Comments
Freepage List
「薬用植物ステビアの抗糖尿病作用に関する分子薬理学的研究-ステビオサイドのインスリン抵抗性改善作用」という研究論文が第49回日本糖尿病学会で発表されました(千葉大学大学院薬学研究所)。
要約すると、「本来、血中糖(グルコース)濃度が一定レベルを超えると、これがシグナルとなってインスリンが分泌され、神経、筋肉、肝臓等の各細胞がグルコースを正しく細胞内に吸収することによって、正常な生命活動が発揮、維持される機能を人は持っています。
しかし、この各細胞の吸収機能が何らかの抑圧(例えばストレス)によって低下している場合は、結果としてインスリンが正しく分泌されていても血中濃度が高いままの状態となり、いわゆる2型糖尿病の状態となります。
現在、この状態を良好に改善する薬は意外と少なく、医療薬事関係者や国家としても、その対策に腐心ししているところです」と述べています。
日本において、2型糖尿病で困っている人は1600~1700万人といわれ、糖尿病予備軍はますます増えています。
ところで、今回の研究で発見された薬理は、この各細胞の血中グルコースの吸収機能の低下に対し、正常な吸収機能に復元が可能であることを科学的理論と実験データにより明らかにされたことは注目すべきことです。」
PR
Keyword Search