「ダレン・シャンI -奇怪なサーカス-」 Cirque Du Freak 「ダレン・シャンII -若きバンパイア-」 The Vampire's Assistant 「ダレン・シャンIII -バンパイア・クリスマス-」 Tunnels of Blood 「ダレン・シャンIV -バンパイア・マウンテン-」 Vampire Mountain 「ダレン・シャンV -バンパイアの試練-」 Trials of Death 「ダレン・シャンVI -バンパイアの運命-」The Vampire Prince 「ダレン・シャンVII -黄昏のハンター-」Hunters of the Dusk 「ダレン・シャンVIII -真夜中の同志-」 Allies of the Night 「ダレン・シャンIX -夜明けの覇者-」 Killers of the Dawn 「ダレン・シャンX -精霊の湖-」 The Lake of Souls 「ダレン・シャンXI -闇の帝王-」The Lord of the Shadows 「ダレン・シャンXII -運命の息子-」 Sons of Destiny 「ダレンシャン外伝」
◆原題「シルク・ド・フリーク」Cirque Du Freakの<フリーク> ダレン少年がバンパイアになる運命と出会う舞台となるサーカス団の名称。<フリーク>とは異様・異形とか、普通でない、という意味があり、ここはただのサーカス団ではありません。バンパイアとなる運命の出発点のこの題名はぴったり。ただし、訳者の方は、サーカスの団員の表現に、原作に忠実に行ったと但し書きをするなど気をつかっています。
◆原題「トンネルの血」Tunnels of Bloodは、地下の下水道が今回はじめて遭遇する<バンパニーズ>との戦いの舞台を表してます。クレスプリーの故郷の町の、謎の殺人事件。夜ごとに姿を消すクレスプリーをダレンとエブラは疑います。一方、邦題では”バンパイア・クリスマス”と変更。ぬくもりや華やぎが感じられます。親友のエブラへのプレゼント、ガールフレンドのデビーの家でのクリスマス・パーティの誘いなど、冒険だけでなく友情や恋も充実ナ内容です。
◆<黄昏><夜><夜明け>三部作 7巻の原題は「ハンター・オブ・ザ・ダスク Hunters of the Dusk」8巻は「アライズ・オブ・ザ・ナイト Allies of the Night」 9巻は「キラー・オブ・ザ・ドーン Killers of the Dawn」。著者のダレン氏によると<黄昏Dusk>、<夜Night>、 <夜明けDawn>と、時間を追ったタイトルをつけたのは、「7巻から9巻までが三部作だとわかるように」だそうだ。バンパニーズ大王をたおす旅が<黄昏>ではじまり、<夜>に頂点にたっし、<夜明け>でひとまず結末を迎える。第7巻以降は<バンパニーズ>との戦が本格化。「戦争」が大きなテーマとなります。どんな頂点と結末を、むかえることになるのか。