタイプはライフフォースやアダムで気になった臭いがまったく無いところ。職場でも飲めます。また湿気にも強いソフトゲルのようです。 もっと詳しく見る
2012/11/06
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○中国人の異常な所得格差は20倍!?中国共産党のジレンマ ~中国経済は回復も進化もできない。その理由~中国は「世界の下請け工場」であり、発注者の外資が手を引けばすぐ倒れる脆弱な経済大国だ。中国企業は安物づくりに特化して、モノづくりの国として成長しなかった。安物を作るしかないゆえ、中国人の90%は低賃金を宿命づけられている。中国の貧富の格差は先進国最悪・・・というより異常で絶望的なレベルというべきだろう。富裕層上位10%と貧困層下位10%の格差は実に約18.4倍。(※国連貧富比両端10%)格差が20倍近いというのはまともな先進国ではありえない。財政破たんが噂されるイタリア、ギリシャですら10倍ちょっとだ。ちなみに格差社会が社会問題化している日本は4.5倍でしかない。経済の急激な失速にあせった中国政府は2011年の第12次五ヵ年計画の中で「(海外からの)投資と輸出に大きく依存する成長方式からの脱却」との目標を掲げた。要するに外需依存から内需重視への転換である。しかし、かつての日本のように具体的な方策は挙げられなかった。それはそうだろう。内需転換のためには労働者の賃金と文化度を上げなければならない。だが、それは中国共産党が60年間避け続けたことだ。○中国7億人は政策貧民であり、政策愚民である実際、7億人を超貧困に固定し、愚民化するのは中国共産党の政策だった。7億の貧者がいなければ、外国は下請け工場を造ってくれない。発注もこない。中国共産党は彼らに富と知恵を与えることを避けてきた。ダンピングを続けたかっただけが理由ではない。中国共産党が最も恐れているのは大衆が知恵と金を持ち「市民」になることだ。大衆が力を持つと独裁政権=中国共産党は打倒されてしまう。ここに内需拡大したくても決してできない中国共産党のジレンマがある。彼らが知恵を得ないよう、中国共産党は報道、出版を徹底的に管理し、インターネットを監視している。矛先が自らに向かわなくするため、仮想的として日本を憎むよう教育する。貧者化・愚民化と「反日」は密接な関係がある。7億の貧者にまともな人権はない。基本的にデモは許されない。唯一当局がデモを許すのが「反日デモ」なのだ。反日デモが激しいのは日本が憎いからばかりではない。日頃のうっぷんを晴らす、唯一と言っていい機会だから爆発するのだ。そして、貧しい反日デモ参加者が2005年と2012年にやったことといえば抗議ではなかった。海外メディアが見たのは、警官立ち会いのもと公然と繰り広げられる破壊と略奪だった。○IMF「日本は欧米が逃げ終えるまで中国を支えろ」それでなくても欧米は対中投資を減らしはじめているのに、「反日デモ」という名目の公認略奪を見た欧米は、中国からの資金引き上げと投資削減を始めた。2010年以降、財政状況が悪化した欧米が対中投資を減らし、資産を引き上げてきた中、日本だけは中国市場の問題を楽観視してきたが、ようやく日本企業も対中投資を見直しはじめた。どう考えても中国の一方的な自爆にもかかわらず、2012年のIMF東京総会でラガルド専務理事は「世界経済は日中の完全な貢献を必要としている。領土問題での混乱は避けてほしい」と述べた。多くのIMF幹部も異口同音に「日中は領土争いをやめて経済協力を!」と諭した。言っておく。これは和平を望むメッセージではない。私が翻訳してあげよう。要するにIMF幹部は「我々は中国から投資を引き上げるが、そうすると中国経済が失速して我々も損をする。そこで代わりに日本が中国にもっと投資をしてくれ」と言っているのだ。こういった発言の根本には自国益主義はもちろんだが、深層心理には根強い人種差別意識があるのだろう。○投資減、企業は停滞・・・中国共産党はどうする外国の投資はどんどん引き下げられるのに、あいかわらず中国企業は売れるモノを作れないので利益がでない。しかも、労働者に外資系の工場でストライキを起こすのだけは容認してきたので、徐々に人件費が上がり、下請けを依頼するには高すぎるほどになった。労働者がせっかく賃金を得ても、粗悪な中国製品ではなく優良な日欧米の製品を買いたがるので内需が成長しない。おまけに、金をもった労働者が知識まで得て「市民」になり、これまで60年にわたって自分たちを支配し続けた中国共産党に反旗を翻しそうな情勢だ。一党独裁体制をしいてきた中国共産党は確実に追いつめられている。では、中国共産党はどのようにしてこの局面を打開しようとしているのだろうか?少なくとも2つを既に実行している。○軍事的圧力で東・南シナ海へ領海拡大一つは領海の拡大である。中国は日本との間に東シナ海・尖閣諸島、フィリピン・ベトナムなどとの間に南シナ海・スプラトリー諸島を争っている。本質的に大陸国家である中国が、これらの島を奪取して海洋進出しようとする理由は、領海図を書き換えたいからである。東シナ海・南シナ海が中国の領海になれば、地下資源(石油)、海洋資源(漁業)、そして海上交通路(他国の貿易)を支配することができる。これらはいずれも金を生み、パクリとダンピングしかできない中国のような三流国でも利益を上げられるようになる。特に海洋交通路=シーレーンを抑えれば、日本や東南アジアのような海洋国家を戦わずして屈服させることができる。○10年間だまされ続けたアフリカ二つ目はアフリカへの進出である。中国のアフリカ進出は当初(2000年頃)はとても歓迎されていた。しかし、2008年リーマン後、外資が中国から引き揚げはじめると、焦った中国企業は露骨になった。中国企業による不法な地下資源の採掘や、アフリカ人労働者の酷使が表面化した。賢明なアフリカ人たちは「これは中国によるアフリカ植民地化だ!」とようやく気づいた。中国と違って豊富なアフリカ資源(特に石油)。中国よりさらに賃金が安いアフリカ8億人。中国は20世紀にチベット、ウイグルを植民地化した。21世紀は資源が豊かだが、人々は貧しいアフリカを狙っている。中国はテレビや携帯電話など先進国では売れない中国家電をアフリカに売りつけ(それでもアフリカ人にとってはハイテク機器だ)、代わりに石油を格安で輸入している。アフリカで次々と大油田が発見されているのに、原油価格が高止まりしているのは、それらがことごとく中国に買いたたかれてしまうためだ。それならば、アフリカはまともな他国に売ればいいじゃないか?と思うかもしれないが、アフリカの石油パイプラインは中国製で中国が管理しているため、アフリカは中国以外に石油を売ることができない。産業インフラは中国企業のためだけに作られ、その現場でも常にアフリカ人は中国人に低賃金で雇われ、管理される。工業技術も必要以上は決して教えられない。中国共産党は自国の労働者にそうしてきたよう、アフリカ人を低賃金の愚民にしておきたいのだ。まるで19世紀の英国-インドのような典型的植民地政策を中国はアフリカで行っている。既に中国を脅威とみなしたアフリカ連合(AU)は「アフリカは中国型植民地主義にだまされてはいけない」との声明を出している。10年以上狡猾な中国と付き合ったアフリカ人たちは「中国との貿易はメリットがない」「アフリカは奪われ、利用されている」と気付き、打開策を模索している。○海洋進出とアフリカ植民地化を阻止せよこうした中国の動きは日本にとって大きな脅威だ。東シナ海と南シナ海を中国が制圧すれば、海洋国家の日本は資源も食料も輸入できなくなる。家電も車も輸出できなくなる。いつもは中国の顔色をうかがってばかりの経団連の家電・自動車メーカーが尖閣問題だけは邪魔しないのは、それが自由貿易(自分たちの利益)に関わることだからだろう。アフリカの植民地化とて対岸の火事ではない。アフリカ進出によって中国が軍事力を増大させれば、間接的に海洋進出につながる。もちろん、アフリカ人が不幸になるのは人道的にも見過ごしてはならない。だが、損得勘定・・・実利で言っても、中国に代わって日本がアフリカと「フェア」な経済関係を作れば中国式植民地政策に苦しむアフリカにとって光明となる。日本にとっても、資源確保、市場拡大のまたとないチャンスで両得Win-Winだ。そういう関係とは、約束を守りあえる国でしか成り立たない。中国とWin-Winはありえない。○日本が直面する「問題」とはなにか?「問題とは理想と現実のギャップである」とP・F・ドラッカーは言った。こうありたいのに、現実はそうではない、その状態こそが「問題」だと説明する。※例えば「お金が無い」こと自体は問題ではない。「ご飯を食べたいのに、食料を買えない」状態が問題だ。「平和で国民が幸せな国であること」というのが多くの日本人の理想だろう。すると問題は「平和と幸せ(豊かさが前提になる)が脅かされていること」・・・ということになる。次に問題を解決するためのツールを考える。歴史を振り返ると、日本は伝統的に外交が下手だ。国防力も憲法9条によってあまりに制限されすぎている(この点ももちろん要改善だ)。私が思うに日本が最も有効に使えるツールは「支援」だろう。人的支援もそうだが、経済支援は日本が今も世界一だと思う。これまでのように反日的な国に金をばらまいてはいけない。彼らはその金に感謝しないばかりか、武器を作って日本を攻めるだろう。ジャパンマネーは現実的な国益を見据えて戦略的に使うべきだ。日本が経済大国であり続けられるのは、劇的な改善がみられなければ長くて10年。この10年の間に、ジャパンマネーをどこに使うかが大事だ。具体的には、尖閣諸島を守りつつ、南シナ海の諸国を支援し、アフリカへ投資する。そして、東南アジア・アフリカと信頼と資金力を背景とした強力な政治経済提携を結ぶ。これ以上、国際社会に中国共産党の被害者を生み出さないために「ジャパンマネー」という協力無比なツールを使うのだ。もちろん、中国共産党が倒れて中国が混乱するのは一時的なリスクではある。だが、今の中国共産党のシナリオが着々と進行するのを見過ごす結果よりははるかにダメージが小さい。○中国経済の失速をあざ笑うのではなく・・・中国の経済体制はどのような仕組みで、どうして中国は問題を解決できないか?それを知ることは大事だ。だが、「なぜ知らなければならないか」について関心が低すぎるのではないか?単に無礼な隣国が困窮する可能性を楽しむに止まっていないか?日本が直面しているチャイナリスクは深刻だ。中国共産党は体制の維持に必死だ。もともと悪質な組織がなりふり構わなくなってきている。こういう時期だからこそ中国経済を知るのだ。中国経済が分かれば、なぜ中国が東・南シナ海に進出したがるのか、アフリカを植民地化しようとしているのかが分かる。中国の行動原理を知り、対策を考えるために、今の中国経済の矛盾と限界を冷静に分析する必要があるのだ。
2012/10/15
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○中国のGDPは粉飾決済中国経済の失速がいよいよ隠しきれないレベルになった。これまで中国経済の強さを示していたGDP成長は8%台を切り7%台に落ちると中国政府は認めた。7%成長とは日欧米には夢のような数字だが、成熟国と成長国では成長率は当然違う。日本は高度成長期には平均してGDPが9%成長した。しかも7%台というのもあやしい。実際のGDPはおそらく6%台か?悪くするとさらに低い。一般的に各国のGDPは「93SNA」などの国際基準で算出されるが、中国の場合独自のGDP算出法を採用して、実際よりGDPを大きく発表する「粉飾決済」だ。「中国政府が発表する数字は信用するな!」は国際常識だ。○中国株式市場はこの10年、アジアで唯一間成長していない!?この10年のアジア主要経済国(日本除く)の株価指数の動きを見てほしい000001.SS 中国・上海総合^JKSE インドネシア・ジャカルタ総合^BSESN インド・SENSEX30^KS11 韓国総合^TWII 台湾加権インドネシア(10倍↑)、インド(6倍↑)の躍進がめざましい。韓国(3倍↑)と台湾(2倍↑)は経済的にはほぼ成熟して日欧米に近いので伸びが悪いのは仕方ない。ちなみに同じ10年でタイ(9倍↑)、フィリピン(8倍↑)、マレーシア(2.5倍↑)、ベトナム(2倍↑)、シンガポール(2倍↑)、オーストラリア(1.5倍↑)だが、中国だけは10年前と株価が変わっていない(1.2倍)!?意外に知られていないが、アジア諸国の中で最悪の市場が上海市場なのだ!この事実が意味するところは「中国の企業は(まだ成熟もしていないのに)10年間まったく成長していない」ということである。○中国は世界の「下請け」工場中国のGDP(生産)は10年で10兆元→47兆元と5倍近く伸びた(と中国政府は発表している)。しかし、この間、中国株は伸びていない。なぜか?単純だ。中国企業が利益を上げられないからだ。中国企業が利益を出していない(出せない)端的な例を挙げよう。既に普及型パソコンはパーツを組み立てるだけのローテク産業になりつつあるが、こういった分野は中国が強い。世界2位のPCシェアを誇るのは中国レノボだ。(1位ヒューレットパッカード、3位DELL)〔2011年度決済〕・米HP(PC部門) 売上高295億ドル、営業利益17.7億ドル(営業利益率6%)・米DELL 売上高157億ドル、営業利益11.5億ドル(営業利益率7%)・中国レノボ 売上高296億ドル、営業利益5.8億ドル(営業利益率2%)レノボはDELLの倍の売上げで、営業利益は半分という薄利多売の見本のような会社であることが分かる。投資家ならどちらの会社の株を買うべきかは一目瞭然。しかしレノボとHP、DELLのPCが同じ価格だったら信頼性が低くブランド力もないレノボを買う人はいない。レノボは利益がでなくてもバーゲンセールを続けるしかないのだ。上海市場にはレノボのようなローテク薄利多売企業しかない。(私は「100円ショップ市場」と呼んでいる)これでは10年間株価が上がらないわけだ。中国は「世界の工場」といわれている。これは間違っていないが、誤解を与える表現だ正確には、中国は「世界の下請け工場」と表現すべきだろう。下請け業者にすぎない中国企業は、大きな利益は発注会社である日欧米に持っていかれ、わずかな工賃しか受け取れない。中国でモノを作って儲けているのは中国企業ではない。アップルであり、P&Gであり、トヨタであり、キャノンなのだ。○何を作っても100円ショップの中国企業通常、途上国は外資の力を得ているうちに自国の企業を成長させる。もちろん中国政府もそうしようとした。しかし、中国企業は低すぎる文化度、民度、政治制限(後述する)により成長できなかった。世界2位のパソコンシェアを誇る中国レノボは米IBMのPC部門を丸ごと買い取ってブランドを得た。だが、今やっているのは粗悪なパソコンの安売りだ。中国人には「ブランド=信頼性、優位性」ということが分からないらしい。中国家電最大手ハイアールは、日本の三洋電機の家電部門を買収した際「SANYO」ロゴを使う契約を盛り込んだ。5年、10年使い続ける家電を日欧米で売るのに「ハイアール」では信用されない。だから日本企業のロゴを付けたい。そういうことだ。中国人はブランドをロゴマークのことと勘違いしているようである。これから先、中国にブランドが誕生する可能性は低い。ブランドの意味を、理解できなければ・・・フェラガモやカルティエ、ハーレーダビットソンやアップルが小さな工房からいかにして今の地位を築いたのか理解できなければ、中国人はいつまでもロゴマークを買おうとするだろう。そして、すぐにロゴの価値を落とし、また下請け工場に戻って100円ショップに並べるニセ物を作り続けるしかないだろう。○中国が輸出できるのは「貧しさ」だけ今、中国経済が向き合っている現実は非常に残酷で深刻だ。それは中国が輸出できる唯一の商品は『貧しさ』という現実だ。イギリスの経済学者は「中国はデフレを輸出している」と断じた。(そして、中国デフレを大喜びで買っているのは日本だ。日本が長すぎるデフレから脱却できない理由の一つは「100円ショップ」「プライベートブランド」「ユニクロ」などのMade in Chinaにある)しかし、中国が安物・・・労働者の貧しさを売れなくなったら何か買う物があるだろうか?・まず、中国には技術はない。他国の技術を盗んだり、買ったりすることはある。しかし、急速に進化する技術は自分で育てなければ、早々に陳腐化する。・そして、中国には資源がない。中国の土地は広大だが、石油も石炭も、金属も、農地も、水すらない。十分でないのだ。どれも中国13億人にはあまりに足りない。2010年、尖閣諸島沖で中国漁船が海保巡視船に体当たりして船長が逮捕された際、中国政府はレアアースを輸出規制した。逆に言えば日本にダメージを与えられる輸出品がレアアースぐらいしか無かったのだ。○IMFに「内需強化しろ」と言われてもできない中国国際通貨基金(IMF)は中国経済の減速を心配して「内需に力を入れなさい」と諭した。この忠告は『貧しさ』を失ったとき、中国経済は死ぬというジレンマを無視している。中国は「世界の下請け工場」であり、株価を見る限り少なくとも10年間、中国企業は下請けと安物売りしかしてこなかった。下請けも安売りも低コスト・・・つまり中国人労働者の低賃金によって成り立っている。日欧米の高級財を買っているのは中国のわずか2500万人の超富裕層(年収35000ドル超)である。日本にツアーで来て、温泉を楽しみ、家電を買いまくるのはこの2500万人である。(この2500万人のうち90%が中国共産党の関係者だという)さらに、中級財を買えるのは9000万人の中所得層(年収15000ドル超)だろう。中国に進出している日欧米の企業はこの1.3億人(中国人口の10%)をターゲットにしている。残る12億人は低所得層であり、そのうち7億人は5000ドル以下(年収40万円以下)の超貧困にあえいでいる。そして、この超貧困層7億人が中国の目玉商品「安物」の作り手であり、中国経済の屋台骨なのだ。中国政府がIMFが言うように内需に舵を切りたいのであれば、この7億人の所得を倍増しなければならない。しかし、彼らの所得を上げるということは企業に「賃金を今までの倍払え」と言っているようなものである。東南アジアに工場を移転できる国がいくらでもあるのに、どの外国企業が中国などに工場を残すだろう。安物しか作れない中国企業が、どうやって賃金を上げられるというのだろう。中国労働者はいつまでも貧困層でなければなく、ゆえに中国企業は安物しか作れない、そして労働者の賃金は上がらない・・・この貧しさのスパイラルの中でしか中国は生き延びられない。中国が直面している現実であり、限界だ。【送料無料】ケン・フィッシャ-のPSR株分析 [ ケネス・L.フィッシャ- ]ウォーレン・バフェットの投資法に多大な影響を与えた「"超"成長株投資」で有名なフィリップ・A・フィッシャーの息子であるケン・フィッシャーが父の理念を実践するための具体的な方法を確立。3~5年で3~10倍になるスーパー株式をPSRやPPRからスクリーニングする。
2012/10/15
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森達也はオウム真理教の密着取材をまとめた「A3」で脚光を浴びたジャーナリスト。著書に「A3」「靖国」「死刑」「世界はもっと豊だし、人はもっと優しい」など。孤高のジャーナリストとして人気があり、モットーは「大衆とは違った視点」。傾聴に値する意見も多いが、基本的には左翼的思想家と私は思う。森達也が尖閣・竹島問題について寄稿した「加熱する領土問題、譲渡することも一つの選択肢だ」〔ダイヤモンドオンライン 2012.9.28〕の内容があまりにひどかったので、反論したい。なお原文は5ページにわたる長文なので、森達也の文意が変わらない程度にトリミングした。 ポール・サイモンが歌う『El Condor Pasa』(邦題は『コンドルは飛んでゆく』)の中盤に、以下のような歌詞がある。人は大地に縛りつけられて世界で最も悲しい声をあげるとても悲しい声をあげる なぜ人は、カタツムリやオランウータンやイルカやミミズよりも、悲しい声をあげるのだろう。世界で最も悲しい理由は何だろう。 土地の所有をめぐって争うからだ。初っぱなから頭が痛い。「コンドルは飛んでいく」は厳しい寒さと乾燥のアンデス山脈に伝わる民謡だ。悲しい声はアンデスという不毛の土地で、それでも生きていかねばならない辛さを歌ったもので、領土紛争とは無関係。 こうして地上に降りてきた人の先祖は、群れて生活することを選択したことで、自分のテリトリーと群れのテリトリーを、ほぼ同一視するようになった。だからこそ土地をめぐっての争いが、個VS.個から群れVS.群れになった。さらに発明した武器や火薬を使うことで、より大規模に相手を殲滅できるようになった。つまり戦争だ。この部分は歴史的にも正しい。そして、この正確な認識によって、後述するよう、森達也の論理は破たんする。 尖閣や竹島をめぐる騒動が起きる直前までは、世界204の国から集まったアスリートたちが競い合うオリンピックがロンドンで行われていた。全世界の人たちがテレビやネットでその結果に一喜一憂し、時には称え合い、閉会式では「国境なんかないと想像してごらん」とジョン・レノンが歌う「イマジン」が大きくフューチャーされた。森達也は「竹島は我が領土」のプラカード事件のことを知らないらしい。サッカーやバスケットボールで、多くの日本選手が韓国選手に負傷させられていたことも知らないらしい。 でも領土問題については、まるで遺伝子レベルで刷り込まれているかのように(実際にそうなのかもしれない)、人はいまだにテリトリー争いをしていた太古の時代の感覚から一歩も抜け出すことができずにいる。左翼的思考にありがちな意見である。人間も動物である以上、本能を基本として行動する(例えば異性に対する恋愛感情)。そして、最低限のルールを守るべく理性で本能をコントロールする(暴行やストーキングをしない)。医学的にも、社会学的にも、本能から抜け出すべきという前提がそもそも誤っている。 1979年に来日したトウ小平は、日本の記者から尖閣問題について質問されたとき、「この問題はしばらく置いてよいと思う。次の世代はわれわれより知恵があり、実際的な解決法を見つけてくれるかもしれない」と回答した でも問題を先送りにして次の世代に託したとしても、発想や思考方式を変えないかぎりは、間違いなく新たな知恵など出てこない。 ならば「譲渡する」ことも、一つの選択だと僕は思う。トウ小平の先送り提案から「譲渡する」に一気に話が飛躍する。論理展開がめちゃくちゃなのだが、森達也の著書を2、3冊読めば分かるよう、この人はいつもこの調子である。まず、トウ小平の先送り提案は、当時まだ国力の無かった中国が「いずれ国力を蓄えて尖閣を奪取する」ための、先延ばし戦略であったことは、現在の中国の対応を見ても明らかである。このトウ小平のしたたかな計算をあくまで「次世代の話し合いによる平和的解決」を示唆していると思いこみ囚われているのが森達也という人の限界だ。さらに言えば、森達也のような左翼的思想家は自説に固執するあまり、現実の事態を直視せず、自己と違う他人の意見を受け容れない傾向がある(森達也著「死刑」はその典型)。では、なぜ「譲渡する」という極端な意見が飛び出すのか? 人が居住しているのなら話は別だ。でも尖閣にしても竹島にしても北方領土にしても、現時点で日本国籍を有する人は住んでいない。 あまり知られていないことだけど、国土面積において世界第61位の日本は、排他的経済水域の面積については世界第6位にランクしている。韓国はもちろん、中国やロシアよりも大きいのだ。ならば「ムキになる」以外の選択肢を示すことも、次の世代としては可能なはずだ。 日本は広い海をもっているのだから、いくらか韓国、中国、ロシアに渡してよいというのが森達也の感覚らしい。 要するに「お金持ちは強盗にお金を渡していいんじゃない」と言っているわけだ。 「法治」という概念を踏みにじる浅はかな考えである。野良猫に餌をあげるのとはワケが違うのだ。 「あまり知られていないことだけど」と森達也は語るが、ふつうに新聞テレビを見ている人なら日本が世界有数の海洋国家であることは常識レベルだ。 そして、中国やロシアは大陸国家であり、排他的経済水域が日本より小さいのは当然だ。 森達也の根本的な間違いは「島」が大事なのは人が居住するためでなく、排他的経済水域が決定されるためであることを知らないことにある。。 各国は排他的経済水域で漁業や資源などの開発を行う。 その代わり、水域内における環境保全や安全管理の責任を負う。 尖閣に上陸したのは香港の活動家たちだ。ところがその意趣返しのように日本から上陸して日の丸を掲げた10人のなかには、活動家だけではなく5人の地方議員も含まれていた。ならば意味がまったく違う。あまりに軽率だ。 なぜ香港の活動家の上陸より日本の議員の上陸を「軽率」と非難するのか理解に苦しむ。 おそらく森達也の持病である「日本嫌い病」のためであろう。 法的に言えば、香港活動家の上陸は「出入国管理法違反」であり、国が国なら射殺されていてもおかしくない重罪だ。 一方、日本議員の上陸は立ち入り禁止場所に入った「軽犯罪」であり、森達也とは逆の意味でまったく意味が違う。 尖閣に上陸した香港の活動家たちは決して中国人の総意を体現しているわけではないし、イ・ミョンバク大統領のスタンドプレイを苦々しく思っている韓国人も数多い。メディアはそうした多面性を伝えなければならない。絶対に単純化してはならない。今こそ抑制を働かせなくてはならない。 要するに中国・韓国の自制的な一面も報道せよと言っている。これは正しい。 そして、実際ネットメディアでは中国や韓国がどのぐらい自制的かということは報道されている。○韓国の自制度・・・韓国大統領の事務遂行機関の「特任長官室」は上陸翌日の11日、ある世論調査専門業者に依頼し、実施した調査結果で「84.7%が‘大統領として当然行使すべき国土守護の義務果たした点で肯定的だ’と評価した」と発表した。 〔ライブドアニュース〕○中国の自制度・・・尖閣諸島の魚釣島に上陸して日本の当局に逮捕された香港の活動家ら14人のうち、7人が17日夜、香港の空港に帰還した。出迎えた人々からは地鳴りのような大歓声が上がった 〔サーチナニュース〕今、中韓がどのぐらい自制的か、こういった記事で大勢は分かる。森達也もジャーナリストなのだから、自制的な中国・韓国人の姿を自ら取材すればよいだけの話だ。といっても、少なくとも現時点で中韓の著名人が「自制的な」コメントをすることは、彼らの身に危険が及ぶリスクを負うが。 もう一度書く。領土とは利権だ。ならば交渉はできる。何かに置き換えることも可能なはずだ。ところが多くの人はこの問題になると硬直する。森達也は領土を中韓に譲れば、資源や漁業権などの交渉ができると述べている。日本の領土でない島に、日本が領有権を主張しているのならばそういった「あざとい」交渉も悪くないだろう。しかし、あえて「利権」という言葉を使って嫌悪感を招いているが、領土とは「財産」である。少子高齢化が進み、天災の傷跡深く、社会制度の将来も暗い日本が、地下資源や海洋資源といった財産を「森達也式理性」のために放棄するのは、国民を路頭に迷わせることである。そして森達也は最後にこう結ぶ。 無用な諍いや争いを回避するためならば、少しばかり領土や領海が小さくなってもかまわない。弱腰と呼びたいのなら呼ぶがよい。でもこれだけは絶対に譲らない。私たちは自国と他国の人たちの命を何よりも大事にする。森達也はどうやら国際司法裁判所や国際海洋裁判所の存在を知らないらしい。もちろんそんなはずはない。「戦争か、譲渡か」の2択しか無いように読者に印象づけるのが、森達也のやり方だ。それにしても「命のために譲ろう」とは・・・森達也の根本的な欠陥が顕れた主張である。歴史に学ばず「譲れば争いは防げる」と思いこんでいるのである。森達也の思いこみとは裏腹に歴史は物語る。「譲れば争いが起きる」のである。かつて、ヒトラー率いるドイツ軍が強引にズデーテンに進駐した際、開戦を恐れた英仏首相はこれを黙認したばかりか追認までした(ミュンヘン会談)。「ドイツは第一次大戦の敗戦で、領土を失い、莫大な賠償金も払った。これぐらい大目に見よう」というのが、ヨーロッパの各新聞の論調だった。異常な平和主義に陥っていたヨーロッパの大衆もこれに納得した。(まさに今の森達也と同じ論理である)しかし、ヒトラーは次々に領土要求をエスカレートさせ、その要求を次々と飲んだヨーロッパ首脳が「宥和政策にはキリがない!?」と気づいた頃には、ナチスドイツは無敵の状態となっていた。一方、キューバ危機ではソ連のミサイル配置に対し、ジョン・F・ケネディはミサイル撤去の要求を断固として「譲らなかった」。結果、ソ連フルシチョフはキューバからミサイルを撤収し、その後、ソ連が崩壊するまで米ソの軍事的衝突は起こらなかった。森達也が誤解しているように、大事なのは島の土地ではない。日本人の生命と財産と主権が大事だからこそ、領土問題で「譲って」はならないのである。中韓と無用な争いを避けるためにこそ、領土問題で「譲って」はならないのだ。森達也は弱腰などではない。若い頃はかなり危険な思いもしている。彼のジャーナリストとしての意志の強さには敬意を示す。森達也は弱腰ではない。無知なのだ。それゆえ、日本人と中韓との関係を損なう浅慮を晒してしまうのだろう。
2012/10/02
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NTTひかりTVをHDMIでTVに接続ひかりTVをS端子でHDDレコーダーに接続(この小さい画面で録画される)NTTひかりTVをHDMIでTVに接続ひかりTVをS端子でHDDレコーダーに接続(この小さい画面で録画される)これは我が家のNTTひかりTVの画像である。HDMI端子を使ってREGZAにデジタル接続すれば上の画面のようにフルHDで表示される。だが、NTTフレッツ光TVの番組を録画しようとHDDレコーダーにコンポジット端子やS端子で接続すると下の画面のように上下左右がカットされ画面が小さくなってしまう。このように画面が小さくなることを「額縁放送」という。NTTひかりテレビの番組をハードディスクレコーダーに録画するときは「額縁放送」の状態でしか録画できないのだ。一応、PM-700というNTTひかりテレビのSTB(セットトップボックス・インターネット回線でテレビ信号を受け取る装置)にはUSBハードディスクが接続できHD画質で録画できるが(1)とにかく使い勝手が悪い(2)致命的に反応が遅い(3)予約録画しにくい(4)スキップやチャプターといった再生機能が使えない(5)DVDやブルーレイに焼けない・・・等々、一般のハードディスクレコーダーより格段に不便でフラストレーションが溜まる。この額縁放送どうにかする方法はないかとNTTひかりTVのカスタマーセンター(0120-001-144)に相談してみた。対応してくれたサポートの方は「コンポジットやS端子での接続はブラウン管テレビのための仕様で変更できない」「額縁放送を解消できる新しいSTBが生産される予定もない」「申し訳ないが(これから先も)額縁放送が解消されることはない」と呆れるぐらい気持ちよく断言してくれた。ケーブルテレビの場合、ハイビジョンデジタル放送をS端子でハードディスクレコーダーに接続しても(画質は落ちるが)額縁放送になることはない。電気系には強くないので細かいことは分からないが、ネットで調べた限りケーブルテレビとNTTひかりTVでは「元々の映像信号が違うから」ということらしい。とはいえ、あの使い勝手の悪いNTTひかりTVのSTBハードディスクで撮り溜めした連続ドラマを見る気にもなれない。(連続再生も、チャプターも、フォルダ機能もないのだ!?VHSビデオデッキよりも使い勝手が悪い!)加えて、2012時点で基本チャンネルにJ-SPORTやフジテレビONE、TWOが入っていないのも痛い。特にJ-SPORT無しはサッカーやバスケ、WWEを観たい人には致命傷だ。というわけで、私は地元ケーブルテレビへの乗り換えを真面目に検討している。せっかく光ファイバーの環境を手に入れたというのに非常に残念だ。今後、NTTでフレッツ光、ひかり電話、ひかりテレビの3点セットを導入しようと検討している人は、額縁放送に耐えるか、VHSビデオよりも貧弱な再生機能に耐えるか、上の画面を見てよーく考えることをおすすめする。【ひかりTVのカスタマーセンターに電話が繋がらず解約できない場合】基本的にひかりTVのカスタマーセンター(0120-001-144)は非常に電話が繋がりにくい。(私の場合、日曜だったが10回ほどコールしてようやく取り次いでもらえた)運良く繋がっても「ビデオサービスなどを無料にするから解約は待ってくれ」などと引き留められる。そうして一週間ほど様子をみて、やはり解約しよう!となると、今度はさらに繋がらなくなる。というか不自然な位に繋がらない。2日続けて各10回以上コールほどしたが「電話が非常に混み合っているのでお掛け直し下さい」の音声案内の後、勝手に切られる。「もしかして解約の連絡と知って、自宅電話番号は取らないのでは・・・」と疑ってしまうほどだ。カスタマーサポートが電話を取ってくれない時にはいい方法がある。それは「新規お申し込み窓口(0120-555-468)」に連絡するのだ。流石は新規のお客様窓口。1コールで繋がった。「解約したいのですが」「こちらは新規のみの受付ですので、カスタマーサポートにお掛け直し下さい」「ではカスタマーサポートから折り返し連絡下さい。まったく繋がらないので」「・・・分かりました。お時間のお約束はできませんが折り返し連絡させます」と渋々ではあるが、折り返し電話の対応をしてくれる。【送料無料】コラァ!中国、いい加減にしろ! [ 辻本貴一 ]ブログ「中韓を知りすぎた男」で有名な辻本貴一氏の著書。三橋貴明が財務データがら中国、韓国を分析するのを得意とするのに対し、辻本貴一氏は長年中国と韓国で会社経営をしてきた経験を基に中国人、韓国人のメンタリティから中国、韓国を分析する。中国、韓国とも「政治誘導反日」をしているが、そのバックボーンが両国で違う(単純に国民性の問題ではない)ことに気付かされる一冊。一連の竹島・尖閣領土問題や反日行動を見ていると、辻本貴一氏の中韓分析が非常に正確である事を再認識した。領土問題の解決策が見えない今だからこそお勧めしたい。
2012/09/23
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「国民」の定義を明確にせよ話はそれからだ。※かつて国民新党を結成した亀井静元代表は、同じ質問に対し「(党名の)国民とは日本国籍を有する人のこと。(在日)外国人は含まない」と明言した。
2012/07/12
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次長課長・河本ら吉本興業タレントがらみの生活保護不正受給に関するメディア側の姿勢があまりにも酷い。言わずもがなだが、吉本興業はタレントを多数排出し、テレビ・ラジオ局とは蜜月関係だ。必然、テレビ局と資本関係の新聞も吉本興業には強く出られない。しかし、この問題に関するメディアの報道を見ていると、メディアがどのように視聴者を自分たちの論理に誘導し、印象操作して世論を作り出しているかが分かり易くあらわれている。以下、今回の件で濫用されている「印象操作」を揚げてみるので、注意してテレビを見てほしい。1.「不正ではない。役所が認めていたから」もう聞き飽きた感がある「公務員悪玉論」で非難の矛先を変えたいようだ。こういうタレントやコメンテーターに聞くが、役所(福祉事務所)は本当に高収入タレントの身内に生活保護を漫然と認めるだろうか?吉本芸人 「あの、私は年収1000万円で余裕はありますが、扶養したくないので母の生活保護を認めてください」ワーカー 「もちろん、いいですよ」そんなわけはない。タレントが正直に収入を申告せず、経済状況を偽ったからこそ、生活保護を打ち切ることができなかったのだ。虚偽申告をした側が一方的に悪質だ。2.「芸人も悪いが、不正を見抜けなかった役所が一番悪い」不正を見抜けないのはお役所仕事だから、怠慢だからという。(そもそも役所の怠慢があったら不正行為が正当化されるのだろうか?)「怠慢」という前に福祉事務所のケースワーカー数が少なすぎるくらいは、少し勉強すれば分かるはずだ。各自治体1人のケースワーカーの受け持ちは30~150人という。さらに家庭事情を詳しく調べられるような警察権は当然なく、不正の疑いを持っても役所やワーカーだけでは何もできない。これはもともと、現在の生活保護が「性善説」を基本としているからで、法の問題ではあっても役所・役人の怠慢などではない。生活保護の実態を本当に知らないコメンテーターはいないはずなので、この点を恣意的に隠して印象操作をしている点が悪質だ。(もし何も知らずにコメントしているのだとしたら、以後その人の発言は無視すべきだろう)3.反省し、今後は辞退するのだから、これ以上非難するのはバッシングそもそも、生活保護は「生きるか死ぬか」の切羽詰まった状況で、はじめて発動される「最後の命綱」。命綱を辞退というのは「ありえない」。辞退したら死ぬ・・・という人のみに支給されるものだ。経済的な余裕を隠した不正受給だからこそ「生活保護辞退!?」などという異常な対応が可能なのだ。ここ数日の報道を見ていて「生活保護を辞退ってありえないんだが」と正確な突っ込みを入れたコメンテーターを見たことがない。4.本当に困窮している人の話と混同させようとする問題になっている河本、西野ら吉本興業タレントは、親との良好な関係をたびたび話題にしてきた。つまり、親族関係は破たんしていなく、扶養を拒む合理的理由はない。その上で「(300万円の腕時計を持っていますが)不安定な職業で…」「(毎月40万円のマンションのローンを払っていますが)人気商売ですから…」このような身内がいる人間と痛ましい「おにぎりたべたい事件」や「老姉妹衰弱死事件」のような事例を恣意的に混同させようとするコメンテーターには要注意だ。不正受給者をはじくためのやむを得ない審査の厳密化が本当の弱者への支給を遅らせている。本当の困窮者を殺したのは、不正受給者であるという指摘は的外れではない。生活保護制度については、過去の記事「「働かざる者、食うべからず」とは、その真の意味」にも書いた。もちろん、本来の弱者救済から、貧困ビジネスや不正受給、怠惰セーフティネットに変貌しつつある生活保護の問題点も掘り下げなければならない。しかし、今回の問題に限って言えば、吉本興業のタレントという興味深い対象でもあり、むしろメディアの印象操作の手口を知る上で参考になる。
2012/05/29
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【AKB商法は凄い】「金で票を買う」「AKB商法」とAKB総選挙は非難を浴びた。だが、秋元康がやっているのは商売なのだから、合法的に利益を上げることは商売人としては正しい。しかもAKB48の場合、アイドルはAKBで夢を追いかけ、その姿を見てファンは思い入れを強くし、運営側はしっかり儲かるという見事なシステムができあがっている。多少、投資なるものをやっている身としては「48株式会社」が上場していたら、是非とも株を買いたいぐらいだ。【「アイドル育成」を知り尽くした秋元康】従来アイドルにも「ファンが育てる」という概念はずっとあった。そして完成したアイドルからファンが離れていけば、そこで人気は停滞し、やがて消えるというのが従来モデルだった。だが、このシステムを知り尽くしている秋元康は「育てる」の部分に特化し、育てることに課金をするシステムを作り上げた。それが、批判の多い「金で票を買う総選挙」でありCDを買ってはじめて参加できる握手会だ。秋元康はファンとメンバーの距離を縮めることにより、良く知り強い思い入れを持つ、確実な資金源ファンを確保している。さらに、ファンやTV局はネットや番組でエピソードやメンバーの素顔を紹介し、資金源ファンは次々と増えてゆく。資金源ファンはプレーヤーとしてゲームに参加しているのだが、プレステと違ってリアルな世界のゲームだ。育成したいアイドルは実在の少女だし、プレイするにはお金を使わなければならない。そして、投資をすればするだけ、その子のランク上がる。ランクは「メディア選抜」などと露出度に変換される。露出度が増えれば人気は後から付いてくる(心理学でいう「単純接触効果」)のは当たり前だから、テレビで見てるうちに実際にAKBが好きになったという人も増えてくる。(つい最近、女子小中学生数人と話す機会があったのだが、彼女たちのAKB熱はすごかった・・・)すると、ファンに頼らなくても一定の収益が上げられるようになる。【ファンは歌が下手でもダンスが重くても構わない!?】K-POPなどと比較したAKBの歌唱力やダンスへの批判も的を射ていない。極論をいえばAKBファンにとっては歌などどうでもいいのだ。(個人的に「桜の木なろう」は長く歌い継がれる名曲だと思うが)意味がわからない人は一度AKB劇場の公演を観るといい。ミリオンセラーのヒット曲は歌われず、劇場曲は陳腐なアイドルソングばかり、歌もダンスもいまひとつ。それでもファンは大変喜んでいる。結構なことではないか。48グループの歴代曲の中からファンが投票で好きな曲を選ぶセットリストベスト100というイベントがあった。■AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 20121位「ヘビーローテーション」 AKB48 17thシングル2位「Everyday、カチューシャ」 AKB48 21stシングル3位「孤独なランナー」 SDN48公演曲4位「フライングゲット」 AKB48 22ndシングル5位「チームB推し」 チームB公演曲6位「愛しきナターシャ」 チームB公演曲7位「風は吹いている」 AKB48 23rdシングル8位「抱きしめちゃいけない」 AKB48シングル収録曲9位「泣きながら微笑んで」チームK公演曲(大島優子ソロ)10位「夜風の仕業」 チームB公演曲(柏木由紀ソロ)ランクインした局を見ると、トップテンに知名度の高い曲はほとんど入らず、知らない曲ばかり。実際聞いたが、ありきたりのアイドルソングで聴き応えもない。だが、ファンと話すとそれぞれの曲が選ばれた理由がよく分かる。「大島優子が唯一センターを努めた曲だから」「バッシングに耐えてきた柏木由紀のソロ曲だから」「SKEを支えてきた松井玲菜のソロ曲だから」「解散するSDN48の曲だから」「諸事情で不遇な時期をすごしたチームの曲だから」ファンにとって大事なのは、その曲にまつわるストーリーであって楽曲そのものではない。好きなメンバーが活き活き歌っている姿を見ること、好きなメンバーの声を聞くことが目的なのだ。【ストーリー性を重視する秋元演出】ファンにとっては歌は平凡でいいし、ダンスもキレキレでなくてかまわない。なにせAKB48というのは「アイドル育成シミュレーションゲーム」なのだ。批判が多いのはともかく、純粋に課金型ゲームとして見た場合、AKBというのは非常に優れたシステムだ。歌もダンスもそれなりに上手だが、完成されすぎて伸びしろが無く、欧米POPの型にはまりすぎて応用が利かないK-POPが太刀打ちできないのも無理はない。確かに秋元康が言うように「AKBは歌もダンスも下手だが、それを一生懸命やっているのがいい」のだ。アイドル育成シミュレーションゲームなのだから、育成するだけの余地がないのは逆に不利だ。最近、秋元康は指原莉乃という、顔も平凡で、歌もダンスもいまいちで、テレビ的にもいまいち面白くないメンバーを「推している」という。理由は「見事にダメだから」だそうだ。この記事を読んで、私はこのブログを書こうと決心したぐらいだ。さすがAKB生みの親の秋元!なんと合理的な理由だろう!!育成しがいがある娘ほどゲームキャラとしてはいい。サクセスストーリーほど人は思い入れしやすく、自分に重ねたくなる。つまり、キャラにファンが喜んで投資するには、思い入れは強ければ強いほどいい。指原莉乃の例は、秋元康が仕掛けた感じだが、AKBはストーリで成り立っているグループだ。少女達の苦労エピソード、心温まる友情談、努力と運命のストーリー・・・そんなものを意図的に、間接的に秋元康は作り出している。たとえば「センター・前田敦子」「ナンバー2・大島優子」は秋元演出の好例だろう。前田敦子は15歳の時に秋元康に突然「センターは前田」と任命された。古株のファンでない私でも、不器用な性格の前田がセンターになったがため、これまでにしてきた苦労は、昨今のバッシングを見るだけで察することができる。一方、芸能歴が長く、万事器用で頭が良く、努力家で気配りができる大島優子は、常にその実力と努力と人柄を認められてきたが、決してセンターの配置換えはなかった。この絶妙な人員配置が、「前田と大島」というパワーバランスを作り出し、3回の総選挙のテーマを作り出した。当の前田と大島が、非常にナーバスになり、考え、発言し、行動してきたことはファンの感動あるいは反感を生んだ。ところで、これを運営側から見ると「前田と大島」が盛り上がれば盛り上がるほどお金が入るわけで、大変結構なことだ。アンチ前田は大島の努力に報いさせるために資金を投じ、前田を守ろうとする勢力は大島に負けないよう資金を投じる。どっちにしても運営側が儲かるのには変わりがない。当の本人達(特に前田)にとっては気の毒な話だが、運営側は二人の関係が複雑になればなるほど儲かるという仕組み。しかも、本人たちとファンはいたって真剣なのだから、これほど魅力的な商品と忠誠心の高い顧客はない。何度も言うが、AKB商法は実に上手くできている。すばらしい。【AKB最大のリスクは「人気」】とはいえ、このアイドル育成シミュレーションゲームのシステムは3つの弱点がある。第一に、人気が出たメンバーはファンが見放すのだから(一般に最も人気がある板野友美の総選挙8位転落など)、常に新しい素材・・・アイドル候補の少女を提供しつづけなければならない。第二に、常に変化を求められる。メンバーのキャラクター多様性の話だ。これまで受けていた「前田のような・・・」「大島のような・・・」という素材ではなく、常に違ったタイプが求められる。第三に、これが最大の問題なのだが、現在のAKB48のように人気が出過ぎてプレーヤーが急増すると、投資した金額に見合うリターンが得られなくなる。総選挙で言えば、第1回の総選挙では十万円あれば大きくランクを動かせたが、第3回総選挙ではもはや百万円を投入しても大勢に影響はなくなってしまった。これはプレーヤーのモチベーションが下がる。課金型ゲームで、高額なアイテムが役立たずというのは最もプレーヤー離れを引き起こすからだ。秋元康は1980年代のおニャン子クラブ時にまさにこの問題で行き詰まり、方向性を失ったおニャン子は最期はバラバラに解散した。メンバーは数人しか芸能界に残れなかった。今回48プロジェクトでは、秋元康は「地域密着型・リスク分散」「計画的な新キャラの提供」で延命対策を取っているようである。だが、長期的視野でこのゲーム性を維持するのは困難だし、そもそも秋元康のような飽きっぽい人がそのような事を考えているとも思えない。なにしろ、AKB48では第三のリスク「人気上昇に伴うファン離れ」は既に始まっているのだ。ファンは成熟したAKBから未完成のSKE、NMB、HKTに流れるだろうが、それも永遠には続けられない。おニャン子クラブの数少ない生存者・生稲晃子がテレビでAKBのメンバーに言っていた「気を付けて!秋元先生はすぐ手を離すから!」秋元ら運営側があと数年で莫大な収益を確保し、商品価値を見いださなくなったら・・・48グループのメンバー達はおニャン子のように・・・いや、サービスが終了したオンラインゲームのキャラクターのように見捨てられるだろう。最初に私は「48株式会社」があったら株を買いたいと書いた。もちろん、ある程度値上がりをしたら売る前提で、、だ。投資家として、長く持ち続けられるタイプ株ではない。
2012/02/27
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自分を主張したいとき一番簡単なことは「私は正しい」って言うことなんですすぐに言えます正しさなんてバカでも言えるんです「あなたは間違っている」なんてバカでも言えるんです相手の揚げ足を取ることは一番のおバカさんでもできるんですだから人は自分自身が寂しいときほど自分自身が独りでいたくないときそして素直に一緒にいて欲しいといえないときには正しさをふりかざすんです名越康文 (精神科医)自分は正しいと思いこんでいる人間はやっかいだ。なにせ正しいかどうかに関心がない。ウォルトマン(劇作家)
2012/01/10
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国会でもメディアでもTPPを推進する意味が「理解できない」と90%の国民が言っている。TPP推進派が、TPPの知識を持つ国民の理解を得られないのは、彼らの目的が市場原理主義の実現であって、国民の幸福ではないからだ。ピーター・ドラッカーは「経済は目的ではなく手段である」と喝破している。目的を、国民が希求するものを見失ってはいけない。国民が求めているのは自由貿易でも規制緩和でも微々たるGDP増などでもはない。ましてや、TPP推進派が「外圧で破壊せよ」と気炎を上げる農協や医師会の打破など興味もない。国民が求めているのは、ただ、ささやかな「国民の幸福」のみだ。ゆえにデメリットを誠実に語らないTPP推進派が国民から支持されないのは当然だし、「国民の幸福に反していけない」と主張するTPP反対派が圧倒的に支持されるのは必然なのだが、市場原理主義者はそのことに気づく様子がない。いや、TPP推進派の中には「自由貿易、規制緩和で経済を活性化すれば、国民を幸福にできる」という識者もいる。だが、これは耳触りこそよいが、まさに目的と手段を意図的にすり替えた典型だ。読んでのとおり、彼らの目的はあくまで市場原理の実践であって、国民の幸福は手段にすぎないと宣言しているのだから。もし、TPP推進派の誰かが「国民の幸福のために、TPPや市場原理主義がいかに有効であるか」を分かりやすく説くことができれば、彼らは拍手で歓迎されることだろう。だが、寡聞にしてそのような高説を聞いたことはないし、そもそも彼らが国民のために懇切丁寧な説明をするかどうかもかなり疑わしい。一般にTPPを推進する識者は知識が豊富で、持論に強固な自信を持ち、反対意見にぶれない。要するに頭が固い。彼らにとっては、「市場原理」という主義主張を堅持することが唯一の目的であり、国民の幸福は大した問題ではないからだ。そんな市場原理主義者の実態を端的にあらわす実話がある。市場原理主義全盛の1929年。世界大恐慌が起こった。世界中で失業者があふれかえり、アメリカなどは失業率25%という未曾有の国難に陥った。当時の市場原理主義の重鎮アーサー・セシル・ピグーは、「市場に任せておけば、必ず失業問題は解決する」と豪語したが、ますます状況は悪化いった。しかし、ピグーは自説を曲げず、ついには「経済学は間違っていない。間違っているのは労働市場のは方だ」とまで言った。ピグーのような市場原理主義者は、アメリカや中国のように国民の90%が貧困層に墜ちて失業にあえいでも、残り10%の富裕層によってGDPが増大しさえすれば満足なのだろう。大恐慌とまではいかないが、日本経済はかなり厳しい。内閣府の世論調査で、現在の暮らしについて「きわめて不満」と答えた人が平成11年にはじめて10%を超えた。平成22年度の調査でも「不満」の割合は9.3%で全く改善する様子がない。現在の暮らしに強い不満を感じている人が国民の一割もいるということは、国が「最小不幸社会」を実現する政策を誤ったか、そもそも行わなかったということだ。そんな状況なのに、昨日(11/18)のASEAN首脳会談で野田首相が2兆円規模のインフラ整備支援を表明した。大震災の影響で深刻な苦境から抜け出せていない国民が数十万人いる状態で、他国を支援する余裕があるのなら、一人でも多くの国民を幸福にするのが先であり、他国への支援は後回しにするべきだ。他国民のことはさておき、自国民をまず守る。それの何がいけないのか?だが、なんとなくわだかまりを感じる人はマザー・テレサの言葉に耳を傾けるといい。1981年に来日したマザー・テレサは「日本人は(当時極貧国だった)インドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです」と世界一の対外支援国でありながら国内問題を解決しようとしない日本政府を非難した。戦争や超貧困という容赦ない現実の中で愛を実践してきたマザー・テレサの言葉は、どんな偽善者の言葉より誠実で正しい。マザー・テレサに言わせれば国民の同意も得ず、他国の支援を確約したりする野田首相は偽善者だろう。それどころか、国民に断りもなくで消費税増税を国際公約したり、国民に情報を隠してTPP協議参加を表明したりする行為は、主権者軽視どころか裏切りですらある。民主主義国家の政治家が、主権者たる国民を軽視し、他国を優先させるようなことは決して許されない。ISD条項すら知らずに「TPPバス」に駆け込んだのは、国民よりアメリカ大統領の不機嫌を恐れた愚かな首相であり、その首相に国家の命運を丸投げしたのは、自分がどの国の政治家であるかを忘れた民主党だ。そして、こういう愚かな首相や政治家を生み出したのは、自らで考えること放棄し、扇情的なメディアに振り回されっぱなしの我々国民である。高度成長期が終わって40年、日本政府は国民を置き去りにして他国におもねってきた。アメリカ、ロシア、中国、韓国・・・テロ国家の北朝鮮にすら「配慮」をした。40年間、日本はすべての国との関係を守ろうとし、結果すべての国との関係を損なった。日本外交が失敗してきたのは、外交が下手だからだけではない。「国民のための外交」という目的が無かったからだ。いま必要なのは、「国民主権」の原点に立ち戻り、国民を幸福にするためでない外交方針を捨てる勇気である。それが分からないかぎり、日本はいつまでも負け続けるだろう。※この記事は、池田信夫氏のブログ記事「捨てる勇気」に感銘を受けて書きました。
2011/11/18
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【米韓FTA】 01.サービス市場は記載した例外以外全面開放 02.牛肉はいかなる場合であっても輸入禁止処置は行わない 03.他の国とFTAを結んだら、そのFTAの有利な条件をアメリカにも与える(互恵待遇) 04.自動車の売上下がったらアメリカのみ関税復活出来る 05.韓国の政策で損害を出したら米国で裁判する 06.アメリカ企業が思うように利益を得られなかったらアメリカ政府が韓国を提訴する 07.韓国が規制の証明をできないなら市場開放の追加措置 08.米国企業にはアメリカの法律を適用する 09.韓国はアメリカに知的財産権の管理を委託する 10.公企業を民営化 【EU-韓国 FTA】 ・工業製品関税は5年以内に撤廃。 ・自動車部品はFTA発効後即撤廃。 ・中型大型自動車は3年以内に撤廃。 ・工業製品については全て、EUの基準に適合している事とする。 ・韓国製品に外国産部品の使用が著しく増えた場合もしくは自国産業に被害を及ぼすと判断した場合に、セーフガードを発動できる。(EU及び各国それぞれにセーフガード権付与) 食料品 ・コメ、トウガラシ、ニンニク、タマネギは現状維持。 ・豚肉については10年以内に撤廃。 ・鶏肉、酪農品、冷凍サバ、冷凍メバル、チーズについては15年以内に撤廃。 ・ワインはFTA発効後撤廃。 ※上記関税撤廃の恩恵が受けられる企業は、原産地管理能力認証された輸出企業のみとする。(毎年認証を受ける事) 18~19世紀に西欧諸国が次々とアジア・アフリカ諸国と結んだ「最恵国待遇」と同等の不平等条約が韓国が米欧とかわしたFTAの事実だ。では、なぜ韓国はそれでもFTAを締結しなければならなかったのか?一言で言えば「国際競争力がなかったから」だ。韓国で作られる工業製品は日本や台湾をはじめ、海外でも同等以上の製品を作ることができる。だが、韓国には工業製品以外の輸出品がない。しかも、韓国の経済は輸出のみによって成り立っている(輸出依存率70%!?)だから、不利だと分かっていても「とりあえず今」を乗り切るためにFTAを締結した。戻れない道を歩みはじめたのだ。日本は韓国とちがって付加価値をつけたオンリーワン商品を生み出せる。輸出依存率は30%を切っている。日本は内需70%で経済を回している。今日、明日にも経済崩壊が迫っている韓国とは全く事情が違う。確かに、韓国は10年程度の繁栄を築けるかもしれない。しかし、このFTA内容は韓国発展の頭を押さえつけるものだ。このFTAのため、韓国が日本に代わる工業先進国として、今の日本やドイツのような地位を得ることはできない。「韓国はすでに米欧とFTAを締結した!」「日本も急がないと乗り遅れる!!」と騒いでいる輩。絶対にFTAを結ぶな!というつもりはないが、こんな米欧のみが有利な「最恵国待遇」FTAでないことは確認しなければならない。特に知的財産権は日本の生命線だ。洗濯物の嫌な臭いを殺菌ナノイーで消臭【送料無料】【smtb-u】Panasonic/パナソニック F-YZGX60-S【ナノイー搭載】デシカント式除湿乾燥機 シルバー
2011/06/01
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私がいつも通る道に野良猫が多い一帯がある。野良猫が多いのは訳があって「餌やり」オバさんがいるのだ。数日前の話である。私がいつものように道を通っていると、餌やりオバさんが野良猫に餌をあげていた。餌やりオバさんは、空家?前の道路で、イチゴパック五皿を並べて、五匹の猫に魚の切り身らしき餌を与えていた。おばさんは猫たちに何か語りかけながら、携帯で写真を撮っていた。猫たちが並んで餌を食べている様子を携帯電話で撮影しているようだ。私は呆れながらも、公道で餌やりする非常識を注意しようか?迷っていた。その時、オバさんが(写真を撮るのに猫の並びかたが気に入らなかったらしい)一匹の猫を無理やりずらそうと手を伸ばした。猫に手が触れた瞬間!触られた野良猫は「グワッ!!」と怒りの声を出すと同時におばさんの手を引っかき、手のひらにガブッと噛みついた。当たり前だ。野良猫の・・・それも、野に生まれ、野に育った野良F1以降のガチ野良の・・・食事の邪魔をすれば反撃されるのは当然だ。野生動物は、食事中など無防備な時に攻撃されるのを最も恐れるものだ。常識である。そんな野良猫の正当防衛に対し、オバさんは「ギャー」と声を上げて携帯電話を落とし、中腰の格好のまま後ろに転んだ。あたふたして、自分の手から血が流れているのを見た餌やりオバさんは、なんと!自分に噛みついた野良猫を蹴飛ばした!?野良猫はのろまなキックをかわしたが、つま先がかすって逃げていった。憎き猫に逃げられた餌やりオバさんはどうしたか?私は目を疑った!なんと!?オバさんは怒りさめやらず、ギャーギャーわめきながら、他の猫を蹴飛ばしはじめたのだ!!猫はオバさんの攻撃をかわし、散り散りになって逃げだした。餌やりオバさんの暴挙に、私は「ちょっと!」と思わず怒鳴っていた。ハッと気づいたおばさんは「なによっ!○◇※☆×××よ!!」(・・・聞き取れない。恐らく猫が悪いと言っている)と叫びながら逃げるように去っていった。先ほどの猫は、遠巻きに見ている。一人になった私は、後に残されたイチゴパックと餌を片付けようとした。すると、様子を見ていたらしい、道路を挟んで向いの家のおじいさんが恐る恐る出てきた。おじいさんは「注意してくれてありがとうねぇ ワタシ、年寄りだから なに言っても聞いてくれなくて… あの人怖いから…」おじいさんは、一度は餌やりオバさんに止めてくれるようお願いしたが、その後、様々な嫌がらせや暴言を浴びせかけられ、何も言えなくなっていたそうだ。散らかった餌を片付けながら、おじいさんは「猫は困るけど憎くはない。 それより、あまりに可哀想でならない」と言った。この地域、野良猫が多いといっても、猫がのどかに昼寝している心温まる風景ではない。野良猫が集まり、餌や異性をめぐって喧嘩して、毎晩のように阿鼻叫喚の騒ぎ。激しい喧嘩をしたのだろう。中には片目が潰れている猫もいる。餌によって猫が密集するため、感染症がまん延し、成猫には腹水がたまり餓鬼のような姿のものがいる。生まれて間もない子猫は、猫カゼだろうか?目やにや鼻水で目鼻がふさがっている。そして、バタバタと死んでゆく。。。春になると週に一度や二度は子猫の死骸を見かける。タイヤに牽かれたのであろう、潰れて原型を留めいない遺骸。感染症で死んだのか、やせ細った遺骸。その遺骸をカラス(猫への置き餌をつつきに来る)がつつき、無残な姿に変わり果てている。肉片になった遺骸を、近所の人々がうんざりした顔でビニール袋に入れて片づける。そんな痛ましい光景を何度か目にした。おじいさんによると、この地域の地獄絵図は、十年程前に餌やりオバさんが引っ越してきてから始まったらしい。もちろん、自治会、保健所、(まともな)動物愛護団体が「餌やりをやめてくれ」「やるならちゃんと飼ってくれ」と頼んだが、オバさんは全く聞き入れなかった。中でも、この惨状を改善しようとした動物愛護団体の涙ぐましい努力は数年にわたったらしい。最初は餌やりオバさんを優しく説得していた愛護団体だったが「私は可哀想な猫にご飯を食べさせている良い人。 でも、猫が死ぬのは自然の摂理だから関係ない」という、驚異的に無責任で不思議な(そして餌やり人にはありふれた)強弁に、ついに説得を諦めた。本当の自然状態ならば、猫はこんなに集まらないし、増えないし、感染症や事故で死んだりもしない。(山猫や野猫を考えれば、容易に分かることだろう)おそらく、愛護団体はおばさんを「まともじゃない人」と認定したのだろう。餌やりオバさんの説得をあきらめた愛護団体は、自治会と協力し、捕獲器で野良猫を保護し、不妊手術をして放つ(TNR活動)など、不幸な命が増えるのを必死にくい止めようとした。だが、オバさんが次から次へ新たな野良猫を呼び寄せるので、効果はあがらず、ついには手術代で破たん寸前になった。愛護の人は、餌やりオバさんの無責任に屈し、保護活動を断念した。自治会の会合に出席した愛護の人は、野良猫対策を打ち切る無念を語った後「こういった無責任餌やりこそ動物虐待だ! 本当なら、虐待として行政が処罰すべきだ!」と憤然と言い放ったという。その通り。全くの正論だ。だが、おじいさんは役所の人の苦労も知っている。「役所の人もねぇ、何べんも来て、あの人と話してくれたんです。 いろいろ頑張ってくれたんですけどねぇ・・・ でも、法律がないから取り締まれないんだそうです。 ああいう人はね、牢屋に入れないと絶対やめないでしょう? 今はもう役所には来てもらわないんです・・・どうせダメだから」私も過去に記事を書いたので、ある程度知っている。おじいさんの言うとおりだと思う。厳しい罰則がなければ、(総じて社会適合性が欠落している)無責任餌やり人はやりたい放題だ。野良猫餌やりが招く「無関心による猫虐待」は、法改正が必要だし、国がやらないのであれば、自治体が条例で取り締まるしかない。実際、いくつかの自治体は「無責任餌やり禁止条例」を作ったが、自称・動物愛護家から、猛烈な反発を受けている。だが、本当の動物愛護家にとって、「無責任餌やり」は不幸な命を増やし、その責任はとらない・・・つまり、猫の保護は愛護家の自己負担で行わざるを得ない・・・という、憎むべき行為なのだから、「無責任餌やり禁止条例」に、一見もっともらしい論調で反対しているのは、愛護の皮を被ったニセ愛護=虐待者だと見るべきだろう。ニセ愛護の判別の方法は簡単だ。彼らは、野良猫に餌は与えるが、よくよく突っ込んで話を聞いてみると、猫の命や、周辺住民の迷惑には「関心がない」。本当の愛護家は、そのような無責任な連中とは全く違う。野良猫を保護して不妊手術をし、混合ワクチンも打つ。(猫のいくつかのウイルス感染症はほぼ不治の病だ)餌を与えるのは最小限。カラスやゴキブリが寄ってこないよう残りはすぐに片づける。近所の家から苦情が来れば、糞尿の掃除にも行く。それでも土地所有者から「ここで餌やりをするのは困る」と言われたら場所を移す。自分たちの意志で野良猫を管理し保護するのだから、野良猫について責任があり、ご近所には迷惑をかけないという明確な自覚を持っている。要するに「まとも」で「常識がある」のが本当の愛護家だ。残念ながら、日本は"無責任餌やり将棋名人"・加藤一二三氏らのような「自称・愛護家、実態・猫増やし虐待者」がほとんどで、本物はほとんどいないようだが・・・これに対し、ニセ愛護は非常識・無責任の見本のような輩だ。「餌やりオバさん」はニセ愛護ですらない。ただの道楽餌やり人で、自分は猫を助けていると陶酔している変人だ。結果、不幸に生きるために生まれさせられるのは猫。ゴミ(放置エサ)や、猫のみならずカラスや虫の被害を受けるのは住民。対応を迫られるのは真面目な行政と本物の愛護家。無責任餌やり人だけが愉しみ、満足し、なんら被害を受けない。こんなのは間違っている!住民と愛護家と行政、そして野良猫はお互いにいがみ合っているかもしれない。だが、その4者の本当の敵は無責任餌やりだ。無責任餌やりは、本質的に海外の児童売春と同じである。極貧国に行き、現地の少女に、日本円にすれば千円にも満たないお金を与え、肉体関係を強要する。生きるため、屈辱に応じざるを得ない少女に、奴らはこう言う。「お金ないと飢え死にしてしまうよ。 なぁに、深く考えなければ気持ちの良いことをするだけだ」そして自分が満足したら、さっさと帰国する。自分の行為で少女が妊娠しようが、赤ちゃんが死のうが関知しない。少女やその赤ちゃんの命に責任を持つつもりなど最初からないのだ。ただ、自分の悦しみのために、お金を与えたにすぎないのだ。・・・最も憎むべき人道的罪悪の一つだ。猫は本来、優れた・・・恐ろしいハンターだ。(猫を飼ったことのある人は皆ご存じのはずだ)特に生粋のガチ野良は怖い。悪業オヤジが、貧しさゆえ金に従うしかない少女たちを見下しているよう、餌やりオバさんは自分の与えた餌を食べる野良猫を見下していたのだろう。餌やりオバさんの受難は、これまで数代にわたって、オバさんの道楽にされ、見殺しにされてきた野良猫の誇りある一太刀に思えた。
2011/05/13
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表彰台で銀メダルを与えられたキム・ユナはぼろぼろと泣いていた。テレビ、新聞などマスコミはキム・ユナの涙を「引退の寂しさか?」と解釈しているようだ。一方、キム・ユナの異常点が常識になっているネット上では「あれだけ点数を盛っても負けた悔しさ」という声が多い。私の解釈はどちらとも同じで、どちらとも少し違う。キム・ユナは採点の有利がなくても、間違いなく実力あるスケーターだ。だが、韓国を出れば・・・「フィギュア・クイーン」の彼女は他の選手から尊敬されていない。キム・ユナのようになりたいというスケート靴の少女もいない。観客は彼女の演技に感動しておらず、会場は静まりかえっている。200点以上のスコアが発表されれば、容赦ないブーイングが起こる。ISUの影響下にない解説者は彼女の演技に冷淡で、他の優れた選手を賞賛する。インターネットはキム・ユナの異常得点を指摘する記事であふれている。キム・ユナは5歳からこれまで15年、必死に努力してきた。天才ではあるが、平凡な天才であった彼女は、努力で一流スケーターになった。ジュニア時代の浅田真央やキミー・マイズナー(米)との激闘は本物だ。やがて、国際大会で勝つようになると「韓国の妹」と呼ばれ国民的スターになった。2011世界フィギュアの曲は、韓国の魂「アリラン」をベースにした「オマージュ トゥ コリア」まさに韓国を背負って・・・いや、背負わされて、世界フィギュアに臨んだ。果たして、今回「も」キム・ユナはフリーでジャンプを2回失敗しながら「減点なし」という異常採点で128点という高得点をもらった。しかし、後半に高難度ジャンプ5本をまとめた安藤美姫に、力でねじ伏せられた。これまで、キム・ユナは異常採点を嬉々として受け入れてきた。浅田真央に勝つため、金メダルを取るため・・・金色のメダルと一緒に、大人たちとお金がキム・ユナの下に集まってきた。韓国人はキム・ユナを自慢し、彼女を賞賛してはばからない。少なくとも一時期、キム・ユナは有頂天だったろう。だが、彼女を「商品」と見る大人たちはキム・ユナをフィギュア・クイーンの座から下ろしてくれない。いまや、彼女が国際大会で優勝するたび直接効果だけでも200~400億円の経済効果がもたらされるのだ。彼女を「韓国の至宝」「史上最高のスケーター」と信じて疑わない韓国人は、彼女が表彰台の中央から外れること・・・特に日本人選手の下にいること・・・を決して許さない。キム・ヨナが滑走する瞬間の韓国TV視聴率は30%を超える。そんな環境で2位の表彰台に立ったキム・ユナは、今どんな気持ちだろう?正々堂々の敗北ならば、恥ずかしいことではない。悔しくても、前を向ける。ライバルを尊敬できるし、ライバルにも認めてもらえる。しかし、汚れるだけ汚れ、堕ちる所まで自分を堕としての敗北には、いかなる救いもない。私は、まだ少女のキム・ユナが、暗い穴の底でひとりぼっちで涙をこぼしているように見えた。哀れだと思った。たとえ、かつては彼女自身がそれを望んだのだとしても・・・20%OFF●倉科カナ/ビーチ・エンジェルズ倉科カナinサウス・ストラドブローク島BD【新品】価格:4,872円(税込、送料別)夏菜写真集『夏菜GANTZ/K』価格:2,310円(税込、送料別)緑友利恵 DVD「日テレジェニック2007 Memoires」価格:3,990円(税込、送料別)【25%OFF】[DVD] 水沢奈子の夏休み なごや絵日記価格:2,993円(税込、送料別)
2011/04/30
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2011 ISU世界フィギュア、男子のパトリック・チャン(カナダ)の素晴らしい演技よりも280点という銀河点に世界中が驚いた。実は、ずっと前からネット上では「どんな演技でも男子はパトリック・チャン、女子はキム・ユナ」と既に囁かれていた。2008シーズンあたりから、この2人だけはどんなにミスしても減点されず、それどころか加点されて異常点を続けてきたからだ。カナダ人と韓国人が上層部を牛耳るISUのシナリオ通り、女子も「順当に」キム・ユナが優勝しそうな気配だ。どれほどキム・ユナが優遇されているのか?今回の大会について、素人目にも分かりやすいのは、アリッサ・シズニー(米国)とキム・ユナのスピン比較だろう。実は、キム・ユナはビールマンスピンがあまり得意でない。キム・ユナは体が硬いため、完全なビールマンにならないのだ。そして、回転が遅い。(遅いと言っても平均よりは上だが)例えば、アリッサは完全なビールマンを完成させてからなんと12~15回転する。浅田真央も8~12回転だ。だが、キム・ユナはできそこないのビールマンの形で5回転できればいい方だ。さらに、シズニーのビールマンは杭で打ったかのように軸が微動だにしないが、キム・ユナはぐらぐらとトラベリング(回りながら位置がずれること)してしまう。 左:アリッサ・シズニー 右:キム・ユナビールマンの形からしてこれほど差があるのに、スピンの回転速度もぜんぜん違う2人のスピン。これほど差がある両者の同じビールマンスピンにジャッジはどのような点をつけただろうか?アリッサ・シズニー (レベル4) 基礎点3.50+加点1.14キム・ユナ (レベル4) 基礎点3.50+加点1.14なんと同点!? しかも最高得点タイ!世界最高(おそらく史上最高)のアリッサのビールマンと、不完全な形で、半分しか回転していないキム・ユナのビールマンが同じ評価!?というより、キム・ユナのスピンでレベル4はありえない。観戦していた全ての人に明らかなように、キム・ユナよりも良いスピンを回った選手は沢山いた。(もちろん浅田真央もその一人だ)TVを見ていた日米の人々は、二人のビールマンスピンが同じ得点だと知ったらさぞかし驚くことだろう。それより、冒頭のキム・ユナの転倒ジャンプに加点1をつけたジャッジがいたことの方が驚かれるだろうか?(私は驚かない。キム・ユナのジャンプミスや回転不足に加点が付くのは毎度のことだ)ロシアの"皇帝"プルシェンコは、現役選手として、はじめて「パトリック・チャンとキム・ユナの得点はおかしい」と声を上げた選手だ。しかし、今回の地元ロシア開催にもかかわらず今回の大会に出場していない。なぜなら、プルシェンコはISUから今大会の出場権をむりやり剥奪されたからだ。ISUは、プルシェンコが契約していたアイスショーにぶつけるように、公式試合の日程を組み、出場しなければ世界選手権の出場権を剥奪すると脅した。プルシェンコがアイスショーをドタキャンすれば、膨大な違約金を払わされる(なんといってもプルシェンコが目玉のショーなのだから)と分かっての作為だ。プルシェンコは「パトリック・チャンが優勝すると決まっている大会に出るつもりもない」と言ってショーの契約を守った。こうして、ISUは目障りな選手を抹消するのなら、相手が元・金メダリストのプルシェンコでも容赦しないという姿勢を見せつけた。全ての選手、コーチ、スタッフがISUの巨大な不正を知りつつも、公然とISUを非難できないのはこのためだ。韓国、カナダ選手以外は、組織ぐるみの不正に憤りつつ2位、3位争いをしている。だが、浅田真央はそれでも度々「明かな実力差」でISUの不正をねじ伏せてきた。浅田真央はもはやキム・ユナと戦っているのではない。浅田真央の総合力にキム・ユナは遠く及ばない。浅田真央はISUと戦っているのだ。不正を実力でねじ伏せるという孤独な戦いを続けている。だからこそ、異次元の技術を持ちながら、さらに進化を続けているのだ。浅田真央は愛するフィギュアスケートを守るために戦っている。 大人気ブライドルレザーシリーズ!ワンちゃん用の首輪ドッグカラーが登場【ポイント10倍】【...価格:4,515円(税込、送料別)
2011/04/29
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それでも人生は続いてゆくのだということをすっかり忘れていやしないかね?【ウォルトマン・劇作家】
2011/03/23
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包丁仕事の途中、皆さんはどこに包丁を置きますか?キッチン台?まな板?作業中の「ちょい置き」って意外に多いですよね。私は先日この包丁スタンドを買ってすごい便利で安全になりました。こんなに便利なものなのに・・・都市部ですら街中にはまずありません。包丁ラックは普通は縦置き型です。でも、台所人なら包丁を落として床に突き刺した経験が1、2度くらいはあるでしょう。包丁の縦置きは危険。金属の吊しラックなら危険倍増。縦型はフックの巾が狭いためラックごと落ちてきます。私も何度もヒヤリとしました。しかし「包丁・ナイフは縦置き」という固定観念からか?横置き包丁ラックを求めてキッチン用具専門店、有名ホームセンターなどあちこちを回りましたが「そんなの製造されていない」「長年やってるが見たことがない」との回答…。でも、ついに見つけました。これは金属ラックに安定して吊すことができます。横型ゆえ幅広で安定してるのです。震度4の地震でもびくともしませんでした。さらに台所やテーブルに直置きしてもどっしり安定しています。包丁を多少乱暴に置いても倒れません。よほど考えてデザインしたのだと唸ってしまいます。既に包丁ラックやナイフスタンドが家にある人も、料理の途中の「ちょい置き」できる安全なラックの便利さを実感していただきたいです。コンパクトだけど大きめ包丁でもすっぽり収納、サッと取り出し。水切り良好。洗いも簡単、そのまま熱湯消毒できるからいつも清潔。それに超良心的価格。台所に立つ人々みんなに知らせたいおすすめグッズです。最後にショップさんにお願いです。付属のゴムが脚部の安定向上のため、包丁の刃先が金属に当たって破損しないようにするために付属していること、ラックごと熱湯をかけて消毒できることをしっかり書いてください。あと、包丁受けのプラ板はショップ自作でもいいので取り扱ってください。長く使いたいので。[本日ポイント倍増★]人気雑誌『オレンジページ』読者の声を 集めて作りました!オレンジページ...価格:1,260円(税込、送料別)
2011/03/21
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●グルーポン義援金、ドイツは2千9百万円、最下位韓国はわずか6万円!?東北関東大震災には世界各国から義援金が寄せられている。中でも注目されているのがグルーポン・グループが世界各国から集めた義援金だ。この結果がネットで話題になっている。多く聞かれるのが「それでも韓国は反日だった!(5万8380円)」「かつての同盟国ドイツは親日的だ(2884万563円)」という声だ。実際、義援金(寄付金)額ではドイツが他を圧倒している。※¥80=1$だが、このデータでは各国にどのくらいグルーポン会員数がいるかが分からない。だから、「韓国は冷たい」「ドイツは親日」と単純に言えないというのも確かだ。●補正したら実はダントツ1位はロシアのグルーポン義援金そこで各国にどれだけグルーポン会員がいるかを勘案しなければならないのだが、残念ながら私の検索力では各国のグルーポン会員数は分からなかった…(私自身、グルーポン会員ではない。システムに重大な疑問があるから)そこで、グルーポンと密接な関係があるソーシャルネットワークサービス・フェイスブック利用者数からグルーポン会員数をかなり乱暴に推計してみた。フェイスブック、グルーポンとも、同じ米国から、同じ2008年に世界進出を始め、急激に世界に浸透している。現在フェイスブックの利用者は世界で5億人、グルーポン会員は5千万人にのぼるという(ともに両社プレスリリース)グルーポンの会員はフェイスブックを通じて共同利用者を探すことが多く、両者は密接な関係にある。フェイスブック利用者の10人に1人がグルーポン会員と仮定すると、1万人あたりの寄付額(計算の都合上ドルで表示)は下記のようになる。(もちろん、国によってフェイスブックとグルーポンの普及率に差があるのは承知のあくまで参考値だ)トップは意外にも北方領土問題で緊張関係が続くロシアになった。さらに最下位は韓国に代わって、親日国が多いといわれる南米のアルゼンチンになった。●韓国と米国のグルーポン義援金、実質的に差なし?さて、ここでもう一つ考えなければならない要素がある。豊かさだ。金持ちならば多額の義援金を送ることができるし、逆であれば少額にとどまるだろう。そこで一人あたりGDPを参考に、その国の人がどれだけの負担を受け入れて義援金を送ってくれたのかを考えてみた。「韓国はやはり反日的」「冷たい韓国人」と、さんざんな言われようをした韓国の人々の負担を1とした場合の各国の負担スコアを示す。一人あたりGDPが高い韓国は再び最下位になった。残念ながら、やはりお隣・韓国の寄付金額が少ないのは確からしい。つづいてあまり差のないワースト2位はアメリカ・カナダ。アメリカ・カナダは日本人に対する好感度が高いという調査結果が多いのでこれも少し意外だ。再び1位ロシアが飛び抜けており、多くのロシア人がグルーポンを通じて寄付を送ったことが分かる。また、ドイツに限らず、ヨーロッパ諸国はおしなべて高い負担を受け入れているようだ。●グルーポン義援金が突きつけた外交の虚構と現実義援金については、グルーポンにかかわる要素の他、送金の方法などいろいろ考えるべき要素がある。いろいろ書いたが、これだけのデータでなにも言えないのは確か、というのが私の結論だ。しかし、巷で言われているように東北関東大震災について、韓国が冷ややかな態度なのではないか?という指摘もあながち間違っていないのかもしれない。一方、韓国では40億円以上の義援金が集まっているという報道もある。ただ、これはソースが韓国誌で日本新聞は報道していない。さらに、韓国はスマトラ沖地震で提示した義援金の実際には1/10分しか送らなかった実績があるだけに、これは国際パフォーマンスの可能性もある。親愛なる韓国の友人には申し訳ないが、国際社会でこういうことを一度やると簡単には信頼回復できないのだ。実際、被災地に40億円が届いてから「ありがとう」を言うべきだろう。これに対して、韓国につづくワースト2位だった米国は、日本人が思っているほど親日的ではないのかもしれない。だが、報道にあるとおり国家同士としては非常に緊密だし、実際、東北地方の救援や福島原発の対処では米海兵隊を中心に1万8千人を投入した「Operation Tomodachi(トモダチ作戦)」が展開されており、最も救援・復興に貢献しているのが米国であるのも間違いない。(余談だが産経新聞以外でこの史上最大規模の日米合同活動が報道されていないことに新聞紙への不信が募る)ダントツで義援金が多かったロシアは、日本が惨事の最中であるのをいいことに、北方領土への野心を露わにしている。この分析をしながら、外交は義理人情ではなく、あくまで国益・利害で動くという機微を強く実感した。●遠交近攻(えんこうきんこう)中国の兵法に「遠交近攻(「遠きと交わり近きを攻める」)」という格言がある。遠くの国とは仲良くし、近い国とは争うという意味だ。遠くの国は紛争の種が少ないし、攻め込まれるおそれも少ない。ひるがえって近くの国は利害や紛争の種が尽きない。隣国と利害を巡って対立するのは日本と韓国・中国・ロシアだけではなく、世界各地で見られる。(中国vsロシアとか英国vs仏国、ドイツvsポーランドなど何百年単位の確執がある)日本と韓国は特に韓国にとって利害が噛み合わないのだろう。韓国は日本と違って輸出依存度が高いのに、いつも海外市場では日本製品と争わなければならない。そもそも韓国人は国策によって、子どもの頃から世界の歴史学者が失笑する嘘だらけの歴史教科書をたたき込まれ、憎日感情を植え付けられるのだから、心情的に冷たくても不思議でない。何度もこのブログで言ってきたが、私は韓国人の友達も在日の友達もいるし、韓国人(特に日本に来て、事実を受け入れた人)には何ら敵愾心はない。問題なのは、韓国(や中国、北朝鮮)は国策として「反日」をやっているということだ。私たち日本人が彼らとどんなに仲良くしたくとも、特亜3国の人々は国策として日本人と仲良くならないようプログラミングされているので、真の友和は難しい。この分析をしながら、外交は人情でなく、利害で動くという機微を強く実感した。日本はあまりにも隣人に気を遣いすぎて、本当に日本と仲良くしたい国、仲良くすればお互いの利益になる国を遠ざけているのではないか?そう感じる人は私一人ではないはずだと思う。「トモダチ作戦」で協力して救援にあたる自衛隊と米軍
2011/03/20
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【正規修理は最低2万円!?パーツも入手困難】自宅で使っている東芝ハードディスクレコーダー「東芝 VARDIA RD-E300」のトレイの調子が悪い。「半締まり」の状態になってしまうのだ。トレイを閉めようとすると、半閉まりのような状態になり、「ウイーン」とモーター音はするものの、トレイが完全には閉まらず、DVDが読み込めなくなった。放っておくと、DVDが吐き出される。何度も出し入れするとたまに運良く読み込まれる。。。といった体だ。3年以上前に買ったRD-E300は延長保証も切れている。が、まだまだ使える高性能HDDレコーダーだ。いちおう東芝サポートに有償修理について問い合わせてみると「DVDドライブごと交換になります。代金は最低でも2万円、プラス出張費等で3千円がかかります」とのことであった。メーカーの有償修理はえてしてこういう高額なものであるが、オークションなどで中古取り引きされているRD-E300と兄弟シリーズ(RD-E301,302,304,305,305K,RD-E160)よりも高額な修理代金は当然見合わない。それならば自己責任で修理して、もし失敗したら中古を買うか、新製品に買い換えるのが得策と考えた。このRD-E300や後継機のRD-E301は以前はDVDドライブを市販品で換装できるが、再生に制限が発生したり、かなり上級者向けだ。【DVDトレイが閉まらない主な原因は駆動部のグリース減り】DVDトレイが奥まで入りきらずに途中で止まるのは、歯車やベルトが十分に噛み合っていないことが多い。原因は「ホコリ」と「グリース減り」であることがほとんどだ。私は過去にCDトレイの締まりが悪くなり、スプレー式のグリースで解決したことがある。RD-E300のようなHDDレコーダーのDVDトレイは経験がないので不安はあったが、グリース補充(グリスアップ)を試してみることにした。【まずは綿棒でギアの掃除】これがRD-E300のトレイを開いた写真。白い歯車やベルトが見える。まず、歯車やベルトを細い綿棒でふき取ると、おびただしいホコリが付着していた。もう3年以上も使っているのだから仕方がない。本体の電源を切って、手でゆっくりとトレイを前後させながら綿棒で掃除を続けた。アルコールやトルエンなどの有機溶剤は使わず(機材を痛める可能性があるので使わなかった)、綿棒のみで随分キレイになった。【呉工業 グリースメイトでRD-E300をグリスアップ】ホコリを取り除いたら、次はいよいよグリスアップだ。こういう狭いところにはスプレー式のグリースががおすすめだ。クレ CRC グリースメイトS 180mlバイクなどを扱う人には馴染みのスプレー式グリースだが、知らない人のために簡単に説明すると、スプレーした直後は液体でじわっと広がるが、すぐに半流動体のグリースに変わるすぐれものだ。ただ、ストローより細いノズルからの噴射は意外に勢いがあるので注意。新聞紙やティッシュなどに「シッ!シッ!」と短く少量スプレーする練習をして実行した方がよいだろう。間違ってもレンズ部分などにグリースがかかったら、それこそ使用不能になる。スプレーする場所は歯車のギザギザ部分。量や面積はごくごく少なくて十分。スプレー式グリースは広がりがよい。スプレーしてもトレイが上手く閉まらなかったらまた足せばよい。【結果:DVDトレイがしっかり閉まるようになり、RD-E300復活!】スプレー後、グリースを歯車に延ばすためRD-E300のトレイを何度か開閉させたら、いままで途中で止まっていたトレイが「カシャン!」と気持ちよく閉まるようになった。しかも、開閉スピードが全然速い!いままでより20~30%は開閉スピードが速くなったようだ。やはり、駆動部分のホコリが減り、グリースが補充されたことが良かったのだろう。もちろんDVDの読み込み、書き込みともに問題なく行えた。修理後2週間が経過しているが、なんの不具合もない。正規サポートで2万円以上だった修理を、たった15分、600円でできたのだからこれは大きい。グリース減りは経年劣化で、素人でも対処可能なので、他のHDDレコーダーやDVDプレーヤーで同様の問題が起きた場合にはこの方法が参考になるのではないだろうか。【補足:KURE-556とグリースメイトの違い】同じ呉工業の「KURE-556」に馴染みがある人は多いだろう。だが、556はあくまで「滑りを良くする」で、グリースメイトは「歯車のかみ合わせを良くする」ので反対の道具といっていい。間違う人は少ないと思うが、間違って556を使ってしまうと、まったく逆効果(おそらくベルトが滑って開閉ができなくなる)なので注意が必要。
2011/02/02
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これは科学分野で研究をした経験がある人ならば、かなりの人が賛同してくれると思うのだが…「パラフィルムを開発した人にノーベル化学賞をあたえるべき!」と、私は密かに考えている。パラフィルムは科学全体の進歩を飛躍的に早めたはずだ。【パラフィルムとは】パラフィンを主成分とした万能・超伸延性フィルム。脅威の伸延性をもち、例えば5cm角のパラフィルムがあれば、サランラップのように皿一枚をピッタリ覆える。密着性が高く、密閉するとほとんど空気を通さず、さらに、熱、水、油、有機溶剤に非常に強いため、容器の密閉や検体の保存に欠かせない。化学、医学、生物学、工学の現場では必須アイテム。また、酸価させたくない貴重な物品(考古学、地質学の資料やコレクション)の保存にも使われる。エル・エム・エス パラフィルム4インチ 長さ125フィート(約3.8m)
2010/10/11
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沖縄選挙区で自民党の島尻あい子氏が、社民党が擁立した沖縄平和運動センター事務局長の山城博治氏を僅差で破って勝利した。社民党や民主党は「自民党が沖縄に基地を押しつけた」としている。「沖縄県民のために基地を沖縄から無くす」という。「沖縄の人は基地問題で虐げられている」とすらいう。本当にそうだろうか?自民が悪い、沖縄県民は困っている、それだけの話だろうか?私は数年前、出張で沖縄に行ったことがある。その時、沖縄のタクシー運転手に世間話がてら基地問題について正直な気持ちを聞いた。顔立ちから明らかに現地人の運転手はこういった。「あれはねぇ・・・、難しいんですよ~」「私は正直あっても仕方ないと思ってるんですけどね」「でも、本土から来た人たちはね、基地は絶対イヤだから」島尻氏の肩書きは・沖縄・北方特別委員会理事・国防部会副部会長つまり、バリバリの国防感覚の持ち主でリアリスト。基地を海外移転などとはとても言いそうにない議員だろう。(下記の代表質問参照)実際、公式HPのなかで「沖縄基地問題の負担軽減」までは言っているが、同時に安保やアジアの安定も大事という。まぁ、正直言って自民党の一般論レベルにすぎない。かたや社民党が擁立した山城氏。沖縄平和運動センター事務局長という、バリバリの基地反対派。つまり、今回の参院選は沖縄に限って言えば「基地問題選挙」だったのだ。沖縄県民は自民案か、社民案かを迫られた形であったろう。国民は、2候補の得票に差がなかったこと、僅差ではあるが自民党の島尻氏が勝ったことに、注意を払うべきだろう。普天間基地問題は現地のタクシー運転手さんがため息混じりに言ったよう「難しい」話なのだ。県民の生活、日米安保、アジアの安定・・・それだけでは括れない別の「本質」があることを、今回の結果は示している。-----------------------------鳩山総理の所信表明演説の内容について、島尻議員の代表質問(2009.10)鳩山総理、総理のわが会派の代表質問へのご答弁は、あまりにも抽象的で困惑いたしております。 これからおたずねする「普天間基地代替移設問題について」は、沖縄の130万県民が注視していることをご認識の上、明確なご答弁をどうかお願いいたします。(中略)沖縄県民は本来争いを好まない県民性であります。ところが、軍事基地を受け入れざるを得ない局面において、常に賛成・反対で二分され、家族でさえも意見の対立でぎくしゃくするようなことが間々ありました。そのような苦渋の選択を常に強いられながら、また、筆舌に表わしがたい目にあっても、ここまで譲歩してきたのは、他ならない、愛する日本国の、そしてアジアの国々の安全保障を担う立場にあるのだという沖縄県民の誇りと自負心からであり、決して「基地の負担軽減」だけを求めるのではなく、「抑止力の維持」についても真正面から向き合ってきたのであります。しかし一方で、県民は、もうこれまでの賛成・反対のいわば基地の呪縛から解き放たれ、未来への自由な一歩を踏み出していくことを望んでいることも事実であります。ゆえに、橋本・クリントン会談以降、政治をあずかる先輩方がその政治生命をかけてまでも、この困難きわまる移設問題について薄紙をはがすように前進させてきたのであります。そのような県民感情の機微にかかわる問題だということへの認識が、鳩山内閣にはあまりにもなさすぎると憤りを感じます。所信表明で述べられた「沖縄県民の思いをしっかり受け止める」と本気でお考えなら、今回のような事態はおこらなかったはずです。鳩山総理のご見解を伺います。福島大臣にお尋ねいたします。与党三党合意において「米軍再編の見直し」を謳っておられます。社民党党首として、皆様方のおっしゃる「見直し」というのは辺野古案以外なら県内も認めるということでしょうか。日頃「基地のたらい回し」は絶対に認めないと訴えておられますが、今回の嘉手納統合案に関する外務大臣発言は明らかな合意違反にはならないのでしょうか。いつもの福島大臣らしい、歯切れのいい明確なご答弁をお聞かせください。-----------------------------この様な質問をした島尻議員を、沖縄県民の多くが支持した事実にはぜひ留意すべきだ。本当の「沖縄基地問題」は悪者を決めつけて話が進むほど単純ではない。
2010/07/11
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今回の選挙から従来、政党名を書いていた比例代表に個人名を書いて良いことになった。このため、いままで民主党や自民党の名簿上位にあった腹黒い古狸に投票しなくて済む。具体的には○選挙区選出議員選挙(クリーム色の投票用紙)→お住まいの選挙区の立候補者の名前を書く(従来通り)●比例代表選出議員選挙(白色の投票用紙)→好きな議員の名前を書く(政党名でも可)つまりこういうことだ(比例代表の投票用紙)従 来 → 今 回■■■ ■■■■民■ ■三■■■■ ■橋■■主■ ■■■■■■ ■貴■■党■ ■明■■■■ ■■■要するに、2010参院選では、このように2枚の投票用紙を書くことになる。(選挙区) (比例)■■■ ■■■■東■ ■三■■京■ ■橋■■■■ ■■■■太■ ■貴■■郎■ ■明■■■■ ■■■外国人(とういうか韓国人と中国人)のための政治に必死な民主党をなんとしても阻止しなければ「日本」が危ない。有望で能力のある民主党議員は応援したいが、小沢らが押し通す闇法案(外国人参政権や国籍法改悪)にはっきりNO!と言えない議員はやはり投票できない。闇法案を黙認しているのが事実だからだ。(その意味では反対を明確にしている松原仁や田村謙治ならば支持できる)はっきり言って、2010参院選は政治を国民のもとに取り戻す大チャンスだ!おもえば、自公連立 → 民主党政治は国民からどんどん離れていった。何人かの志ある政治家はいたが、マスゴミに潰された。(踊らされた我々にも大いに責任はある)いま、北海道から沖縄県まで、全国の有権者は我慢ならないことがあるはずだ。またもブレまくっている消費税に関する首相の発言マニュフェストにない外国人参政権、国籍法改悪など闇法案日本人失業者が路頭に迷っているのに無策子ども手当てや生活保護費など異常な外国人厚遇そして政権におもねり、世論操作するマスゴミの横暴・・・我慢がならないなら、白い投票用紙には三橋貴明と書けばいいだろう。全国どこからでも彼の名を書けば「国民は国民のための政治をしてくれと言っている!」と国会に伝えることができる。三橋貴明氏は自民党所属だ。彼が圧勝すれば自民党の古参といえど、国民の腐敗自民党への怒りを思い知るはずだ。世代交代、利権まみれの自民議員は弱化してゆくだろう。そして現政権・・・腐敗自民党の権化・小沢一郎の呪いから逃れられない民主党。自民党への復讐に燃え、「国民のため」をまったく考えない民主党の古狸たち。カネや宗教団体の組織票で選挙はなんとかなるさ・・・有名人のタレントを立てておけばバカな有権者が票を入れるだろう・・・そう信じて疑わなかった古狸たちは三橋圧勝ですっかり青ざめることだろう。「テレビ政治」の内幕いまでこそ同党をめぐる「政治とカネ」の問題を取り上げているが、当初は「民主党こそは金権体質とは無縁のクリーンな政党」と言わんばかりの論調だった。そうした“援護射撃”を受けて誕生した民主党政権は今日、マニフェストにも書かれていない「永住外国人の地方参政権法案」や「夫婦別姓導入のための民法改正案」を通常国会に提出する構えを見せているが、その暴走ぶりをテレビは黙殺する。民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由民主党の成長戦略は、三つの大きな欠陥を持っている。一つ目は、成長戦略と謳いながら、数値目標も実現時期も、一切明示していないという問題である。二つ目は、個人消費拡大手法の一つが「子ども手当」という、所得移転であるという部分だ。そして、三つ目が、子ども手当の財源について「無駄を削ること」で調達すると主張している点である。率直に言って、正気の沙汰ではないと思う。この主の「節約」志向に基づく景気対策が、歴史上うまくいったためしはない。本書では、民主党政権下における日本が危ない本当の理由を掘り下げ、徹底解説する。
2010/07/01
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横峯さくらに続け!宮崎口蹄疫をふるさと納税で支援しよう! 【利用者登録】1. Yahoo!公金支払いにログイン2. 「寄付する 電子申請へ」のバナーをクリック3. 宮崎県のHPに移動する。4. 右上「電子申請(様式ダウンロード)」をクリック5. 生活シーンで検索>その他(12件)>寄付申込>電子申請 の順にクリック6. 電子申請ログイン画面に移動 「利用者登録」をクリック7. ニックネーム、氏名、メアドを入力 → 登録【寄付】1. メールチェック(私は数分後には届いた)「宮崎県電子申請システム」のメールを確認2. メール中の確認ページのURLをクリックし「利用者ID(メールに記載)」「パスワード(任意)」を入力3. 「完了」ボタンを押すとログインする4. 右上「電子申請(様式ダウンロード)」をクリック5. 生活シーンで検索>その他(12件)>寄付申込>電子申請 の順にクリック6. 先ほどの利用者IDとパスワードを入力7. 寄付申込書の画面に移動8. 寄付金額を入力9. 「クレジットカードで納付」を選択10. 寄付金の使い道「その他」を選択。 自由記入欄には「口蹄疫対策として」などと記入11. 内容の確認をクリック → 完了【後日(本手続き)】1. 宮崎県から『「ふるさと宮崎応援寄付金」お支払番号のお知らせメール』が送られてくる。2. Yahoo!公金支払いにログインし、お知らせメールに記載されている支払い番号、確認番号を入力3. クレジットカード情報を入力4. 支払い完了【ふるさと納税の自己負担を最低の5000円に抑えるには】最小自己負担の5000円に収まる料金は、所得や世帯によって若干異なるが、大ざっぱに言えば次の通りだ。つまり、年収500万円の人なら1万円寄付しても3万円寄付しても自己負担は同じ5000円になる。自己負担5千円になるモデル(独身、夫婦2人の家庭)・年収300万円 寄付2万円まで(寄付額15,000円)・年収500万円 寄付3万円まで(寄付額25,000円)・年収700万円 寄付5万円まで(寄付額45,000円)(夫婦2人に子1人の家庭)・年収500万円 寄付1万円まで(寄付額10,000円)・年収700万円 寄付3万円まで(寄付額25,000円)なお、簡単な計算はこちらのサイトでできる。ふるさと納税かんたん計算参考:総務省
2010/05/17
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NHK:受信料滞納で強制執行手続き 予告通知を郵送 NHKは14日、受信契約を結びながら法的督促に応じない8都府県の8人に対し、強制執行の手続きに入るための予告通知を郵送したと発表した。21日までに支払いがない場合24日以降、各地の地方裁判所に対し、受信料回収の強制執行手続きの申し立てを行う。実現すれば、受信料を巡りNHKが強制執行に踏み切るのは初めてとなる。8人は東京、千葉、大阪、兵庫、愛知、福島、高知に居住。滞納期間は54~26カ月間。請求額の合計は利息を含め、約70万3900円という。 NHKは07年以降、8人に、訪問や文書などで督促を行ってきたが「他にも受信料を支払っていない人がおり、不公平」などと主張し、不払いを続けていたという。NHKは通告に踏み切った理由について「差し押さえる債権の調査など準備が整い、(今後も)進展が見られないと判断した」と説明している。 NHKが簡易裁判所に支払い督促の申し立てを行ったのは、06年11月から09年度末までで841件。今回と同様、NHKの主張が確定したが、残り82件が支払いに応じていない。【長沢晴美】〔毎日新聞 2010/5/13〕---------------------------------------------○つまり契約がなければ請求もないこの記事にあるとおり、強制執行の手続きに入るのは「NHKと契約をしている人」である。NHKの反日報道、反日番組(NHKカスタマイズされた「坂の上の雲」など)に反感を持つ人はNHKとの契約を解除すればよい。2009年7月28日の東京地裁でも「男性らは自由な意思に基づいて受信契約を結んでおり、解約の方法も事前に知ることはできた」としている。これはNHKと契約をしたまま未払いを続けていた男性に支払いを命じた裁判だが、要するに「自分の意志で契約して、解除できるのにしてなかったのだから、契約は有効だ」と言っているわけだ。裏返せば「契約は自由」「解約もできる」と指摘していることになる。実際、札幌地裁では2010年3月19日「NHKと契約がなかった」としてNHKの未払い請求12万円が退けられ、歴史的敗訴となった。「NHK受信料裁判で札幌地裁の判決を入手しました。 (篠田博之の「メディアウォッチ」)」つまり、NHKと契約を解除し、その後も契約をしない自由が視聴者にはあるし、それを裁判所も認めているということだ。とはいえ、NHKの解約はNHKの様々な抵抗があり手間がかかるのも確かだ。そこで、某ソーシャルネットワークサービスで紹介された、ある法律に詳しい男性が実行し、成功した方法を紹介したい。○まず受信機(TV)を無くして契約を解除するNHKとの契約はTVが存在してこそ成り立つ。つまりTVが無くなればNHKは契約解除に応じなければならない。チャンスはテレビの買い換え時だろう。2011年7月の地上デジタル完全以降や3Dテレビの発売を受けて、買い換えを考えている人も多いはずだ。買い換えを決めたら、家電リサイクル券を郵便局で買う。家電リサイクル券の写しを添えて近所のNHK営業所に「テレビを廃棄したので受信機廃止届を送って下さい」と郵送あるいはFAXする。もちろん電話でもいい。NHKはゴネるだろうが、廃棄するのは本当なのだからどうしようもない。「なんならTVを捨てるところに来てもいいですよ」とまで言ってあげればいい。受信機廃止届(理由:テレビの廃止)は必ず送られてくる。この届出を出せば、NHKと正式に解約ができる。万一、廃止届けが送られて来なかった場合は自分で解約届けを作ればよい。(参考:放送法の「契約」を考える K2氏)これにリサイクル券控えや廃品回収業者の伝票を添えて、内容証明郵便で所管のNHK営業所宛てに送れば解約が成立する。(事例あり)自作の廃止届けでいいのか?という疑問もあろうが、そもそも。NHKの廃止届けの様式は法に定められたものでなく、あくまでNHKの勝手な内規で決めたもの。ゆえに、内容さえ満たされていればNHK側としては受理せざるをえず、さらにその内容が正当であれば(テレビを廃止したのだから解約する)これを認めざるを得ないからだ。○そして絶対にNHKと再契約しない数日して、新しい液晶テレビなり3Dテレビが家庭に届くだろう。もちろん、NHKは契約を結ぶように言ってくる。しかし、契約は自由意志によるし、もちろん強制はできない。(私の地域のNHK営業主任も「ご理解・ご協力をお願いしている」と言っていた)契約がなければ法的に請求はできないし、強制執行などとんでもない。あなたや家族がうっかり契約さえしてしまわなければNHKは「お願い」に来るだけで、受信料を徴収することもできないし、この新聞記事のような裁判などもってのほかということになる。「NHKは見ません」「NHKの報道姿勢が云々・・・」「テレビが壊れている」そんなことは一切言わなくていい。ただ一言「NHKさんと契約はしません」とだけ言えば十分だ。あとはNHKの委託職員を追い出してしまって構わない。しつこく粘るようなら警察を呼んでもいいぐらいだ。○放蕩経営のツケを押しつけるNHKには明確なNO!をこのように、テレビ保有世帯のうち約20-30%にわたるというNHK非契約世帯は、NHKとは絶対に契約しないという鉄則によって「合法的に」NHKを排除しているのだ。だから、NHKが狙うのは「わけもわからず契約した法律を知らなかった人」であり、「正直がバカを見る」を実践している。詳しくは他ブログに詳しいので譲るが、NHKは創立以来、放蕩経営によるツケを受信料値上げでひたすらかわしてきた。参考:NHKの現状(山川紘氏)企業体質改善も、事業見直しも、人件費削減もろくにせず、ひたすら無能な経営のツケを受信者に押しつけてきた。受信者が合法的にダメ企業との契約を解除し、以後絶対に契約しないというのは、まっとうな消費行動だ。原因は断じて公共性、公平性、公益寄与をわすれたNHKにある。特にNHKによる最近の反日、毀日報道(JAPANデビューシリーズ、「坂の上の雲」ねつ造事件)は目に余るものがある。NHKは自浄作用を発揮するべき時期に来ていることを、視聴者たる我々が突きつけるべき時期なのだろう。
2010/05/14
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もちろんAIGやニッセイのことではない。国民が加入する「けんぽ」こと健康保険のことだ。日本はオバマ米大統領やヒラリー・クリントン議員が模範とする国民皆保険制度が機能しており、原則として健保にさえ入っていれば、民間生保会社の医療保険の類は要らないといっていい。米医療保険法案が成立へ=「国民皆保険」へ歴史的転換-下院が賛成多数で可決(2010/03/22 時事com)・特に健保の高額療養費制度(いわゆるキャップ制度)は、意外に知られていない。通常とても負担できない自己負担150万円(元は500万円の治療)の医療費がかかっても、9万円以上は健保が保証してくれる。(保険料・・・収入によって若干異なる)つまり、正規の治療を受けている限り、高額医療の心配はほとんどない。・医療保険には「給料保証」的なオプションも着いているが、実はこれも健保が保証してくれる。具体的には、健保の傷病手当金によって、それまでの給料の2/3の金額が1年半にわたって支給される。(もちろん返済義務無し)・健保は保険対象外の「出産」にも手厚い保障がある。正常分娩による出産は保険対象外でざっくり40-60万円。「出産はお金がかかる」イメージがある。しかし、国の少子高齢化対策にもとづく勧告を受け、健保の出産一時金は42万円にアップした。※ただし、42万円は「産科医療補償制度」に加入している病院、助産院で分娩した場合。それ以外(いわゆる産婆さんに取り上げてもらった場合など)は38万円。これらの費用は「出産費未払い」に苦しんできた医療機関にまず支払われ、差額がプラスなら返還される。さらに事前支払い、出産後支払いをえらべるので、手元にお金がなくても出産に望める。また、健保からは育児休業中に出産手当金として給料の2/3が約100日間支払われる。(出産前42日+入院日数+出産後56日)こちらも健保に加入していれば、非正規・正規を問わない。もちろん、この間、健康保険料は免除される。さらにその後の育児休暇中には、雇用保険から育児休業基本給付金として給料の1/2が支払われる。・そうすると「じゃあ、民間保険会社の医療保険は要るのか?」という疑問もある。個人的には非常にシンプルな医療保険を「現実保険」として。ガンや身体障害などが心配症な人だけに、特殊な保険が「安心保険」としてあればいいと思う。例えば、健保でサポートされない入院中の食事代、ベッド代(5000-6000円/日)をサポートする保険に入ることは「現実保険」として有効だろう。しかし、全体として保険料が実際の支払い金を上回る現状を考えると3000円/日の医療保険に入って、あとは貯蓄しておく方がずっといいとも思う。貯蓄、キャッシュなら、医療費にも回せる。若い家庭で「家族を養っている、オレが倒れたら・・・」という方の気持ちもよく分かる。その分は「安心保険」として6000円/日や8000円/日の医療保険に入るのも良いだろう。・ただし、統計的には「高い保険料を貯蓄に回した方が安上がり」ということは憶えておこう。特に若いときは病気にかかる確率も低く治るのも早い。特に、次の統計に基づく格言は憶えておいてほしい。生涯の医療費の90%は最後の1年に使われる※アメリカでは総医療費の95%が最後の3ヶ月に使われるという統計もある。・まともに働いた人なら(よほどの延命措置をしない限り)、晩年のこの対応できるだけの貯蓄と保険があるだろう。そうでない人や雇用が安定しない人は、病気と老後の不安のために高い保険料を「安心保険」として支払うかもしれない。だが、日本の健保は世界最強で、非正規雇用の人も健保と雇用保険に入っていれば、少なくとも生死にかかわることはない。民間保険も、県民共済、全労済などの非営利(財務体勢や支払い状況は概ね良好)な安い保険を付け足せば、もう病気の治療にだけ専念できる。(海外では民間保険の質次第で本当に生死が左右されるが・・・)世界最強の「健康保険」その基本は「皆(かい)」保険制度という非常に日本独自の社会主義的システムにある。ヒラリー・クリントンは日本の制度をアメリカに導入するという公約を掲げたが、TV討論で議員だか専門家だかにこう批判された。あれは競争原理、自由主義をある程度抑えられるだけの理性をもった日本でのみ成り立った制度だ。多国籍、多価値観、自由主義(すぎる)であるアメリカにはなじまないよ・・・と。この指摘は正しいだろう。少なくとも今日まで日本では「オレは全然病気にかからない!ケガもしない!将来子供も作らない! だから健保は払いたくない!」という人はごく少数で「オレは病気もケガもせず、子供の予定もない。 けれど安心して働いて喰っていけるのは 今病院に通っている爺さん婆さんが日本を立て直してくれたからだ」と考える人が多数だったということだろう。給与明細をみて、保険料の欄の金額があれば・・・あれも買えたし、これも払える・・・私はときどきそう思う。しかし、日本のまっとうな制度についていえば、権利と義務、享受と支払いは(歴史的な部分も含めて)だいたいトントンだ。見たくもない、見られもしないテレビ電波を送りつけ「法律だ!金を払う義務がある!(嘘です)」と契約もしてないのに金をせびろうとうする悪徳商人真っ青の「世界最悪のペイ・パー・ビュー」(公共放送としては世界一放送料が高い、というか海外では公共放送は金をとらない)NHK放送料とはわけが違う。健保は払う価値があるし、守ってゆかなければならない。そのためには、古き良き日本的モラルが存在することが前提だろう。日本的モラルはどんなものか、なぜ生まれたのか、海外とどう違うのか?こう言ったことは「オレは年金や健保を払いたくない(オレが若いうちだけは・・・)」という者が出る前に教育として教えるべきだと思う。そもそもそういう教育があれば、若い彼らも違った考え方をするだろう。【消臭剤が不要になる電気代0、交換不要の「永久消臭装置」\4500】世界主要国特許取得!消臭・清浄効果でリラックス&快適エコ生活。光触媒空気清浄 ピュアウッズ¥4,515ニオイも花粉もしっかり除去空気清浄機EP-DZ30(Wホワイト)\15,900
2010/03/21
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【再検証・日教組と民主党】http://www.youtube.com/watch?v=NzyxXR9t4ak無能天国は、現業職や役所のダメ公務員だけではない。公立学校教師がそうで、自分たちの子供を預けなければならないとすれば、暗澹たる気持ちだ。私事だが・・・私が地方の大学に行っていたころ、塾講師をしていた。はじめは小中学生を個別にみる小規模な個人指導塾。最後は大学受験を控えた高校生・浪人生を教える中規模塾。大学に在籍したうち5年間は他のバイトもしながら塾講師は辞めなかった。塾講師というのは面白い仕事だ。生徒と語らい、目的意識を引き出し、眠っていたやる気を引き出すのは面白い。学校とは少し違った角度で教えると、伸び悩んでいた生徒の成績がグングン上がる。中には明らかに学生時代の私より出来るようになった子もいた(苦笑)センター試験の日会場に激励に行くと、私が手作りした問題集で追い込みをしていた生徒がいてくれたのは、いま思い出しても嬉しい。彼らが望んだ仕事に就けるような大学や専門学校に行けるよう、及ばずながら私も給料以上に頑張ったつもりだ。そして、小中高と学年は違えど、生徒と親御さんの不満は共通していた。曰く「学校の授業がつまらない」「教え方が下手」「先生が変人でついてゆけない」「塾に行かないとまともな勉強ができない」e.t.c.今思うと、私が塾講師として優秀だったわけではなく(自覚している)学校の・・・塾の立地からして周辺の公立校の・・・レベルが酷すぎたのだ。だから、生徒のやる気も削がれ、勉強がつまらず、そもそも「将来」の目標がなかっただけだろう。私は彼らのベクトルが少しだけまともな方向に向かうよう、手を添えたにすぎなかった。もちろん塾講師と学校教師は同業とはいえない違いがある。それにしても、塾が学校のつまらなさ、生徒スポイルを救うという状況はどうだろう?なぜ、学校はこんなにつまらないのか?私は小中高と公立だったので、彼らと同じ不満を持っていた。そして「自分で勉強するしかない」と、知り合いのとびきりの秀才・・・この人は国立の理系学部を卒業した後、旧帝大の大学院に進みマスターとして院卒、その後、たった一年の受験勉強で国立の医学部に合格。主席に近い成績で卒業した・・・に公立高校教育のムダ教育を徹底的に排除し、学科の核心を抽出する勉強法を教わった。伊藤氏の指摘は統計を欠き「町のおばちゃん(議員ではあるが)の私感」にすぎないのかもしれない。しかし、なぜ「公立はつまらないのか?」という疑問への答えが詰まっている。日教組は反日的な団体という以前に、もっとも憎むべき公務員の集団だ。公務員といえ団体活動を行ってよい。しかし、公務員としての義務・責任を放棄し、権利ばかりを主張するのであれば、それは税金で養う価値のない存在だろう。・学校の電話を利用しての推薦議員応援活動・支持政党が有利になるよう、教科書の内容をねじまげて教える・日教組が人事権を牛耳り、まともな先生を押しやって日教組天国を作る・教師という名の労働者にすぎず、教職に誇りや自負がない日教組の教師は「子供達のための」学校を「教師のための」学校に私物化している。我々の税金を投入して、そのような公務員を雇う価値があるのかを納税者として考えるべきだろう。親戚の公立小学校教諭は言う「日教組にもう若手教師は入らない。イカレているから」「でも古狸たちが人事権を握っている。組合員は無能でもどんどん出世する」「これが無能天国だよ」私は教育の大切さを強調してもしきれない。若い先生、まともな先生よどうか教師として、公務員として、生徒と国民に範を示していただきたい。微力ながらこうして日教組の異常ぶりを晒し貴兄らのような「子供達のための先生」を応援する。日教組先生の見分け方
2010/03/18
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【さすがの民主党クオリティ・・・物流の大量破壊兵器「高速無料化」】実質値上げにつながり、渋滞増すら懸念される民主党のマニュフェスト「高速無料化」国民も「高速がかえって渋滞するだけでは?」「間接的に税負担などが増えるだけでは?」と懸念する。だいたい、国交相(金子・元国交相)その人が「その場合、道路で3倍の予算を投入する必要がある」「その分、公共事業の無駄な部分を削除するとしているが、道路を3倍にしてどうするのか」と高速無料化に批判的なのである。民主党の七奉行の一人といわれる前原・現国交相ですら、首を傾げながら高速無料化に取り組んでいるのが現状だ。高速無料化を国民の大多数が反対しているのも当然だろう。もちろん、高速道路を上手に活用しようというのは悪くない。だが、そこは流石の「民主クオリティ」というか、子供手当てにせよ、高校無料化にせよ、浅はかすぎてシロウト発想の域を出ない。政府が発表した「2.7兆円の経済効果」も各種のリスクを無視しているデタラメだしCO2削減にいたっては高速道路側の渋滞を考慮していないため、信憑性に乏しく、逆にCO2増になるとの研究もある。こんな問題だらけの民主党のマニュフェストだが、もともと国民の支持(要望)を得たものなのだから、しっかり練れば国民受けもするし、公益につながることも多いだろう。【受益者負担だけではない!?民主の高速無料化はこんなに国民負担】さて、高速無料化である。これはそもそも「全車・全車種」を無料化しようと・・・つまり高速をただの「高いところにある一般道路」にしてしまうことに無理がある。それでは確かにお盆・正月・GWだけだったラッシュが平日にまで及んで今より道路交通事情が酷くなるだけだろう。高速道路に走り屋や暴走族が大挙して、高速渋滞がひき起こることを真面目に懸念する人もいる(実際ありそうな話だ)。なにより、時間と戦っている物流・運輸関係の車両が大迷惑だ。つまり、結果的に国民が別の角度から迷惑する。それによって業界のみならず、国民からも疑問の声が挙がっている。そもそも国民の70%が高速無料化に反対との調査もある。なんといっても、公費注入がいけない。高速道路の維持管理費は利用料金ではなく、国民全体の税金から賄われる。受益者負担の大原則をほとんど無視する政策であることを民主党は誠実に説明していない。さらに高速道路公団・鉄道・フェリーの減収、(渋滞による)トラック、バス業界の減収など、税収入の減少は目に見えている。つまり、民主クオリティの「高速道路無料化」はやはり目先政策にとどまっており、公益・国益を損ないかねないのだ。なにより、高速道路公団の収益で維持してきた道路を公費で維持することになる→つまり、高速道路を使わない、車すら持っていない国民の負担が増えるのは確実。さらに、高速道路無料化でダメージを受けた鉄道各社が一斉値上げに踏み切るのは必至。通勤のために電車を利用している多くの人々が、年数万円もの負担を直接強いられるだろう。【産経FNN世論調査】高速無料化賛成は26%(産経新聞)高速無料化で「減収460億円」=経営の危機訴え-フェリー業界(時事)高速無料化で年間の減収500億円 JR各社、反対要望(朝日新聞)「高速無料化」に大反対のトラック業界関係者ら、労働条件の悪化を懸念(物流ウイークリー)CO2排出量、33%増 高速無料化で国交省推計(共同通信)国交省、高速道路無料化に6000億円盛り込み(共同通信)高速無料化のツケ、交通弱者は2兆円の負担増(JanJan)高速道、現行割引より値上げに 料金上限制で国交相(共同ニュース) 借金・維持費…高速道路無料化、誰が負担?(読売新聞)・・・なんだかもう、国を乱して支持率を落とすためだけに「高速無料化」を民主党がやりたがっているとしか思えない。【高速をどう無料化するか?やり方次第】だが、ここに妙案がある。・一般道の渋滞を緩和しつつ・高速の渋滞も増やさず・かつJR、運送会社や高速各社にも負担を強いず・環境中の自動車排ガスを減らし・なにより税収維持と歳出抑制になるそんな方法が一つだけあるそれは高速「トラック」無料化だ。具体的にはトラックだけでなく、タクシー、高速バスなど、事業用車両だけを無料化するのだ。これならば、現在のETCの設定を変えるだけで済む。事業用車両にのみ、特別なETCカードを発行し、ETCのソフトをバージョンアップするだけで対応できるだろう。ETC様々である。こういった措置に対応するためにETCがあるのだともいえるし、普及してきたのだ。事業用車両限定の高速無料化であれば、物流を滞らせず(特に高速をためらっていた小規模トラック会社は元気になる)、JR・鉄道各社のダメージも500億円よりははるかに小さい。カーフェリーも廃業せずに済む。つまり、物流業界が活発になる。【国民にメリットの大きい「高速トラック無料化」】輸送場所と時間の融通がきくトラックは、現在、日本の物流の50%を担っている。日本の物流会社6万社のうち実に約8割にあたる5万社近くがトラック20台以下の中小企業である。これまでも物流業界はガソリン高騰、景気後退など、様々なダメージになんとか耐えてきたが、世界同時不況を期に一気に状況が悪化した。不況に弱い中小企業が多いからである。悲しい経営者...会社存続に奔走する苦労を従業員は知らず厳しい経営環境が続く...運送事業者、生き残り策さまざま海コン輸送、想像を絶する厳しい状況(いずれも物流ウイークリー)トラック業界を保護することは、日本の物流を活発にすることだ。われわれ国民はスーパーの野菜ひとつを取ってもトラックが運んできたものを得ているのだ。すなわち、物流が元気になれば、国民へ還元される経済効果が必ず起こる。結果的に経済効果となって国民に利益をもたらすはずだ。もちろん、事業用車両を使わない一般市民にも「直接的な」メリットがある。まず、事業用車両が高速にながれるので、一般道の渋滞が緩和される。通勤に高速を使う人はあまりいないだろう。渋滞が辛いのはお盆正月を除けば、一般道での話なのだ。日本の車のうち、自家用車は 47,209,147台。業務用車(トラックやタクシー)は 1,742,652台。(H21 自動車保有台数統計)つまり自家用車:業務用車の比率は27:1だ。特に業務用車両はトラックや特殊用車両など大型自動車が多い。これらが高速道路に流れれば、一般道の渋滞はかなり軽減されるはずだ。エコカーの普及と渋滞緩和が同時に進行すれば、排ガスは一気に減少するだろう。また、トラックなどの貨物用車両は、大きい分事故時のダメージが大きいため、死亡事故が普通車よりも5割ほど多い。トラックが高速道をメインに走ってくれれば、歩行者とトラックの事故も減るだろう。車を持たない人も、バス代やタクシー代に高速料金が上乗せされることもない。特に長距離バスが安くなる。少なくとも、現在の無料化では確実となる電車賃値上げは避けられる。ついでに、高速代の分だけ運送費が安くなり、宅配便の値段も下げられるだろう。何かを殺して経済効果を生むことはできない。何かを生産するから経済効果は生まれるのだ。高速道路を殺して一般道路にして国民負担や業界危機を招くのではなく高速道路に生産性をもたせることで業界活性化と国民利益をかなえるべきだろう。少なくとも民主クオリティの「どんぶり政策」より、事業用車両に限定した高速無料化、「高速トラック無料化」の方が国益にかなうはずだ。・・・と、私は勝手に思うのだがいかがだろうか? K18ワンスートンダイヤモンドリングが\55,000→\16,800
2010/03/06
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