ATOK土木用語製作所オホーツク工場＆MS-IME土木用語研究所えりも分室

◆P12　追跡岩手・宮城内陸地震「臨機応変の突貫工事で決壊防ぐ」より

P１３の仮排水路の写真は壮観

狭いアングルの撮影に、バックホウ（油圧ショベル）が１６台が収まっている

東北地整の写真だから転載してもいいでしょう。

◆P78総合評価実践塾　第4回技術提案書の書き方

このシリーズは、参考になります。

ただ、この記述は 「総合評価標準型」 をターゲットにしているのかな？

P80にある技術提案書の作成[提案書作成の留意点]を 「総合評価簡易型」 の観点から見ると （注意）発注者によって評価の手法が異なるでしょうからあくまでも参考で！

１．文章は箇条書きで簡潔に表現する 。（以下、青文字が日経コンストラクションの記述です）

これは簡易型も同じ 。（以下、赤文字はあくまでも管理人の主観です。）

２．あいまいな表現は使わない。

　確かに標準型においては、「目標とする」や「努力する」の表現は評価者（甲）に嫌われます。評価して良いのか悪いのか判断に迷いますし、施工時の履行を判断出来ない。また、設計変更で対象とするのしないのでもめることも考えられます。

　簡易型においては、言葉尻が「～を目標とする。」と曖昧な表現としても「～を」の部分が適切な表現であれば評価されることも有るように思います。この点は標準型よりはかなり甘い部分かと！

３．小さい文字でびっしり書かない

　使用する文字のポイント数と紙面の枚数は、入札の手引きで縛られていることが多いでしょう。　簡易型では、紙面がきわめて少ないですが、なるべくたくさん 「評価される用語」 を書いた方が評価が高くなる確率が有ると思います。ですから多少見づらくなってもびっしり書いた方が得な気がします。（もちろん履行できるものです）

４．イラストやイメージ図を活用する。

　上記３に記述したとおり、簡易型では紙面が限られていますからイラストやイメージ図は無理に入れる必要が有りません。そのスペースに「評価される用語」をちりばめた方が...

５．白黒でコピーしても図が判別できるようにする。

　簡易型では、白黒ベースで行うのが良いです。「簡易な工程表」を提出するときもカラーにはしないことです。

追補６． 現場状況に精通していること、あるいは提案書提出に当たって現場踏査していることをアピールする。

　簡易型は、単純な工事が多いので既存の” 提案書を使い回し” することが考えられます。これがもし同じ評価者の目にとまったら間違いなく社のイメージダウンです。（やる気がないと思われてしまう。）

　提案者が思っている以上に、評価者（甲）はシッカリ、技術提案書を熟読しています

　たとえは、単純な「切削オーバレイ工事」の現道交通への安全対策がテーマとして求められていたなら、「小中学校の付近は...」の表現を、「当該区間は日交通量○○台、大型車混入率△△％であり、付近には××小学校が...」のようにするだけで、評価者は”この社は考えているな！”と思うでしょう。特に簡易型は 地域への精通度 を甲は期待しています。 この表現だけならコストはかかりません

この手のコストのかからない表現方法は、他にもまだまだ有ります。

ご紹介はそのうちに

◆広告別冊　NETIS

なかなかいい付録です。

しかし、P４の「公共工事における新技術活用システム」の図は、よくわかりません。

役所が作る図は、主張したい言葉をちりばめるだけで、ビジュアル（読者をとらえる努力）には配慮しませんから。複雑な気持ちです

この日記には関係ないですけど
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