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肥満、糖尿病、肌のシミ・クスミ・小じわ、記憶力低下、鬱、生理痛、
不妊症、冷え性、糖質によるカルシウム破壊に伴う骨折・虫歯・
イライラ・無気力・無関心……確かに糖分を摂り過ぎるとロクな
ことがない。
そこでWHO(世界保健機関)は2014年春に糖類摂取量に関する新しい
指針を発表した。
この指針に従うと、普通体形の大人が1日に摂取する量は約25gだ。
25gは大変に少ない。
WHOによればスプーン1杯のケチャップには約4gの砂糖が含まれ、
炭酸飲料1缶には約40gの砂糖が含まれている。
因みに、日本人の砂糖消費量は1日45gで、米国の2分の1だ
(2014年、農畜産業振興機構)。
が、これは平均の話で、青少年の消費量は米国に負けていない。
というようなことは、誰でも知っている。
だから糖分を減らそうとする。
しかし、甘いもの食べている時の、あの幸せな気分は何ものにも
代えがたい。
ならば、アステルパームなどの人工甘味料があるではないか……
と言いたいところだが、人工甘味料は安全上の問題がイロイロ
取りざたされている。
イギリスの科学誌「ネイチャー」(2014年9月)には、人口甘味料
で糖尿病のリスクが増すという論文が発表されている。
砂糖もダメ、人工甘味料もダメ……となると救いが無さそうだが、
ひとつだけある。
ステビアだ。
ステビアは天然の非糖質系甘味料だ。
人工甘味料のように化学合成ができないので、工業製品には
向かないのだが、安全性に問題は無い。
ステビアを栽培するのは難しくない。
五月頃には種蒔きするが、六月に挿し木をする。
花が終わった後の十月下旬ごろに収穫する。
甘みが一番高くなる時期だからだ。
種からだと甘みにムラがあるが、挿し木ならその心配は無い。
南米原産だけあって寒さには弱いので、霜除けは必須作業。
小まめな追肥も必須。
収穫したら枝と葉を煮だし、煮詰めてシロップにする。
葉を乾燥・保存して紅茶に浮かべるといった使い方もある。
煮詰めると、砂糖の200~300倍の甘さとなる。
作ったシロップを販売してもいい。
通信販売でも300mlのステビア濃縮液を1万円くらいで販売している。
だからと言って、この価格以下で売らねば……などと考える
必要は無い。
無農薬・無添加で心を込めて作るのだから。
葉を形と色を残したまま乾燥して美しいガラス瓶に入れたものを
販売する方が、シロップを販売するよりはオシャレでいい。
もちろん通販では手に入らない。
挿し木用の苗木を用意してワークショップを開催するのもいい。
健康論議が弾むはずだ。
すると別な月3万円ビジネスに発展する。
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