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2006年04月12日

ボランティア考

カテゴリ：終の棲家

アニマルクラブ石巻

不要犬猫のレポートに飼い主に見放された動物達の 悲痛な叫びと悲しい末路 が掲載されています
何故『不要』？
命に『不要』なものなどある?

産ませたのは誰？　　増やしたのは誰？

こんな疑問を山ほどぶつけてみたところで　解決の糸口はない

ボランティアとして頑張って下さる人達は　決して時間やお金が有り余っているので道楽をしているのではない
仕事もあれば　家族もいる　『捨てた人』『拾った人』と何ら変わりはない状況を持つ人間なのである

後はひとたび手を出した責任感から『命』を繋ぐ事に労を惜しまないだけなのではないだろうか

ボランティア というものは誤解を受けやすい
連絡すれば引き取ってくれる所
怪我していたり事故に遭ったりしていれば必ず治療をしてくれる所

ボランティア資金など無尽蔵にあるわけはない
自分が働いたり　協力を申し出てくださる方々のカンパ等　貴重なお金が使用されているのだ

『猫が子供を産んでしまったんですがどうしましょう？』 あなたはどうしたいのですか？
『怪我した犬を見つけたんですがすぐ来てくれますか？』
大人なら御自分の考えや行動を伝えた上で協力を仰ぎませんか？

里親探しや獣医師の紹介　育て方　飼い方のサポートをする為に頑張っている人達なのです

丸投げでおんぶに抱っこ状態を期待して来て 『え～～っ！？　引き取ってくれないなら保健所に連れて行くから良いわ』 等とは間違っても言って欲しくない

知恵や経験に基づくアドバイス　瞬時に確かな状況判断が求められる　ボランティアさん達の存在をしっかりと正しく認識して頂く訳にはいかないのだろうか

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