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これは図書館の除籍本です。題名に惹かれて読んでみました。火星のモニュメントNASAがひた隠す太古文明の痕跡リチャード・C・ホーグランド著並木伸一郎/宇佐和通訳火星には人面岩をはじめ多くの人工構造物群が存在している。本書では、著者長年の火星研究の成果はもとより、人類の起源が火星にあること、そしてシドニア地区の遺跡と古代文明との関連などを明らかにする。UFOはじめ未知の知的生物に関する目撃や各種証拠品と言われるものは、ことごとく政府関係筋から隠匿され、たとえ漏れでて来ても完全否定されるのが常だった。この本での解析も幾多の困難にあい、各種公的機関の隠匿にあい解析結果の真偽のほどがはっきりしないで終わっている。本書が刊行された2003年から20年以上経った現在どこまで謎は解明されているのだろうか?「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年11月20日
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これはカミさんが買ってきたのを読んでみました。近藤先生に以前お世話になったとか・・医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法近藤誠医者を40年やってきた僕が、いちばん自信を持って言えるのは、「病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすて」ということです。医者にかかればかかるほど検査が増えて「異常」が見つかり、薬を飲んだり手術をするハメになる。薬のほとんどに病気を治す力はなく、副作用は大きい。がんは見つかると、いきなり胃や子宮を切り取られたり、死ぬほど苦しい抗がん剤治療治療をさせられる。こうして命を縮めます。「信じる者は救われる」と言いますが、医者を簡単に信じてはならない。本書では、医療や薬を遠さげ、元気に長生きする方法を解説していきます。目次だけ書いておきます。■第1章 どんなときに病院に行くべきか心得1「とりあえず病院へ」。あなたは医者の“おいしいお客様心得2「老化現象ですよ」と言う医者は信用できる心得3 医者によく行く人ほど、早死にする心得4「血圧130で病気」なんてありえない心得5 血糖値は薬で下げても無意味で、副作用がひどい心得6 世界中で売れているコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下心得7 がんほど誤診の多い病気はない 心得8 「早期発見」は、実はラッキーではない心得9 「がんだったから、仕方ない・・・・」と考えてはいけない心得10 健康な人は医療被ばくを避ける。CT1回でも発がんリスクあり心得11 医者の健康指導は心臓病を招く ■第2章 患者よ、病気と闘うな心得12 一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな心得13 軽い風邪で抗生物質を出す医者を信用するな心得14「抗がん剤を使えば寿命が延びる」と言う医者を信用するな心得15 がんの9割は、治療するほど命を縮める。放置がいちばん心得16「医者から薬をもらう」を習慣にしてはいけない 心得17 痛みはこわくない。モルヒネを正しく使えば、安全に長生きできる心得18 がんの痛みは完璧にコントロールできる心得19 安らかに逝くとは「自然に死ねる」ということ■第3章 検診・治療の真っ赤なウソ心得20 がん検診は、やればやるほど死者を増やす心得21「乳がん検診の結果は、すべて忘れなさい」心得22 胃を切り取る前に、知っておきたいこと心得23 1センチ未満の動脈瘤、年間破裂率は0・05% ほか心得24 断食、野菜ジュース、免疫療法・・・・医者たちの「がん詐欺」に注意心得25 「免疫力」ではがんを防げない心得26 よくある医療被害 ケーススタディ■第4章 100歳まで元気に生きる「食」の心得心得27 体重、コレステロールを「減らさない」健康法を選ぶ心得28 ピンピン100歳への体づくりは「毎日タマゴと牛乳」から心得29 ビールは1日にロング缶2本までなら「百薬の長」心得30 コンブやワカメを食べすぎるとがんになる心得31 コラーゲンでお肌はぷるぷるしない。グルコサミンはひざに直接届かない心得32 「高血圧に塩はダメ」はウソ。自然塩より精製塩のほうが安心心得33 コーヒーは、がん、糖尿病、脳卒中、ボケ、胆石、シワを遠ざける■第5章 100歳まで元気に生きる「暮らし」の心得心得34 24時前後にどっぷり眠る「超」早寝早起き健康法のすすめ心得35 石けん、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる心得36 大病院にとってあなたは患者ではなく被験者心得37 「手当て」でストレスを癒す心得38 しゃべって、笑って、食べて。口を動かすほど元気になる心得39 よく歩く人ほどボケにくい心得40 インフルエンザ・ワクチンを打ってはいけない心得41 「ほっときゃ治る」を、いつも心に■第6章 死が恐くなくなる老い方心得42 ポックリ逝く技術を身につける心得43 喜怒哀楽が強い人ほどボケない心得44 100歳まで働き続ける人生設計をする心得45 いきなり進行がんが見つかったらどうするか心得46ローソクが消え入るような、転移がんの自然死心得47リビングウィルを書いてみよう引っ掛かる部分は少しあるもののかなりの部分をこれからの健康指針として活用したいと思った。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年11月09日
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これも例の日記シリーズです。いつものごとくあっという間に読んでしまいました。メガバンク銀行員ぐだぐだ日記このたびの件、深くお詫び申しあげます 目黒冬弥「上司に振りまわされる仕事」現役銀行員が暴きだす、業界の恥部と醍醐味――語らずにいられないことM銀行は最近、世間を騒がせるいくつかの不祥事を引き起こした。多くの行員がその対応、事後処理にあたり、私もその最前線にいたひとりだった。ニュースで報じられる事件の裏側には、現場で汗を流し、時に罵倒され、頭を下げている人たちがいる。そんな生身の姿を知ってもらいたいと思った。――四半世紀を超える銀行員生活で、語りたいこと、語らずにはいられないことがある。●第1章より●2021年2月28日、日曜日、私は家族で横浜中華街を訪れていた。午後2時すぎ、緊急連絡用の携帯電話が鳴った。「目黒課長、今、大丈夫ですか? 大きなシステム障害が起きていて、ATMが使えず、お客さんがあちこちで大騒ぎしているらしいんですよ。今から支店に来れますか?」副支店長の慌てぶりが電話口から伝わってきた。またか……。 「システム障害」という言葉に、このさきのことを考えると心が重く沈んでいった。●もくじ●まえがき――犯人捜し第1章 3度あることは、何度ある?某月某日 緊急連絡 : 「今から来れますか?」某月某日 統合初日の悲劇: ATMが動かない某月某日 統一用語集 : マウントの取り合い某月某日 2度目 : あの日と同じ光景某月某日 休日返上 : ちらつく不安某月某日 回収係 : 「お金はもう手元にないんです」某月某日 罪と罰 : ウソツキで誠実な男の約束某月某日 社運をかけたプロジェクト : 新システムへの移行某月某日 そして3度目 : 大混乱のリモート会議第2章 銀行の常識は、世間の非常識某月某日 住宅ローン審査: 銀行員の醍醐味某月某日 結婚の作法 : 〝披露宴レクチャー〟の夜某月某日 人事異動は突然に : 「明日の朝から行け」某月某日 引き継ぎ : 通訳係は姉御肌某月某日 顔に泥 : 完璧主義者の苛立ち某月某日 口から出まかせ: 渾身のお願いセールス某月某日 デスクワークの正体 : 寮に帰ってすることは…某月某日 サマージャンボ: 不安→不信→喜び某月某日 10億円融資 : ワンチームの目標某月某日 全国トップクラス : 「期待される」という初体験某月某日 マンモス支店 :仕事がない某月某日 血も涙もない :花形になった日陰者某月某日 ITバブル : 回収係は使い物にならない某月某日 エリートコース: これが銀行のヒエラルキー某月某日 投資信託を売る: 営業キャリアの絶頂期某月某日 サービス残業 :問われる忠誠心某月某日 支店長の顔色 :なぜ若手はダメになっていくのか?第3章 営業失格!某月某日 営業人生の終わり : なんで、なんで、なんで…某月某日 手取り17万円 :給料も3分の1に某月某日 エース営業マン: 「どうしてこんなことになった?」某月某日 寵愛 : 形骸化する「内部管理責任者」某月某日 防犯カメラ : 印鑑紛失事件某月某日 ある嘱託社員の死 : かけがえのない仕事某月某日 車椅子を導入せよ : 強力助っ人、登場某月某日 振り込め詐欺 : 犯人VS警察の攻防戦第4章 銀行業界のナイショ話某月某日 お詫びの品 : 「反社だったらどうする?」某月某日 シングルマザー: アヤシイFX取引某月某日 熱意と実利 : 途絶えたメール某月某日 抜き打ち監査 : 私生活にまで支障が某月某日 人事評価 : 理想の上司ってどんな人?某月某日 セカンドキャリア : 選べる立場にありませんあとがき――たったひとつのルーティーン世間一般ではメガバンクに就職できれば、人生の成功者のように言われることが多い。他の業界の大手でもそうだろうが、本当の意味でいえば、入ってからが勝負なのがつくづく分かる。考えてみれば、日本という国は大学でも就職でも入るのが目標でかつゴールのようになっているなんとも不思議な国です。昔から就職希望の多いお堅い業界として有名な銀行業界(金融業界ではない)。しかしてその実態は・・?個人的な偏見ですが、職業に貴賤はないというものの他人のお金で商売しているくせに偉そうにしているのが気に入らない。たぶんにTVの見過ぎかもしれないが、ローンを組んだ時に特に感じた・・。まぁこれを読んでみると他の業界と大差ないというものの、他人のお金を使っているだけたちが悪いといえる。安定を求め銀行への就職を希望している人にぜひ読んでもらいたいと思う。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年11月01日
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久々の日記シリーズです。いつものごとくあっという間に読んでしまいました。電通マンぼろぼろ日記福永耕太郎ベストセラー日記シリーズ最新刊!今回もすべて実話の生々しさ。 30年間にわたって広告代理店の最前線で汗をかいた著者による怒りと悲哀と笑いの記録。 ゴルフ・料亭・×××接待、クライアントは神さまです ~「今すぐに、俺が飲んでいる店に来い!」 大手電機メーカー・S社の宣伝部メディア担当である 田代部長からの電話だった。私はすぐにピンときた。翌朝の日経新聞に 掲載される予定のS社の広告割り付けの変更が彼の逆鱗に触れたのだ。 (第1章「知られざる電通の内幕」より)~電通マンなんて憧れの会社の職業なのに、やはりその裏側は大変なのが良く分かった。華やかさの裏にはやはりそれなりの苦労が伴っているということ。楽してお金はもらえないということです。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年10月23日
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これも大石作品の単巻本です。シーデビル電撃作戦大石英司巡視船「おおすみ」は、台湾の密輸船を追って尖閣諸島の領海に入り込んだ。が、そこには中国海軍の駆逐艦「長征」が待ち受けていた。なぜ中国の軍艦が!? ブリッジの緊張が最高潮に達した時、海上自衛隊の新型高速機動艇「シーデビル」が突如出現した…。シーデビルと言われるステルス艦の活躍ぶり、現代に通じるようなハイテク艦が中国の密輸船にのぞむ、駆逐艦まで動員してくるしたたかな中国を痛快なまでに撃破する姿にグッドジョップです。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年10月15日
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これも大石作品の単巻本です。南沙諸島作戦発令 大石英司潤沢な海底資源をめぐって、中国、台湾、ベトナム、マレーシアがその領有をあらそう南沙諸島。自国施設が攻撃されたとして、中国が出動準備を整えるなかで国連は、自衛隊に事件処理を委ねた。衝撃のポリティカル・シミュレーション。今注目の南沙諸島の領有権を巡る争い。この小説のような自衛隊の活躍、国際的な協力体制が機能していれば今のような中国の横暴を防げたのではないかと思ってしまう。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年10月04日
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これも図書館からの除籍処分のリサイクル本の続巻です。夢をかなえるゾウ 2 ガネーシャと貧乏神水野敬也脱サラし、お笑い芸人になった西野勤。しかし才能がなく、8年間、売れることなくくすぶっている。そんな彼の元にガネーシャが降臨! 「ワシとコンビ組もうや」。ガネーシャとお笑いコンビを組んだ西野は果たして夢をかなえることができるのか?1.に続き、以下の数々の教えを受けながら主人公が成長していく・・楽しく読みながら為になる本です。「ガネーシャの教え」図書館に行く人の意見を聞いて直す締め切りをつくる失敗を笑い話にして人に話す優先順位の一位を決めるやりたいことをやる「金無幸子の教え」楽しみをあとに取っておく訓練をするプレゼントをする他の人が気づいていない長所をホメる店員を喜ばせる自分が困っているときに、困っている人を助ける欲しいものを口に出す日常に楽しさを見出す「釈迦の教え」自分と同じ苦しみを持つ人を想像する「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年09月24日
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これも大石作品の単巻本です。比較的初期の作品が多いようです。冥氷海域 オホーツク「動く要塞」を追え大石英司ここは陸地ではなく氷山だったのか!? ――オホーツク海最奥部の大地が突如剥離し,公海上を南下し始めた。米スパイ衛星は,その氷山内に謎の対空攻撃施設(ユニット)と原発の存在を確認,急遽,海軍特殊部隊を派遣した。放置すれば氷山は北海道に衝突,原子炉はメルトダウンする!? だが,上陸した精鋭部隊は呆気なく全滅した。彼らを襲ったのは想像を絶する,未知の”魔物”であった……。冷戦下の旧ソ連が遺棄した幻の要塞を巡る,日米ロの緊張と世紀の大作戦! 俊英が放つ空前の超級(メガ)スペクタクル!歯止めの効かない共産圏や独裁国家による危険な遺伝子操作はウィルスや細菌だけでなく、無脊椎から脊椎動物に至るまで及ぶことを想定した近未来の小説、実際に起こりうるから恐ろしい。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年09月15日
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これも図書館からの除籍処分のリサイクル本です。マンガチックな表紙なのでだいぶ経って読んでみました。夢をかなえるゾウ水野敬也「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」世の中にはこんなに多くの成功法則書、ビジネス書があふれているのに、成功者が増えたという話は聞いたことがありません。なぜだろう? ずっと感じていた疑問でした。そしてこの疑問に対する1つの解答を用意したのが本書です。主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然、彼の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れます。「ガネーシャ」という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけ。たぶん、史上最悪のメンター(師匠)でしょう。しかし、ガネーシャはこう言います。今から自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――。成功を願う普通のサラリーマンとぐうたら神様ガネーシャ。この二人が「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」自己啓発書のメインテーマを、従来とは少し違った形(具体的に言うと、慢才です)で深めていきます。拙著『ウケる技術』や企画・脚本を担当したDVD『温厚な上司の怒らせ方』でも意識した「笑えてタメになる」という形式をさらに深めた本に仕上がったと思います。ぜひ読んでみてください。なかなか面白かった・・いい加減さの中に一つ一つ教訓が秘められている。以下のガネーシャの名言集に引っかかるものがあったら読んで実行すると良いと思う。靴をみがくコンビニでお釣りを募金する食事を腹八分におさえる人が欲しがっているものを先取りする会った人を笑わせるトイレ掃除をするまっすぐ帰宅するその日頑張れた自分をホメる一日何かをやめてみる決めたことを続けるための環境を作る毎朝、全身鏡を見て身なりを整える自分が一番得意なことを人に聞く自分の苦手なことを人に聞く夢を楽しく想像する運が良いと口に出して言うただでもらう明日の準備をする身近にいる一番大事な人を喜ばせる誰か一人のいいところを見つけてホメる人の長所を盗む求人情報誌を見るお参りに行く人気店に入り、人気の理由を観察するプレゼントをして驚かせるやらずに後悔していることを今日から始めるサービスとして夢を語る人の成功をサポートする応募する毎日、感謝する「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年09月07日
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産経新聞の広告で見つけ、図書館にリクエストして届いたので読んでみました。箱根駅伝は誰のものか酒井政人2024年に100回目の開催を迎える箱根駅伝。国民的行事ともいえるほどまでの圧倒的な人気を誇る箱根駅伝にいま、厳しい視線が注がれている。100回の歴史を振り返りつつ、箱根駅伝の現在と未来を元箱根ランナーの著者が分析・展望する。目次(一部抜粋)第1章 箱根駅伝の壮大なる歴史大正時代に始まった箱根駅伝の創成期/箱根駅伝の復活と東京五輪1964/順天堂大学、日本体育大学、大東文化大学が台頭/1987年にテレビの生放送がスタート など[インタビュー]伝説の「12人抜き」を披露した古豪のレジェンドエース 服部誠氏(東京農業大学OB)第2章 箱根駅伝の現在地新たな風を吹き込んだ青山学院大学/東海大学の大胆強化策とその後の凋落/昨季「駅伝3冠」を達成した名将・大八木監督がもたらしたもの など[インタビュー]ゼロからチームを作り、常連校に導いたベテラン監督が語る舞台裏 川崎勇二氏(中央学院大学駅伝部監督)第3章 箱根駅伝に高速化をもたらしたギアとトレーニング箱根駅伝は超高速化/ケニア人留学生の増加が高速化に拍車をかけた/厚底カーボンシューズが速い理由/速すぎる厚底カーボンシューズの弊害 など第4章 箱根駅伝は誰のものなのか「連合チーム」問題で露呈した関東学連の密室政治/学生スポーツは無償でいいのか/「お金」の問題──収益は一体どこに?/大学の格差問題──予算のある大学は年間2億円近い/月数十万円を受け取る選手たちがいる現実 など[インタビュー]箱根駅伝の「稼ぎ方」をお教えします 小林至氏(経営学者、桜美林大学教授)第5章 箱根駅伝の近未来視聴者の高齢化と「タイパ」を求める若者たち/ほぼすべての出場校に留学生がいる時代が到来する/地方大学の参戦で日本陸上界は活性化する/多様性の時代、男子学生以外の参加もある?/大学間での?移籍?が活発化するか など今年の第100回大会も観たし去年の予選会も観ました・・関東学生連合のいない違和感、そして予選会での関東以外の大学の惨敗ぶりの違和感・・それの元凶が関東学連の密室政治にあり、知らぬ間に関東学生連合が結成されないこと、とても準備が間に合わない時期の関東以外の大学への箱根への参加が可能かもアナウンス。さらに関東学生連合が法人ではなく互助会組織のため資金や財務の情報は一切公開されていない・・つまり裏で膨大な資金が流れているはずが公開されない。しかも日本テレビから役員が関東学連に派遣されているという。なんだかなぁ・・という感じですが、今や大人気の箱根駅伝の裏側にも思いを馳せるのもおもしろいかと・・。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年08月25日
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再び大石作品です。単巻です。サラエボ至急報大石英司バルカン半島サラエボ沖に浮かぶ中立系ラジオ船・言論の自由号は、旧ユーゴ各国のジャーナリストが乗り込み、民衆にとって唯一信頼できるメディアであった。その船が何者かにジャックされる。事件解決のためUNICOONが出動する。紛争がなかなか収まらない地区には、その地区ならではの複雑な利権が絡み合い国連さえもおいそれと手を出せない・・という現実をほうふつとさせる長編シミュレーション。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年08月09日
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これは話題になり、カミさん・お袋が読んで、自分に回ってきた本です。80歳の壁和田秀樹人生100年時代だが、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳。80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。「食べたいものを食べる」「血圧・血糖値は下げなくていい」「ガンは切らない」「おむつを味方にする」「ボケることは怖くない」等々、思わず膝を打つヒントが満載。70代とはまるで違って、一つ一つの選択が命に直結する80歳からの人生。ラクして壁を超えて寿命を伸ばす「正解」を教えます! 40、50、60代の老親をもつ世代も必読。目次プロローグ 80歳の壁を超えていく第1章 医者・薬・病院の壁を超えていく(幸齢者になったら健康診断はしなくていい;医療に頼るなかれ。医師には「健康」という視点がない ほか)第2章 老化の壁を超えていく(浴風会病院の高齢者医療。私が自信を持って話せる理由;明日死んでも後悔しない人生の時間の過ごし方。三つのムリをやめる ほか)第3章 ボケ・認知症の壁を超えていく(認知症への誤解。思い込みがみんなを不幸にする;知らない不幸。生きる知恵は残っている ほか)第4章 高い壁を低くするヒント 50音カルタ(長生きが大事なのか。残りの人生が大事なのか;寝たきりは終わりではない。だからこそできることもある ほか)エピローグ 人生100年の壁も超えていく男性の健康寿命に近づいた自分にとって、この本は、この先の生き方を示唆しているように思う。身体を一から鍛え直すジム通いは、幸い嫌々ではなく自分に合っているようで楽しくやれている。本書の内容は、今の医学界の反対を行く内容で、すべてを肯定することはできないし疑問も残る。ただ大筋は理にかなっていると思うので賛同できることはやっていきたいと思っている。著者も賛同できることだけでも実行していけば、より質の高い生活を送れるだろうと言っている。あとは以下の「50音カルタ」の納得できる部分を実行することのみ50音カルタあ:歩き続けよう。歩かないと歩けなくなるい:イライラしたら深呼吸。水や美味しいものも効果的う:運動は体がきつくない程度にえ:エアコンつけて水を飲み、猛暑から命を守れお:おむつを恥じるな。行動を広げる味方ですか:噛めば噛むほどに、体と脳はイキイキするき:記憶力は年齢ではなく、使わないから落ちるく:薬を見直そう。我慢して飲む必要はないけ:血圧、血糖値は下げなくていいこ:孤独は寂しいことではない。気楽な時間を楽しもうさ:サボることは恥ではない。我慢して続けなくていいし:自動車の運転免許は返納しなくていいす:好きなことをする。嫌なことはしないせ:性的なよくもあって当然。恥ずかしがらなくていいそ:外に出よう。引きこもると脳は暗くなるた:食べたいものは食べてよし。小太りくらいでちょうどいいち:「ちょっとずつ」こまめにやるのがちょうどいいつ:つき合いを見直す。嫌な人とはつき合うなて:テレビを捨てよ、町に出ようと:闘病より共病。「在宅看取り」の選択もありな:「なんとかなるさ」は幸齢者の魔法の言葉に:肉を食べよう。しかも安い赤みがいいぬ:ぬるめの湯、浸かる時間は10分以内ね:眠れなかったら寝なくていいの:脳トレよりも、楽しいことが脳にはいいは:話したいことは遠慮せず。話せば気分も晴れてくるひ:病院は「かかりつけ医」を決めておくふ:不良高年でいい。いい人を演じると健康不良になるへ:変節を恐れるな。朝令暮改は大いに結構ほ:ボケるのは、悪いことばかりじゃないま:学びをやめたら年老いる。行動は学びの先生だみ:見栄を張らない。あるもので生きるむ:無邪気になれるのは老いの特権め:面倒なことほど、じつは面白いも:もっと光を。脳は光でご機嫌になるや:役に立つことをする。自分の経験を生かせばよいゆ:ゆっくりと今日を生きる。終わりは決めないよ:欲望は長生きの源。枯れて生きるなんて百年早いら:楽天主義は幸齢者にこそ必要り:「リラックスの呼吸」で老い退治る:ルールは自分で決めていいれ:「レットイットビー」で生きるろ:老化より朗化。これが愛される理由わ:笑う門には福来る「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年07月26日
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再び大石作品です。上下巻です。朝鮮半島を隔離せよ 上大石英司天然痘が北朝鮮で爆発。平壌からの援助要請を受け取った日本は、武装自衛官の同行を条件に医療チーム派遣を決定する。しかし派遣隊を待ち受けるのは軍部による手荒い歓迎だった——朝鮮半島を隔離せよ 下大石英司政権転覆を企てる朝鮮人民軍の一派が、天然痘禍をさらに拡大。国家主席不在の平壌に入った日本の医療チームに武力攻撃を加える。護衛の自衛隊は限られた装備で苦戦を強いられるが。今回の全世界的な新型コロナ禍の中、北朝鮮も相当な被害が出たと言われるが、そこはベールに包まれた国。そんな国に治療困難な天然痘が発生したらこんなことになるのだろうなぁと思った。日本の医療チームがしかも自衛隊の護衛の下、派遣されることは憲法が改正され自衛隊が国軍として認められないことにはあり得ないだろうけど。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年07月11日
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これは図書館のリサイクル本で見つけたものです。動物実験の闇その裏側で起こっている不都合な真実著者:マイケル・A・スラッシャー訳者:井上太一長年研究者として動物実験に携わった著者が、自ら行なってきた動物実験業務の過去を振り返る。決して外部に明かされることのない動物実験の実態を、内部関係者の目線から包み隠さず描き出す衝撃の話題作。表題が示すようにかなり重たい内容です。マウスやラット、ウサギそして犬など実験動物での臨床試験は、必要悪と考えられてきたがそもそも種の違いで実験結果が大きく異なるのは当たり前だった。そのため多くの実験動物が犠牲となりながら成果が出せない例もたくさんあったそう。近年の遺伝子工学や分子生物工学により、人間の組織を用いた実験が進んできているということらしい。まだまだ主流になるには時間がかかるようだが・・早く実験動物が必要なくなることを祈るのみです。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年06月24日
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大石作品を読むことにして、あまり巻数の多くない物から選びました。合衆国封鎖上大石英司致死率90%以上、死に至る新種のウイルスが米国で発見された。驚くべきことに、それは空気感染する恐怖の疫病だった。拡散を防ぐため、米国を飛び立った日本の旅客機に撃墜命が!!合衆国封鎖下大石英司死に至るウイルスはロシアの女科学者により撒布されたと判明。依然、治療薬はなく、菌は全土に広まった。交通は遮断、経済は崩壊、そして食料不足。日本は平和部隊を派遣するが……。感染症が世界的な広がりをみせるなんていうのは、小説の世界と思っていたが、コロナが実際に蔓延し、現実に起こりうることだと知った。読み物としては面白かったが、これからもいろいろなことが起こるのだろうなぁ・・と予感めいたものを感じる。どこにでも愚かな事をする人はいるので・・。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年06月11日
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これも図書館で除籍処分になったリサイクル本の中の一冊です。プロジェクトキャンサー「けもの道」を選んだガン患者大橋淳一肺がんを告知された著者は家族のために10年生きることを決意。手馴れた企業戦略手法で情報を収集・分析、人脈を作り上げ、世界最先端治療に行き着く。自ら最善治療を選択する『患者学』を体現した感動ノンフィクション。その時その時を自分のベストと思われる手法で治療を選択し、主体的に病気と闘った著者のエネルギーに脱帽。自分がその立場になったら、医者の指示通りに疑問も持たずに治療を受けていたことでしょう。この著者のような行動がとれれば悔いなく最後を終わらせることができるでしょう。もう人生も最終の局面になったので少し色々読んでみようかと思う。「画像倉庫が一杯になったので、続きはこちらで」と書かれたブログは、ヤフーブログが廃止されたため読めません。下記のアベマブログに引き継がれていますhttps://ameblo.jp/delivery04101954
2024年06月01日
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引き続き大石作品を読むことにして、あまり巻数の多くない物から選びました。消滅世界上大石英司レーザー砲搭載の戦艦大和とサイレント・コア部隊は、平行世界の日本を救えるのか? 大石英司の描く、ifの世界再び!消滅世界下大石英司長野での住民消失事件を解決したサイレント・コアの土門だが、気づくと記憶喪失になっていた。更に他のメンバーも、各地にちりぢりになり「違う」生活を営んでいるようで?これもかなりぶっ飛んだSFの世界で、そこそこ楽しめますがちょっと理解が追い付いていない。
2024年05月21日
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引き続き大石作品を読むことにして、あまり巻数の多くない物から選びました。オルタナ日本上地球滅亡の危機大石英司一九八六年、中曽根内閣は懸案の自主憲法制定を成し遂げた。自衛隊は改称され国軍へ昇格。また日銀は絶妙の金融政策でバブル経済を軟着陸させ、日本は好景気のまま発展した。だが今、その社会は危機に瀕している。「シンク」という謎の穴がすべてを飲み込み、同時に感染症も流行。政府が隠蔽する世界の崩壊を阻止する鍵を握るのは、一人の日本人学者だった。彼を探し保護せよとの命を受けた土門康平陸軍中将は、この任務を遂行し、日本を、この世界を救うことはできるのか――? 大石英司が描く世界滅亡の書。オルタナ日本下日本存亡を賭けて大石英司パンデミックと同時に発生した謎の現象「シンク」により、世界は滅亡へ向かっていた。だがその中で動いたのは中国だ。ある天才物理学者の拉致と、また日本の誇る国際リニアコライダー「響」の占領を目論んだのだ。感染症に冒された者が見るという、中国が世界有数の発展を遂げる夢を、「響」を使い現実とすべく日本へ上陸してきた人民解放軍を、土門康平陸軍中将らは排除できるのか?そしてカウントダウンに入った、この世界の命運は―!?近未来のかなり入り組んだミステリーになっているので少し分かりにくい。結局あまり仕組みが分からずに終わってしまったが、大石作品のダイナミックさは感じられた。
2024年05月09日
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これも図書館で除籍されたリサイクル本です。乳幼児のSIDSやうつぶせ寝が一時期話題になった記憶があるので読んでみました。菜穂へ、そして未来を絶たれた天使たちへ櫛毛冨久美うつぶせ寝窒息死で、たった一日でわが子を亡くした母親が「死因はSIDS(乳幼児突然死症候群)」と言い逃れる医療機関を仲間とともに追いつめる!次々と明らかにされる事故や虐待。手に汗握る10年の記録。 待望の出産。しかしわが子は一度抱いただけで翌日、死んでしまった。原因はうつぶせ寝による窒息死。病院は「死因はSIDS(乳幼児突然死症候群)だから責任はない」と言いだした。疑問を抱いた主人公は、たった一人で調べ始める。スチュワーデスという仕事がら、国内外の病院を訪ね取材を重ねると、日本の赤ちゃんの危険な環境が分かってきた。そして、似たような事故が全国で頻発していた。仲間と出会い、会をつくり、ついには司法や国を動かして、SIDS死亡率が半減することになった。自分たちの赤ちゃんを使ったうつぶせ寝実験、変装して病院に潜入調査など、手に汗握る涙と勇気の感動手記。「私たちが変えていかなければ…」と闘った母親たちの10年の貴重な記録。医療過誤の民事訴訟は、医療知識の乏しい素人の原告側が証拠を集めて、いわば医療プロの医療従事者の被告を論破しなければならない矛盾、さらにやはり医療の素人の裁判官が判決を下す二重の矛盾、さらに根拠の乏しいSIDSの可能性の元捜査をしない警察当局・・日本はどういう国なのだろうかと悲しくなります。
2024年04月30日
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久々に読んでみたくなって予約したがなかなか来なくて、やっと来たので早速読んでみました。パラドックス戦争 デフコン3大石英司埼玉と神奈川で、連続無差別通り魔事件が発生。それぞれの犯人は逮捕直後に急死したが、身に着けていたデバイスにより遠隔操作を受けていた痕跡が見つかった。その頃、米中ソでは、政府高官や軍のトップに対し核攻撃を匂わせる脅迫状が届いていた。受信経路とその内容からAIの暴走が疑われ、デフコン3が発令。世界に緊張が走った。そして21世紀末の火星――。ロゼッタ渓谷の底で発見されたのは、溶岩チューブを利用した正体不明の遺跡だった。入念な準備の末、内部調査で見つかったのは……。謎が謎を呼ぶ怒濤のSF開幕!パラドックス戦争 ドゥームズデイ大石英司正体不明の人工知能コロッサスは、核兵器を搭載した最新鋭ステルス戦闘機NGADを極東へと向かわせていた。標的は北朝鮮か中国か、あるいは日本か。撃墜はおろか追跡すら困難なNGADの脅威に対し、米ペンタゴンのM・Aは、サイレント・コア部隊に協力を要請。折りしも、司馬光一佐を乗せた海上自衛隊の護衛艦もがみが日本海を航行していた。23世紀初頭。火星のロゼッタ渓谷遺跡では、第4室と呼ばれる部屋の調査が始まろうとしていた……世界を滅ぼす「パラドックス」の真相やいかに!未来の地球はどうなっていくのでしょう。反省のない人類が行きつく先を暗示しているようなお話でした。想像力の無い自分には、ちょっとややこしく感じました。
2024年04月17日
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これも図書館で除籍処分になったリサイクル本の中の一冊です。ビートルズの幽霊葉山葉「もし、ジョンが生きていたら、作家になっていたかも…」。リバプールのホテルのバーで交わされた意味深長な会話からストーリーは始まる。デビュー前のハングリーなジョンたちが繰り広げた知られざる行状、ヒット曲連発後のワールドツアーで味わった栄光と挫折、ビートルズ解散後にメンバーが遭遇する運命のいたずら、ジョンを狙う暗殺者の行動を追った戦慄のラストシーン…。3年の年月をかけて世界9カ国にビートルズの足跡を追ったドキュメント・トラベルストーリー。ジョン・レノンの壮絶な生き様が浮き彫りに!!題名から後回しにしていたのですが、筆者が現地に赴き、たくさんの関係者に取材し、豊富な資料との突合せでビートルズの軌跡を生々しく描き出していて驚嘆させられた。ビートルズに夢中になった世代だが、ど真ん中ではないので、その足跡は断片的にしか知らなかったので、いつの間にか引き込まれて、少々厚手の単行本なのですが、あっという間に読み終えてしまった、
2024年04月07日
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知り合いが東京で一軒家のボロ屋を借りられたら良いのに・・と夢みたいなことを言っていたので、新聞でこの本の広告を見たときにすぐに図書館に予約。ほどなく来たので読んでみました。昭和の空き家に住みたい!売れない実家を生かす逆転のビジネスモデル三浦展東京、大阪など大都市郊外のニュータウンにある実家相続に大問題発生。「ちょっと不便だけど、自然は多いし、ファミリー向け」と勘違いし、「まったく売れない」と苦悩する人が続出。しかし売れなくても「貸す」のがトレンドになってきた。若いZ世代は、服、スマホ、雑貨でも中古品を好んで使用し、古い物を味わう。彼らは「住む家」も中古を気にしない。DIYを自由にできれば自分好みに変える。古い家具も食器もうまく使いこなす。そこで貸して成功したエピソードを、貸した側、住む人の実話を交え紹介。さらに「貸すため」の不動産サイト情報も掲載した実用的な書。大都市郊外のニュータウン。親の家が「まったく売れない」と苦悩する人へ!ちょっとした工夫で成功したリアル情報満載!◇空き家を売るのではなく、Z世代に借りてもらう◇家財付きで貸す手もある◇マッチングという新たな不動産取引◇「売れない家」をストーリーで売却できた◇応援消費で「ボロ家」が売れた!◇中途半端なリフォームでは物件の価値はむしろ下がる◇借り手の要望を知ることができるWEBマガジン◇「残置物」ではなく「古家具」◇使い勝手が悪い「空き家バンク」制度◇価値があるのは物件ではなく景色◇大切なのは「引き継ぐ」という発想目次第1章 団塊ジュニアの実家の空き家はZ世代に貸せ(世田谷区も空き家だらけ;郊外住宅地に空き家が増えている ほか)第2章 マッチングが良ければボロ家も売れる(なぜ空き家の処分を先送りしてしまうのか;マッチングという新たな不動産取引 ほか)第3章 安易に手を入れると後悔する(中途半端なリフォームでは物件の価値は上がらない;1970年代の、変に洋風化した部屋にそのまま住む方がかえって潔い ほか)第4章 空き家は占いで貸せ(フツーの中古住宅だからこそ個性が表せる;検索ではマッチングできない ほか)思惑とは違い、貸す側に立った内容が殆どだったが、もしかすると我が身にもやってくるかもしれないので、こんな考え方もあるのかと興味深く読みました。まさにこの問題に直面している方には絶対読んでほしい本です。
2024年03月27日
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あたらしいのが出たというので図書館に予約を入れ、一か月くらい待ったでしょうか?ようやく来たので読んでみました。大学教授こそこそ日記ー当時62歳、学生諸君、そろそろ私語はやめてください多井学ベストセラー日記シリーズ最新刊!【当年62歳、学生諸君、そろそろ私語はやめてください】S短大で4年、T国立大で5年、そして現在勤務するKG 大で24年。33年にわたって大学業界で奮闘する現役教授による、怒りと悲哀と笑いの記録。【目次より】博士号、お持ちですか?/印税ゼロ―「売れない教授」の出版事情/学園祭はつらいよ/義務としての慰安旅行/FA宣言?次々去っていく同僚教員たち/母親に懇願されても…/曲がりなりにも「最高学府」/入試業務が過酷すぎるetc内容説明「いくらでも手抜きのできる仕事」。現役教授が打ち明ける、ちっとも優雅じゃない生活。目次第1章 大学教授の優雅じゃない日常(某月某日 雨ニモ負ケズ、風邪ニハ勝テズ:牧歌的時代の終焉;某月某日 長丁場:「セクハラ事件」を審議する ほか)第2章 曲がりなりにも「最高学府」(某月某日 自己投資とギャンブル:大学教授になるまで;某月某日 撤退するなら早いほうが…:8カ月の銀行員生活 ほか)第3章 大学教授は儲かりますか?(某月某日 夢の年収500万円超:T国立大への転職;某月某日 天国への階段:S短大とT国立大の決定的違い ほか)第4章 学生に聞かれたくない話(某月某日 新学部創設:結論の出ない会議;某月某日 妥協案:他学部の反発を抑える ほか)これまた自分とは縁のない世界のお話。そういう世界を楽しく垣間見れるのが、このシリーズのすごいところ。優雅そうにみえてなかなか大変な職業なのがよく分かり面白い。やっぱりどんな職業もお金を稼ぐという事はいろいろあるのだなぁ・・と思いました。
2024年03月20日
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これは何かで新刊が出ているというのを知り、早速予約を入れて・・やっと届いて読みました。久々の有川ワールドに浸りました。物語の種有川ひろ読めば心が躍り出す。ほっこり&胸キュン全十篇の物語!宝塚オタク、宝塚OGが読んでも沼る!どこから読んでも面白い!もはや『沼の種』!有川先生、あなたは天才ですか?!――紅ゆずる(女優/元宝塚歌劇団星組トップスター)第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……?第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う?第四話 我らを救い給いしもの中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。第五話 ぷっくりおてて小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。第六話 Mr.ブルーある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。第七話 百万本の赤い薔薇ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。第八話 清く正しく美しくエステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。第十話 恥ずかしくて見れないある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。『物語の種』ができるまで。読者が物語の「種」を投稿する。(体験談、思い出、好きなフレーズ、写真…なんでもOK!)→有川ひろが、選んだ「種」を元にして「小説」を書く。→十粒の「種」が選ばれ、十篇の「小説」ができあがる。→それをまとめて、本書が完成。次に選ばれる「種」は、本書を読んだあなたの投稿かも?読み終えてさすがの有川ワールドに脱帽・・どこがどうだと言えないのですが、久しく忘れていた有川ワールドに触れ心和みました。好みは人によって分かれるでしょうから、すべての人にお薦めとは言えないでしょうが、自分に合うかどうか一度読んでみてほしいと思います。
2024年03月13日
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産経新聞に広告が出ていた本で早速図書館に予約。日ごろTVでみていた経済学者の著者が何を考えているのか興味があった。予約が殺到していたようで、だいぶ待って読みました。ザイム真理教それは信者8000万人の巨大カルト森永卓郎最近、ネットの世界では「ザイム真理教」という言葉が頻繁に使われるようになった。財務省は、宗教を通り越して、カルト教団化している。そして、その教義を守る限り、日本経済は転落を続け、国民生活は貧困化する一方になる。本書では、なぜザイム真理教が生まれ、それがどのように国民生活を破壊するのかというメカニズムを述べていこうと思う。経済には疎い方ですが、結構分かりやすく書かれていて面白かった。しかし昔からお金を管理しているところが一番強いというがお役所で言えば財務省ですね。その上、国税庁が財務省の管轄では議員も従わざるを得ないのではグーの根も出ない・・。日本は大丈夫か?
2024年03月06日
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犬つながりでリサイクル本の中にあったこの本を読んでみました。研究者が書いた本なので、ちょっと読みにくかったが、内容は濃くて犬の一端をみたようで面白かった。犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていることアレクサンドラ・ホロウィッツ著竹内和世訳犬であるとはどういうことか?その内側に入り込むと見えてくる、思いがけない豊かな犬の感覚世界。犬には世界がどんなふうに見えているのだろう?心理学者で動物行動学者、そして大の愛犬家である著者が、認知科学を駆使して犬の感覚を探ります。8年に及ぶ研究の結果、見えてきたのは思いがけない豊かな犬の心の世界でした。すぐれた嗅覚によって、犬は人が想像するよりもずっと複雑なことを理解できる。網膜に入る光を人間より速く処理できるため、飼い主の微妙な表情の変化に気づくことができる。声の高低を聞きとることで、飼い主の繊細な心の動きを見抜ける――人間が犬を理解している以上に、犬は人間のことを理解しているのです。愛犬家必読の全米長期ベストセラー、待望の翻訳登場です。目次はじめに前もっておことわり /犬のこと、トレーニング、そして飼い主について犬の環世界——犬の鼻から世界を見るおねがい、レインコートを/ダニの世界観/自分のウムヴェルト・キャップをかぶる/物の意味/犬に聞いてみる/犬がキスする/犬学者家に属するということどのようにして犬を作るか/オオカミはいかにして犬になったか/オオカミではない/そしてわたしたちの目が合った……/鑑賞され愛玩される犬たち/犬種によって違うひとつのこと/註釈つきの動物/CANIS UNFAMILIARIS/あなたの犬を作る嗅ぐ嗅ぐ者たち/鼻の鼻/鋤鼻の鼻/石の勇敢な匂い/草と葉/ブランビッシュとブランキーもの言わぬ……大きな声ではっきりと/まさに犬の耳だね/もの言わぬどころか/クウンクウン、ウウウウ、キイキイ、そしてクスクス笑い……/ワンワン吠える/ボディと尻尾/たまたまか意図してか犬の目ボールと犬/視覚の環世界犬に見られる子どもの目/動物の「注意」犬は人類学者犬の超能力を分析する/わたしたちを読む/あなたのすべてを犬は心を読むか犬の利口さ/他者から学ぶ/子犬は見る、子犬はする/鳥よりも人間のように/心の理論/犬の心の理論/遊びのなかで心をのぞく/チワワに何が起こったか/人間とはちがう犬の内側Ⅰ 犬は何を知っているか/Ⅱ 犬であるとはどのようなことか絆を作り上げるもの絆を形成できること/動物にさわる/挨拶/ダンス/絆の効果朝の大事な時間「匂いの散歩」をする/思いやりのある訓練を/犬の犬らしさを考慮する/行動の原因を考える/「何かすること」を与えよう/犬と一緒に遊ぶ/もう一度見直す/犬をこっそり見張る/犬を毎日洗わない/犬の「手の内」を読む/上手に撫でる/雑種犬を手に入れる/犬の環世界を心に留めて擬人化するおわりに ——わたしの犬感謝のことば註参照文献訳者あとがき索引犬がどういう風に考え、どういう風に行動するかを今まで読んだ本や自分は、人間の感覚で考えていたと思います。ところがこの本の作者は『すぐれた嗅覚によって、犬は人が想像するよりもずっと複雑なことを理解できる。網膜に入る光を人間より速く処理できるため、飼い主の微妙な表情の変化に気づくことができる。声の高低を聞きとることで、飼い主の繊細な心の動きを見抜ける――人間が犬を理解している以上に、犬は人間のことを理解しているのです。』とまったく違う視点を持って捉えているのに驚きを感じた。そう自分は、自分の飼い犬をひたすら擬人化し、自分の、人間の、感じる感覚をもとにして想像していた。すでに犬を飼えない年齢になってしまい、この本で感じたことを直接確かめることはできないだろうが、この本を若い飼い主の方に読んでいただき認識を新たにしてもらいたいと思った。ちょっと読みにくいとは思いますが、お薦めです。
2024年02月26日
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名犬レッド三部作の三巻目も予約したが、杉並区内になかったので、練馬区から取り寄せたため少し時間がかかった。ただ延長ができないので、途中まで読んだ本を置いて、先に読んだ。ショーンの大冒険(名犬レッド三部作)ジム キェルガード (著)角邦雄(訳) スズキ コージ (イラスト)初邦訳!名犬レッドシリーズ第三弾!待望の完結です。アイリッシュ・セター「レッド」の息子、ショーンは、ある日、輸送車の荷台から振り落とされて、はぐれ犬となってしまう。野犬と間違えられ人間に追われたり、「森の殺し屋」との宿命の対決ど・・・ショーンの試練の旅が始まる。はたして、苦難を乗り越え無事に飼い主のもとへ帰ることはできるのか?レッドの血を引くショーンが自然界に突然放り出されて、鳥猟犬とはいえ飼い犬が大自然で生き残っていく術を得て成長していく大冒険に一気に引き込まれた。絵本ではないがやはりこのシリーズは大人の絵本という感じです。
2024年02月15日
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名犬レッド三部作の一巻目が面白かったので、二巻目を予約して読んでみた。いたずらマイク(名犬レッド三部作)ジム キェルガード (著)角邦雄(訳) スズキ コージ (イラスト)優秀なアイリッシュ・セター、レッドとシーラの間に生まれた5匹の仔犬。末っ子のマイクは飼い主のダニーも手を焼くやんちゃないたずら犬。いつも周囲の人々を困らせてばかりのマイクだったが、ダニーと共にさまざまな経験を積む中で鳥猟犬としての驚くべき才能を開花させる。人間と犬との理想的な関係、そしてアイリッシュ・セター犬の素晴らしさを描いた動物小説の傑作。解説にあるようにアイリッシュセッターの成長過程やその才能のすばらしさが丹念に描かれ、自分も一緒に疑似体験しているような気になる。もちろん日本の都会ではこのような運動量のいる犬を飼うことはできないのですが・・。
2024年02月04日
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図書館で除籍となったリサイクル本の中にあった本で名犬レッド三部作の一巻目。訳本にしては読みやすかった。名犬レッド(三部作)ジム キェルガード (著)角邦雄(訳) スズキ コージ (イラスト)父親と二人暮らしのダニーは、ある日アイリッシュ・セターのレッドと出会う。品評会への参加、ライチョウ狩りの訓練、父親の遭難、凶暴な熊との対決―深い絆で結ばれたダニーとレッドは、数々の困難、危機をたくましく乗り越えていく。雄大な大自然を舞台に描かれる、少年とアイリッシュ・セターの友情と冒険の物語。全米ベストセラー小説の再刊。日本とは比べ物にならないアメリカの大自然の中で、人間と犬とが互いに信頼関係で結ばれ数々の困難を乗り越えていく・・感動の物語でした。時代設定も貧しくても古き良き時代でちょっと違うけど自分の子供時代を思い出させてくれる絵本のような本でした。
2024年01月28日
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柿木図書館で除籍になったリサイクル本の中から選んだ本が増えてきたので、読んでいくことに。犬にみとられて向井承子15年間ゴン太という犬と一緒に暮らした思い出を綴ったエッセイ。ゴン太の老いと死を通して、私たちにとっての老いと死を考える。90歳で逝った母と自らの老いとむきあう著者が、犬との出会いで人生を豊かにした、熱い涙が溢れる感動のエッセイ。目次第1章 犬と家族(出会い;おばあちゃんがよみがえった;名前はゴン太、やんちゃな男の子;お世話犬、ゴン太の誕生;おばあちゃんがゴン太の歌をよんだ ほか)第2章 老い犬の日々(再びの旅;シャノンを追えず;散歩道;ゴン太とナナのクールな関係;節分の夜、ゴン太に異変 ほか)やっぱり犬は良いですねぇ~。最後に飼っていた犬が死んでから早30数年?その間、何度か犬を飼うチャンスがあったにもかかわらず積極的に行動せず、今に至る。すでに昔と違い野良がいるわけでもなく、保護犬譲渡にも厳しい条件がつく時代になってしまい、シニアには犬を飼うことも難しい世の中になってしまった。そんな中この本に出会い、思いっきり泣けてしまった・・やっぱり犬は良いです・・犬派です。
2024年01月23日
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同じく産経新聞の広告で見つけた一冊。早速図書館にリクエストしたのですが、同じように予約者が一杯いて何か月か待たされました。巨大地震列島ビックデータ活用で予測は可能だ!長尾年恭ビッグデータ活用で予測は可能だ!2020年代、巨大地震が日本を直撃!そして富士山大噴火も!!「東日本大震災の最大余震は、まだ発生していない!」日本が隆起している、これだけの証拠がそろった!地圏・大気圏・電離圏カップリング(LAIカップリング)、地下天気図により地震発生を予測する第1章 大地揺乱の時代第2章 過去の震災に学ぶ第3章 ビッグデータ活用で地震は予測可能だ! 第4章 はたして生き延びられるだろうか第5章 富士山は噴火するのか図書館の防災特集コーナーにあったので、ちょっと読んでみようと思い借りたもの。ビックデータの活用が話題になってだいぶ経ちますが、地震予知が経験則で行われていた部分に科学的な根拠を持たせることになってきているのが心強かった。あらゆる計測技術の成せる技であり、今後ますます精密化して予知能力が向上することを願ってやまない。この本を借りているうちに「令和能登半島地震」が起きた。残念ながら太平洋側の南海トラフ巨大地震が中心だったので、記述は見られなかったが・・。地震前の先行的な異常と思われる現象の研究が次への手掛かりとなるようです。富士山の噴火の可能性といい、日本は本当に危うい国だと言えそうです。
2024年01月16日
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久々お仕事シリーズ、予約してやっと来ました。でも後ろに100件以上の予約が入っているので、先に読みます。コンビニオーナーぎりぎり日記仁科充乃近隣にコンビニが増え、店舗の乱立で売上げは激減。お客の取り合いばかりでなく、従業員も奪い合いとなり、今では時給を上げても応募者はゼロ。人手も足りなきゃ、人件費も削らなきゃで、オーナーである私たち夫婦は休んでなどいられない。―本書に書かれているのはすべて、コンビニオーナーとしての30年間で実際に私が体験したことである。「365日24時間気の休まらない仕事」。現役オーナーが告白する、コンビニ経営その光と影。目次第1章 コンビニ経営、その最前線(某月某日 夏の苦労:暗くじめじめしたところで生まれて;某月某日 年中無休:葬式に出るときの作法 ほか)第2章 コンビニオーナー、始めました(某月某日 ペンション、温泉、遊園地、コンビニ:夫の夢物語;某月某日 阿漕すぎない?:ロイヤリティーは65% ほか)第3章 お客さまは何さまですか?(某月某日 カスタマーハラスメント:長く長く悩まされて;某月某日 金髪青年の「はい」:心に染みた言葉 ほか)第4章 もう少し頑張ってみます(某月某日 ピンクの前髪:還暦記念にやってやる;某月某日 おかしなお客さま:千客万来の悲劇 ほか)一時コンビニオーナーが従業員を集められず、オーナーの過酷な労働で補っている現状に耐えかねて、24時間営業の休止を申し入れて、本部に拒絶された事件がありましたねぇ。オーナーは本部に拒絶されてもこれ以上働けないものは働けないとして独自に時短を行った結果、本部からのフランチャイズ契約を破棄され、裁判沙汰になったかと・・。本書を読んでいると、時代とともに改善されていきかつ数々のやりがいを見出しているとはいえ、やはりコンビニオーナーは商売としては割に合わないと思う。そんなコンビニ経営を粛々とこなしているオーナーの事を尊敬せざるを得ない。今度からコンビニ利用するときは、もっと感謝しなければ・・。
2024年01月11日
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産経新聞の広告で見つけた一冊。早速図書館にリクエストしたのですが、予約者が一杯いて何か月か待たされました。歪められた真実 昭和の五戦(大東亜戦争)井上和彦昭和の大戦(大東亜戦争)の定説はウソだらけだった!侵略史観では真実は見えない!「太平洋戦争はアジアを植民地支配するための侵略戦争だった」「特攻隊はさほど戦果を挙げられず、犬死にだった」「東南アジアの人々は日本軍にひどい目に遭わされ、今も日本を恨んでいる」大東亜戦争は常にこのような批判にさらされ、いつしかこれが「定説」になった。私は数多の日本軍将兵を取材し、、激戦地だった戦績に足を運び、現地の人々に話を聞いて回った。そして確信した。「これらの『定説』はウソだらけだった」と(著者)あなたはご存じでしょうか?・ガダルカナルでは1万人以上の大撤退作戦を成功させていた・なぜインドネシアの3万5000人のオランダ軍は700人の日本軍に降伏したのか・「空の超要塞」B29を日本軍の迎撃隊は485機も撃墜していて、搭乗員3000人以上が戦死していた・実は特攻隊は大戦果を挙げていた・終戦後、日本軍残留将兵は自らの意志でインドネシア独立のために戦い、1000人以上が戦死していた ほか日本人として知っておきたい大東亜戦争12の真実これはあらゆる人に読んでもらいたい。いかに戦後、アメリカをはじめとする戦勝国の都合の良いように事実を捻じ曲げられたか、そしてそれを利用した共産主義者の影響を受け教育が歪められたか・・。さらに国民のストレスを外に向けるために中国や韓国等が反日感情を植え付けるのに利用したか・・本当に情けない。少しは史実を正確に調べあらゆる間違った歪められた歴史を訂正するべく動くのが外務省はじめとする官僚、さらに政治家の役目ではないのだろうか?
2024年01月05日
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このお仕事シリーズは人気が高く、予約してMかなり待たされる。これも数か月ぶりにやっと順番が回ってきたもので、後ろにもたくさんの予約が入っているので、2週間以上の再度の貸し出しができない。ということで先に読んでみることに。ディズニーキャストざわざわ日記笠原一郎57歳で大手ビール会社を早期退職。「夢のある仕事」を求めた著者がたどり着いた東京ディズニーランド。以降8年間にわたってカストーディアル(清掃)キャストをして見つめたディズニーランドの「ありのまま」の現実。その笑いと悲哀の記録。われわれも人間だから、手を抜くこともあれば、ミッションを忘れるほどゲストに対して怒りを覚えることもある。仲間と会社の愚痴も言い合うし、給料が安いと不満を持ったりもする。本書は模範回答的なディズニーランド像に対する現場からの実態報告でもある。―57歳で入社し、65歳で退職するまで、私がすごした8年間で見た“夢の国”の「ありのまま」の姿をお伝えしよう。目次第1章 キャストの慌ただしすぎる日常(某月某日 肉体労働者:暑い日も、寒い日も;某月某日 何をしているんですか?:ゲストからの質問 ほか)第2章 決して口外しないでください(某月某日 お金の話:「決して口外しないでください」;某月某日 ここだけの話:不平不満が飛び交う場所 ほか)第3章 ヘンなゲスト、もっとヘンなキャスト(某月某日 迷子:非日常の世界観を守るため;某月某日 人間関係:SVからの思わぬ注意 ほか)第4章 “夢の国”のリアルな風景(某月某日 休憩室を観察する:キャストの職種別傾向;某月某日 君子危うきに近寄らず:楽しみ方は人それぞれ ほか)あんまりディズニーとは縁がなく、付き合いで何回か行った程度なので正直ディズニーのキャストまで考えたことはなかった。ただディズニーのキャストのことはTVでよくとりあげられていたので、なんとなく、すごい訓練の元キャストとしてデビューできるんだなぁとは思っていましたが。しかし薄給でそこまで頑張れるのはディズニーが好きで、仕事に生きがいを感じているという点では、ほかの職業となんら変わらないのがよくわかった。もし今度行く機会があったら、キャストの方の人間観察をしてみたいと思う。
2023年12月22日
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医療系小説を柿木図書館で探しているときに見つけた短編集・・といってもそこそこ長編もあり読みごたえがあった。ドクターM海堂尊・久坂部羊・近藤史恵・篠田節子・知念実希人・長岡弘樹・新数きよみ・山田風太郎歯科医による死体治療、噓を見破る超能力内科医、脳チップによる人格再編処置。医療現場で起きる事件や不思議な出来事を、様々な角度から紐解いていく−。8人の人気作家が描く、医療にまつわるミステリーアンソロジー。医療ミステリーで著名な人気作家たちを中心に、医療にまつわるミステリー作品を収録したアンソロジー。人気シリーズからの短編のほか、近未来を舞台にした作品や大学病院の政治闘争を描いた作品など、色彩豊かな短編集となっている。海堂尊(エナメルの証言)・・死体専門の歯科医という奇抜なアイデア、しかし本当にありそうな気がする不思議な物語久坂部羊(嘘はキライ)・・噓を見破る能力を持つ内科医が学長選に巻き込まれていく、実際ドロドロした世界なのかも近藤史恵(第二病棟の魔女)・・新人看護師が遭遇する病院の不思議、その中に様々な人間の思いが篠田節子(人格再編)・・脳チップによる人格再編処置が近未来の認知症治療の光となるか知念実希人(人魂の原料)・・天下無敵の女医が興味の赴くままに行動する、なかなか痛快な物語長岡弘樹(小医は病を医し)・・心筋梗塞で緊急入院した患者が辿る数奇な運命新数きよみ(解剖実習)・・解剖実習に臨む医学生と解剖に付される検体との運命の出会い山田風太郎(厨子家の悪霊)・・二転三転する推理の翻弄される、自分が生まれる前に作られた昔の作品のせいか少々読みづらかったが
2023年12月15日
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最新刊が出たというので予約しておいたのですが・・数カ月?かかってやっと来たので次の予約も入っているようなので、早速読んでみました。航空自衛隊副官玲於奈4数多久遠南西航空方面隊司令官付き「副官」の斑尾怜於奈。副官になって数ヶ月が経過し、なんとか業務をこなすことができるようになってきた矢先、経験したことのない事態が勃発。隊内でのいじめを理由に自衛官が隊舎から飛び降りたのだ。対応に揺れる司令部。副官として怜於奈ができることは……。自らも副官を経験した元幹部自衛官が、知られていないリアルな自衛隊を描く、大反響・本格自衛隊小説、第四弾!今回の内容は隊内でのいじめや、勤務不良隊員の処罰等々やや地味な内容への対応に戸惑い苦悩する副官の内面を描いています。勿論それぞれの対応について意思決定するのは司令官他幹部であり、副官にその権限はないが・・。どんな職業も最初の一歩から完璧にこなせるわけではないし、日々流れる時間の中で自分の成長を感じる時はある日突然やってくると思う。自分にとっても懐かしい瞬間だったことを思い出した。
2023年12月09日
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少し趣を変えて鏑木蓮作品を読んでみたくて、柿木図書館で見つけたのが、この本です。炎罪鏑木蓮京都市内にある自傷患者専門クリニック兼自宅が全焼。精神科医・山之内一蔵が焼死体として発見され、妻・和代とは連絡がとれないままである。警察はクリニックの患者で山之内医師とトラブルのあった連続放火犯・長門に疑いの目を向けるも決め手に欠け、さらには自殺説、行方不明の妻犯人説など様々な推理が飛び交い捜査が難航した。混乱の中、下京署の片岡真子は山之内医師周辺のある事故に目を向け、思わぬ推理を展開するが……。「お嬢」と呼ばれた京言葉の女性刑事が情熱で事件に挑む警察ミステリー!デビュー10周年・乱歩賞作家・鏑木蓮が放つ渾身作!!医療系というより、解説にあるように警察ミステリーなのでしょうが、精神科領域のきっかけが話の肝になっている。それだけに精神科領域など全く無縁の自分には、驚きの結末でした。難しいというか縁遠い精神科領域の話が随所に出てくる中、「お嬢」と呼ばれた京言葉の女性刑事が、その小難しさを和らげているように思う。いつも重厚感あふれる鏑木蓮作品には、魅惑的な女性が登場するのも、読んでいてほっとする。
2023年12月05日
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さらに南杏子作品をもう少し読んでみたくて、柿木図書館で見つけたので読んでみました。いのちの停車場南杏子東京の救急救命センターで働いていた、62歳の医師・白石咲和子は、あることの責任をとって退職し、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療の医師になる。これまで「命を助ける」現場で戦ってきた咲和子にとって、「命を送る」現場は戸惑う事ばかり。咲和子はスタッフたちに支えられ、老老介護、半身麻痺のIT社長、6歳の小児癌の少女……様々な現場を経験し、学んでいく。家庭では、老いた父親が骨折の手術で入院し、誤嚥性肺炎、脳梗塞を経て、脳卒中後疼痛という激しい痛みに襲われ、「これ以上生きていたくない」と言うようになる。「積極的安楽死」という父の望みを叶えるべきなのか。咲和子は医師として、娘として、悩む。7万部突破『サイレント・ブレス 看取りのカルテ』、連続ドラマ化『ディア・ペイシェント 絆のカルテ』著者最新作。97歳の母親は、何とか自宅で死にたいと言っている。こちらもそれにかこつけて「それじゃ~ボケ無いように頭使って、歩けなくならないように、できるだけ歩いて、自分の事はできるだけ自分でやって」と冗談めかして、励ましているのです。そう遠くない将来に現実に考えることが一杯ある。この本を読んでいて、少しでも覚悟を決められたような気もしないではない。
2023年11月30日
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同じく南杏子作品をもう少し読んでみたくて、柿木図書館で見つけたので読んでみました。ブラックウェルに憧れて南杏子医大の解剖学実習で組まれた、異例の女性だけの班。仁美、早紀、涼子、恵子は、城之内泰子教授の指導下、優秀な成績で卒業し、医療の道を歩む。だが、前途には無数の壁が……。そして教授が胸に秘めていた真実とは。現役医師が描く切実な人間ドラマ。現実に今でこそ、表面上は男女差別は非難の対象になりますが、以前は公然と差別が常態化していたんですねぇ・・というかある意味今の方が陰に隠れて陰湿になっているようですが。ブラックウェルとは、世界初の女性医師だそうで、巻末近くのブラックウェルの残した言葉が女性医師の先駆者の大変さを物語っています。現役だったころの職場では、女性がたくさんいましたが、半分勇気と力が必要な仕事でしたので苦労したと思います。だからと言って逃げるわけにはいかないので、新人教育は手厳しくやりました・・特に女子には。今では懐かしい思い出でもあります。
2023年11月23日
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鏑木蓮作品をもう少し読んでみたくて、柿木図書館で見つけたので読んでみました。屈折光鏑木蓮父娘の絆は甦るか―最先端医療サスペンス 恋人の変死、BSE疑惑牛の白骨体、天才外科医の父の入院……獣医師・内海綾子に迫る異変の連鎖。全てを解く鍵は、勘当された父から消えゆく記憶と意識だった。父と娘、師と教え子の絆は、せめぎ合うことで強くなる――細胞のように。天才脳外科医・内海遼一の脳に異変が襲ったころ、遼一に勘当されていた娘・綾子は、創薬コーディネーターの恋人の変死体と対面し、慟哭の最中にあった。厳格な父と亡き恋人の知られざる接点が判明したその時……事件究明の鍵を握る父の記憶は、まさに崩れ落ちようとしていた。生と死の葛藤を描いた心震える医療サスペンス!主人公の周りで起こるパートナーの死(しかも他殺?)、父親のCJD(医原性?)、BSE罹患牛由来のプリオン・タンパク質が陰で見え隠れする状況・・等々。確かな道筋で見事に融合していく過程に圧倒される。またしても最後に泣かされてしまった。この圧倒感はすごい・・ほかの作品も少しずつ読み進めていきたいと思った。
2023年11月17日
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医療系の小説を柿木図書館で探しているときに、見つけた本です。さくら動物病院相戸結衣35歳の桜小路美姫は、自身で開業した「さくら動物病院」の看板獣医師。忙しいながらも、年下のボーイフレンド、友弥との関係も順調で、充実した日々を過ごしていた。そんなおり、母の病気などをきっかけに、美姫は「結婚」の二文字を意識し始める。年下の友弥は結婚相手には考えられず、美姫はお見合いで相手を探すことにするが……。美人獣医師・さくら先生の仕事と恋愛をコミカルに描いた、第8回日本ラブストーリー大賞・大賞受賞作。医療系の小説を探していて、まぁ獣医師も医療系かぁ・・ということで借りてみたのですが、獣医師の恋愛事情が主体だったので、ちょっとびっくり。ただ動物医療もかなり細かく書かれていて面白かった。
2023年11月10日
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これも以前にリクエストしていたお仕事系の本でやっと来たので、さっそく読んでみました。障害者支援員もやもや日記松本孝夫 当年78歳、今日も夜勤で、施設見回ります。 精神(知的)障害者のグループホームに8年にわたって勤務する著者が描く、障害者グループホームの実態、 障害者たちとの悪戦苦闘……その笑いと悲哀の記録 ~「障害者支援員」の世界に飛び込んで見えてきたのは、これまでに見たこともない人間の不思議な景色だった。著者が書いているように障害者の事を本当に分かっていないと感じた。実際自分だったら感情に走ってしまいそうな場面でも、著者はその裏に隠されている利用者のこころの動きを推測し優しく寄りそう・・。やはり年の功と言いたいが、著者がこの世界に入った年は自分とほとんど変わらない・・3~4年でこの境地に達するのは至難の業だろう。このお仕事シリーズは自分がこれからでは経験しえない仕事を疑似体験させてくれて貴重であり、しかも困難さを訴えながらも暗くならず、比較的読みやすいものにしているのに感心する。
2023年11月02日
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以前にリクエストしていたお仕事系の本がやっと来たので、さっそく読んでみました。住宅営業マンぺこぺこ日記屋敷康蔵「今月2件、7000万!なんとしてでもノルマこなします。」35歳で消費者金融を退職した著者がたどり着いたローコスト住宅メーカー「タマゴホーム」。以降10年間にわたって勤務し、120軒の住宅建築に関わる中で目撃した住宅業界のオモテとウラ。その笑いと悲哀の記録。今回もすべて実話の生々しさ。どんな職種でも営業職は大変だと思うが、売るものの値段が桁違い、しかも個人相手ということなので、その厳しさは想像を絶するのだろう。自分も家や土地に興味を持ったころ、不動産屋さんや住宅展示場を回った時期があったが、若いころだったので、そんな若造にも懇切丁寧な対応だったり、そっけない対応だったりと、その落差の対応にすごく違和感を持ったのを覚えている。たぶん冷やかしなのをこの著者が言うように見抜かれていたのだろうと思う。しかしどの業界も多かれ少なかれブラックな部分はあると思うが一代のたたき上げで成り上がった企業というのは怖いですねぇ。勿論全てではないでしょうが。
2023年10月24日
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続いて医療系の本です。ネットで調べた本で、柿木にあった本を読んでみました。泣くな研修医中山祐次郎なんでこんなに無力なんだ、俺。雨野隆治は25歳、大学を卒業したばかりの研修医だ。新人医師の毎日は、何もできず何もわからず、上司や先輩に怒られることばかり。だが、患者さんは待ったなしで押し寄せる。初めての救急当直、初めての手術、初めてのお看取り。自分の無力さに打ちのめされながら、がむしゃらに命と向き合い、成長していく姿を現役外科医が圧倒的なリアリティで描いた、感動の医療ドラマ。どんな仕事もそうでしょうが学校で習った知識だけでは、現場では通用しません。知識を現場の状況に合わせ使いこなすようにしていかねば一人前にはなれません。主人公が感じた違和感も成長して初めてその本質が見えてくるのでしょう。自分も新人の頃はずいぶん悩んだりしましたが、経験を重ねるうちにだんだんと見えなかったものが見えてくる感覚を味わいました。現役を離れた今はまた全く違う仕事に打ち込んでいます。良く医者になった動機が肉親や親しい人の死というのがドラマの定番だったりしますが、まさにこの本も最後はそこに帰結しますが、それでも最後は見事に泣かされてしまいました。シリーズ化されているようですので、他の本も読んでみようと思います。
2023年10月16日
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続いて医療系の本で、これもネットで調べた本で、柿木にあった本を読んでみました。サイレント・ブレス 看取りカルテ南杏子誰もが避けては通れない、愛する人の、そして自分の「最期」について静かな答えをくれる、各紙誌で絶賛された現役医師のデビュー作。2018年6月21日のNHK「ラジオ深夜便」にて紹介され、話題沸騰中!「生とは何か。死とは何か。答えの出ない問いへの灯りのような一冊」(書評家・吉田伸子さん)「本書を読んで何よりも私は、救われた、と感じた」(書評家・藤田香織さん)大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷"を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎"を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、大切な医療ではないかと気づいていく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、苦しみ、逡巡しながらも、大きな決断を下す。その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか?終末医療の事はほとんど知らなかった。しかしこの本を読んで、身近な問題なのを認識したし、近い将来の親や自分たちの姿かもしれないと思った。涙腺の緩い自分には結構辛い本でした。
2023年10月10日
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再び医療系の本に戻って、ネットで調べた本で、柿木にあった本を読んでみました。救命拒否鏑木蓮「救われる命のために、捨てる命があってもいいと?」若手刑事が見た、緊急医療現場の苦悩、そして矜持とは。ホテルの講演会場に仕掛けられた爆弾が、壇上の救命医・若林の命を奪った。怨恨の線で捜査に乗り出した大阪府警捜査一課の岸謙太は、死の間際に若林が自らの救命を拒否する指示を出していたことを知る。難事件が浮き上がらせる、緊急医療現場の苦悶。犯人の動機は。医療トリアージ=命の選別を問う骨太警察ドラマ!再びトリアージに絡んだ事件・・?トリアージを出発点に犯人を追う刑事。次第に怪しい犯人が見え隠れするが、なぜか腑に落ちない・・そんな思いでなおも捜査を続行するうちに犯人に辿り着くが・・思わぬ方向に。トリアージという人間が傷病者を選別する行為にはいろいろな因縁が付いて回るというのが分かる。
2023年10月02日
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「台湾侵攻」のその三~七はまとめます。いずれも同じく読んでいる人がいるようで、予約して一カ月くらい待って手に入れて読んでいます。そのため他の物を読んでいて、忘れたころに入ってきます。台湾侵攻3 大石英司台湾・鐵軍部隊の猛攻を躱した人民解放軍は、台北市に迫ろうとしていた。一方日本では、さらに二発のミサイルが東京に着弾、急速に広まりつつある掲示板アプリが不穏なアジを拡散していた。今注目の台湾有事を題材にした小説の3巻目ですが、中国軍と台湾軍とのし烈な陸上戦が続いている。また中国のミサイル攻撃という嫌がらせ・・現実に起こり得ることだと感じた。台湾侵攻4 第2梯団上陸大石英司決死の作戦で「紅樹林の地獄の夜」を辛くも凌いだ台湾軍。しかし、圧倒的物量を誇る中国第2梯団が台湾南西部に到着する。その頃日本には、新たに12発も今注目の台湾有事を題材にした小説の4巻目ですが、中国軍と台湾軍、そして自衛隊とのし烈な陸上戦が続いている。しかし人が乗れるドローンや電動キックボードが出てきたりしてビックリ。また日本の中国のミサイル攻撃による被害の状況も描かれています。目まぐるしく変わる場面には慣れてきたものの、中国軍と台湾軍の登場人物の名前が少し間が空いたのでごちゃまぜになってきていよん台湾侵攻5 空中機動旅団大石英司人民解放軍は、驚異的な機動力を誇る空中機動旅団を台湾中部の濁水渓戦線に投入した。5万人規模の第2梯団は、その機動力をフルに活用しながら北上を進めていた。その頃、台湾の北端、陽明山国立公園の森のなかでは、先に上陸していた軍神雷炎擁する第164海軍陸戦兵旅団と、台湾の海兵隊〈鐵軍部隊〉が対峙。台北と基隆の防衛を懸けた激戦が始まろうとしていた。台湾が戦火に燃えるシリーズ第5巻!台湾侵攻6-日本参戦大石英司ついに台中が陥落した。300万都市を占拠した人民解放軍に対し、次期総統選を睨む台中市市長は驚きの行動に出ようとしていた。一方、台北市とその周辺では、国土防衛少年烈士団として中高生も動員されたが、そこにはひとりの日本人少年の姿も……。その頃、日本の奄美で、重要な会議が開かれようとしていた。一堂に会したのは、特殊部隊〈サイレント・コア〉を指揮する土門康平ほか、海上自衛隊第一護衛隊群司令、航空自衛隊総隊司令部班長、陸幕長といった面々。陸海空の力を結集させるその作戦名は“玉山作戦”。決死の進軍が始まるシリーズ第六巻!台湾侵攻7-首都侵攻大石英司台湾防衛への参戦を決定した日本。台湾軍と陸海空の自衛隊が協力して行った“玉山作戦”により、水陸機動団が台湾南部に上陸。水機団の指揮を執る土門陸将補が率いる“サイレント・コア”部隊も台湾上陸を果たし…。台湾南部の高雄・左営軍港に、ついに自衛隊が上陸した。首都台北を南北から挟む基隆市と桃園市では、中台両軍の均衡状態が崩れようとしていた……台北に戦禍が迫るシリーズ第七巻!台湾侵攻8-戦争の犬たち大石英司台湾の首都台北を囲むように、日台連合軍と中国人民解放軍が睨み合いを続けている。その頃、中国の民間軍事会社S.I.Sの精鋭たちに人民解放軍から指令が下された。「桃園国際空港の制圧、確保せよ」折りしも、桃園国際空港の外れでは〈サイレント・コア〉原田小隊が、練度も装備もまちまちな現地の急造兵士を集めた即席混合部隊を組んだところであった……。〈サイレント・コア〉史上かつてないボリュームで贈る『台湾侵攻』シリーズ。台北に最大の危機が迫る激闘の第八巻!台湾侵攻9-ドローン戦争大石英司中国の気象操作が、日台連合優勢下にあった戦場に激震をもたらす! 台中、桃園、新竹、各地で激しさを増す戦闘はついに最終局面へ!台湾侵攻10-絶対防衛線大石英司中国人民解放軍の東沙島奇襲上陸に端を発した台湾侵攻は、尖閣諸島を巡る攻防で日本を巻き込み、全滅した第1梯団、一度は台湾南部の占領に成功した第2梯団、そしてこの第3梯団の上陸作戦へと進んでいた。戦争はすでに三週間を過ぎ、解放軍は数百機の軍用機と搭乗員、そして陸兵三万以上を失っていたが、台湾の首都台北に着実に近づいていた。その間、大陸では、COVIDー19を越える致死性の感染症が蔓延していたが、中国は、この戦争を止める気配は無かった。(本文より)大いなる犠牲の果てに、台湾は平和を取り戻せるのか……痛哭のシリーズ最終巻!いつ始まってもおかしくない中国による台湾侵攻を描いた小説ではあるが、緻密なデータの積み重ねでできた一大シミュレーションといえる。ロシアのウクライナ侵攻が今現在行われている中で、中国も同じ轍を踏まないように考えているだろうに、それでも侵攻するという中国の執念深さには恐れ入る。最後は予想通り、日台連合軍がしょぼいアメリカの支援を受けながら、かろうじて中国に勝利するのだが、講和の中でそれでも戦力の立て直しがなされた将来は再び台湾を併合しようとするだろうと予言していたのは、日本人には分からない同胞の絆がどこかに作用しているのだろう。それにしてもアメリカはいざとなると当事者として出てこないだろうことは分かるだけに、いかに日本はじめアジアの国々が自力での防衛体制を整えなくてはならないかということが分かると思う。
2023年09月25日
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久々お仕事系の本が予約してから何カ月か経って、やっと来たので、借りて読んでみました。コールセンターもしもし日記吉川徹ベストセラー日記シリーズ最新刊!今回もすべて実話の生々しさ~苦情&クレーム&恫喝&抗議、反論せずにお聞きします~ドコモ携帯料金コールセンター、パイオニア「プラズマテレビリコール受付、iDeCoコールセンターなどに派遣社員として勤務した著者が描く、センターの真実と、クレーマーとの手に汗にぎる闘いの記録。派遣で給料安くて大変なのに、ストレス溜まるだろうなぁ・・と思うととても自分にはできないと思いました。そういえば自分も先日、マイナンバーカードの件で区役所に電話したときに、保険証の紐づけと紙の保険証の廃止に関して、あまりにも他人事のように返事するのでちょっとカチンとして強く文句を言ってしまったことがあった・・大いに反省。
2023年09月19日
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医療系の本のお薦めをネットで検索して見つけた一冊で柿木にあったので、読んでみました。深紅の断片 警防課救命チーム麻見 和史「少女が閉じ込められている。早く助けないと死ぬ」。不信人物から、謎の119番通報を受けた若き救命救急隊チーム。駆け付けた彼らが目にしたのは、衰弱した少女……その背中には不可思議なシールが貼られていた。傷ついた少女は事件の被害者なのか。そして電話をしてきた人物は。トリアージタッグと言われるその色鮮やかなシールは何を意味するのか。次の命は渡さない――救命隊が凶悪犯に挑む、緊迫のサスペンス。医療系とはいえ、事件に翻弄され、それを解き明かす主人公が救急隊という設定。治療順位を決定するトリアージを伏線に物語が展開していく。違う角度からの推理が進んでいくのが面白い。
2023年09月13日
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今回は、久しぶりに数多作品を柿木図書館で見つけたので読むことに。北方領土秘録――外交という名の戦場数多久遠北の核・ミサイル実験が続き、米国大統領選挙が行なわれた2016年12月、首相の地元・山口長門での日露首脳会談で北方領土返還交渉は解決するはずだった。それが一転、突如暗礁に乗り上げた――今、「国防」とは? 元幹部自衛官の著者が、インテリジェンスというもう一つの“戦闘”を描く!「北方領土におけるロシアの完全な主権を“戦勝国"が認めるだろう」――ロシア大統領ウラジミール・プーチン(2016年11月20日 リマでの首脳会談に於いて)2016年12月、北方領土問題は解決すると予想されていた。日露首脳会談の地を、首相の地元・山口県長門市としたの、“解決"を歴史に刻む用意であったことは想像にかたくない。しかし、先立つこと一カ月、ペルーの首都リマでの首脳会談を経て、首相、政府関係者の発言は急激にトーンダウンする。そして長門では、経済協力を宣言したものの、領土交渉に関してはなんら進展なしという結果に終わった。これは、専門家でさえ首をかしげる不可解な経過だった。本作は、当時、水面下で何が起こっていたのかについて、一外交書記官の目を通し、ワールドワイドな〈インテリジェンス〉という、もう一つの“戦闘"に肉迫せんと試みた小説である。 著者史実を見事な推論の組み立てで解き明かした小説?真実?外交の戦いを描いたもので新鮮な驚きの連続だった。実際外交の裏では丁々発止のやり取りが行われているのだろう。
2023年09月08日
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