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しかもあなたが大宇宙のどこで人間を発見しても、このことは真実ですよ。
大体に人間というものは万物と調和して平和に暮らすことを好むものなのですが、あちこちで少数の人が個人的なエゴと侵略思想とをもって生長しますし、どん欲になって他人に権力をふるっています。
このことは、人間は創造主の法則に従って生きねばならぬという教えがあるにもかかわらず、私たちの惑星でも起こる可能性があります。」
「しかもこのような態度が悪に至ることを私たちは知っているのですが、宇宙の法則に従っている私たちは、ここの兄弟たちを束縛することができないのです。
それで大昔、多くの惑星の賢者たちの会合で、このような利己主義者を生存可能な新しい惑星へ送るように決めました。
こんな場合には、多数の太陽系中の最低段階の惑星がこうした罪人の追放場所として選ばれたのです。
そこで、いま述べたような理由から、この太陽系の内外の多くの惑星から来たこの始末におえぬ者たちの新しい住み家として、太陽系内の地球が選ばれました。
この罪人たちは、地球のいわゆる“厄介者”でした。
私たちは彼らを殺すことも監禁することもできませんでした。
というのは宇宙の法則に反するからです。
しかし彼ら追放者はすべて同じ傲慢な性質の者ばかりでしたから、だれも他人に譲歩しないと思われるので、結局は自分自身の調和を完成せざるを得なくなるでしょう。
この人々が地球の“12の種族”の真の源泉です。
そこで彼らは多くの惑星から宇宙船に乗せられて地球へ輸送されたのです。
今度は最初の志願者たちに与えられたような、いかなる種類の装備品や必要品などはありません。
すべての人々は各自の惑星で充分な教育を受けて、土壌、無機物、大気、その他肉体を維持する上に必要な多くの物事について知っていました。
この新世界では、彼らは自分の知識を応用して、自分が供給する物だけで生活を始めねばなりません。
これは彼らを働かせることによって自分たちのもつ才能を引き出させるためであり、創造主の願いに従っている人々すべての囲いの中に彼らを引きもどそうとしたためです。
これらがあなたがたの聖書に出てくる“堕落天使”です。
つまり高度な生命の状態から落ちて、この世界にいま存在する悪環境のタネをまいた人間たちのことです。
この人たちを地球へ連れて来てから長いあいだ、多くの惑星の人々がしばしば彼らを訪れて、許すかぎりの援助と指導を与えようとしました。
しかし彼らは高慢で反抗的な連中で、私たちが差し出した援助を受け入れようとしなかったのです。
それでも最初の衝突のあと、長いあいだ彼らはたがいになんとかうまく生きることができました。
その当時の地球は確かに“エデンの園”でした。
すべてが豊かで、食物や生活の必要品にも恵まれて、自然は豊かであったからです。」(9)
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