わんころりん☆にゃんころりん

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2007年11月22日
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カテゴリ: こころ
その昔 1頭のシェルティーを保護した
噛み付くことで長い放浪の旅の間 我が身を守ってきたであろうと推察できた
健康診断後に医療処置を施しシャンプーをしたらちょっと大きめではあるが立派なシェルティー
見ようによっては小さめのコリー

まだネットなんて普及していない時代
情報は全て紙の上だった頃の話・・・

迷子として保護していることを近県の新聞や広報誌にも掲載・・
一週間ほどして各方面から手応えがあり面会に来る人の多いのに驚いた
もちろん電話の段階で特徴を伺い よく話を聞く『違いますね・・・』と御本人が言いながらも『会わせてもらってもいいですか?』と連絡を下さった殆どの方が犬を見に来てくれた



シェルテーがこんなに多く行方不明になっていることにまず驚いたのだが
会いに来る飼い主が皆 見知らぬ犬の首に手を回し顔をつけ 涙を流して異口同音に
『お前は良かったねぇ~ 保護されて・・・飼い主さんのところへ帰ったら今度は絶対離れちゃダメだよ・・・』
そして帰り際に『保護して下さってありがとう・・飼い主さんのところへ戻れるよう祈っています もし会えなかったら必ず新しい飼い主さんを探してやって下さい・・そしてこれは私の犬の写真と連絡先です もし何処かでシェルティーが保護されたら御連絡頂けますか?』・・・と

たった1頭の保護シェルティーに会いに来てくれたのは10人はいただろう・・
当時の記録は残していないが シェルティー飼いの犬に対する思いの深さを知った

確かにこの犬種 いなくなったときにその大きさを思い知らされる・・・
我が家に居たシェルティーも20年の生涯を終えた後 数年経ってもその存在に思いを馳せた記憶がある
いたときは元気でやんちゃで底抜けに明るく陽気なのが煩わしくさえ感じたが
いなくなってみるとあの賢さと明るさは比べるものが無いと気付かされる
・・・きっと探していたシェルティー飼いさん達もそんな思いを抱えていたのだろう



どんな飼われ方をしようが犬はその飼い主に千切れんばかりに尾を振る
そんな健気な気持ちを裏切る事はできないから・・





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最終更新日  2007年11月22日 16時38分40秒
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