わんころりん☆にゃんころりん

わんころりん☆にゃんころりん

2007年03月13日
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カテゴリ: こころ
多くの犬が私に残してくれたもの・・・
ひたむきさ
疑わない心
ありのままの姿
生きるということ
その他にも書き尽くせないほどの財産がある

何でこんなに心から信頼してくれるのだろう
私はそれに値する人間なのだろうか・・

今人間の介護と犬の介護の為に時間を費やしている

介護だけに時間を過ごすことで『時間に追われる』という煩雑さをなくしたかったのである

日がな一日 犬の世話 時々出向いて人の世話
そうできる環境 体力にまず感謝
健康でいられることも毎日の規則正しい犬の散歩を35年以上続けさせて貰った事に起因するのであろう
できる事とできない事 その人にあわせて物事を行うことも犬から学んだ
我侭で自分勝手なことでは右に出る者も並ぶ者もいないと周囲の人から言われている私である
勝手気ままに好きなように生きてきた
我慢することもなかった
しかし犬と暮らすようになって『待つ』事を覚えた
その大切さをしっかり身に付けさせて貰った
おかげで子育ては何が起きようが腹を立てたり怒ったりせずに来た
叱る 』しかしそれは感情的に怒ることではない
あくまで諭すことである

一日中犬猫のトイレの片付けも至極当然の事 下の世話然り 食事の介助然り・・
人間は口がきける分腹の立つこともあるのかもしれない
しかし若干痴呆の入り混じった思考回路とは愛すべき会話を楽しむことにしている

よくそう聞かれる

母『お寺さんから法事の連絡があったの』 私『誰の?』
母『お父さんの・・・』 私『で 何時にするの?』
母『これからお父さんに都合聞いてみないと・・・今日帰ってきたら聞いてみて明日連絡するわね』
私『誰の法事なの?』 母『あら呆けちゃったの?○○ちゃん(私の名前) お父さんの法事って言ったでしょ』

こんな具合である
呆けちゃった人に『呆けちゃったの?』と聞かれている
愛すべきこの会話
私には笑い話でしかないのだが 世間では深刻らしい
この先何年こうした暮らしをしていくのだろう

相方君の母が1昨夜亡くなった 今夜がお通夜 明日が告別式
後にも先にも現在『 』と呼べる人はこのお方たった一人になった
付き合うさ とことん  何があっても・・・ 





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最終更新日  2007年03月13日 01時51分00秒
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