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この間、三島の倫理法人会で職場の人間関係をよくするコミュニケーションの方法」としてEQを紹介したので、EQ繋がりの話を今回はします。
「EQ」は心の知能指数と言われ、自分や他者の感情を感じ取ったり、上手く活用したり、理解したりするコミュニケーションの方法なのですが、この文章の通り【感情】に焦点を当てています。
実際は、感情と行動に焦点を当てるのですが、まずは感情に焦点を当てます。
そして、表題に書いたとおり 「感情には2種類」
あるんです。
え?
喜びや怒り、悲しみや嬉しいさ・楽しさなど2種類どころじゃないんじゃないの?と思ったでしょう。
細かく分類していけば2種類どころではないでしょうけど、広義で捉えると2種類なんです。
一つは 何かに反応して受動的に浮かび上がってくる感情で
もう一つは 想像力を駆使して自分で生み出す感情です
一番目の 「何かに反応して受動的に浮かび上がってくる感情」
は、あなたも日常でよく感じている感情です。
お店に買い物に行ったら店員さんが無愛想で、あなたが探している品物がどこにあるのか質問したのに、ちゃんと説明してくれなかったり、「ないよっ!」と吐き捨てるような言い方で対応された時に、「何だよ! この店員は!!」とムカついたり怒ったりした時に出てくる感情です。
他には、意中の女性から「渡辺さんって頼りがいがあって素敵ですね」なぁ~~んて言われた時に浮かび上がってくる「やっほーーーっ 嬉しい(^0^)」 という感情です。
二番目の 「想像力を駆使して自分で生み出す感情」
は、あまり聞きなれない感情かも知れませんが、実はあなたも無意識で創り出したりしています。
例えば、仕事で間違いをしてしまって上司から怒られて気が滅入っている時に、得意先から急用の電話が入り電話対応しなければならなくなったら、【気分を入れ替えて】お客さんからの電話に対応しますよね。
この時、上司に怒られて気が滅入ったままで暗い口調で覇気が無い電話対応しますか?それとも、明るくハッキリとした口調で電話対応しますか?
勿論、明るくハッキリとした口調で対応しますよね。
この時の、、【気分を入れ替えて】というのが、EQの能力でもあり、「想像力を駆使して自分で生み出す感情」の片鱗でもあります。
もっと 核心的な「想像力を駆使して自分で生み出す感情」
は、落ち込んだ時に楽しいことを思い出して気分を回復させたり、目標達成をしている自分をイメージしてモチベーションをあげたりすることを言います。
一番目の 「何かに反応して受動的に浮かび上がってくる感情」
は、「ナイナスな感情」も「プラスの感情」もありますが、その時受けた静的な感情です。
二番目の 「想像力を駆使して自分で生み出す感情」
は、「ナイナスな感情の状態」から、自立的・自律的に「プラスな感情」にシフトする感情で動的な感情です。
そして、私がセミナーやコンサルティングコーチングで紹介したり、自己実現へのサポートをする時に利用するのが二番目の「想像力を駆使して自分で生み出す感情」であり、EQの真骨頂はこの二番目の「想像力を駆使して自分で生み出す感情」でもあります。
続きの話は次回に・・・
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