How Deep Is Your Love

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墓参りその後 Vol.2



…やはり今回もこけた。
今回に“も”がつくのが、わかっていてもやはり悔しい。
このままでは帰れない。がvv
ふふん、こんなこともあろうかと次に行く場所は
とっくに決めてあるのだったv(なぜか代替案を用意している自分もなさけない 笑)
「じゃあさ、あそこ、行こ!あそこ。
(歳をとってくるとやたら指示語がふえる)
フレディーのおうちvv」
その情報誌には有名人の家までもなんときちんとした住所付きで掲載されている。りっぱな情報誌だ。(笑)
まるでいままでの出来事をわすれたかように
アールスコートをめざし、地下鉄の駅へとってかえす私。
わかっちゃいるけど、「またこいつやったな!」と
腹立ち半分、してやったり気分半分で付いて来るヤツら。(笑)
フレディーのおうち。それはメゾネットタイプの長屋が多い
London市内の物件たちのなかにあって
都心部にある一戸建て、というのが懐具合を顕著にしめしている。

さて。
ちょっとここから脱線させてもらうことにする。
アールスコート駅には徒歩すぐの場所に
アールスコート、というホールがある。
ウエンブリーアリーナとともに
大きな規模のコンサートができるホールで
滞在中、リンダとの最後のワールドツアーとなった
ポールマッカートニーのソロライブがあった。
(1993年秋。日本にもツアーでやってきた)
私は高校時代“Wings Over America”を
毎日毎日聴きこんだポールファンだ。
同居人なんかより思いいれも強い!お約束のごとく
抱っこベルトに次男をかかえ、(当時生後5~6ヶ月…かな?)
さっそうとチケットを買いにホールにでかけた。
が、そこでチケット売り場のおばちゃんと押し問答となってしまった…!


「明日のポール マッカートニーのチケット、まだ残ってますか?
どの席でもいいんですけど~」
『まだ、若干のこってるわよ。…
(しばし沈黙。私のかっこをなぜかじっとみるおばちゃん。そしておもむろに)_
え~…あなた、もしかしてその赤ちゃん、連れて入るつもり?』
「そのつもりですvv」
『だめよ。(やたらきっぱり。)会場内はとてもうるさいの。』
「そんなことわかってますってば。Rockのコンサートですから。
長男もこれくらいのころライブ色々連れて行っているし(実際
チープトリックとか、イエスとかに一歳児時代連れまわしていた 笑)
大丈夫ですよ」
『もう一度言うわ。会場内はとてもうるさいの。
あかちゃんの耳には絶対によくないわ。
それでもチケット買う気?』
…おかしい。チケット売るのが仕事のはずのおばちゃんが
チケットを売ってくれないらしい。なにかがおかしい…すぐに状況が理解できない私。
ポールがコンサートをするんだぞ??
しかも今回はBeatles時代の名曲を、
あのWings Over America以来
聴かせてくれている、とウワサのコンサートだ。
私の気持ちはもう決まっている。聴きにいくことしか
アタマには無い(笑)
「えっと…いままで何度もライブ行ってるんで
大丈夫ですよ。それに残ってる席って、一番上のほうの
はしっこでしょ?PAからは遠いし、なにかあったら
すぐ会場外にもでられますから。」
『…やっぱりだめよ。あなたにはチケットは売れないわ。』
…そんな、バカな。

負けた。強硬なおばちゃんだ。
別のブースに並べばよかった…が、後悔先にたたず、ブースは内部でつながっている。
でもこの分じゃ無理して坊主連れて入ろうとしても
警備のおぢちゃんたちにも止められそうだ。
くっそおおおお!!隣で自分の分のチケットだけを
買っている同居人がほくそえんでいる、ざま~みろvvと
いわんばかりに。

という、私にとっては曰く因縁つきの場所です。(前振り長すぎ 爆)
ながくなったんで……    To Be Continued

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