スチュワデスが呆れたドクタートヒモイ公式げすとはうす～世界は基本的に広い～んですけど・・

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世界遺産訪問

トイモイ

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2009.07.11

日本中には、ディズニーランドとかパルケエスパーニャとかオランダ村とかＵＳＪとか、まあ、テーマパークはごまんとあるが、仏像をテーマにしたパークは数少ないと思われ、そして、見事に、破綻寸前である。

ユートピアである。日本語に訳すと、完全管理社会である。

一瞬、入っていいのか、迷うのである。何せ広大な駐車場に車が0台だからであった。

更に、広大な駐車場を風の如く突き抜けると、数台だけ、車が停まっていたのであった。温泉があるからである。あっ、ブッダのテーマパークもある。

但し、温泉観光ホテルはとうの昔に破綻し、ぺんぺん草しか生えていないのであった。ブッダのテーマパーク見て、泊まろうか・・・そんな奴あんまりおらんやろ、素人の私でもそう感じるのであった。

いや、改装中か、永遠に・・・え、観音スーパー？？？意味なし仏像素人専門家のあたしでさえ、初めて見る単語であった。殺生とか餓鬼とか六道とか因果とかといった宗教用語であろうか。

階段を登ると、ラッキーパンダ・・・仏陀の時代、インドにもパンダがいたのか、ＯＫＯＫ何食べてるんだろうね、パンダ、ＯＫＯＫ，エブリバデカムダウン・・・。

1日4秒だけ、協力してください、ＢＹ加賀の湯。

さて、長い回廊を歩き、（回廊じゃねーよ）、入場は、人に溢れると想像したのであろう、クルクルゲートを通って、先に進むと、３０代ぐらいの女性と、６０代ぐらいの（うちわで扇いでいる）男性がいて、チケットを売ってくれた。久しぶりに人間を見た。

まずは、エメラルド観音からか。

ピサの斜塔よろしく傾いてますけど・・・

背広と着物の混在した時代不明の庶民がまとわりついて鬱陶しいんですけど・・・

まあ、こういう余興的なものもあって、２秒ぐらいで終わり。何故かありがたさがないのが残念。信仰心が足りません。

さて、７４メートルである。しかし、最近はデカ観音には食傷気味なのであった。

おや？これも中に入ることが出来るのか、と思った青春のど真ん中で君を愛した、状態であった。

信仰心が足りず、ピラミッドのときもパワーを感じず、新たな出発も一歩も踏み出せませんでした、ゴメン。

また四国４４箇所めぐりかよ～。このまえしたところだよ、三重県で。

壁にはびっしりキンピカですね。

目が痛い・・・まぶしくて、見えない・・・

うぉっ、スモール仏陀、それも、寄進。

悪い予感がよぎるのであった。

今回も、８環、ハーネス、ザイル、ランタン、アイゼン、ピッケルを用意し、アルパインスタイルでのアタックである。

しかし、ぐるぐる螺旋階段上がっていくだけで、同じ肯定の繰り返し。これは、ヨーロッパの教会のようだ。景色が違うけどだ。

もういい加減、死にそうにぜいぜいなった頃、頂上に着いた。観音登山は虚しいのだ。目的や目標を失うから。そして、自分のスタンスが分からないから。アノ山の頂上まで登れ、といわれると、目指しながら歩けるけど、どのくらい歩いて、どのくらい進むと頂上か分からない状態で、登れと命令されても、虚しいだけ。

大変、素晴らしい景色であった、田舎に行けば、どこででも見られる風景であった。白山は何故かまったく空が白くて見えなかった。だから？だからなんでもないよ。脱力と汗。

しかし、この観音さん、一番目立つが、こんなのは序の口、虚しさを吹き飛ばす、ザ・ワールド、或いは、キングオブブッダが、そのあと、展開することになるのであった、次回、いつかを待て、誰も待ってない！